「我々はよく知っておるが一部の官僚や閣僚に成り立ての議員や将官ははじめてであろう、エイパー・レビル君だ」
ゴップから紹介され頷き本題にはいる。
知っている者は何時ものことだろうが、知らない者からは失礼な態度と言いたそうなのを周りを見て慌てて引っ込める。
「これは参謀本部から依頼があったティターンズ残党討伐時のデータになります」
そう言うといきなり光をまとったネイル・ジオングが敵のメガ粒子砲の攻撃をものともせず圧倒的な力でサイコガンダムを撃破しその光は戦場を包み込んでいく、
「これが今回のサイコフレームの共振による現象になります」
それぞれのディスプレイに情報が表示されるが理解できたものは何れだけいるのか、それが逆に目的である理解できないものへの恐怖である。
「これは一人のパイロットの精神でありニュータイプとジオン・ズム・ダイクンが提唱した人類の新しい革新と言うわけです」
そう言うと一列目の重鎮は少しだけ口許を歪め、その後ろの列のさらに後ろにいくほど隣と話をしたりし始める。
「こほん」
咳をすると静まり返り私は続ける。
「疑問に思う事がありましょう」
そう言いながらその事について話すが、
「物理的な物ではなくAEや連邦の研究所でさえ概念的な説明でしかつきません」
そう言いながらコックピットを写し出す。
「アムロ・レイ大尉やその他のニュータイプと分けられている者達は不可視でこの様なのを出しており相手の考えることを察知し多大なる戦果をあげております」
これでさらに宇宙へ上がるハードルは敵対勢力が目に見えて現れない限りは道筋は閉じられた。
「ニュータイプと強化人間の違いですが」
連邦でもティターンズ時代に非人道的に研究がされておりそのデーターも表示させながら、
「今のところですが疑似でニュータイプとしての能力は得ることができますが、その先の覚醒についてはクローンを使っての研究も行われており、薬物なのかDNAなのか他の因子か結果が出たらわかるでしょう」
そう言って私が話を終えるとゴップが、
「諸君、この様なことが頻繁に起きれば人々は混乱し動揺するだろう。なあマーサ」
そう呼ばれ円卓の反対に座るAEの実質的な支配者は、
「AEとしても危険な兵器に関しては封印をし、この様がないように私の目の黒いうちはさせませんわ」
二枚舌でそう言うとローナン・マーセナスが、
「議会としても宇宙の安定化は優先して行うものであり連邦軍と協力して今後この様な事態が起こらぬように各関係機関と連携していくつもりであります」
そう言って閉廷し円卓以外の連中が退出するとマーセナスが、
「ジョルジュの亡霊が、未だにか」
「無視できぬと思わせた方がいいかな」
ゴップが言う、
「箱を奪取すれば終わることでしょ」
マーサが言うのを、
「エイパーがわざと出してきたと言うことは受け取った時点で爆発」
ベルタクルス議長がたしなめる。
「前回同様エイパーに早くおもちゃを完成させ表に出させればいいだけのこと」
そう言うと他も無言で同意をしていくつかの話をして話を終えた。
「あなたいつまであの艦で遊んでいるつもりかしら」
マーサに言われ心にない笑顔で、
「言っていただければ何時でも、しかしあの艦は使いようがありますから」
「そう言いながら私に渡すつもりもないくせに」
そう言いながら先に出ていった。
「エイパー、議会としてもお前を信任している。あの跳ね返りはおいといてジョルジュの件は早急に終わらせる。それでゴップに席を継がせることもできよう」
ベルタクルス議長はそう言って出ていった。
「参謀本部からわしの思うところを来ると思うが任せる」
「退役されるのは寂しい限りです。祖父もそう思っているでしょう」
「あいつならいつまでも老兵は座っている事への弊害をいわれる。それではな」
ゴップも出ていった。
最後に外に出ると高官の一人から紙が渡され、
「一度会いたいと言うことだ、中々頑固だぞ」
そう言われ読むとジョン・バウアーと書かれており補給の重要な高官だがここに来ることを知っているのに中々の人脈だと思いながら指定されたレストランへと航空機を乗り継ぎ向かった。
「ようやく会うことができたかな、私にとってははじめましてではないのだが」
ジョン・バウアーは1年戦争時も破綻しかけた補給線を再構築し反撃準備を短期間に構築した切れ者である。
アフリカ系を祖先にもつ有能な軍人であり一度話をしてみたいと思っていたので、
「記憶になくてすいません、お名前はかねがね」
そう言って席に座りお互いウエイターから酒を注がれ乾杯する。
「あのジェガンと言う量産機には感謝している。私は常々量産機は種類より汎用性を求めていたからね、ロンドベルにも補給をしやすくなる」
やっぱりと思いながら聞き役に徹する。
「それと万一の為にロンド・ベルを創設したがブライト大佐には運がなかった、旧式の装備で戦わせてしまったからな」
「それで相談なのだがアムロ大尉の件はどうにかなるとは思っていないがブライト大佐の復帰を参謀本部に願っているが」
「ネオ・ジオンが尻尾を見せれば通るでしょう」
そう言うとわざとだろう不満な顔を見せつけ、
「AEもだが君も繋がりがあるというのは、無論言えぬだろうが」
率直な言い方は好きではないが現場をなんとかと思ってだろうが沈黙で返す。
「艦隊規模ももう少し大ききなればだが、私はあくまでも補給と機体の入れ替えでしかないが」
「噂で聞いたのだが、ネオ・ジオンとの抗争後にネイル・アーガマから君が百式やZガンダムを受け取ったと言うことだが、戻してやれぬか」
私が沈黙で答えると、
「参謀本部がなにも返さないのと同じか、それではアムロ大尉が復帰するのを見越してガンダムタイプを発注するのを受けてもらえないか」
いまそれ専用機をなのだがサイコフレーム搭載でないのならAEでも十分にと思い、
「AEに発注を、もしかしたら依頼はあるかもしれませんが」
「難しいと言うことか、何れにせよ最悪だけは避けたいと言うことだけわかってくれ」
政治力がない者の悲しさを見せられながらもパイプはあった方がいいと思いながら握手をして別れ宇宙へと上がった。
「わざとだが、ジオンとティターンズの残党をテストにと言うことか」
3つの作戦が参謀本部からまわされており、敵にはZZガンダムのフルアーマーであるFAZZ等が表面上は内緒に引き渡されており他にもいくつものガンダムシリーズが渡されており、こちらは強化人間をテストでと言うことでネイル・ジオングもだがこの不在の間にさらにテストのためネクストをOHついでにサイコフレームと新システムを組み込ませている。
「この若者か、成長が早いな」
クローンでのニュータイプの実験を行うパイロットであり、他の強化人間と違いあらゆる困難を与えられ続け数人いたクローン唯一ニュータイプの覚醒を得ることが出来たと、
「彼を見たらキャスバルは愚かと言うかな」
彼に瓜二つ、いいままでの経験が少しだけ違う顔だが、
「そしてプルと呼ばれる少女か」
彼女らに対抗するためのシステムであるが、
「先ずはクローンと薬漬けをと言うことだな」
衛星軌道に上がると出迎えの戦艦に乗り換える。
「マーサは大事過ぎるが」
無言の士官の敬礼を受け知られてはならない危険な人物の輸送にネイル・フェーベへの合流地点へと向かう。
「お会いになられますか」
気を使った士官が参謀本部付きの士官ににらまれ沈黙する。
「今会おうと後で会おうと変わるんですか」
わざと言うと顔を赤くして首をふり下がる。
代わりに付きの士官がファイルを手渡してくるので受け取り、
「目付を、必要と考えているのですか」
沈黙しており、
「良いでしょうベルマン少佐、ただし制服は技官として出向しAEの作業着を」
エリートがそう言われて激昂するかと思ったが目だけで同意して乗り込むことになった。
「ゴップか参謀本部の上かマーサか」
考えれば思い当たるもの全てだし数人からとも、この沈黙と任務を遂行するにも手段は問わないベルマン少佐に要注意としてマーガレットにと伝えネイル・フェーベと回航した。
ランチへ移動するとプルと言う少女と青年がベルマン少佐に拘束された状態で立っていた。
「フル・フロンタル、それが君の今後の名前だ」
そう言うと彼は静かに頷きランチはネイル・フェーベへと向かった。
「私は未だ」
前を見ながら瓜二つの彼は呟く、
「これを乗り越えれば何かしらを自分の者に出来るかもしれない、それが不本意でも」
そう言うと小さく頷きランチは後方のハッチから進入しブームが伸びて艦に戻ることができた。
「お帰りエイパー、色男を連れてきたわね」
そう言うとベルマン少佐に手出し解除キーを受け取り拘束を解いて少女を連れて出ていった。
「参謀本部ベルマン少佐、乗艦の許可を」
ブリッジに上がりブライト艦長に申告する。
「参謀本部が乗艦を許可します」
私を見るので、
「参謀本部からの作戦書類、彼はお目付け役」
そう言うと静かに頷く、
「テストパイロットも乗艦しておりますが気にする必要はありません」
そう言うとブライト館長は眉間にシワを寄せ怒りを一瞬出すが大きく息をはいて了解した。
忙しくて更新がかなり遅れているのをお詫びします。
時間があるときに書き続けていきます。