ガンダム:RXからZへ鼓動   作:マウリア

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反ティターンズ組織、エゥーゴ結成

「両舷微速、進入せよ」

シナプス艦長の命令でサイド1のスウィートウォーターに入港する。

「ウォン・リーさんがどうやら出迎えてくれるようです」

エアーロックにの中に数人がおりこちらを見ており第2ドッグに入港をして停止すると停止した。

「ブレックス准将、クワトロ大尉、ロベルト中尉こちらへ」

私は3人をエスコートしながらコロニーへと入るとウォン・リーが何時もの渋い顔で待っており私に何か言いたそうだがブレックス准将がすぐ後ろにいるので挨拶をする。

「AE社ウォン・リーです。ブレックス准将ですなようやく会えましたな」

そう言って手をさしのべブレックス准将も握り返し、

「軟禁から助けていただき感謝する。AE社の出資期待させていただく」

そう言うと待たせていた車に分乗してスウィートウォーター内に入り大きなAE社の別荘の一つに到着した。

 

「皆席についたかな」

他にも十数名の連邦軍士官もおり長い食卓の椅子に座る。

「もう皆知っているだろうが挨拶をさせてもらうAE社ウォン・リーだ、ティターンズの横暴に我々も頭に来ている。なのでブレックス准将を呼び新たな反ティターンズ組織として宣言していただこう」

ウォン・リーがそう言うと中央の真ん中の椅子に座るブレックス准将が立ち上がり、

「地球連邦軍准将ブレックス・フォーラです。賛同してくれた諸君に感謝する」

そう言って皆を見回し、

「そして我々の組織の名前はエゥーゴ、Anti Earth Union Group としてアースノイド主義のティターンズを倒す」

そう言うと頷き拍手が沸き上がる。

「それではメンバーの自己紹介をお願いする」

そう言うとクワトロ大尉、ロベルト中尉、そして私の知らない士官が自己紹介を行う、

「ヘンケン・ベッケナー中佐です。今回新造された戦艦の艦長を務めさせてもらう」

「レコア・ロンド少尉です。情報士官として参加させていただきます」

「アブ・ダビア中尉、ヘンケン艦長の部下であり新造艦のランチのパイロットを務めさせてもらいます」

「アストナージ・メドッゾ曹長、メカニックのチーフを任されることになります」

「アンナ・ハンナ、AE社のメカニックをしております」

数人が挨拶を続け終わるとウォン・リーが、

「これから合流するものもいるだろうが先ずはAE社が新造した艦の紹介をしたい」

そう言うと中央に3Dホログラフィックで表示された艦が写りウォン・リーが説明をする。

ブレックス准将が、

「1年戦争にあやかってホワイトベースⅡとしたいのだが」

そう言うとウォン・リーは、

「連邦軍の名前の踏襲は困る。この艦はアーガマ、伝承と言う意味だ」

相変わらずの強引に困惑している皆を食事が終了後にただちに第2ドッグへと連れていき補給等を行っている。

オープンカタパルトがありMSハンガーは整備がしやすいようになっておりアルビオン級のノウハウが当てられており好評化を得ている。

艦内へ入り一通り説明を受けウォン・リーとブレックス准将、クワトロ大尉とロベルト中尉、ヘンケン艦長と私が会議室に入り今後を含めての話となる。

 

「先ずは運用のMSですがAE社で試作されているMSを配備することになり試作も含めてウォンさんが手配をしてくれます」

私がそう言うとクワトロ大尉が、

「GP01Fbをそのまま使用できないのか」

渇望してきたガンダムに乗れたことそしてかなりの高性能な機体にクワトロ大尉は愛着が出来ているようだが、

「申し訳ありません、連邦軍内ではすでに抹消済みの機体でありAE社としても表立っては使用を控えていきたいと考えておりその代わりのMSです」

そう言いながら試作のGP02の直系でありドム系の素性の良さを組み合わせた機体でありアクシズからの(クワトロ大尉からの提供もあったようだが)情報にあった新素材ガンダリュウムγを使った機体でありムーバブルフレームの新技術を取り入れた機体となっており運用する上では十分な機体だと、

「未だ受領していない機体に評価はな、むろんレビル殿には信頼をしているが」

クワトロ大尉は食い下がりガンダムに固執するのをブレックス准将が、

「クワトロ大尉、それでは新型の機体をγガンダムとすれば良いと思うが」

そう言うと難色を示したがガンダムを表立っては使わせるわけにいかないので拒否した。

 

ブレックス准将やクワトロ大尉が退出した後ウォンと二人になる。

「会長と直接話すのはいいがこちらに関係ある案件は知らせてくれれば助かる」

エゥーゴと違い私はあくまで会長とのつながりにだけ制約を受けているので影響力を保とうと言ってくる。

「絡む作戦はお知らせしますが、しばらくはテストと各コロニーをまわっての情報収集と言うことになります。無論ティターンズに対して動くならお知らせしますが私はあくまでエゥーゴの掲げる主義に賛同しているわけではないので」

「わかってはいるが表立っては出すなよ、わかっているようだがあくまで経済の活性化だからな」

この男も会長からは信用されてはいないのだなと思いながら話し合いを終えると出港準備に入る。

「それとハイザックは連邦での正式採用がされたから試作機はこちらで引き取る事になった」

そう言われてマーズ達には悪いがグラナダへの貨物船に載せかえて見送ることになった。

 

「本艦はこれより茨の園へと戻る。両舷全速」

シナプス艦長の号令のもとスウィートウォーターを出港し加速を開始する。

「途中追加の資材や弾薬等の補給を受けることになっている」

AE社からの補給が会長からの指示で行われることとなっておりハイザックに代わるMSの作成をすすめる事となった。

「左舷からライブラリーによるとヨーツンヘイム、照合完了」

こんな老朽艦が来るとは思わずしかし通常の輸送艦は使えないので納得しながらシナプス艦長が通信を開く、

「ヨーツンヘイム艦長マルティン・プロホノウです。依頼を受けた荷物の受領をお願いしたい」

どうやら1年戦争のジオンの残党であり今回はエゥーゴに参加をしたつてでと言うことらしく合流を果たした。

 

「ガンダム」

プロホノウ艦長は作業用に出したマーガレットコントロールのGPシリーズに驚き罠ではないかと動揺したがオッゴを見たときの方が驚き、

「それは」

思わず声を出してしまう、

「ジオンの少年兵が乗っていたんですよリモートで動かしていますが」

そう言うとほっとした顔で少年兵の事を聞いてきたので作業を手伝う所を表示させた。

「あなた方は不思議ですな、私もスペースノイドとかアースノイドとか関係なく暮らしたいものですな」

「優位性をとろうとすれば争いですからね」

お互い気に入り次回も補給を頼みながら別れて茨の園へと進路をとった。

 

「これからどうするつもりかね」

シナプス艦長から聞かれて情報収集と確認、30バンチのような悲劇を阻止する事を考え伝える。

「それと新たに依頼があった可変MSの設計を行いますが」

ムーバブルフレームを使った実証機的な機体であり実戦は考慮しなくて良いと言うことでアクシズの技術を使ってと言うことらしく設計を開始している。

 

「それとサイド7グリーンノアでMS開発と新造艦を製造していると言う情報も手に入れたので調べに向かいたいと考えてます」

ムーバブルフレームは連邦軍が開発した技術だが祖父の改革派の将校等からデータはもらっており断片的にだが今グラナダで製造されている試作機にはその技術を取り入れたが不完全としか言いようがなく、設計者としては本社の設計部にジェネレーターを含めた改修を依頼しており材料の新たな合金の提案を待つことになる。

 

「試験運用とはいえこの機体、この小ささで変形していくが格闘戦は考慮しないのか」

コーズと双子から言われてメタスと名付けたこの機体の事を言われて頷き、

「あくまで次期可変MSのテストベットだからな、格闘戦を考慮したらこのフレームじゃ持たない」

シミュレーションではMAからMSに変形させても問題はないがビームサーベルを持たせて切りつけると背中のユニットの重量に対して腕の付け根の負担が大きく変形機構に負担がかかるのはわかっていたのでそこを補強すると機体を大型化せざるおえなかった。

「先ずは製作に取りかかるか」

マーガレットに製作を頼みながらおやっさんとキシリアに図面を見せてテストの準備の確認をする。

「MAでの機動性テストとMSに変形時に生じるストレスの計測を行いたいが」

「ジェネレーターは背中の部分ですがフレームからのストレステストも行いたいです」

それぞれが通常のテストに加えメタスの機体を潰すつもりで限界まで行う事を決めて製造を見守る。

「しかしこんな柔そうなフレームで持つのかムーバブルフレームとか言うやつは」

おやっさんのよく知っているジムと比べればスカスカに近い機体であり率直な感想はそうなるだろうと思いながら、

「テストを重ねてあらたな、クイーンとネクストをMSサイズにMAをおりこんだ機体をと考えてますが鋼材と何かしらの閃きが必要と言うところです」

そんなことを毎日積み重ねていたらいつの間にか茨の園に入港をしていた。

 

「デブリが流れてきてるな、掃宙作業を行う」

おやっさんの一言で流れてきたデブりを回収し資源や使えないものは暗礁宙域の入り口付近に流して外から容易に侵入できないようにする。

ナラティブ、ウォーレン、ガズレイがオッゴを操り武装の代わりに取り付けているマニュピレーターで挟んで忙しく作業をしている。

ウェンディーもガザAEで作業を手伝っているが残りの二人はキシリアが教えている勉強のテストが思わしくなくおやっさんから怒られてパソコンの前で勉強をしている。

 

「自習、自習」

マーズとオレルは騒ぎたてキシリアがおろおろしている。

「課題後少しだからね、おねえちゃんと頑張ろう」

前に一度逃げ出しておやっさんから全員飯抜きの刑を仲良くくらっていたので座っているがとうとう、

「何でおいらたちだけ勉強べんきょうって言うんだよ不公平だよ」

マーズが言うのを私は、

「オッゴやザク何かを操縦するだけならそれでも良いけど、私たちが造ったMSにただ操縦して動かすって言うなら知識をもって100%性能を出しきってもらえないと」

「何でだよオッゴはやだよ自由もないし、にいちゃん達のがいい」

そうしてあげたいのは山々だがライブラリーから戦闘の動画を表示させ、

「これを見てごらん」

デラーズの戦いでGP01FbとGP03Sを知識と理解によって性能を100%出しきろうとした新米の少尉の姿が写し出される。

 

本来はコックピットにカメラはつけないがテスト機と言う機体なのでパイロットの動き等を確認して新たに改良を加えていくためのデータとして映像を残しておりそれを写す。

「お前たちなに」

おやっさんもこのパイロットの状態を見て無言に見続け他の連中も雰囲気を察して画面を見続け最後まであきらめなかったパイロットのライブラリーを見終わった後、

「白い悪魔って言ってたけど、あんなにがんばってにいちゃん達のMS乗ってたんだね、おいら頑張る」

そう言うと課題をし始め振り替えるとみんな揃ってそのパイロットに感謝をしながら自分達のできることを最大限頑張ろうとそれぞれが胸に秘めて作業に戻った。

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