ガンダム:RXからZへ鼓動   作:マウリア

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新しい仲間達

「ビダン夫妻が亡くなった」

アーガマの初陣となったガンダムMKⅡ奪取作戦は成功を納めたらしいが、

「マーガレット、アーガマとの回線をクワトロ大尉を呼び出してくれ」

 

しばらくすると通信ルームに現れる。

「クワトロ大尉、作戦成功おめでとうございます」

「ああ、だがリックディアスを私の過失で1機失ってしまった」

そう言うとフランクリンが息子のカミーユと共にアーガマに成り行きでガンダムと共に来てしまいその時にリックディアスを盗み出して撃墜されたと、

「カミーユ君は」

「知り合いかね」

そう言うといくつかの事を話し本人を呼んでくれた。

 

「何と言って良いか」

ナイーブなこの青年は自分の親が目の前で殺されたことに整理しきれない感情を出している。

「だから言ったんですよ父さんに」

「彼は私が設計した新しい技術のリックディアスを研究したかったのだろう、設計者のさがなんだよ」

「でも若い女にそんなの理由になりませんし、かあさんも何で」

わからない大人の感覚に純粋に戸惑っており私を見る。

「初めてお会いしたときにはカミーユ君の誕生を喜んでいたのだがな」

そう言われても納得できない顔をするので、

「今後はどうするつもりだ、大学の卒業ももうすぐだろう」

「あんな連中がいるところ戻れるわけないじゃないですか、ここに残りますよ」

「それならクワトロ大尉に許可を得ておくからこないだの可変MSの設計を共同で頼めるかい」

「わかりました、どうせここにいてもやることはないですからね」

「機会をつくって直接会えるようにするよ」

そう言ってナイーブなこの青年との話を終えた。

 

「何で、フルバーニアンが」

設計者であるパープルトンが見て騒いでいる。

「外見は前のままに近いが反応速度やスラスター出力もこないだ変えたばかりだからな」

コーズが呆れたように見ており、今はテスト機として改修を重ねており整備としてはおやっさんの小言が出てくるほど、

「ニナ、でも反応速度やスラスタ出力後はノズルの変更で3割は向上しているよ」

さすがは初代のパイロットと思いながらも、

「ウラキ少尉、すまないがフルバーニアンはマッケンジー大尉を専任としているだ」

そう言うと驚き栗色の長い髪のクリスがこちらに来て挨拶をする。

「クリスチーナ・マッケンジー大尉です。会えることを楽しみにしていましたウラキ少尉」

そう言うと勝手にさわった事かクリスの美しさなのか顔を赤くして、

「コウ・ウラキ少尉です。勝手にコックピットに入り申し訳ありません、ところで前のと違うフィールドモーターのこの部分ですが」

パープルトンが近寄り何か言いたげだがウラキ少尉の技術的な質問にクリスも説明をしており間に入ることができない、

「パープルトン君、悪いが機体の件には口を出さないでもらいたい、整備は構わないが」

そう念をおして何か言うのを無視して自分専用の設計室に戻った。

 

「早いなカミーユ」

アーガマとの秘匿の専用回線(参謀本部の)を使いリアルタイムで行うことができ設計図を間に話をはじめた。

「可変機構のMSプロットをあげてきたのですが」

マーガレットのサポートを受けられたとはいえ短期間に上げてきたのには驚き、

「いつの間にか保守的な考えをしてしまうようになったなと思うよカミーユ、君を見ていると」

AEの中では野心的だと思っていたがこの可変形態の機構については博士であろうと天才にはかなわないと思いながら、いくつかの経験不足を補いながら設計をする。

 

「このバイオセンサーと言うのはは」

ある時カミーユが気がつき指摘してくるのを、

「いま旧ジオンの技術でニュータイプ専用サイコミュシステムを小型化しているのだがその一貫でバイオセンサーと言う脳波を増幅してパイロットをサポートする物だが、理論で開発をしているから動くかどうか」

当然フェーベでも皆に試してもらってはいたが反応せずクワトロ大尉にと考えていたのだが、

「それをアーガマ宛に送ってもらえませんか」

同意して直ぐにAEに素材を送るように伝え補給と共に送り込んだ。

 

「レビルさん、ネクストは確かにステインメンの発展型ですけど、自分には自由度が少ないと感じます」

GP03をウラキ少尉の専用機としたが同時にネクストのデータ収集も頼んでおりクイーンとのドッキング後の運用テストもウラキ少尉が時間を忘れて行っており、

「ウラキ少尉、あまり言いたくはありませんがもうそろそろシャワーを浴びた方が」

「そうかな、自分では臭わないけど」

そうミリアと話しているとキース少尉がやって来て、

「ミリア、コウはこう言うところがあるから、さあシャワーにいくぞ」

「大丈夫だよキース、未だマーガレットのサポートを外した状態でのデータを取りたいから」

「駄目だ、あっ艦長」

そう言いながら連れていく時にシナプス艦長が、

「連邦の士官たるもの身だしなみにも普段から気を付けるように」

そう言われてあわてて二人とも敬礼をして自室に戻っていった。

 

「すまないなミリア君、ウラキ少尉はのめり込むと周りが見れなくなるからな、何かあればいってください」

「艦長ありがとうございます」

「ところであれが例の」

「そうなんだすけどレビルから作業の停止がまた出まして14回目ですよ」

そうミリアから言われて、

「私はMS開発は専門家では無いが可変MSはかなり難しいということだろう、長い目で見てやってくれ」

そう言われてミリアは大きく返事してネクストの整備に向かった。

 

「レビル、こりゃ整備のせの字も考えてないな」

いま組み立て中のネクストの次世代機の設計図面を3D立体で見ながらおやっさんから言われる。

「所詮は一機物ですからね量産機にするならユニットを既存の物に入れ換えればですが」

そう言いながら既存の物を当てはめるが収まりつかない、

「わかっちゃいるが、GP01とGP03そしてネクストと更に、マーガレットのサポートがあっても近い将来思いやられる。1年戦争のジオンのMS統合計画を推し進めた事に両手を上げて同意したくなる」

そう言いながら何も言えない私とコーズにため息をついて、g

「まあ、自分で乗り込んじまったからな、これ以上は言うまい」

そう言って止めていた製作を再開した。

 

「エイパー、ちょっといい」

クリスに自室に呼び出され座ると、

「AEの情報収集である人を探してほしいのだけれども」

そう言われてバーナード・ワイズマンと言う青年の名前と容姿を言われる。

「それってNT―1の」

そう言うと赤く青く顔色を変えながら、

「知ってるでしょ、仕事は仕事、プライベートはプライベートって」

「そうだね、わかった調べておくよ」

そう言うとマーガレットに調査を任せた。

 

「ようやく俺らの専用機」

マーズから言われたジオン系の機体であり、ガルバルディβの機体を強化し何れアステロイドベルトにと考えて設計した機体で、素性の良さを伸ばし見た目はガルバルディβと同じに見えるが高性能機でコーズやキースが欲しそうにしていたのを、

「にいちゃん達はジムキャノン改があるだろう、あげないもんね」

そう言うと早速試験運用を行うためウラキ少尉とクリス大尉がエスコートにつく、

 

「ガルRはマーズででる」

「ガルLはウエンディーで出ます」

オレルはガザAEを楽しんでおり気にせずに完熟を行っている。

二人はカタパルトを使わずスラスターで発艦すると手順通りチェックとテスト項目を消化していく、

 

「成長したと言いたいが」

シナプス艦長がおやっさんと話しているとマーズが少しだけ大きくまわりウエンディーとぶつかりそうになる。

何か言いたいが我慢しているおやっさんにかわり、

「マーズ、ウエンディー二人とも自信を持て今の失敗ならガンダムが何とかしてくれる」

そう言うと大胆にアンバックを行ったりしているとマーガレットが、

「警報、SOSです。どうやら難民船がティターンズのパトロール艦に臨検のため追撃を受けています」

「艦長」

私が言うと同意しながら、

「最大戦速、フェーベは難民船を救出する」

そう言うとデータが全てのMSに表示されると、

 

「にいちゃん、ティターンズの奴ら倒してやるぜ」

そう言うと不意にマーズのガルRが目標に加速する。

「クリス援護を、マーガレットもしもの時は」

コーズはキースと共にジムキャノン改で周囲の警戒を、私はネクストで出撃した。

「にいちゃん弱いものいじめのMS発見、俺達のハイザックじゃん」

自分達の取り上げられたMSを見てやる気になったマーズは難民船を包囲していたハイザックに向けビームライフルを発射した。

 

「やった当たった、やったぜにいちゃん」

「戦闘中によそ見しないの、右から2機左から1機来るわよ」

クリスの指示にマーズとウエンディーは頷きビームライフルを連射する。

「当たれ、ちょこまか動きまわりやがって」

回避され文句を言うがそこにビームが命中する。

「ナイス、ウラキ少尉」

「いえいえ、マーズが追い込んでくれたからですよ」

そう言いながら残りのハイザックは撤退をしていった。

「問題ない、感謝する」

難民船の船長が感謝を言ってくれ艦長が、

「ああ、この事は忘れてくれれば助かる」

そう言って難民船と別れ茨の園へと帰還した。

 

「デラーズのガトーの居たところか」

ウラキ少尉はあの時を思い出しており、パープルトンも何かを思い悲しみにくれているのを聞き流しガイドビーコンがマーガレットから出されて入港する。

「ここが本拠地だ、バナージ」

あれから自室に引きこもり勉強をしていた少年をようやく引っ張り出すことができて一安心しながらも、

「おじさんたちってスペースノイドにとって敵なの味方なの」

おにいさんと呼んで欲しいが、

「人類は地球から宇宙にあがるべきだと思ってる。政府が地球にあるからこんな揉め事が起こると」

「じゃあなんで上がれないの」

「母なる大地だからさ、地面に立てば安心してしまう、だからこそ宇宙に上がった人々は覚醒しニュータイプと呼ばれる人々が出てくる」

会長の顔を思い出しながらバナージと茨の園の中を歩く、

「ニュータイプって何なの」

「色々言われてるがお兄さんの考えだと、宇宙空間でも自分の立ち位置がわかる。そう感覚が研ぎ澄まされお互いを認識できたりと人によって様々だろうけど」

「いっている意味が抽象的でわからないよ」

バナージに抽象的と言われて自分でも頷きながら、

「認識されてから10年もたってないからね、ただ脳波で兵器を動かしたりも出来るから出来ない人たちにとっては危険だと言うことさ」

アムロ・レイの軟禁等を思い出しながら少年は質問を色々続けた。

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