ガンダム:RXからZへ鼓動   作:マウリア

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ネオ・ジオン

「ハマーンはネオ・ジオンと名乗ったか」

AEからの情報を受け取りネオ・ジオンと名乗って各コロニーへと軍を差し向けておりシャングリラへと入港したアーガマからはカミーユとファが離艦した事を知らされる。

「ブライト艦長は幸運の持ち主、彼なら切り抜けられるだろう」

シャア大佐の言葉を聞きながらZZと呼ばれた重MSのロールアウトの知らせを受け誰がパイロットになるのかと一抹の不安を覚えながら設計室に戻り量産機の設計に戻った。

 

3Dモードで設計での整備の工程をコーズやおやっさん達と話をしながら行っているとアラートが鳴り響き急いでブリッジに上がった。

「こんなところまでネオ・ジオンが出てきているとはな」

エンドラ級と呼ばれる新造艦とムサイ改が2隻、このままでいけば接触することになりやり過ごすかとも考えていたが、

「レビルすまない、実戦を含めて沈めたいのだが」

シャア大佐の言葉に同意して遭遇戦を行うこととなった。

 

「11、シャア・アズナブルで出る」

カタパルトで射出されMAに変形しマーガレットのメッサーラと共にネオ・ジオン艦隊の上方へと上がりGMⅡ改をネィル・フェーベの前方に展開させ敵に発見され次第ダミーバルーンを展開させる。

 

「ハイメガ粒子砲チャージ開始せよ」

シナプス艦長が命令をしていく、

「目標、左翼のムサイ改」

チャージを開始するとそれで発見されたが艦隊戦では至近と言って良い距離でありミノフスキー粒子散布を行い始めた敵艦に向けシナプス艦長が、

「攻撃開始」

そう言うと発射され1擊で撃沈させた。

 

「上方」

マーガレットが画面で2機の軌跡を表示する。

その間にネオ・ジオン艦隊はMSを次々と出撃させ、わざと目立つようにメッサーラが攻撃を行うと上に向け14機のMSが半数ずつに別れて向かってきた。

 

「艦砲を全面に集中させ、MSは底部よりMSを迎撃させよ」

シナプス艦長の命令にマーガレットは反応しビームをMSに向けて攻撃、敵はガザC7機は散開したが遅れた2機が破壊され、更に下へ逃げた2機はGMⅡ改に迎撃され破壊された。

「そのまま追い込め」

対空レーザーが次々と命中し撃墜された。

そのまま対艦戦をネィル・フェーベは続けており半数を破壊したシャア大佐の11がエンドラ級を撃沈、メッサーラがムサイ改を撃沈させ残りも駆逐した。

「敵艦隊を殲滅、航路そのまま」

マーガレットがMSを収容しながら目的地に向かった。

 

「カミーユ、無事で何より」

アーガマを退艦したカミーユとファを迎えにサイド1のコロニーへ寄港しており無事の再開を喜ぶ、

「シャア・アズナブル、貴方がいて何故ネオ・ジオンをハマーンに」

私との関係以上にカミーユはシャア大佐に対して信頼しているようでアーガマを退艦したのもと言うわけで顔をみるなり言う、

「確かにな、しかしあの時はティターンズを私兵としてそしてエゥーゴの事を伝えたからな、結果と言うわけだしレビルにはこの戦いの戦後をと話あいをしているところだ」

そう言われ私も同意すると私を見て、

「大人と言うわけですね、エイパーはウォン・リーさんに何を言ったんです。あれから燃え尽きたように僕の退艦も了承してしまうくらいだし」

私にも会うなり言う、

「いずれはだが、エゥーゴはAEの総意ではない、そうやった結果と言えばそれまでだが」

そう言うと怒りを抑えながらカミーユは、

「僕も大人の事情が何だと言いたいですけどあの戦いで亡くなったエマさんやヘッケラー艦長、カツが救われませんよ」

「それじゃあ君は何をしたいんだい、学校も中退で町工場に勤めるかMSのパイロットに戻って戦い続けるのかい」

そう言うと横から、

「レビルさん、カミーユはさんざん苦しんだんです、少しは優しく」

カミーユの自宅で1度だけ顔を会わせたファが私に言う、

「だからこそAE以上の環境を与えMSの開発にと言っているんだ、戦いはなんのためと言っても個人それぞれの思い考え正義があると考えている」

「あんなことをしたティターンズをですか」

初期の頃もだが毒ガスを使ったりコロニーレーザーでコロニーをと、

「TOPとは違う現場指揮官バスク・オムの暴走だからな」

そう言いながら元々1年戦争でも現場指揮官を任されず、乗っていた輸送機が撃墜され捕虜となり拷問を受けたことでアースノイド至上主義として過激になったことをマーガレットがデータベースから表示させる。

「恨みでこれ程の人を殺すなんて、連邦軍はゴミですよ、いくら命令とはいえ実行する兵士にも」

 

「それならば、君も無駄なジャブロー降下作戦に参加し核を爆発させた愚か者の一人だよ」

「無駄ってどう言うことですか」

あの時の事を思いだしながら、

「私もAEもジャブローには戦略的価値はあの時なかったと反対をしたが、ウォン・リーを含むエゥーゴの幹部が強行した結果だ、それを知られわざわざ核をプレゼントされ非難を受けるはめになったんだ」

「シャア大佐、本当ですか」

カミーユはショックを受けクワトロ大尉時代の事を聞く、

「そうだ、私も作戦としては反対したが目先の功に焦っていたのだよ、あの頃のエゥーゴは今もだが」

「上が動く場合もあるが、現場指揮官の裁量によってもあのようなことは起きる。巨大な組織の弊害だ」

「じゃあジオンが、それを打ち破ろうとすることが」

そういうカミーユを私はシャア大佐を見て、

「そう考えて立ち上がれば多くの人が死ぬ総人口の半分、連邦は腐敗するが連邦政府だけが治めていれば国同士の戦いは表上はないからね」

会長の悲願である国の建設はこれと矛盾し利害が出れば争いが起こることがわかっているため、建国は容易いがと言うことを心で思いながら自分もシャアと同じかそれ以上のぺてん師と自覚しながらネィル・フェーベを出航させた。

 

カミーユは悩み苦悩したがファの助言もあり設計室にこもりきりで、ファが食事を持っていきシャワーにも連れていく状況であり、

「エイパーが言わぬならいいがカミーユ君は少し変わっているな」

昔のシナプス艦長なら怒鳴られていただろうが戦艦として生まれ変わったが母体はAEなので許容しており聞いてくる。

「彼もニュータイプですから感受性に戸惑いがあると思います。アムロやシャアのように大人になればと思っています」

そう言うと頷いてマーガレットとの話に戻っていった。

 

「エイパー」

夜中に自室のベルが鳴らされ起きるとカミーユが立っており招き入れ椅子に座った。

「この技術と言うかMSですが」

コーズも見つけきれない隠しファイルにたどり着いたようで聞いてくる。

「このRX―0って、この構想は何なんですか」

何かをさっした顔で私を怒りを抑えながら聞いてくる。

「世間でニュータイプはどう思われてると思う」

そう言われてカミーユは何をもってと聞き返してくるので、

「アムロ・レイが物語っている。初めて乗った機体で赤い彗星と互角以上に戦い無視できない戦果を上げた化け物だ」

それを聞いて何か言いたいが我慢している。

「連邦軍はそのわからないニュータイプと呼ばれる能力に恐怖を感じ味方とはいえ軟禁したのが物語っている」

私は棚からグラスを2つ取り出し氷を入れて酒を注ぎ1つをカミーユの前においた。

 

「単純にニュータイプには対抗できないと言うことだ、解らぬものの恐怖を無くすためにニュータイプ研究所が作られもしも自分達の前にニュータイプが現れればそれを投入して排除したいと」

ウィスキーをロックで飲みながらカミーユの苦悩の表情を見つめながら続ける。

「カミーユ、君がどう思っているかはわからないが、そのためにあのフォウと言う女性も投入された」

そう言われてカミーユは机を叩き歯を食い縛りながら私を見て目の前のグラスを見てそれをとると一気に飲み干す。

私は黙ってつぎながら、

「人をコントロールしようとすれば不安定になる。君も間近で見ていたはずだ、兵器としては不合格だ」

フォウを兵器と言われ反論したいようだが我慢に我慢を重ね、

「貴方ははっきり言う人です。僕もフォウも連邦軍としては兵器でしかないと」

私は頷き、

「そこでRXに戻る。ニュータイプを倒す為のMS、ニュータイプデストロイヤー」

「僕が目標と言うわけですね」

私は頷き、

「私が操縦して君の乗るZガンダムを圧倒的に戦い倒すことができると言うことだ」

「それでバイオセンサーやサイコミュフレームをフレームの一部として使用しニュータイプの感応波を感知すると増幅させその行動を制してという事だ」

「僕を倒す為につくるMS、わかりましたやりましょう」

グラスのウィスキーを飲み干すと急に大人びたと言うか青く繁っていた森が戦いで荒廃していた場所に少しながらもあふれた泉の水で森には戻れないが大きな木を育てようとする私が経験したものと同じように感じられ手を差し出しお互い握った。

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