「大佐、あくまでテストをかねています」
「艦長、わかっている。この機体がと言うよりは私がということだ」
ジオングは加速し、
「ベイト中尉、メッサーラ出るぞ」
「アデル少尉、ジェガンRでる」
大型ブースターになりさらに大型化されたMAがジェガンの偵察タイプを背中に載せるとジオングを追って加速をする。
「大佐がご指名だということだが」
「お任せするしかありませんよ」
本来は私が乗るつもりだったがシャアに言われて任せて作戦を遂行する。
「会敵まで600秒」
マーガレットがデータリンクで艦内のどこも見ることができ作戦のライブを見る。
敵はネオ・ジオン艦隊でありハマーン配下の強硬派と呼ばれるカレンゾ少佐の艦隊でありそれに強攻をかける。
「機体の異常は有りませんがメッサーラパイロットのベイト中尉の心拍数が上昇したままで、原因は体力低下に機体のGが」
「わかったマーガレット、歳をとりたくないものだな」
「オールドタイプの限界とも」
シャアの心拍数やその他の数値は問題なく攻撃を開始した。
「一撃ですか」
私でもエンドラ級の一撃の轟沈を驚きパイロットの能力に驚きとメッサーラが初撃を外し少しのずれがとデータを見ながら情報の解析等をおこないつつ次々と迎撃に出たMSを撃墜し帰投してきた。
「中々だが」
「これではないと」
出迎えるとシャアはそう言って顔は笑っているが明らかに不満でありやはり新型機の製造を進めることを決める。
「ベイト中尉お疲れ様です」
メッサーラはたいした戦果をあげられずに帰還しておりそれを屈辱を感じているのか無言で出てきてアデル少尉とパイロットルームへと引き上げていった。
「フィフスルナの譲渡も連邦政府でもおおかた」
「これを地球に落とす事になっても問題ないと」
一年戦争でのブリティッシュ作戦や星屑でのコロニー落としとは違いあくまでという意味で私は頷き、
「色々な意味で外からの刺激が必要ですからね」
「そう言うことにしておこう」
ネオ・ジオンが地球連邦に勝てるかと言われれば国力があまりにも違いすぎ飲み込まれるとしか高官を含め私も考えておらずその考えを使いシャアの望むものを与え私はその等価としてパーソナルデータを収集しており、この事を知れば批判を受けかねないが気にするつもりもない、
「量産機の先行型をAEで生産し大佐のネオ・ジオンに引き渡しを3か月後に」
「そうだったな、相変わらずAEも表では連邦軍の量産機をと言うことか」
「それが商売ですから、代金は出るところからと言うことですね」
いつの時代も、まあそのうち痛い目をという動きもでるだろうが、
「死の商人が戦争を作り出すと言うのが何時の時代もだ、それにのる私も大概だな」
そう言ってフェーベから会合のため一時離脱した。
「新たな部隊の創設ですか」
私には関係なくだがアムロ・レイを持て余してる連邦軍から何故か言われて困惑する。
「戦後を考えてだよ、アクシズの連中も同士討ちだが身内の跳ね返りどもに仕事をさせてと言うことだ」
今回の件はシナプス艦長に頼まれた件で借りを作りしがらみをと言うわけで自分に怒りを感じながら、
「それではコロニーの検閲を行う艦隊でよろしいかと」
「それは考えている。MSもバウアーからのがあるしな、それでエース用のMSをZではな」
性能が良すぎるのがアムロ・レイの能力が合わさったときの怖さがということらしく、
「わかりました、試作でMSに補助的にMAの変形が無しに運用できるのを考えており値段もですが性能も突拍子もないものではありませんよ」
そう言ってその試作のMSを表示させると参謀本部の高官は満足して通信を終えた。
「長距離進行用のMSですがこれをアムロさんの専用機だなんてどうかしてますよ」
自分でもそうは思うが軍上層部との話し合いでアムロを宇宙にあげるにはなので、
「つなぎといったら聞こえは良いが危険だと未だに思っているからな」
「この機体がサイコフレームも搭載せずバイオセンサーも限度がありますよ」
「受け取ってしばらくは何もあるまいカミーユ」
私の大人的な発言に裏より引きがあると考えたカミーユは、
「わかりました。シャアの機体と同等かそれ以上にしてみますよ」
「そうしてくれ、AEの技術開発部とアクシズとの共同研究で分子レベルまで出来そうだと言うことだ」
そう言うと設計室に戻っていった。
「隊長をMSパイロットをおりると言うのかベイト中尉」
「だましだましならですが、バニング大尉と同じらしく」
艦長の自室にベイト中尉が顔を出し話をする。
「しかしアデル少尉はいいがモンシア少尉はクリス大尉では押さえられぬぞ」
「その辺はモンシアもわかっているとは思いますが私もサポートしていきます」
椅子に座らせ艦長の範囲内であるウィスキーを取り出し注ぐとお互いグラスを持ち、
「お疲れ様」
お互いそう言うと酒を飲む、
「しかし艦長とはあれの件でバニング大尉から呼び出されたのが最初でしたね」
2号機がガトーに奪取されそこからここまで続いてきたと、
「さすがバニング大尉が推薦してきたパイロットだと思ったが」
「まあ、言い訳する気はありませんが大なり小なりジオンと泥沼のような戦いをした尉下は兵士も含めですからね」
確かに私はサラミスの艦長を経てマゼラン級オーバーフェクトに乗艦しておりルナツーに閉塞していた時期もあったが、地上では補給もままならず作戦も参謀本部からの地図上の命令により駒のように動かされ初期にはどれだけの損害が出たか、
「だからこそレビル将軍が動いたが現地にとってはか」
「まあジオンの奇襲により何れだけ非道かというのを連邦軍いや連邦政府の市民たちに政府がそれを刷り込ませましたからね」
「ジオンなら袈裟でも憎いか」
ある意味ジオン総帥であったギレンは参謀本部の思惑以上に人々に恐怖を与え結果が政府与党の支持率をあげる結果にもつながっており、
「ジオンが消えてもスペースノイドそしてネオ・ジオン、AE社も含めそうしているのかと思いますよ、あの青年も」
「貴公は気づいたか、この艦がなぜここにいられるのか、ある意味1年戦争前からのいや止めておこう軍人が政治を軽々しく口にすべきではないからな」
そう言って翌日皆に知らせたのだった。
「諸君ご苦労、集まってくれて感謝する」
「シャア大佐、いや総帥」
スィートウォーターでの新生ネオ・ジオンの会合であり、外で戦っているハマーンのネオ・ジオンとは別というか所詮はアクシズであると言う認識しかサイド3を含めた人々の気持ちであり勝っていれば嬉しいが支持はなかった。
「少し早すぎると思うのだがな、今はハマーンもいることだし」
「いえ、アクシズの連中の結果がどうであろうと我々ジオン国国民は総帥が立たれるのを待ち焦がれていましたから、あの演説の後に」
「そう言ってくれると私も嬉しい、連邦政府の腐敗は酷いものだからな身をもって知らされた」
そう言って集まった者を見渡し、
「地球寒冷化作戦を実行したい、皆の力を私にかしてくれ」
立ち上がり腕を広げると周囲から自然と、
「ジークジオン」
の掛け声がおこり終わることを知らなかった。
「ロンド・ベルか」
参謀本部が新設した部隊だが地方の部隊の寄せ集めでありMSもGM系にと、量産予定のジェガンタイプは許さず、ティターンズの件も踏まえ対抗馬には程遠い状況であり、
「カラバ等からも参加予定だが僕にもと言うわけではないらしい」
「アムロ大尉、ネオ・ジオンが終息しそれに代わる何かがでしょう」
「待つしかないか、相変わらずニュータイプは危険と言う認識なのだな」
ブライトも当然この戦役終結後に本来はロンド・ベルの指揮官になるのも十分だが同じ理由で閑職にまわされる予定だった。
「いずれにせよアムロの満足いくMSの開発も続けていますので」
「そう願いたいものだな、量産試作機の受領は了解した。正規ではまわして貰えないからな感謝する」
そう言って通信は終わりハマーンとグレミーとエゥーゴの戦いが宇宙で開始されることになった。