閃乱カグラ Ridertime仮面ライダーシノビ! 作:零「ZERO」
斑鳩)なぜでしょうね…スランプですか?
スランプではないと思うよ……でもなんかそれくらいにするときりが良くなったりするから……
5人)その考えじゃない?
え?そう?……仕事のしすぎかな?
次の日の昼
地下道場で修行を終えた俺たちは、教室に行くと、そこには寿司屋のカウンター席が置かれていた。
「これは?」
「カウンターだよな?」
「お寿司屋さん?」
「だな………?」
「なんで教室に?」
「っ! まさか?!」
「フフフフフフフフフフ。来たな……!」
突然、カウンター席から含み笑いが響く
この声に、俺は心当たりがあった。飛鳥さんも心当たりがあるのだろう、俺と同じようにカウンターに近づく
「ヌフ、ヌフフフハハハハハ!」
次の瞬間、カウンター席から、長い白髪を後ろに結わえ、ご立派な髭を生やした和装の老人が、にこやかな笑みを浮かべて現れた。
やはりっ
「「じっちゃん/半蔵様っ!」」
『じっちゃん!?』
俺と飛鳥さんの声は重なる。俺はすぐに跪くが、飛鳥さんは喜びの声と共に、半蔵様に抱きつくって、やっちまったよー!
「じっちゃん!!」
すごく嬉しそうに半蔵様に抱きつく飛鳥さん
「こ、これ飛鳥。この間会ったばかりだろうが、あと、蓮太郎も顔を上げんか」
それに対して、半蔵様は飛鳥さんを落ち着かせようとする。と言うか俺にも言ってくるか、やっぱりそうだよな
「はっはいっ!」
すぐに立ち上がる俺
「飛鳥さん……そのお方は、もしや………!」
斑鳩さんは恐る恐る尋ねると
「孫が世話になっておる」
半蔵様は軽く会釈する。
「半蔵様っ!!?」
「伝説の忍びの………!?」
「え~!」
「っ!………」
斑鳩さんは俺と同じように跪き、葛城さんは驚いた顔で指を指す、雲雀ちゃんはわかりやすく驚いていて、柳生ちゃんも流石に驚いた表情だった。
「して、蓮太郎、飛鳥とはどうじゃ?」
と、なんか聞いてくる半蔵様
「……はぁ?どう……とは?」
俺は首を傾げて聞くと、あーダメじゃこいつと言って頭を抱える半蔵様……いやひどくない!?隣で、じっちゃん何言ってらの!?と顔を赤くしながら手を振る飛鳥さん……ほんとに何言ってるんだ?
「ふむふむ、なるほどなるほど」
と、俺と飛鳥さんの2人を見たあと周りをみて、半蔵様はうなづき
「これはライバルは多そうじゃな、頑張れよ飛鳥」
と、孫の肩に手を置いてニカッと笑う半蔵様に対し、飛鳥さんは顔を赤くして小さくうなづく……え?何が?え?
そして、みんなして目を半目にして俺を見てはぁ、とため息をつく……いやなんでだよ!?
「あ、飛鳥さん、神楽くんは、半蔵様とお会いしたことがあるのですか?」
半蔵様の俺への接し方に斑鳩さんは違和感を感じたようで、飛鳥さんに聞くと
「あっえっと……」
急に聞かれて、俺がシノビであることを話すまいとなんとか言い訳を考えようとするが
「なーに、わしの親友の孫じゃからな、わしにとっても孫のようなもの、世話をちょくちょくしてやっとるんじゃ、ここに入学させたのもわしじゃからなぁ」
と、俺がシノビであることをうまく隠し、そう説明する半蔵様。
「な、なるほど、そういうことでしたか」
斑鳩さんも納得した様子でいる。
流石は半蔵様だ。嘘を一つと言ってない。
「親友って、もしかして、半蔵様と同じくらいすごい忍の人か!?」
葛城さんがそう聞く
「カッカッカッ、それはそれは凄いやつじゃったよ。」
と、じいちゃんのことをそうやって褒める半蔵様とそれを聞いた葛城さんは
「うおおお、会ってみてぇなぁー!」
と、いうが
「いや、それは無理ですよ。祖父は3年前に亡くなってますから」
と、俺が言うと、「あっ悪い」と少し気まずい顔で葛城さんは謝ってくる。
「いえ、気にしてませんよ」
と、俺は諭す。そもそも今でも会えてるわけだしな……一度会ったことのある3人はなんとも言えない反応を見せてる……そりゃその反応になるよなぁ……
「と、ところで半蔵様っ!何用でこちらに?」
と、話題を変えようと斑鳩さんは半蔵様に聞くと「おお、すまんかったな」と言って、カウンターに立つ
「な~に、みんなに昼飯をご馳走しようと思ってな」
そう言って、袖を捲し上げ、お櫃に入ったご飯をしゃもじでほぐし始める半蔵様
「やったぁ! お寿司だ! お寿司だ!」
雲雀ちゃんは大喜びしていた。
「わざわざお店まで作ったの?」
「お前らを驚かそうと思ってな。」
飛鳥さんの問いに酢飯を作りながら応える半蔵様。酢飯のいい匂いが鼻に届く、これは腹が空いてくる
「さすが『伝説の忍』と称される半蔵様。お見事です!」
キャラが変わったのか、斑鳩さんは半蔵様を褒め称える
「じゃが一人でここまでやるのは、ちと骨が折れたわ。ハハハハ!」
そう苦笑いを浮かべながら言う半蔵様、確かにここまで本格的だと1人だと骨が折れるだろう……
「でも、ご実家の方は?」
斑鳩さんは実家の方もお寿司屋だと知っているので、そっちの方を心配してきく……あ、ちなみに俺もちゃんとそれは知ってる
「じっちゃんは隠居みたいなもので、お店はお父さんとお母さんがやっているんです」
と、飛鳥さんが答えると、顔に影を作りながら
「……そうですか、ご両親が」
と、斑鳩さんはそう答える。
「斑鳩さん?」
「あっ、いえ、良いですね、家族って……」
「はい! 私もそう思います!」
斑鳩さんは一瞬元気がなさそうに見えたが………もしかして両親と上手く行ってないのか……?そんなことを考えてると半蔵様は太巻きを出してくる……こないだも太巻きだったな
「へいお待ち! 『伝説の特製太巻き』だぞ!」
「「「「「うわーーーー!」」」」」
女性陣は歓喜の声をあげている。俺も腹が鳴りっぱなしだ。
「「「「「「いただきます」」」」」」
各々太巻きを頬張る。中はすごい具沢山だった。はっきり言う、美味いの一言だ。
「太巻きを食す乙女は善いの~、心が洗われるようじゃ」
カウンター席から離れて座る半蔵様はそう言う。
「ところで飛鳥、召喚が上手くいかんと?」
思い出したように飛鳥さんにそのことを聞く半蔵様に対し、飛鳥さんは気まずそうに頷き
「うん……ごめんねじっちゃん」
と、半蔵様に謝る。半蔵様は何がじゃ?と言いたい様子で聞き返すと
「このままだと私、じっちゃんの名前に傷を付けちゃうんじゃか、って………」
「そんな事どうでもええ。しかし、やはりそうなってしまったか……」
「え?」
なんじゃそんなことかと言った後に難しい顔になった半蔵様をみて飛鳥さんは首を傾げる。
「召喚獣は家系に影響する事もあってのぉ……」
「家系?」
その言葉に俺も耳を傾ける。家系に影響するとは、じいちゃんからも軽く聞いたが…
「特に我が家のように、代々忍を営んできた者ほど、その傾向が強いのじゃよ……」
……半蔵様の言葉に俺は考える。そうなると、俺の家系にも決まった形があると言うことだが……俺の場合は考えられるのはガマガエルのはず……じゃあ、なんで俺はできないんだろうか?
そんなことを考えてると
「じゃぁ、じっちゃんは何を召喚していたの?」
身を乗り出して飛鳥さんは聞いている。いつのまにか話が進んでいた。
「忍としては、古式ゆかしい物じゃが……」
「古式ゆかしい? 家の家系って何を召喚してたのっ!?」
「それはの・・・・」
興味深々で聞く飛鳥さんに、半蔵様は言い放つ
「………ガマガエルじゃっ!!!!」
「が、ガマガエルーーーーっっっ!!!? ふ、太ももが………! み、水掻きが……!!」
「!?」
半蔵様の言葉に飛鳥さんは絶望してるが、その隣で俺は驚いていた。
なにせ、俺がそうだと思っていた動物は、飛鳥さんの召喚動物だったのだから……なら俺は……なんなんだ?
「幼い内から飛鳥に馴染ませておけば良かったのかもしれん。まさかカエルが苦手な娘に育ってしまうとは思わなんだ………」
半蔵様が頭を抱えながらそう言う
「うう〜………」
ワナワナしている飛鳥さんに対し、きっと顔を引き締める半蔵様
「何はともあれ、これも忍の試練じゃ!」
そう断言する
「はあぁ、飛鳥、頑張ります………」
項垂れながら頷く飛鳥さん。
「うんうん。ん? そう言えば霧夜は……」
と、霧夜先生のことを聞くとボワンッ!と、煙が舞う
「どわっ!!」
突然の煙に驚く半蔵様、煙の後に霧夜先生が現れ
「ご無沙汰しております。半蔵様」
と、一礼した
「ぶへっ! ぶへっ! 変わらんなお前も………」
半蔵様は咳をしながら手をあげ挨拶をした。
その頃、小太郎は1人呟く
「……蓮太郎はガマガエルが召喚獣と思ってるじゃろうな……」
小太郎は絵の中で呟く
「……召喚忍法……わしもわからなかったな……結局」
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ハイだこんな感じで
柳生)……もう少し頑張れなかったのか?
……文字数超えそうで怖いんだよー
柳生)………そうか
葛城)怯えすぎだろ
うぐ………今日はここまで(泣
閃乱カグラだと分岐点あるんですがどれがいいですか
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