「コースそのまま、ネイル・フェーベは作戦空域にはいる。第一戦闘配置」
シナプス艦長は軍の言い方であえてブリッジから行っており皆それで気合いを入れてそれぞれのMSで出る。
「レビルはZ0で」
「クリスはZ100ででる」
「ベイトはジェガンαででる」
「けっ、モンシアはジェガンβだ」
「アデルはジェガンγででます」
Z100はシャアの百式フレームでのZであり結局ボツとなった量産試作機であり、ジェガンはそれぞれに設計思想を変えたものである。
「ネオ・ジオン同士での戦いとなっており行かなくてもいいが、死ぬなよ」
お互いで自滅を待てばいいがハマーンだけはと思いながらあの少年がZZでと思いながら、
「僕はいかなくていいんですね」
「カミーユには今更だ、後ろのファが怖いしな」
「レビルさん、そうですよ戦わせないと言うことでフェーベに乗ったんですからね」
「わかっている」
そう言って5機編隊でそれぞれのブースターで加速をしていった。
「専用回線、いまさら」
こんな時にと思いながらスイッチを入れると、
「すまない、お願いがあるのだが」
「気にしませんよキャスバル」
「そう言ってくれると助かるのだが、ミネバを知っていると思うが」
この男は何をさせるのか今更の名前を出してきて、
「利用されないように保護してもらえないか、引き渡す準備は出来ている」
「良いですが、そのまま名乗られても」
「わかっている。良く言い聞かせるから」
そう言って通信が切れた。
「編隊、進路変更」
新しい座標を入れるとモンシアが、
「何でいドンパチにおじけついたか」
「頼まれ事を済ませるクリスは受領後ネイル・フェーベに」
「了解、これってコムサイ、古いわ」
座標には初期の巡洋艦であるムサイで使われていた大気圏突入用のコムサイが岩盤に張り付いておりクリスの機体が近付くと中からノーマルスーツが1人出てきて受け入れる。
「エイパー先に戻るわね、グットラック」
そう言うと変形して戻っていく、
「なんだなんだ、それだけかよ」
「それだけと不満ならコムサイを破壊してください」
「破壊だと、何なんだよおまえは」
モンシアは大きくわめき散らすので私は気にせずメガロングビームライフルで離脱をしようとしたコムサイを撃破した。
「さて、向かいますよ」
そう言って叫ぶモンシアを無視して加速してハマーンとグレミーのそれぞれの軍が激突している空域に向かった。
「強化人間か」
グレミーの配下には人工的に作り出されたニュータイプがおり劣勢を跳ね返しており、
「何だこいつら、ちょこまか跳ねがって」
「モンシア単機になるなよ」
「不味いですよ」
不死身の小隊の名を汚さぬように戦っており私もフレーム以外は新しくなったZ0でサイコミュを受信しながら動く先を潰していく、
「ハマーンはあそこか」
加速しながらビームを連射して狙うが綺麗に避けられる。
「レビルか、相変わらず感のさわるやつだ今なら私の下に来るなら」
「何でも手にいれたい、全くわがまま娘だよな君は、だから誰も最後にはついてこないんだ」
強い男の理想を追い結果的に漁夫の利しか得られず支持も受けることもできなかった女性にあえて言う、
「貴様、いやシャアや貴様達男は」
そう言いながら攻撃をしてくるのをビットを操るハマーンの思考を受信し回避していく、
「これを素で出来るカミーユは恐ろしいな」
そう呟きながら回避し続けているとZZが現れた。
「少年頼むぞ」
「言われなくてもわかってるさ、あんな危険なのをそのままにしておけるかよ」
ハマーンの鉄壁の仮面を引き剥がし悪意解放し周りに影響が出はじめる。
私はZZのサポートにまわりながらハマーンの悪意のエネルギーが頭痛を引き起こし受信機を切断して離脱した。
「ベイト中尉」
アデルが叫びそこにはモンシアをかばうようにジェガンが立ち尽くし次の瞬間爆散した。
「何でだよ、畜生嘘だよな」
モンシアが叫び狂うのをアデルが捕まえて撤退を開始する。
どうであれ仲間を殺された感情は久しぶりに怒りを覚えベイトを撃墜した量産型キュベレイを撃墜して一度離脱した。
「マーガレット、任せて良いか」
頭痛が収まらずフェーベ迄を任せると戦況報告を見ながらキュベレイとZZの一機打ちを確認する。
「もしものためにマーガレット頼めるか」
射程距離内で隠密モードでバレルをロングに変えて岩礁に機体を固定してマーガレットに照準を任せる。
「エネルギー充填中」
お互いの思いをぶつけ純粋なジュドーにハマーンはもがくも飲み込まれつつありキュベレイは大破してモウサに落ちていくのをジュドーが助けようとしており私はそうなればと思いながら見つめる。
落ちていくハマーンに手を伸ばすがそれがハマーンには、シャアならと思いながらも目標を外して鎮魂のビームを放った。
「レビルさんいるんでしょ、これだから大人は」
「大人には大人の、子供のお前には未だだな」
そう言うと大きく深呼吸をして機体を並べる。
「どうするんだ」
「地球圏から離れられれば」
そういわれ少し考え、
「木星はどうだ、それくらいの口利きはできるぞ」
そう言ってこの先どれ程人を利用するのかと少しだけ考えたがすぐに忘れネイル・アーガマに着艦をした。
皆で無事を喜び仲間と騒いでおり夕飯まで続いた。
「ブライト艦長」
ジュドーは落ち着いてきたときにエゥーゴの上層部の緊張の無さと言うか無自覚に怒りをぶつけ、その当事者であるブライト艦長は何も言い返せずただその身で受けた。
「レビルさん」
「彼も現場でわかっている。大人のと言うことだが」
そう言って所詮は彼等は中心ではなく参謀本部や議員は慌てたがそんなことはなかったように動くのが連邦だ、
「それで君に報いなければならないと思うが、本来取り上げる予定のZZを木星までつれていくが良い、破壊されたパーツは材料が揃い次第送ろう」
「連邦軍の資産を勝手に」
エゥーゴの幹部に言われるがチラッと見て、
「ブライト艦長、月で整備後に引き渡すからジュドーを頼む」
「了解した。責任を持って」
「左舷に艦影」
「戦いが終わったからと対空監視何やってるの」
ブライト艦長が言うのを手をあげて、
「それではZZとZと百式そしてMKⅡ等をすべて回収します。MSはしばらくはネモとGMⅢでの運用を、状況が代わり次第になるでしょう」
「勝手に部隊の運用に民間人が口を出すとは何を考えている」
エゥーゴの幹部はそれを聞きうるさく言うのを、
「ジュドーわるいがこれも大人さ、理屈じゃなく力でと言うのも」
ジュドーは微妙な顔で、
「わかんないんだよな、でもルーと共に木星にいけることには感謝するぜ、データもちゃんと送るからよ」
「ルカ君か、軍籍は残しておく木星から戻ってから改めて、まあ任せる」
「有り難うございます。でも良いんです」
そう言って最後にエゥーゴの幹部に、
「参謀本部からエゥーゴだからと言うのはもう終わりですよ」
参謀本部と言われ何も言えなくなるのを無視しておやっさんに受け入れとZZのオーバーホールとデータ収集を期日内にと言ってネイル・アーガマから戻った。