閃乱カグラ Ridertime仮面ライダーシノビ! 作:零「ZERO」
何も言わないで……1年待たせちゃったのはわかってる。うん
柳生)………訳くらいは聞こうか
……忙しかったのとーあとー……ゲーム楽しすぎて
(ドカッバキッボコッ!
……サボッテスミマヒェンデヒタ(ボロボロ
柳生)やれやれ……では久しぶりだ。見てやってくれ
「俺たちの家族のつもりか?確かに俺にはコイツは使いこなせないさ。だけど、これは我が家に伝わる宝刀なんだ! 血の繋がらない他人が持ってちゃいけない物なんだよ! 飛燕は俺が、本当は俺が………!!………お前さえ! お前さえいなければ!!」
俺はすぐに隠れ、様子を見てみる。
悔しさや憎しみを吐き出すように叫ぶ黒髪の男性……あれはもしや斑鳩さんの家族か……いや、あの口ぶり……もしや斑鳩さんは養子なのか……?……それに言葉から察するに、正当な血筋であるにも関わらず、宝刀である飛燕を使えなかった……しかし、飛燕は斑鳩さんを選んだ……その妬み……ということか……
それから男性(ここからはお兄さんと呼ぶ)は斑鳩さんの飛燕を自分の物だと言い、奪い取ろうとしてるが斑鳩さんに簡単にあしらわれている。実力は明白……お兄さんが勝てるはずもない
それでもお兄さんは鎌で攻撃してる。しかし斑鳩さんは余裕で回避し、部屋に置かれた信楽焼の狸の口から紐を引っ張り、お兄さんの足元の床を開ける。お兄さんは、まっ逆さまに落ちていった。
「俺は絶対お前を認めないぞ!! 絶対にーーーーーーーー!!!!!」
「…………」
水音が響くとともに、斑鳩さんの目には、涙があった。
「………」
俺は斑鳩さんにハンカチを渡す
「っ………神楽くん?」
俺に気づいた斑鳩さんは少し涙ぐんだ目で俺をみる
「すみません、盗み聞きするつもりはなかったんですけど……」
「……そうですか……」
彼女はハンカチを受け取り、涙を拭う
「みっともないところを見せてしまいましたね、忘れて下さい」
そう言って立ち去ろうとする
「……さっきの……」
俺が声をかけると彼女はその足を止める
「……俺は関係ないと思いますよ」
俺の言葉にピクッと反応するが、彼女は静かに聞いている
「たとえ血が繋がっていなくても、家族にはなれると思うんです。繋がりは血じゃなくて……ここで繋ぐものだから」
俺は自分の胸に手を置いてそう彼女に言葉を放つ
そう、家族っていうのは血のつながりだけで決まるものじゃないはずだ。一緒にいる時間、たくさんの思い出、その積み重ねのひとつひとつ、それが繋がりの絆になってできるもののはずなんだと、俺は思ってる。俺の家族のように……
「………そう、ですね……」
そう溢すと彼女はその場を立ち去っていった。
斑鳩サイド
私は廊下を歩きながら、先ほど神楽くんに言われたことを思い出す。
『繋がりは血じゃなくて、ここで繋ぐものだから』
……心、人ならば誰しもあるもの、ごく当たり前にある、だけど大切なもの……そして、唯一、人と人を繋げるもの……だけど……
「私とお兄様では……そういうのは無理なのかもしれませんね……」
自嘲するように呟き、歩みを進める。ふと手に彼からもらったハンカチを見る。このまま戻って返してもいいのですが、使ってしまった手前そうもいかないので、洗って返すことにしようと決めた。
ふと思ったのですが、意外にも彼のハンカチは綺麗だった。貧乏だと聞いてますが、それなりにこういうものを買うことはできるのかとどうでもいいことを考えたが、余計なことは考えないようにしようと考えるのをやめた。
ところ変わって、先ほど斑鳩によって落とされた男、村雨は、地下の川に落ちていた。
なんとか這い上がり、地上に戻る。
「クソッ!クソッ!あの女っ!いつか、必ず!!」
圧倒的な敗北、にもかかわらず、斑鳩への復讐の炎を燃やす村雨の前に、何者かが立った。
誰だ!と声を荒げ、人影の方に目を向けるとそこにいたのは、鳥唐揚げの串を持った半蔵がいた。
「お前さんの所業は学院に入った時からすべて把握しておったよ。悪いことは言わん、家に帰って素直に商いをやったらええ」
それを聞いた村雨はどうしてそれをっ!?と言う顔を一瞬するも声を荒げ
「勝手なことを言うなっ!俺はっ!!」
諦めるつもりはない、そう怒鳴ろうとするも彼の手元に半蔵の持っていた唐揚げの串が突き刺さり、押し黙ってしまう。
「このまま帰れば全ては不問に伏そう、お前の親父は言っておったぞ【忍にするには叶わなかったが、息子には商いの才がある】とな」
父さんが……?
斑鳩ばかりをみていて自分をのことを見ていないとばかり思っていた父親の意外な言葉を聞き、村雨は黙って次の言葉を聞く。
「忍だけが道じゃない。道は人の数だけあるのじゃ」
そういって、半蔵は彼に背を向け、歩き去っていった。
村雨は半蔵のその姿を静かに見つめていた。
《ホントウニイイノカ?》
実家に帰ろうとしていた村雨にどこからかそんな声が聞こえる
「誰だっ!?」
声のした方に目を向ける村雨。
しかし、そこには誰もいない
《イママデガンバッテキタノニ…コンナコトデアキラメルノカ?》
その言葉を聞いて村雨の心の蓋は、再び開かれた。
「そうだ……今までって頑張ってきたんだっ!……俺なりに努力してきたんだっ!……それなのにっ………こんなことでっ!!」
幼い頃から、鳳凰財団の一人息子として、日々努力をしてきた。勉強も鍛錬も手を抜かなかったし、特に鎖鎌を極め、町内大会では6位と言う成績を収めていた。
本人も忍としての適性が低いことはわかっていた。しかし、頑張っていけばいつか名刀飛燕にも認められ、父にも認められる人間になれることを信じていた。
しかし、現実には名刀は養子として迎えられた斑鳩のものとなった。
「こんな理不尽あるかっ才能があるやつだけが手に入れてっそれ以外は諦めろだとっ!ふざけやがって!そんな理不尽あるかっ!!」
彼の感情が溢れ出て、そんな言葉をどんどんと溢す。
《ホシイカ?》
頭を掻きむしりながら膝をつき悶えていた村雨にまたそんな声が響き、手を止めえ?と聞き返す
《チカラガホシイカ?リフジンノガイネンモナク、サイノウナドトイウモノニオボレテイルヤツヲモリョウガスルアットウテキナチカラガ》
村雨にはその言葉は十分過ぎるほど魅力的な言葉だった。跪き、どこにいるともわからないその声に応える。
「欲しいっ!俺から全てを奪ったあいつをも、俺に諦めろと言ったアイツらも!全てぶっ潰せる力が!!」
その言葉と同時に彼の周りに黒いモヤが現れる。
《ソノネガイキキイレタ》
その言葉の後、黒いモヤは村雨の目、耳、鼻、口、あらゆる体の穴から彼の体内に流れ込む。そんな黒いモヤに対する恐怖もあったが、彼の叫び声は闇夜にこだますることはなかったのだった。
その頃蓮太郎の家では、小太郎が強張った顔で外を眺めていた。
「……いつまで続くのだ……この悲惨な戦いは……」
その言葉を誰が聞くこともないが……何かありげにそう呟いた。
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蓮太郎)……今回文字数少なくないか?
いやー……僕も少ないかなとは思ったけど、ここで切った方がいいかなって思って、割と難しいな、切るところ
蓮太郎)………それはそうと、どうしたその顔
あんたの恋人さんの1人にやられたんだよ
蓮太郎)?俺には恋人はいないだろ
……はい、みなさん今回はここまで
蓮太郎)おい、無視か?
閃乱カグラだと分岐点あるんですがどれがいいですか
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