魔装学園H✖R(ハートオブレガリア)   作:caose

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 海上戦、開始!!


攻撃開始

『良いか、敵の旗艦の射程がアタラクシアを捉えるのは後15分。

それまでに敵旗艦の主砲を潰せ‼』

 怜悧は傷無達に向けてそう言うと傷無はこう呟いた。

 「簡単に言ってくれるが・・・そうは問屋は降ろしてくれねえようだぜ姉ちゃん」

 そう言うと敵の空母から50機ほどのアルバトロスが発進してきた。

 「行くぞ、クラウ!」

 「うん!!」

 傷無はクラウに向けてそう言った瞬間に『ゼーガペイン』のスラスターを吹かして単騎で突貫してアルバトロスの群れに突入した。

 「な!」

 「何単独行動を!?」

 千鳥ヶ淵と姫川はそう言ってその後を追おうとするとアルバトロスは

『ゼーガペイン』に攻撃するも全弾掠める程度であり其の儘アルバトロス目掛けて

光学銃で攻撃した。

 そしてそのまま7機ほどのアルバトロスを撃ち貫くと其の儘乱戦に入って時には

その銃剣を奪い取って突き刺したり光学剣を展開して斬り裂くなどの一騎当千の

働きを見せていると姫川はそれを見てこう呟いた。

 「凄い・・・。」

 そう言うしかなかった。

 あれが最前線で半年も生き抜いた人間の実力なのかと思うともしあれが敵になれば厄介どころか無理だと言いかねない程の実力を目の当たりにしているのだ。

 然し姫川は呆然としていた感覚を研ぎ澄ましてこう言った。

 「弩弓駆剣(ブレイド)!」

 そう言うと背中から自在に飛行する大型の剣が飛び出したと思いきや

大きな弧を描きながらアルバトロスの中を飛行して『ゼーガペイン』に向けて

攻撃しているアルバトロスの背後に忍び込んで其の儘斬り裂いた。

 姫川の武器でもある「弩弓駆剣(ブレイド)」は中近距離に使われる

無線誘導兵器の一つであり集中力を必要とする反面戦闘空間において

トリッキーな攻撃をすることが出来るのだ。

 操作している間に足を止めた姫川を見てアルバトロスは背後から

攻撃しようとして・・・『ゼーガペイン』によって斬り捨てられた。

 『ナニ足止めてんだ!死にたいのか!!』

 傷無は姫川に向けて大声でそう言うと姫川はこう返した。

 「仕方がないじゃないですか!『弩弓駆剣(ブレイド)』は高い集中力を

要求されるために止まらなくては」

 『戦場で足止めてそれが理由になるか!集中しながら攻撃して移動できなきゃあ殺してくれって言っているようなもんだろうが‼!』

 傷無はそう言いながらアルバトロスに向けて射撃して堕としながら移動した。

 一方の千鳥ヶ淵の方はアンチマテリアルライフルをアルバトロスに構えて

攻撃した。

 一部を除いて魔導兵器相手には効かないが・・・銃口をずらしたり行動を

制限させるには十分である。

 千鳥ヶ淵はそのままアルバトロスの首元に

そのアンチマテリアルライフルの銃口を押し当てて弾が無くなるまで

撃ち続けた後に・・・それを投棄して首をへし折った。

 そして千鳥ヶ淵はそれから離れて艦隊の位置を確認してこう言った。

 「距離はざっと・・・2,30キロ・・・くらいね。」

 そう言うと又もや空母から多数の魔導兵器を確認した。

 「更に敵機確認!その数は27。」

 クラウは傷無に向けてそう言うと傷無は時間を確認した。

 「タイムリミットは後7分か。」

 そう言うとクラウはこう報告した。

 「敵の中に『ドラグリエ』を確認!数は3!!」

 「クソが!魔導兵器は俺らが何とかするからお前らは戦艦の方を!!」

 傷無は千鳥ヶ淵と姫川に向けてそう指示を出すがドラグリエはお構いなしに

千鳥ヶ淵と姫川に向けて炎を吐き出した。

 「ヒアアアアアアア(*´Д`*)!!」

 「このお・・・・!!」

 姫川と千鳥ヶ淵はそれにダイレクトに命中してしまい

そのまま吹き飛んでしまった。

 更に攻撃しようとすると・・・上から『ゼーガペイン』の攻撃を喰らって1機が堕ちた。

 すると怜悧は千鳥ヶ淵と姫川に向けてこう言った。

 『今奴らは飛騨達に釘付けだ!残りは3分!!』

 怜悧の言葉を聞いて千鳥ヶ淵と姫川は大急ぎで艦隊に向かって行くが・・・

矢張り一筋では行かなかった。

 

 

 

 

 

 「キャアアアアアアアア!!」

 「クウウウウウウウウ!!」

 姫川と千鳥ヶ淵は何かによって吹き飛ばされるが傷無とクラウはそれを見て

こう言った。

 「敵艦からの攻撃!」

 「おまけに対空戦闘も完璧だしな!」

 傷無とクラウはそう言いながら『ゼーガペイン』でドラグリエ全機と

アルバトロスを既に8割ほど潰していると敵旗艦の砲塔が動き出した。

 然もその射線の先にいあるのは・・・アタラクシアではなく。

 

 

 

 

 

 「敵旗艦の砲塔!こっちに向いた!」

 「こっちが目的かよ!!」

 すると敵旗艦が『ゼーガペイン』に向けて・・・攻撃してきた。

 「キャアアアアアアアア!!」

 「クソったれがアアアアアアア!!」

 クラウと傷無は悲鳴を上げながら回避していた。

 如何やら傷無とクラウはその攻撃を利用して残りに敵魔導兵器を倒させるという腹積もりのようであるがそれが何時まで持つか分からないため傷無は

千鳥ヶ淵と姫川に向けてこう命令した。

 『こっちに気を取られているうちに速く旗艦をぶっ潰せ‼!』

 そう言うが対空砲に手間取っている2人はこう返した。

 「そんなこと言われましてもどうやってですか!!」

 「行っているだけは楽でしょうね!!」

 『こっちは命はってるんだからそっちも頑張れ‼』

 『傷無!攻撃来る!!』

 『こんのォォォォオオォォォォ‼!』

 それと同時に通信が切られると千鳥ヶ淵はこう提案した。

 「こうなったら懐に入り込んで白兵戦を仕掛けるわ!!」

 そう言うが姫川はこう反論した。

 「無茶言わないで下さい!この弾幕で近寄れるわけないじゃ」

 姫川が言いかけるも千鳥ヶ淵はそのまま突撃していった。

 千鳥ヶ淵は絶対領域と言うシールドを展開して最高速度で敵艦に突っ込むが

敵艦も馬鹿ではない。

 砲弾や対空砲で対応すると千鳥ヶ淵はそれすらも知らぬと言った感じで

突っ込んでいった。

 然しそんなことすればエネルギーが底を尽きてしまうとも分かっているにも

関わらずどうしてと思いながらもあと少しと言う所で・・・護衛艦からの

一斉射撃を諸に浴びてそのまま・・・不時着していった。

 「愛音さん!」

 姫川はそれを見て堕ちていく千鳥ヶ淵を捕まえると傷無はクラウに向けて

こう言った。

 「クラウ、攻撃をオートメーションして2人を回収してくれ。」

 「え?けどそうしたら・・・傷無!?」

 まさかとクラウは傷無の言葉を聞いてそう言うと傷無はこう答えた。

 「なあに、ちょっと空いた穴を埋めてくるさ。」

 そう軽く言うとクラウは傷無に向けてこう言った。

 「ちゃんと帰ってきてね。」

 「ああ、任せろ。」

 傷無はクラウに向けてそう答えるとコックピットから降りたと同時に

『ゼーガペイン』は2人の下に向かった。

 すると何故か攻撃が止まった。

 

 

 

 

 

 「一体なぜ?」

 姫川はそれを見てそう呟いた。

 何か目的があるのかと思っていると『ゼーガペイン』がこっちに来るのが

見えた。

 そしてコックピットから声が聞こえた。

 「2人とも、大丈夫!?」

 「アスフォードさん!どうしてここに!?」

 そう聞くとクラウはこう答えた。

 「それは後で話すから早く千鳥ヶ淵さんを!」

 「は、はい!!」

 クラウはそう言って姫川を急かすと姫川はコックピットを見てこう聞いた。

 「あのう、アスフォードさん?一つ聞いても」

 「傷無の事?」

 「ええ・・・どちらに」

 そう聞くとクラウは空に指さすのでその方向を見ると・・・

傷無がハートハイブリットギアを纏って空を浮遊していた。

 「どうして・・・彼がハートハイブリットギアを?!」

 そう聞くとクラウはこう返した。

 「まあ、見てて。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 傷無は攻撃がやんだのを見てこう言った。

 「攻撃が・・・やっぱりアイツがいるって事だな。」

 傷無は何か確信したような言動でそう言うとこう・・・叫んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「レガリアーーーーー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 その言葉と同時に・・・闇が傷無を覆い、鎖がそれに巻き付いて

現れたのは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 「黒の解放者・・・・?」

 姫川はそれを見てそう呟いた。

 そう、日本において・・・いや、世界最強と名高いナンバー1

 

 

 

 

 

 

 

 

 「黒の解放者」なのだ。

 そして傷無はこう言った。

 「さあてと・・・いっちょ行くか。




 次回はレガリアにおける圧倒的な戦闘。
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