ガンダム:RXからZへ鼓動   作:マウリア

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少年の思い

「マーガレット、例のシステムは」

今回、ニュータイプを運用すると言う事に連邦政府は保険を求めその結果ネクストの何回目の全改装だろうか、ニュータイプを関知するとマーガレットのARシステムの進化系であるニュータイプデストロイヤーが起動して殲滅をするまで止まろうとしない、

「何時でも電源を入れられます。シミュレートしましたが無人機の方が初のテストになった場合のリスクが」

「だが、もしもにときに止められるのも人だからな、君を信頼していないわけではない」

「おきになさらずに、システムが起動した場合に私のコントロールを離れる可能性があります」

「そうだな」

そう言いながらリンクしたフロンタルのネイル・ジオングⅡを追尾する。

 

「兄ちゃんちょっといいかい」

マーズが珍しく回線をつなげてくる。

「どうした、双子の姉ちゃんにいじられたか」

そう言うと何時もなら反論してくるが少し悩んで話し始める。

「プルのことだけど、作戦が終われば自由になるって本当」

唐突に言われて私は少し考えながら、

「本当だ、制約は受けるがな」

そう言うと、

「その制約って彼氏がって言うのもあるのか」

少しずつ顔を赤くしていくマーズに、

「それは入ってない、本人が良いと言うなら問題はあるまい」

子供だと思っていたが成長してるのを見せられて、

「本当か、本当なんだな兄ちゃん」

「作戦前だ、プルの邪魔だけはするなよ」

そう言うと元気よく腕をあげ通信は切れた。

 

「レッドゾーンへ侵入」

フロンタルのネイル・ジオングⅡはシャアと同じ赤色に期待は塗られておりセンサーには小さく写るが一度視認されれば赤と目立つ、

警戒していた残党のバーザムが2機で哨戒しているところを一撃で撃墜され戦端が開かれた。

 

「当然知らせていたか」

中にいたま破壊されれば評価もなにもなく戦力の提供と作戦日時は知らされており次々と出撃してくる。

「ネロ、アナハイムもマーサの指示か」

試作機等も含め評価試験のために引き渡されてるのをデータで表示させ中途半端なコストでありジェガンの対抗馬としては物足りないのだろうと思いながら1対16機の戦いを観戦する。

 

3機のFAZZがハイパー・メガ・カノンで足をとめようとし3機のゼータプラスとネロが包囲を仕掛ける。

「重装甲にしても細かい調整がな、所詮はテスト機か」

こちらには始まった時点で敵の情報にマーガレットがリンクを確立しており改造などのデータも表示されている。

「もう1機隠し球か」

FAZZの後ろにダミー隕石がありその中に待機しているMAクラスの機体についての情報が表示されていく、

「フロンタルはいつ気がつくか」

当然、フロンタルにはこちらのリンクデータは見えておらず、ニュータイプの空間把握能力についての収集のためである。

 

「Zではジオングの敵ではないか」

Zは戦闘機形態であり正面に向けて攻撃を仕掛けるため、スラスターをふかしながら進行方向をかえるがジオングは腕を動かせば下方以外は何時でも攻撃できる。

すれ違いではコンピューターのサポートがあるとはいえ、距離があればあるほど予測と共にニュータイプとしての能力が必要であり、1年戦争時のアムロ・レイが恐れられる結果は当然である。

 

次々と撃墜していくネイル・ジオングⅡに敵のパイロットは罵声をあげ、自分達がはめられたと悟ったようで特攻に切り替えて襲いかかるのをフロンタルは感情を表に出さず撃墜する。

「あれはニュータイプと言っても別のようですな」

ベルマン少佐とは音声のみとはいえ常時私とはつながっておりフロンタルの戦いに高揚してきたのか珍しく口を開く、

 

「薬漬けは能力は引き出せますがと言うことでしょう、だからこそです」

フロンタルは1年戦争時前にダイクン派の者達が万一と言う言葉の元に当主と幼かった長子のクローンを培養してきたがニュータイプの覚醒においては、実績のあったシャア・アズナブル大佐ので実験を開始しエラーもあったがフロンタルをと言うことで、表立っては露見すれば色々面倒なことを私が行っている。

 

「アムロ・レイ、あれと比べてどうかな、君の評価は」

「アムロ・レイはニュータイプの前にエンジニアでありMSと言うものをどうすればいいかわかっていてニュータイプですからね、理解してない者に及ばざると言うことです」

確かにティターンズにも数名、ニュータイプではないが直感的や野生の感と言うものでニュータイプと渡り合ったデータもあるが、

「エンジニアらしい君の意見か、その教育を受けさせればかな」

「記憶させればと思っているなら学生の試験と変わりませんよ」

 

大学を卒業してAEに入社をしてきても閃きで新たな発想がなければ数年で設計課から現場にとなる会社であり同期はライバルである。

TOPで設計をする者は常に孤独であり新しいものを取り入れ1か月後には旧式となる設計を幾度と繰り返すことになる。

 

その下の設計部はその情報を取り入れていくのである意味失敗もしないが私からすればガンダムと名のついた代物であり、GPの最初の機体を作り上げた時点でアムロをテストパイロットとして希望したがコーエン将軍はオサリバンの口車であのアムロとは似ても似つかない者を送り込んできた。

 

あのパープルトンの様にグラナダ工場でジオンの設計に携わってきたのを、オサリバンがジオンとの繋がりにおいて我々の領域を侵しさらに政治的発言おも使ってGP計画をも最悪の結果に、それもジオン残党の片棒を担いでいたのはAEの黒歴史であるのを今更ながらに思い出させてくれる。

「私としてはこの結果を先ずはと言うことだな」

そう言ってるとダミー隕石が破裂して中からサイコガンダムMKⅡが出てきた。

「ニュータイプにはか」

お互いIフィールドを装備しており機動力ではネイル・ジオングⅡに圧倒的な軍配は上がるが、固定砲台として背中に追加ジェネレーターと何よりAEのグラナダで設計された追加アーマーが装備されており、そのサイドにはミサイルポットがありIフィールドには関係ない弾幕をはる。

 

フロンタルは顔色も変えず、ミサイルはギリギリを回避しビームはIフィールドで対消滅させる。

しかし同時にこちら側の攻撃も中和しきれないダメージは与えるが決定的でないのはあきらかだった。

フロンタルは周囲を一瞬で確認してそこに加速をしていく、

「それしかないな」

私も呟くほど当然のことであり、頭と腕そして片足を破壊されたZプラスを捕まえると一気に加速をしてサイコガンダムに突撃をしていく、

「奴はビームしかないからな、あれを自爆させるつもりだぞ狙え、逆に破壊しろ」

意図を察した敵のパイロットは胸のアーマーをパージして全砲門を向けてビームを拡散させ当てようとする。

 

それをIフィールドを全開にしながらネロを抱えながらギリギリを回避し悲鳴のような一斉攻撃を回避し、ネロをサイコガンダムの前に投げるとぶつかる直前に次のビームが放たれ反応炉が至近で爆発した。

 

「終わったか」

追加アーマーがあればもしかしたらだが、Iフィールドが破壊されたサイコガンダムMKⅡは一方的に攻撃され破壊された。

「ハイパーメガ粒子砲発射」

続けてブライトの命令でネイル・フェーベから放たれたビームが小さな小惑星に命中して破壊する。

「2隻が背後から離脱中、攻撃します」

フロンタルは直ぐにその2隻を撃沈すると残党を掃除して帰還した。




遅くなりました。よろしくお願いします。
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