閃乱カグラ Ridertime仮面ライダーシノビ! 作:零「ZERO」
柳生)………言い訳は聞いてやる、なぜここまで遅くなった?
……………いや、あのー……モチベーションの問題的な?
柳生)……待たせててモチベーションを言うか……なるほどな
すみませんでしたぁぁぁ!
柳生)………前置きはこれぐらいにして早く始めろ
はい!すぐに!どうぞ!
柳生ちゃんのおかげで俺がショボ忍扱いされなくなってから数日が経った
この日俺たちは、三年の2人よりも先に教室に着き、暇だったので4人でダウトをしていた。
「蓮太郎くん、もう学校には慣れたの?」
飛鳥さんがそう聞いてきた。
「うん、おかげさまで、修行でも、しょぼくしなくても済むようになったから、本当に助かったよ、ありがとね柳生ちゃん、8ね」
「ダウトだ」
俺が8の札と言って出そうとしたけど、見事に柳生ちゃんに見抜かれる
「……なんでバレるのさ」
「蓮太郎の嘘をつくときの癖はわかりやすいからな……と言うか嘘もつけないだろうお前」
「それは確かにね、未だに助けた人に名前を聞かれたら本名を言っちゃうしね」
「うぐっ………」
俺は手札に捨てられた札を入れながら、柳生ちゃんと飛鳥さんからの言葉にダメージを喰らう、二人の言う通り、俺は嘘をつくのが苦手だ。シノビとしての正体を隠すのも、バレかけることも多いし……ぶっちゃけ言うと嘘は嫌いだ。
「でも、正直者の蓮太郎くんは偉いと思うよー、偉い偉い♪」
そう言って俺の頭を撫でてくれる雲雀ちゃん
「ははは、ありがとう雲雀ちゃん」
俺はそう言って雲雀ちゃんの頭を撫でる
「えへへ〜♪」
「「…………」」
その間の二人の視線がちょっと怖い
「………えっと、なに?二人とも?」
「なんでもないよー?」
俺の問いに飛鳥さんは拗ねた様子でそっぽを向く……え?俺が悪いの?
俺がそう考えてると、柳生ちゃんがすごいスピードで俺の膝の上に乗ってきた
………あれ?
「や、柳生ちゃん?」
「………オレの頭も撫でたら……許す……///」
そう言って頭を差し出してくる
……え、え………なにこれ
そう思いながらも俺は彼女の頭を撫でてあげる
「…………//////」
どこかふにゅーという音を立てているように柳生ちゃんはすごい脱力をしている
「ぐぬぬぬぬ………やるな柳生ちゃん………」
と、ちょっと後悔してるような表情で見てる飛鳥さん……たしかによくここまでできると思う……
その時、教室がガラッと開けられる音がして、俺たちは音のした方に目を向けると、3年生の2人が入室してきた
「あ!葛姉!斑鳩さん!おはよう!」
「おはよう」
「おはよう!」
「おはようございます」
3人に続いて俺も2人に挨拶を交わす
「おはようございます、飛鳥さん、柳生さん、雲雀さん、神楽くん」
斑鳩さんは前は、俺をしょぼい物を見るような目で見てたけど今ではこうして普通に接してくれてる。これも柳生ちゃんのおかげだ。
「おはよう雲雀に柳生、飛鳥、あと神楽もなシシシ~、二人とも今日も良い感触だぞぉ~♪」
そう言って飛鳥さんも胸を揉みしだき始める葛城さん……本当この人女の人なのかなおっさんの間違いじゃないか?
「ちょっ、葛姉!////」
揉まれて顔を赤くする飛鳥さん
心なしか気持ちよさそうに見えるのは気のせい?
「痛って!?」
そう考えていた時に右足に激痛が走った、柳生ちゃんだ、すごい怖い目で俺を見てる。
「ひどいよ柳生ちゃん、何すんだよ……」
「……見惚れているお前が悪い………」
と、俺に返してきた。ちょっと理不尽じゃないかな……
そんなことを俺が考えている時、教室に煙が巻き上がる。煙が晴れると、そこに霧夜先生がいた。
「皆、おはよう」
『おはようございます!』
霧夜先生の挨拶にみんなも返す。
「さて、授業を始めるぞ。と言いたいが、連絡事項がある。」
と、突然そんなことを言い出す。連絡事項ってなんだろう……俺がそんなことを考えてる中、飛鳥さんたちも首を傾げていた。
「今日の午後の授業は、全員で学院外で忍務を遂行してもらう」
「学院外……でですか?」
霧夜先生の言葉に首を傾げる飛鳥さんだったが、それはつまり
「おぉー!遂に来たぜ!ここんとこ学院外での忍務がなかなか無くって地下の道場で飛んだり跳ねたり座禅したり、地味〜な修行ばっかりだったからなぁ!で、先生!その忍務って!?」
葛城さんはハイテンションで霧夜先生に忍務のことを聞くと
「『商店街で不良退治』だ」
「はぁ~~!?」
霧夜先生の言葉にやる気をなくす葛城さん
「商店街に不良学生がたむろして手を焼いているらしい」
不良退治……か……確かに近隣の人たちからしたら、彼らがずっといるのは迷惑だとは思う……だけど……
「あの……それって、武力行使で彼らをどうにかしろ……ということではないですよね?」
俺が聞くと霧夜先生は
「そこまでは言ってないが……どうした?神楽、あまり乗り気じゃ無さそうだが」
最近は柳生ちゃんのおかげで、俺は、少しここでの成績は良くなってきてる、霧夜先生も俺のことを少し見直してくれるようになっただけど……今回は
「……確かに、近隣の人からしたら、迷惑なのかもしれません、どうにかしないといけないとは思います……だけど、そこで俺たちが武力で鎮圧して本当にいいと言えるんでしょうか?いくら不良といえど、相手は力はそこまでない人間です。そんな人間に力を使うのは……どうかと思います。」
俺がこう口論した時、霧夜先生は少し考え込むと
「なら、お前の一番最初の登校日、なんでお前は遅刻をしたんだった?」
と、俺に聞いてきた
「それは、カツアゲの現場を見かけたので、ほっとけなくて助けて」
そういうと
「その時、お前はその不良にも力を行使したんじゃないのか?」
と、霧夜先生は返してくる。確かに、俺はその時その不良にも、力を使った。……でも、あの時とは決定的に違うものがある。
「確かに使いました。だけど、俺はあの時は、正しいと思った力の使い方をしただけで!」
「それなら、今回もちゃんとした正しい使い方じゃないのか?困っている人を、ちゃんと助けているんだぞ?」
「それはそうですが……」
霧夜先生の言葉も確かに言えていることだ。だけど、俺は今回の忍務にはあまり気が乗らなかった。
「なんだ?神楽?悪い奴らを退治するんだぞ?なんでそんなに躊躇うんだよ?」
葛城さんがそんなことを聞いてくる。
確かに彼らは悪い人間かもしれないけど……こっちから退治するなんてそんなの……ただの駆除じゃないか
授業をひとまず終えて、俺と柳生ちゃん、飛鳥さんと雲雀ちゃんの4人で少し集まる
3人とも、俺のことを少し心配してきてくれてる。
「……蓮太郎くん……やっぱり、今回の忍務……嫌?」
飛鳥さんがそう言うと、俺は首を横に振り
「わからない……霧夜先生の言いたいことも、わかるし、むしろ、俺が間違ってることを言ってるのもわかってる……なにせ、彼らのせいで沢山の人が苦しめられてるんだから……だけど」
俺がさらに続けようとした時、柳生ちゃんが
「今回のやり方では……お前の力の使い方に反する……か?」
と、言ってきた。その言葉に俺は頷く
「蓮太郎くんはヒーローなんだもんね、考えちゃうよ」
雲雀ちゃんがそう言って、俺の頭を撫でる。
こういう時、彼女たちがいてくれて助かると心の底から思える。
「………なら、お前の力の使い方とはなんだ?」
と、柳生ちゃんが聞いてきた。
「お前にとって正しい力の使い方とはなんだ?」
と、そう俺に聞いてくる。……その問いに、俺は迷うことなく答えた。
「……守るべきものを守るために振るう力……それが、俺の思う、正しい力だと…俺は思うんだ」
そう、今回と俺の前回の時とは決定的に違うのはここだ……あの時、俺は確実に守るべき人がそこにいた。今回は、忍務での退治だ……これだと、ただの暴力でしかない……俺は……「暴力」じゃなくて……「守る」ことに力を使いたい……
「………そうか、なら、お前はその正しい使い方を貫けばいい、そうだろ?」
と、柳生ちゃんは優しく俺に微笑みかけてくれた。
「そうだよ!蓮太郎くんのその想いは間違ってないよ!」
「何より、シノビとして戦ってる。君のことを見てる私達が言うんだもん!自信持っていいよ!」
雲雀ちゃんと飛鳥さんの2人も、そう声をかけてくれる……3人のおかげで、俺のやるべきことが、わかった気がする
「……3人ともありがとう……でもごめん、もしかしたら俺は……」
そこから先を言う前に、柳生ちゃんに人差し指で口を止められる。
「お前の考えてることもわかってる……だが安心しろ、別に気にしたりはしない、そのまま進め」
と、そう言ってくれた。
「……ありがとう」
俺は、3人にそう笑顔で返した。
そして、午後の授業の時間となり、彼女達は忍務へと向かった、組を分けて葛城、斑鳩を一班、雲雀、柳生を二班、飛鳥と蓮太郎を三班と分けて行動することになった
それぞれが分かれて行動する中
「いいよ蓮太郎君、行ってきて」
と、飛鳥は蓮太郎を送り出す
「ありがとう……ごめんね、忍務の邪魔になるかもだけど……」
そう申し訳なさそうに言うが
「蓮太郎君の決めたことだもん、私は応援してる♪」
そう笑顔で返す飛鳥
「ありがとう……じゃあ、行ってくる!」
そう言って蓮太郎はビルの上へと駆けて行った
蓮太郎はビルの上から4人を見る、柳生と雲雀はそれに気づいたようで手を振っている……蓮太郎は逆になんでわかったんだと思ったが、ここはあえて、これは愛の力というものだろうと言っておこう
さらに先の方を見てみると、斑鳩、葛城のペアの姿を発見した。蓮太郎はそこの近くのビルまで向かい、出方を伺った
そして、葛城達は調査を続けていると、奥の方でどかっと座っている不良達を見つける
「な、なんだお前ら!?どっからきやがった!?」
不良の1人が驚き聞くと
「商店街のお掃除を頼まれたーーーそう、“風紀委員”とでもご承知頂ければ……」
「さ~て、覚悟は良いかっ!?」
斑鳩の言葉の後に葛城は指を鳴らしながら不良達に聞く
急にきた2人に驚きながらも構えを取る
2人も同時に構えを取る、
「待て!」
しかしそこに、一つの声がかけられる
それは、上空から現れ、変身している蓮太郎にかけられた声だった
「変身!」
『ダレジャ!オレじゃ!忍者!シノービ!見参!』
シノビは、不良達を背にすると庇う形で2人と対峙する
「っ、なんだお前っ!」
葛城が驚くと
「まさか……伝説の忍者の仮面ライダーシノビ!?まさか、実在してたとは……」
斑鳩は知っていたらしく、シノビのことに驚く
「は?伝説の忍者?……そいつがなんでアタイ達の前に」
と、葛城は聞くと
「確かに今回は彼らも悪い……だが……やり方を間違えているぞ!」
シノビはそう言う
「はぁ!?何言ってんだ!?」
シノビの言葉に葛城は聞き返す
「実際に、町内の方達は、迷惑と言っています、なのになぜ庇うのですか」
そう聞くと
「……言ったろ、君たちのやり方が間違ってると!」
そう言ってシノビは2人に向かって走り出す
2人はすぐに戦闘態勢を整えシノビと戦闘を開始する
シノビはその俊敏な動きを使い、2人にアクロバティックな攻撃を仕掛ける
対して2人は、シノビの速い攻撃をどうにかかわすので精一杯だった
「くっ強え……」
「さすがは、伝説と呼ばれるだけあって手強い……こちらは武器を使っているのにも関わらず向こうは素手……力の差が圧倒的すぎますわね」
そう、2人はそれぞれ武器を使用して戦っている、しかしそれに対してシノビは素手のみで戦っている。これは、蓮太郎自身相手を傷つけないために、こうして素手で戦うことを選んだのだ。決して実力を見せつけるためではない
「それほどの力を持ち、なぜ彼らに加担するのですか!?」
飛燕で斬りかかり、それをシノビが受け止めてる時に、シノビに声をかける斑鳩
「加担してるんじゃない、俺も確かに彼らが迷惑をかけているし、悪いのはわかっている!」
と、シノビは返す
「ではなぜ!」
それを聞くと、シノビは
「じゃあ聞くが、彼らを暴力で叩けば、それで解決なのか?」
と、シノビは聞き返す
「っ、それは」
一瞬斑鳩は言い淀む、その隙にシノビは彼女の腹に掌底を放ち距離を取る
「っ!」
「斑鳩!平気か?」
「ええ」
斑鳩はよろけるも、シノビの衝撃は軽かったらしく、そこまでダメージにはなっていなかった。
2人は再び構えると、シノビはそれを見て続ける
「彼らを暴力で叩けば、それで解決なのか?違うだろ?そもそも彼らがここにいるのは、居場所がないからだろ!?それを解決しないで……何が正義だ!?相手のことも理解しないで……それが正義と言えるか!?」
「説教垂れにきたのかこいつ」
葛城はそうぼやく傍、斑鳩はその言葉に迷いを感じた。おそらく、シノビの言うことももっともだと考えたのだろう、しかし、自分は忍、忍務を果たさねばならない身である。そう迷いを払い立ち上がる
「っ、やはり、やるしかないか」
そう言ってシノビは再び構える。
「助かってるが……ごちゃごちゃ何言ってんだてめーらは……!」
彼らが戦ってる間に、不良達は急に魂が抜けたかのように倒れる。
「っ!待て2人とも!」
2人の攻撃を止めつつ、シノビは急に倒れた不良達をみる。2人もそれに釣られ、見る。
「っ、どうしたんだ、斑鳩いつのまにこいつらを?」
「いえ、やっていません……」
2人はそう受け答えをするが、不良達は急に立ち上がる
「っ、気がついたみたいだぞ」
と、立ち上がった彼らをみる、しかし、様子がおかしかった
「……2人とも!気をつけろ!」
すぐに手を離し、不良達にターゲットを変えるシノビ
「っ!急になんだよ!?アタイらと戦いに来たんじゃねえのかお前!」
と、シノビにいう葛城にシノビは
「言ってる場合か!彼らを見てみろ!彼らはいま!……心がない!」
すると突然、不良達から黒いオーラが広がり、シノビ達を巻き込み包み込んだ
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と、いう感じです如何ですか!
柳生)……許す
はい!ありがとうございました!
柳生)……だが、雲雀のも書いてやれ、雲雀が可哀想だ
……さいですか、では、今日はここまでさよなら!
閃乱カグラだと分岐点あるんですがどれがいいですか
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