閃乱カグラ Ridertime仮面ライダーシノビ! 作:零「ZERO」
やばいやばい!遅刻だ!俺は急いで学園内を走る。ここの構造は半蔵様から聞いているから、場所はわかるけど、今の時間は8:35分、完っ全に遅刻だ!
俺が全速力で走っていると、半蔵様の言っていた教室が見えてきた!まだ5分しか経ってないから、今なら間に合うかもしれない!
なんとか言って謝らないと!
と、俺は教室のドアを開く
「遅れてすみません!今日転校してきたかぐr………」
……俺はこの時、ちゃんと中の状況を確認してから入るべきだったのかもしれない………
と、今では後悔してる………だって、その先には
「「「「「…………………」」」」」
着替えの途中の女の子たちが5人いたし……約1名に関してはなんかポニーテイルの女の子の胸を揉んでるし………何してんだよ……と、心の中でツッコミをしているのも束の間
「おぶっ!?」
俺の顔面に机が直撃するハメになったのだった…………
道場にて
「えー、コイツは、今日からお前らと一緒に「忍び」を学ぶことになった、神楽蓮太郎だ、まぁ、それなりに腕は立つ奴らしいから、まぁ、仲良くしてやってくれ〜」
と、鼻から大量の鼻血を出してティッシュで止血してる俺の隣で、今日からお世話になる霧夜先生に紹介される……
「神楽蓮太郎です……これからよろしくお願いします」
と、何名かジト目で俺を見てる人がいる……確かにあれは俺が悪いけど……いくらなんでも机を投げなくても……
「で、それと、神楽……なんでお前遅刻したんだ?」
と、霧夜先生は早速俺に聞いてくる……まず半蔵様が急に今日から入学って急に言われたのもあるけど、半蔵様に悪いしな……
「カツアゲの現場を見かけたので、ほっとけなくて助けてたら、遅刻しました、いでっ!」
俺が理由を言った瞬間、ゲンコツでコツンと頭を叩かれた…………この人のゲンコツ普通に痛い……
「忍びなんだからあまり人前に姿を現すな」
と、注意してきた……でも、俺はちょっとムッときた、だってそれって
「じゃあ、あのままほっとけって言うんですか?」
と、俺が返すと
「別にそうは言わん、だが、お前は堂々と出過ぎた、しかも名前まで名乗っただろう、もしそれで身元がバレたら仲間を危険に晒すことになるかもしれないだろう?お前はそれでもいいのか?」
「っ!それは……いやですけど……」
今の言葉に俺は返す言葉がなかった
「……理由はどうあれ遅刻は遅刻だ、以後気をつけるように」
「……はい……すみません……」
言い返すことができないので、俺は謝る
「よし、それじゃあ早速修行に入るぞ」
そう言って道場の中央へ向かう先生
「では、先ず『空中格闘術』だ」
振り返ってから、俺たちにそう言ってきた
空中格闘術……所謂空中戦だ、忍特有の戦い方の一つ、それがこの組み手……もちろん、シノビである俺にも当然できる……でも、おそらく俺が仮面ライダーシノビって知ってるのは、半蔵様一人だけだ……下手にやりすぎたりしたら、もしかしたらバレるかもしれない……仕方ない、ここは手を抜こう……悔しいけど
俺がそう考えてる間に、相手のポニーテイルの女の子……飛鳥って言ったかな……って、飛鳥って半蔵様のお孫さん!?それにどっかで見たことあると思ったらこの間助けた子だ!?……気づかなかった……
えっと、その飛鳥さんは、今、俺の向かい側で準備完了って感じで立ってる……よし
「よろしくお願いします」
と、こっちが頭を下げると
「あ、は、はい、こちらこそ!」
と、向こうもつられて頭を下げた
怪我をさせないように、なおかつ手加減をしないと……
「では二人とも準備はいいな?……始め!」
と、先生の合図で、俺たちは空中に飛び、互いにすれ違う……俺はかなり手加減をしてて……そのせいもあって、持ってたクナイが簡単に弾きとばされた……力抜きすぎたな……
「そこまで!……おい、神楽!そこそこ腕が立つって聞いたが今のは酷いぞー」
と、霧夜先生に言われる……半蔵様がそう言ってたんだろうけど……仕方ないじゃないか……うまく隠すにはこうするしかないんだから
「あははは、今日はなんか、力があまり入らなくて……」
と、なんとか誤魔化す
「……そうかそうか……はぁ」
と、やれやれとでも言うような顔で言われた……うーん……これは結構心にくる……
その後、修行を続けたはいいけど、俺は手加減をしまくって、全部負けた
その日の授業も終わり、俺は一人帰っていた……しかし参ったな……まじでマイナスからのスタートだ……急遽入ることになったとはいえ……着替えの覗き魔のレッテルを貼られるし、遅刻してしまうし、さらには手加減したから弱いやつのレッテル貼られるし……ほんとにマイナスじゃん…うまくやってけるのかな……と、とぼとぼ俺が歩いてると
「ね、ねえ!神楽くん!」
と、俺のことを呼ぶ声がした。振り返ると、そこには半蔵様の孫娘の飛鳥さんがいた
「あ、飛鳥さん?どうしたの?」
俺が聞くと
「いや、ちょうど私もこっち側だったから、よければ一緒に帰ろうかなって思って!」
と、返してきた飛鳥さん……あんなことあったのに……この子心が広いなぁ……心がジーンとくる……なんか泣けてきた……
「わかった。じゃあ、一緒に帰ろっか」
「うん!」
その声を聞いて、俺は飛鳥さんと二人で帰路につく……けど、またふと俺は足を止める
「?どうしたの?」
「あ、いやちょっと」
俺は、道を歩いてる亀を拾い上げる
「?それって、亀?」
俺はその亀を持って、川に降りる
「全く、何やってんだー?こんな道端に登ってきたら、車に轢かれたら死んじゃうんだぞ?俺がいたからよかったけど……」
と、俺は亀に話しかけながら川に向かう。やっぱり、こう言うのほっとけない性格だからか、いつもこんなことしてるんだよな……
「ほら、もう道端なんかに落ちてくるなよー」
と、亀を川に入れてやる。亀は俺を見るなりありがとうと言うように振り返り、川の中へと帰っていった
「ふぅ……」
俺が亀を見届けると、飛鳥さんの方へ戻る
「ごめんごめん、お待たせ」
「……神楽くんって、優しいんだね」
と、俺が戻ってくると急にそんなことを言い出した……
「そ、そうかな?気がついたら、身体が勝手に動いてたって言うか、ほっとけなかったと言うか……まぁ、こう言うことばかりやってて、損してるんだよな。未だに貧乏人だし」
と、苦笑いを浮かべながら、俺は飛鳥さんに言う
「それ、優しくないとできないことだよ?」
と、飛鳥さんは笑いながら答えてくれた
「確かに、今朝はびっくりしたけど、遅刻の理由も、カツアゲの現場を見て、助けてたからって言ってたし……それももしかして、今みたいに身体が勝手に動いたの?」
と、飛鳥さんは聞いてくる……
「………うん………」
ちょっと恥ずかしくなって頭の後ろに手を置いて言う
「やっぱり、ほんとに優しいんだね」
と、また言ってくれた……
「でもー霧夜先生からは、ああ言われたしなー……」
と、俺は返すけど
「でも、私は、それは正しいことだったと思うよ?」
「……え?」
とつぜん、飛鳥さんがそんなことを言ってくれた
「人を助けることって、当たり前のことでしょ?それをやり遂げた神楽くんは、ほんとにすごいなって、私は思うな」
と、そう言ってくれた……その言葉に、救われたような気がした……だって、あまりにマイナスの始まりだったのに……この子はそれを踏まえて、笑顔でそんなことを言ってくれたんだ……そりゃー、救われないわけないじゃん……
「……ありがとう」
なんとなく、そう言いたくなったから、俺は感謝の言葉を述べる……
「どういたしまして!さ!早く帰ろ!」
笑顔で、そう言って、先に行こうとする……きっとこの子はいい忍になる……そう思えた……
そう思ったのも束の間……辺り一面が……闇に包まれた
「!?何!?」
……俺はこの現象を知っている……
この現象の正体は………
俺が戦っている組織……ヤミゲドーの……闇結界だ!
次の巻へ
どうも、多分次回で変身すると思う
そして多分バレる…多分と言うより確実にバレるな、そして確実に変身するな、蓮太郎!がんばれ!
と言うことで今回はここまでさよなら!
閃乱カグラだと分岐点あるんですがどれがいいですか
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