「コロニーレーザーか」
参謀本部からの情報でグリプス2がコロニーレーザーへと、
「AE経由でエゥーゴに知らせればいい」
皆は私が動かないのを怪訝に思っており聞いてくるが、私はエゥーゴと言う組織もメラニー会長と共に見切りをつけており会長の体調不良もあってウォンリーからの支援要請も受け流しており、その間にもコロニーを破壊や毒ガスでの再度の攻撃をティターンズがなりふり構わず行っているのを見続けている。
「何故見て見ぬふりをするんですレビルさん」
ウラキから言われるが私は感情を表に出さずに、
「最初に伝えたはずです。派遣争いなど一時的なモノでありティターンズがとろうがエゥーゴがとろうが変わらず、エゥーゴは連邦軍内の内乱でしかないんですよ」
「しかし内乱で数億の人々が殺されているのは事実じゃないですか」
ウラキの言うことも一般論はそうだが、
「星屑作戦で一般の兵士がどうしようとも上次第と言うのは身に染みたはずです。なれば我々が積極的に入らない理由もわかっているでしょう」
「しかし」
そう言おうとするのを手をあげて止めると話を終わらせた。
「私でも難しい、議会や参謀本部に力があろうと望みは叶えられぬと」
「そうですね、私も結局は力を借りその歯車に組み込まれつつあります」
画面でみる会長は急に衰えを感じさせており私と同じティターンズやエゥーゴやアクシズの動向や覇権はどうでもいいと思っており何れは連邦に飲み込まれていく、
「お前はあくまでだ」
そう言われて通信が切られた。
会長の願いも知っておりその工作も行ったが出来はするがそれが永久かと言われればそうではなくその結果に落胆をさせてしまっている。
「エイパー、義父の件で動いてくれて感謝しているわ、父からも色々でしょうけど私はあなたの行動を信頼しているから」
その後にも色々話をしたがしがらみがこんなに精神的自由を奪うとは今更ながらに考えさせられ動かない理由になっていた。
「未だにティターンズは健在か」
あの後、クワトロ大尉がハマーンに謝罪をしてアクシズとエゥーゴと手を組みグラナダを狙うグリプス2の核パルスエンジンを誤射だとハマーン破壊するが思惑通り勢力が大きいティターンズとも手を組もうと動いている。
「ルナツーの連邦艦隊もようやくか」
連邦艦隊を温存させたいのは参謀本部とも意見が一致しておりその様にもっていっておりティターンズ離脱後も日和見を指示されている。
その様子にウラキは納得はしてないが政治的な事だとシナプス艦長から言われてただ見つめている。
「ハマーンも思いきったことを」
同時間頃にティターンズと交渉を持っていたが
ジャミトフ大将が暗殺されアクシズをもちいてゼダンの門(旧ア・オバクー)を破壊したと言うことだった。
「1年戦争では大佐での戦いに勝利して大将まで上り詰めた男の最後にしてはお粗末」
会長と思想は同じだが過激に動き力をつけた男の末路を見つめる。
「エイパー、君の言っていたジャミトフは地球から人を一掃しようとしていたはずだが」
「そうですね、理想を部下が理解していなかった、コロニー落としもその一貫としてデラーズフリートの作戦に荷担したのもその一端です」
ウラキをみて話を続ける。
「ウラキ少尉を攻撃したのも一部の指揮官の暴走であったと」
「それならレビル、この戦いの結末は」
「あの時と同じ勝利者はいませんよ、彼らがあがこうとも連邦政府の支配は続くでしょう、刺激は必要と考えていますが」
端で聞いているバナージを見ながらその祖父を思いだし何れはと思いながら、
「我らは最初の目的通りMS開発を進めます。初期の様に手出しをすることは早々無いと思ってください」
こうして各自は設計に開発にテストにと動き回ることになった。
「例の艦の攻撃計画準備が整いました」
「ジャミトフ大将閣下は乗り気ではなかったようだが、もうためらう必要もない」
深い紺色に染め上げられたのぺっとした潜水艦のような艦が出港する。
「参謀本部から補給の情報を流してもらっております。しかしわざわざ本当に物資を積載しないでも」
「念には念をだ、連中の情報収集能力は危険だからな」
「それで極秘の建造計画と言うわけですか」
そう言って見送った。
「参謀本部からの補給とはどう言うことかなエイパー」
「何かあるとジャミトフが戦死をして歯止めがかからず」
「無視をするか」
「いえ、総力をもって迎撃をしたいと考えてます」
皆を集め説明をする。
「敵艦はこちらと同じかそれ以上の隠密性があると言うことかマーガレット」
「はい艦長、試作塗料の新しいのをAEの上が秘密裏に流したと考えられます」
マーガレットの言葉に会長の体調不良にマーサがかと思いながら輸送艦と会合するため出港した。
サイド5宙域からグリーンノアのあるサイド7へ向かう、
「第一戦闘体制を維持する」
シナプス艦長からの指示でそれぞれのMSに乗り込み待機しておりクリスのフルバーニアンとウラキのネクストにクィーンをドッキングして艦底部で待機をしておりコーズはステイメンにマーズはジムキャノン改に乗り残りはマーガレットがコントロールしており、オッゴにステルス塗料を塗り先行させていた。
「2時の方向からシャトル、航路の至近を通過します」
「進路変更フタマル」
マーガレットからの報告にシナプス艦長は直ぐに命令する。
ブリッジには双子がオペレーションで座っておりマーガレットが発見したものを精査して報告をしている。
「ネオ・ネクストはダブルワンガンダムとしコールはダブルワンとする」
今までの名前だと混同すると言うことで名前をつけ直した。
「シャトル進路変更、警戒をイエローからレッドへ」
こちらが進路を変更すると相手もわざわざ変更してきておりマーガレットが警告をだす。
「オッゴを前に」
近づけさせるとステルスでない本物のシャトルでありマーガレットがシャトルの航路データを調べると航路を誤った為の進路変更とわかり進路を変更してやり過ごした。
「合流まで8時間」
交代で休憩をと思っているとサイドに近いのかシャトルが2機表示された。
「予定の申請済みの機体です」
先行しているシャトルを確認すると問題はなくもう1機に向かわせるとオッゴが攻撃を受け不意に何もない地点から大型ミサイルが次々と現れた。
「後続のシャトルをロスト」
マーガレットからの報告にシナプス艦長と顔を合わせ急いでMSデッキに向かう、
「MSは至急発進せよ、敵艦はこちらと同じステルスで隠れている。MSもその可能性が大きい注意せよ」
私はEVで下に降りるとダブルワンに乗った。
「先輩気を付けてくださいね」
キシリアが発進の手順を手伝ってくれており私も、
「危なくなったら逃げるんだいいね」
「大丈夫です。先輩が私を守ってくれますから」
そう言うと頷きカタパルトへと上に持ち上がっていった。
「ウラキ突貫します」
クィーンでフル加速をかけロスとした敵艦の位置へと向かう、
「私達も前衛でコーズ良いわね」
クリス達のガンダムは前衛で防衛戦をしいておりブリッジの左右にはジムキャノン改がマーガレットのコントロールで迎撃を行う、
「バイオセンサーに問題なし」
すべてのチェックを終えるとカタパルトで前に打ち出された。
「上方より大型ミサイル36」
マーガレットからの情報が表示された瞬間弾頭が分裂し数百のミサイルが降り注がれた。
「マーガレット、対空ビームをスプレッドへ」
シナプス艦長は線での迎撃をせすに射程は短くなるが面での迎撃に切り換えを命じる。
私はそれを見ながら分裂してないミサイルが数発有り熱量を何故か感じられメガロングビームライフルで迎撃をした。
「核ミサイルだと」
射ぬかれたミサイルは通常の爆破の何十倍の火球をふくらませ次々と迎撃したのその数は3つ、電磁波の干渉ノイズが至近で発生しており機体には問題はないが通信障害が発生する。
マーガレットはその火球を潜り抜けてきたミサイルを次々と迎撃し進路を変更した。
「エイパー、ウラキ少尉と合流して敵艦を見つけてくれ」
シナプス艦長からの指示に直ぐに加速しながらマーガレットが出した予想進路の1つに向け加速し急なGでシートに押し付けられる。
「ウラキ少尉」
「レビルさん、敵MSはバーザムですがこちらと同じミッドナイトブルーに塗装されておりレーダーにはミノフスキー粒子散布下では探知が難しくジェネレーターの放出の熱は仕様より押さえられています」
機動性のクイーンを狙ってビームを放ちIフィールドで防御しているがグレネードランチャーでも攻撃を仕掛けてきており苦戦している。
「こちらは何とかします。早く敵艦を」
そう言われたがフェーベよりも放射熱と船体形状によりステルス機能が底上げされているのかセンサーに引っ掛からず、逆に何もないところからミサイルが発射され、そこに向かうが反応はなかった。
「マーガレット、敵艦は機雷のようにミサイルコンテナをばらまいている。パターンは読めるか」
「この相手は巧妙です。それよりもレビル、バイオセンサーを機体のセンサーとダイレクトに繋げてみては」
そう言われてリミッターと人体に対する影響が不明だったがフェーベに対するミサイル攻撃はかなり危険な状況だったのでダイレクトに繋げた。
「気持ち悪い」
思わずヘルメットの中で吐きそうになり唾を飲み込み加速をすると何かを感じられその方向に向かう、
見えないがそこに何かいるのは感じられており加速しながら大きく旋回すると後部からの発熱が探知できそこに向けメガロングビームライフルを発射した。
何もないその左側に命中すると爆発してレーダーに表示されており近づくと1年戦争の時にジオンが鹵獲して使用したマッド・アングラー級に似ており両翼のフィンの部分から次々とコンテナを切り離しそれからミサイルが発射されこちらに飛んできた。
MA体型のままミサイルの合間を通り抜け次々と命中させると爆発して轟沈した。