ガンダム:RXからZへ鼓動   作:マウリア

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一時の大地

「長期休暇だ」

「しばらくは大きな戦いはないので、働きすぎの皆にと思いまして」

おやっさんに驚かれ何処にと聞かれたので、

「香港で買い物と日本の田舎の連邦軍基地に、近くに砂浜もありますし」

例のネオ・ジオンの残党の事もあるのでそこから動くにも丁度良く、連邦の基地も偵察機が数機あるだけの貧弱なのもの丁度良く参謀本部に伝えて準備を整えた。

 

「地球だろ、すげえよ」

子供ではなく青年の年だがジオン生まれのスペースノイドにとっては地球でのバカンスが待ち遠しく女性も香港で水着や服などの購入等に花を咲かせており、久しぶりの戦火から離れられるときいて喜びながら茨の園を出港した。

 

「エゥーゴ艦隊通過中」

地球軌道艦隊は勝利をしたエゥーゴが担っており勝利をして気がゆるんでいるのかセンサーにはギリギリ反応するが確認の連絡はなく大気圏に突入する。

「エゥーゴも所詮は連邦軍ですか」

「手厳しいが、今のを見ればそういわざるおえない」

シナプス艦長はそう言いながらそれ以上の感情は表に出さず香港の中国大陸側に着地した。

「じゃあいってくるね、留守番よろしく」

皆は嬉しそうに手配の航空機で香港に向かい私は別手配ので用事を済ませるために準備をして出かけようとするとカミーユにあう、

「香港にいかない、いや思い出がありすぎるか」

「エイパーさん言いにくいこと相変わらずいってくれますね、その方が気が楽ですが何処に行かれるんですか」

「ジオンの残党に会いに行くのだが来るかな」

そう言うと、

「クワトロ大尉が絡んでいると」

「本人は宇宙だがね」

そう言うと乗り込み、たぶんカミーユを探しているであろう恋人を横目で見つつ南に方に向かった。

 

「あの子どこかで見たような、ハマーンの近くにいたような覚えが」

この旅にはもう一人同行者がおり一人で外をながめている。

「その通りだが、オードリー」

そう呼ぶとこちらに顔を向けカミーユに気がつくと立ち上がりこちらに来た。

 

「見たことある顔、シャアと一緒にいた少年」

「カミーユ・ビダンと言います」

「オードリー・バーンと今は名乗っておる」

そう言われカミーユがこちらを見るので、

「相変わらずの大人の事情さ、色々話し相手になってくれ」

「良いんですか、僕が失礼なことを言うかもしれないのに」

そう言われオードリーが、

「かまわない、今は一般人だからな」

「言葉遣いがだが、まあ頼むぞ」

そう言うと私は前の席に移りマーガレットにジオン残党との最終コンタクトをしながら、オードリーとカミーユが少しずつだが色々な話をしていくのを横目で見ていた。

 

「蒸し暑いなニューギニアは」

エアコンがきいてる場所から出ると暑さで少し不愉快になりながら出迎えのジープに乗って隠れ里と呼ばれる場所に向かう、

味方同士の戦いを宇宙で繰り広げていたが、地球はかやの外におかれており戦力的にはそこそこであるが、所詮は連邦が本気を出せばでしかない勢力である。

「AE社ジオ・マークスです」

最低限の偽名を使い胡散臭く見なれながらも地球に置いていかれたネオ・ジオン軍、

「補給を受けられると言うことですが、ヨンム・カークス少佐、ジオン軍のリーダーをしています」

すでに残党と言っていい軍には程遠い状態だが、

「マハティ・カーベイとお聞きしておりましたが」

そう言うと厳しい顔をして、

「つい先日、連邦の残党狩りがあり、一緒にいた民間人もろとも殺されたのです」

そう言うと横にいた一人の少女が、

「連邦はあやしいと思ったら周りに関係なく殺害してくる。貴様達も同じむじなだ」

そう言うとカークス少佐は、

「カーベイ殿の一人娘です。私が面倒を見ております」

「にくい連邦兵士を殺すまで仇をうつまで死んでも死にきれない」

憎しみを持つ少女の前にオードリーが立って、

「その憎しみは何を産み出しますか、希望や未来が見れるならそうしても良いですが、憎しみは憎しみしか生まないのですよ」

そう言うときつい顔をしたロニと言うはオードリーに、

「それでも良い、親の仇がうてるなら私は死んでも」

そう言うとオードリーは頬を叩き冷静に、

「両親からいただいた命を粗末にすべきではありません、私も戦争で父を亡くし母も冷たい宇宙で亡くなりました。でも自分は見失うつもりはありません」

これが今の気持ちなのかと思いながらも飛びかかろうとするのをカミーユが止め、

「そんな考えじゃ君も周りも悲しいじゃないか、自分をもう少し大切にしたらどうなんだい」

そう言ったがロニは憎しみを消せずに部屋から出ていった。

 

「申し訳ない、こんなのを部外者に見せて」

オードリーが変なことを言わないかと思ったが自制心はあり、

「時がたてば薄らいでいってくれるのを願います」

そう言って補給面での話になり、

「無制限には無理ですがMSの維持には協力します」

「助かります。軍と言ったのは良いがMS一つ直すにも共食い以外方法がないですし、MAがあるのですが手に余っております」

そう言って信頼してくれたのか格納庫に連れていってくれ、

「シャンブロです」

1年戦争の時にジオンが水中専用で運用したMAで、確かアムロに撃破されたのを思い出す。

「水中で運用ですが中途半端に止まっていますね」

本体フレームは完成しているがデータをもらいマーガレットにアップロードしながら、

「実際MSの運用もできない我々には無理ですからね」

「確かに、わかりました。宇宙(シャア)と相談をして再設計とパーツの製造をしますが、テストをかねての開発となります」

サイコフレームを使ってになろうがオードリーが、

「これは少佐が乗機するのか」

「いえ、もしサイコミュでならロニも検査を受けており」

そう言うとオードリーは厳しい顔で、

「そうか」

こうして話し合いは終わり前を歩く2人を見ながらカークス少佐は、

「もし間違っていれば申し訳ないがあの方は」

当然気がつかれていたが、

「空におられるのに(影武者)ここにおられるわけは有りませんよ」

そう言ってジープに乗り込み臨時の空港に戻り香港に向け進路をとった。

 

「エイパー、オードリーも思ってることだけど、あれは死の商人じゃないですか」

カミーユに言われて頷きながら、

「私も色々なしがらみで生きている。ちなみにAEだがネオ・ジオンも参謀本部の上層部も承知している。彼らにとっては自分達の価値を周りに再認識させる手段としてだがな」

「あなたを見ていると、カオス過ぎて悪人なら悪人らしくしてくれた方がよっぽどましです」

「カミーユ、人にはそれぞれ否応なしに立場と言うものがある。この男はある意味表裏一体を行動で表しており、裏切り者と言われても歯牙にもかけぬからこそこう言ったことが平気でできる」

誉められてるのかと思いながらもカミーユが、

「前戦で戦っていたときに上の者に特にブライトさんに怒りをぶつけてしまったけど、クワトロ大尉が言われたように腐っていると言うことですね」

二人が私を見るので、

「利権を得ればそれを手放したくはないし、力を持てばそれを行使する相手がほしいと言うのは誰も変わらないが、上になればなるほどたちが悪いと言うことだが私が言うべきではないかな」

「いずれ私もあの者達人ともに使おうと思っているのを隠さないのがエイパーの悪いところだ」

そう言うとカミーユは驚くのを、

「あんな艦でも何かしらの利がなければだ、ジオンもどうでも良いがあのMAの計画を進めることに支援の意味を見いだしたと思いたい」

 

そんなことを話ながらネイル・フェーベに着艦し気が変わったのかカミーユもファと共にオードリーと香港に行ってショッピングに付き合わされ、私はルオ商会に顔を出し部品の輸送などを頼む、

「相変わらずのようだけど商売敵に依頼をしても良いのかしら」

ステファニー・ルオ、ルオ商会を実質的に仕切っている女性でありマーサよりはと思いながら、

「特にありませんよ、AE社で動いているわけではありませんからね表状はですが」

「それならいいけど、カラバでだいぶ連邦に食い込めたからAEいやビスト財団に一志報いれたかしら」

「そうですね、強化人間を使って色々しているようですが火傷しますよ」

そう言うとステファニーは少しだけ笑い、

「忠告、胸に刻んでおくわよ。貴方と対立するのは面倒が多いだけですし、これからもよろしく」

女性はマーサと同じくこうだが、母性を見せたときの優しさに戸惑う事も有るのだろうと思いながら皆と合流してネイル・フェーベへと戻り日本へ出発した。

 

「左舷からアウドムラ」

マーガレットの報告と共に海岸線に降りるとアウドムラは着水して停止した。

「久しぶりだなカミーユ」

デッキに降りるとすでにカラバの連中は到着しておりカミーユもアムロの感覚を受けたのか出迎えており嬉しそうにしている。

「レビル、新しい機体を持ってきてくれたと聞いたが」

「Ζガンダムの量産タイプですが大気圏専用で」

参謀本部からもジオン残党狩りと言うことで承認してもらい、いずれ宇宙に上がることも考え大気圏用と言う中途半端なスペックでの引き渡しとなる。

「しかしこんなんで良いんですかアムロさんが乗るのに」

「ディジェも良いが、カミーユが手を加えた機体なら間違いないだろう」

「そうですが、いずれそら(宇宙)に上がってこられるんですよね、その時はお待ちしてます」

どれだけ信頼しているんだと思いながらカミーユはファに呼ばれて仕方なく離れたのでアムロに、

「ベルトーチカ・イルマは、いつもすぐ近くにいたはずだが」

そう言うと珍しく苦笑いで、

「戦争後別れて南アメリカに渡っていったよ、マザコンがひどすぎたんだよ自覚していたが」

「そうか、かわいい子だったのに勿体ないな、夜にまた」

そう言ってMS等を引き渡し夜は双子の包丁裁きで砂浜でバーベキューを行い親交を深めた。




年末年始と忙しくて今年はここまでになります。

いずれ書き直したいとは思いますが、見ていただきありがとうございます。
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