「カラバのニューギニア基地攻略を援護せよと」
地上から戻るとAEからの指示書が来ておりリック・ディアスの地上換装様のパーツももう少しで完成すると、
「降下して合流の後、ニューギニア基地を攻略する」
艦長が言うとすぐに皆動き出す。
「クイーンは自立航行で軌道上を周回を周回させ援護をさせる。補給のため合流予定のヨーツンヘイムが急行中だ」
大気圏突入をするのに艦底部にドッキングしているクイーンをパージしなければならないので代わりにAEで雇っている貨客船にドッキングさせ大気圏離脱時の援護をさせることになる。
「本艦は降下後、マナドでカラバと合流しMSの引き渡しも行う」
パトロール艦隊の隙間をぬってフェーベの降下が始まる。
「しかし大気圏を何度も降下するが年齢的にきついなエイパー」
「艦長には未々頑張っていただかないと」
そう言うと少し笑顔で、
「わかった、しかし軍とは違うとはいえAEも思惑があるのだな」
「ジャブローは事実上戦略的にも敗けですからね」
そうい言いながらブリッジのシャッターがしまり降下した。
「複葉機着艦します」
「連絡用とはいえあんなのを使っているカラバはどうなんだ」
おやっさんと連絡要員を降下後すぐに受け入れるため海上で合流をするが、
「マーガレット、速度を落としてくれ」
「了解しました。レーダーに写らないため光学のみのセンサー確認ですが」
「問題あるまい100km程の速度で進入してくるからな」
おやっさんとマーガレットのやり取りでフェーベは速度を落としようやくまわりこんできた複葉機が着艦した。
「お久しぶりエイパー」
「久しぶりだねベルトーチカ、イルマさんは元気にされてるかい」
「はい義父は機会があれば会いたいと」
複葉機から降りてきたまだあどけなさが残る少女はベルトーチカ・イルマ、父イルマもAEの元社員で今は嘱託として仕事を受けて優遊自適に生活を行っており、1年戦争時に両親を亡くし戦いで息子を失ったイルマ夫婦に引き取られた。
「美しくなったねベルトーチカ」
そう言うと少しだけ嬉しそうにしながらも、
「エイパー、戦いを争いを続ける気なの」
ベルトーチカは両親を戦いで失い戦いを憎んでおり戦いだけに生きようとするものを軽蔑する。
「戦争の道具を造っているのは今も昔も自覚している。戦いたいかと言えばそう思ってはいないよ」
「貴方が開発を止めても誰かがすると言うこと、だけど自分の手を血に染め歓喜の声をあげるようにはならないでね」
そう言って誘導されGMⅡを引き渡しリック・ディアスをフェーベに引き取ると改良を始めた。
「これにあれを組み込んだんだね」
「はい、あの機体と同じようには出来ませんでしたがアムロさんをサポートできると考えてます」
「あれは」
「フレーム等の製造も終わりましたがフェーベでは出来ない作業があったため月のAEに送り出しました」
あれがエゥーゴに渡ればカミーユがパイロットになるだろう、
「それでこの横の機体も」
「ネクストの進化系、Zの重装仕様になりますが地上には向いてませんね」
「そうか、了解した」
その後は調整などを行うがバイオセンサーのユニットがなぜか引っ掛かる。
「マーガレット」
「例のクワトロ大尉の時と同じです。動きよりもセンサーの反応が早すぎてシステムがエラーを起こしてしまいます」
最終的にシステムの書き換えをする事に決まったが作戦には間に合わないとわかり、
「よろしければGP04ネクストを使っていただけませんか」
この機会にデータを取りたいと言うのもあり提案するとアムロは同意してくれた。
「初めましてクリスチィーナ・マッケンジー大尉ですクリスと呼んでくださいアムロ大尉」
「確か1年戦争時にNT-1の開発パイロットをしてくれていたよね、1度だけ報告書で聞いた名前だった」
クリスはアムロに名前を知ってもらえてたとわかり嬉しそうに挨拶をした後、ネクストの期待の説明をしていく、クリスのデータ処理能力はマーガレットも認めているほどでネクストのデータ収集で何度も乗っているので癖などを説明していた。
それを見ながらベルトーチカがこちらに来る
「エイパー、アムロ大尉にガンダムを供給できないの、ふさわしいでしょ」
「カラバに整備しきれるとは思えない、整備はマーガレットとAEの整備の手でないと能力は発揮できない、危険にさらすことになりかねない、新しいこのディジェはアムロさんが満足はしてくれると思うよ」
「わかったわ、でも今後宇宙に上がることになったら新型機の設計をお願いね」
そう言われ頷き、
「それとルオ商会信用できるのかい、AEからはウォンリーの娘が表の息子の嫁に入ったと」
「したたかな連中よ、でもカラバに対しては協力的」
何れにせよ再調査を会長にと考えながらクリスとアムロのやり取りをみながら、
「アムロ・レイは君にとって」
そう言うと少しだけ頬を染めながらアムロの元へかけていった。
「時間だ、全MS発艦せよ、アムロ大尉任せる」
シナプス艦長がそう言うと画面のアムロはヘルメットのバイザーをおろしながら、
「シナプス艦長ありがとうございます。長い戦いになりますが目的は必ずはたしてみますよ」
そう言うと地上専用に換装されたネクストがカタパルトから出射されドダイに乗ってMS隊と共に西へと向かう、
「エイパー、管制を任せる」
シナプス艦長から言われ改造が終わったブリッジが船体に沈みこみ戦闘ブリッジに移行する。
「マーガレット、各機とのダイレクトラインは」
「構築完了、レーザー通信モジュール出射完了」
そう言うと画面に次々とモビルスーツの位置、ティターンズの基地のひとつニューギニア基地に向け攻撃を開始した。
「多弾頭ミサイル目標の6割に命中」
初弾は迎撃されたがMS戦になり苦戦しているところに艦長の指揮により発射をする。
「中破したベルモンド機はアウドムラに回収」
機長であるハヤトの操縦するアウドムラは破損した味方の回収をしており危険空域まで侵入しており私は驚く、
「第2波、コーズ任せる」
コーズのジムキャノン改とマーズ達のガルRとガルLと共に旧式のMS隊が発艦していく、
「しかしGMはわかるがザクⅠまで」
どう見ても役不足だが1機でも欲しいカラバには貴重な戦力なのだが、
「艦長、このポイントに掩護射撃を」
「任せる」
マーガレットが画面に表示した目標に向けメガ粒子砲を発射し基地の防衛施設を次々と無力化した。
画面をアムロの乗るネクストを表示させる。
MS隊の戦闘に立ちMSや戦闘車両、対空兵器を撃破し狙われれば最小限の動きで回避しながらの戦闘にマーガレットもデータの整合性で悩む、
「クワトロ大尉と同じ動きをします。アムロ・レイ大尉もニュータイプと言うことなんですね」
同意するとそれをデータとして収集しAEの隠しポイントのデータバンクに送った。
「基地から降伏を受け入れると」
それを聞いて私も艦長もほっとして損傷したMSを受け入れ修理を行ったりしながら占領はハヤトのアウドムラが行いフェーベはサポートにてっしてようやく調整が終わったディジェを引き渡す。
「ガンダムをそのままとはいかないかレビル」
「アムロ大尉、フェーベに乗艦していただけるのでしたらですがクワトロ大尉にも同じように断りを入れました」
「わかった、今後もよろしく」
そう言って握手をすると一気に空へ上がった。