魔装学園H✖R(ハートオブレガリア)   作:caose

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 人類は戦った。
 国土を・・・愛する人たちを守るために。


あれから・・・。

あれから4か月経った。

 後に語られる「東京の奇跡」と呼ばれる戦闘の後も異世界側からの戦闘艦が次々と現れ武器、弾薬が底をつきかけた中である兵器に目を付けた。

 お蔵入りになっていた「ゼーガペイン」である。

 軍の倉庫に保管されているゼーガペインを生き残った自衛隊と当時いた民間の

組み立て工場勤務者や民間人によって完成し、実戦投入し、勝利した。

 それからも幾つかの戦闘があり兵士の少なさから志願兵を募り、その中に

傷無と・・・クラウシェルがいた。

 

 

 

 

 

 

 

 『現在敵は足立区防衛ラインを通過し、荒川に侵攻!《ゼーガペインmarkⅠ》は

直ちに南千住に向けて出動されたし‼!』

 「了解!至急出動する!!」

 そう言ってコックピットの中で・・・傷無がそう言うと後ろに振り向いて

こう言った。

 「出撃だぜ、クラウ。準備良いか?」

 「うん、何時でも良いよ。」

 クラウはそう言って・・・後部座席に座りながらそう言うとこう言った。

 「《ゼーガペインmarkⅠ》起動!」

 【機体システム起動】

 「光装甲各部循環」

 【光装甲各装甲内に展開】

 「翼部スラスター、起動」

 【スラスター、起動】

 機体から流れる音声と共に機体各所にある灰色の機体色のラインが緑に変わった。

 原点のゼーガペインならば全身に光装甲を展開するがこの世界では急ごしらえである事から通常装甲を取り付けており内部で循環させるようにしている。

 そしてゼーガペインが起動して・・・傷無はこう言った。

 「《ゼーガペインmarkⅠ》≪飛騨 傷無≫≪クラウシェル・アスフォード≫!

出撃する!!」

 そう言ってゼーガペインmarkⅠは天に向かって飛び立った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 南千住8丁目、住宅区。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「こちら南千住防衛ライン!増援は未だか!!」

 『現在台東区と墨田区から増援を要請!!増援が来るのに速い部隊で後7分』

 「ふざけるな!そんなに待ってたら全滅だ!!そんなことするくらいなら

防衛ラインにいる部隊に民間人の救助を」

 『それと直ぐに《ゼーガペインmarkⅠ》がそちらに到着する!それまで持ってて下さい!!』

 オペレーターがそう言って通信を切ると通信していた隊長、「天塚 弥生」は

それを聞いて自身の機体でもある国連軍推奨戦術兵器「レギオン」の

コックピットを叩いた。

 レギオンは第一次異世界衝突戦後にアメリカが開発した大量生産、

速攻配備を主軸とした誰にでも扱える機体であるのだが

第2次異世界衝突戦においては全くと言っていい程効いていない。

 武装は右手に固定されている大型マシンガンしかなく、攻撃能力に

疑問視されている。

 そんな中で天塚はぎりりと歯軋り鳴らしながらこう言った。

 「アタシらは結局・・・子供を使わなければ生き残れないのか!!」

 そう、彼女もハートハイブリットギアに対する反対派であった。

 然し時世はそれを許さずに結局のところ自分たちは

それで助かってしまっていると笑えない話であった。

 そして騎士型の人型機動兵器が天塚の乗っている機体に銃口を向け・・・自身が大破した。

 『ゼーガペインが来てくれたぞ!』

 『反撃だ!!』

 各隊員の声を聴くと天塚はゼーガペインmarkⅠのいる方向に視線を向けた。

 機体に内蔵されている光学銃が騎士型を破壊すると傷無はクラウに向けて

矢継ぎ早にこう言った。

 「クラウ、光学剣展開!銃を下げて盾を出してそれと敵機の位置把握!!」

 「もうやった!」

 そう言うとゼーガペインmarkⅠの右手に内蔵されている銃が格納され、光の盾が現れると左手に剣が出た。

 そして騎士型を次々と倒すと大型の戦艦から・・・多数の砲撃が

降り注いできた。

 然し放たれる砲撃に対してゼーガペインmarkⅠはそれを避けながら

懐に入り込むと傷無はクラウを見てこう言った。

 「クラウ!」

 「光学銃展開!」

 すると剣が格納されて銃が出てそれを使って攻撃して・・・戦艦が撃沈した。

 これまではハートハイブリットギアを使うものでしか倒せなかったが

残された資料と傷無のハートハイブリットギアのデータによって相手の機体に合う波長が特定したためそれに見合った武器を現在製造中である。

 そして暫くして・・・敵が去っていった。

 残ったのは味方の・・・機体の残骸しかなかった。

 敵機は何故か時間がたつと粒子となって消えていくのだ。

 そう・・・一部を除いては。

 するとオペレーターから音声が聞こえた。

 『各隊は所定の防衛ラインに退避。南千住防衛部隊は墨田防衛ラインまで後退。残存する荒川区防衛部隊は各員所定の場所にテ待機されたし。

ゼーガペインmarkⅠは至急補給が済み次第江東区の本部に来られたし。』

 「「??」」

 二人は何だろうと思って機体を一度撤去される南千住防衛ラインの

指令部に向かった。

 

 

 

 

 

 

 南千住防衛ライン指令所は南千住駅の中に設置されており地下を通って

部隊とやり取りしているのだ。

 そして無論補給物資もこの中にある。

 傷無達は給油だけをしていると後ろから声が聞こえた。

 ソレハ・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 「よく生き残ってたな!お前ら!!」

 「「ムグ!!」」

 天塚が二人を見て胸を押し付けるかのように抱きしめた。

 彼女の胸部は豊満であるため押し込まれると反発するかのように

跳ね返ろうとしている。

 正直な所傷無は思春期であるためにこれは如何なんだと思うが

もう何回もあるので諦めている。

 「何なんですか?天塚さん。」 

 傷無がそう聞くと天塚は二人を放してこう言った。

 「ああ、悪い悪い。生還したから嬉しくてな。」

 ついというと天塚は後ろに着いてきている部隊を見てこう言った。

 「・・・今日だけで25人も死んだ。内機体は13。補給部隊として来ていた民間人12人と来た。」

 最悪だなと言って傷無達は俯くが天塚は二人に向かってこう言った。

 「アンタらが悪いんじゃない。アタシら大人たちがちゃんとしなかったからこうなったんだ。」

 寧ろよく働いてるよと言うと3人に向かってこう言った。

 「傷無さん!クラウシェルさん!!機体の補給が整ったので出せますよ!!」

 整備兵がそう言うと天塚は二人に向かってこう言った。

 「さあ、行きな!・・・死ぬんじゃないよ。」

 「「!!・・・了解!!!」」

 傷無とクラウはそれを聞いて敬礼した後ゼーガペインmarkⅠに搭乗した。

 そしてそれが飛び立つのを見送った天塚は二人に向かってこう言った。

 「・・・約束だぞ。」

 そう言って敬礼した。




 ゼーガペインは機体に武器を保有し、光装甲は「機動戦士ガンダムSEED」に
出てくる「フェイズシフト」を思ってください。
 レギオンの見た目は「鉄のラインバレル」に初期に出てきた量産機です。
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