暫くして傷無達は今回の報告をするためにアタラクシアに戻る中で
傷無はユリシアに向けてこう言った。
「今回の事は他言無用で願いたい。」
そう言ったのだ。
レガリアは未だ分かっていない所が多くあり正直な所今回の事があの総理に
聞かれたらプロパガンダにされるのが目に見えるからである。
然しユリシアはそれを聞いてこう答えた。
「ごめんなさいね、助けてくれたことには感謝しているけどそれとこれとは
別問題よ。今回の事は指令にだけ報告しておくから。」
そう言ってユリシアは傷無にウインクした。
「・・・マジかよ。」
傷無はそれを聞いてクラウにしか聞かれない様にこう言った。
「・・・こいつ戦死したって言って海に捨てるか?」
「それは流石に。」
クラウはそれを聞いて少しだが・・・引いた。
そして傷無の事でユリシアは怜悧に向けて報告するとすぐさま傷無を
呼んで・・・検査を始めた。
そして暫くして・・・・。
『良し、スキャンは終了したから調整室から出てきてくれ。』
「ハイハイッと。」
傷無は京の言葉を聞いてそう言いながらCTスキャンの様な機器から
起き上がった。
そして傷無は研究室に戻るとクラウが傷無を見てこう言った。
「お帰りなさい、傷無。」
「ああ、只今。」
傷無はそう言いながらクラウが持っていた上着を着こんだ。
そして傷無は京に向けてこう聞いた。
「それで検査結果は?」
そう聞くと京はこう答えた。
『体に異常は無し。身体、精神、どちらも正常数値だ。』
京はそう言うと少しして・・・こう言った。
『君は今の自分の体についてどれくらい知っている?』
「いや、あれから闘いばかりだったから検査なんてしてねえよ。」
当たり前だろうが傷無は京に向けてそう言うと京はこう言った。
『君の体内にあるハートハイブリットギアがバラバラになっている。』
「はあ!?じゃあ何で俺は未だ変身出来るんだよ!!」
可笑しいだろうがとそう言うと京はこう続けた。
『済まない、誤りがあった。正確には《君の体の隅々に
ハートハイブリットギアがばらけている》だ。』
「それって一体?」
傷無はそれを聞いてそう聞くと京はこう答えた。
『本来ハートハイブリットギアは手術で胸らへんに移植されるものだ。』
そこは知っているなと言って傷無は頷くと京はこう続けた。
『だが君の場合はそれが頭から足のつま先まで幾つもの小さな・・・
ナノマシンとも呼べるくらいのサイズまでバラバラになって点在している。』
そう言うと京はその情報を見てこう続けた。
『これはハートハイブリットギアの新たな進化か・・・それとも我々が
未だ解明されていないハートハイブリットギアのシステムかどうか分からないが
これの解明次第ではハートハイブリットギアの強化、又は進化に繋がるかも
しれない。』
そう言うと京は傷無に向けてこう言った。
『もう少しデータが欲しい。本来ならば実験したいところだが現状
君しか発現していないともなるそれでこの・・・
《レガリア》が使用不能になる事の方が我々にとって恐怖だ。』
『だからこそ・・・君には当面の間《レガリア》だけで』
「断るぞ、俺は『ゼーガペイン』の教導官としてここに来てるんだ。
あの時は仕方がないとはいえ今後オレハ『ゼーガペイン』を主軸として戦う。」
話はそれでおしまいと言って傷無は部屋から出て行こうとすると怜悧は
こう言った。
「待て傷無!これは人類が生き残るために」
「今この瞬間にも皆はあそこで戦っているんだ!!」
「「!!」」
傷無の大声を聞いて2人はビクッとして驚くと傷無は2人に向けてこう続けた。
「俺達がここに来ているのは皆の・・・今でも東京で戦っている
同胞たちのためだ!!俺はそれが終わったら出て行くしそれに!!・・・
そっちの都合だけで戦い方を押し付けるんじゃねえ・・・!!」
そう言って傷無はクラウを連れて出て行った。
無論クラウは2人に向けて失礼しましたと言って律義に立ち去った。
そしてそれを見ていた京は・・・クスクスと笑いながらこう言った。
「結構熱い所があるのね、あの子」
そう言うと怜悧は京に向けてこう言った。
「済まなかった。・・・アイツの言葉もまあ一理あるとは言えな。」
そう言いながら頭を搔いていると京は怜悧に向けてある事を言った。
それは・・・。
「それと彼のハートハイブリットギアのカウンターについてなんだけど」
「何か分かったのか?」
怜悧は京に向けてそう聞いた。
正直な所連戦、然も毎日戦っているなど冗談しか言えない様な
感じであったのだ。
それで傷無のハートハイブリットギアのカウンターを調べるように頼んで
おいたのだ。
すると京はデータ映像を怜悧に見せると怜悧は・・・・目を見開いて驚きながらこう聞いた。
「これは本当なのか!!」
そう聞くと京は・・・少し目つきを鋭くさせてこう言った。
「ええ真実よ。これならば『レガリア』が連日連戦していた利用も納得ね。」
そう言って京はもう一度ユリシア視点から見ていた『レガリア』の戦闘シーンを見ていた。
そして怜悧は傷無のハートハイブリットギアのカウンターを見て・・・ブルリと体を震わせていた。
計測には・・・こう書かれていた。
≪飛騨 傷無 ハートハイブリットギアカウンター残り・・・・・
計測不能(∞)≫
そう出ていたのだ。
次回はちょっと傷無とクラウの・・・ギガフロート日本ぶらり旅。