「飛騨君・・・それって一体・・・どういう意味で」
「どうもこうもない。こいつはエントランスの向こうにある世界から
来てるんだ。」
傷無は姫川の言葉を聞いてそう言うとアルディアはこう答えた。
「まあ良いわ。『レガリア』は奪えなくとも・・・『ネロス』を奪えば
良いんだし。」
アルディアはそう言って逆5角形を細長くしたような楯状の姫川の『ブレイド』と同じような無線兵器を6つ展開すると一つを槍状に変形させて持つと
アルディアは姫川に向けてこう言った。
「それじゃあ・・・行くわよ。」
「姫川逃げろ!!」
傷無はその攻撃態勢を見て姫川を背負いながら林立する鉄骨目掛けながら
傷無はクラウに向けてこう言った。
「クラウ!お前は例の合流ポイントまで行け!」
「分かった!!」
クラウは傷無の言葉を聞いてそう言うとクラウはビルの間に入っていった。
そして傷無と姫川は傾きかけたビルの後ろまで下がると姫川は傷無に向けて大声でこう言った。
「貴方!どうしてそんな重要な事を黙って」
「文句言いたきゃあ姉ちゃんにでも言ってろ!!」
傷無は姫川に向けてそう言うと傷無は姫川に向けてこう説明した。
「気を付けろ。」
「はい?」
「あいつに障害物なんてあってないような物だ。」
「それってどういう」
意味だと姫川が言う前にビルの壁が・・・ぐにゃりと歪んだ。
「!!」
姫川はそれを見て目を見開くと渦巻くようにビルの壁から穴が出来上がって
そこから・・・アルディアが優雅に歩いてきた。
すると傷無はいつの間にかハートハイブリットギアを展開すると傷無は
こう言った。
「それとあいつに絶対領域は通じない。さっきと同じ要領でな。」
「つまり・・・防御は愚策と言う訳ですね。」
だったらと姫川はそう言って無線型の『ブレイド』が唸りを上げて滑るように
飛び出してアルディアを貫かんとする勢いで攻撃するも・・・
アルディアの楯と激突して弾かれた。
然も、只弾かれただけではなくゴムのようにぐにゃりと曲がって明後日の方向に向けて飛んでいった。
「え!?」
姫川はそれを見て驚いて『ブレイド』の方に視線を向けてしまったため・・・。
「馬鹿!前を見ろ!!」
傷無がアルディアに集中するようにそう言うが一歩及ばずに・・・槍が姫川の
腹部に当てた。
その時に腹部が引っ張られるように曲がりそのまま・・・水平に飛ばされた。
「ぐ・・・ハアアアアアアアアア!!!」
姫川はそのまま奇妙な回転をしながら吹っ飛んでいった。
「姫川!」
傷無はそう言って1瞬の間だが姫川に注意がいってしまい・・・
アルディアの行動を見ていなかった。
その間にアルディアは槍を地面に突き立ててそのまま足元に線を引いた。
「しま!!」
傷無はヤバいと思って前を見ると・・・それは異様な光景であった。
アルディアの足元の瓦礫が・・・波打って徐々にだが高さを増し始めた。
「マズイ!」
傷無はそれを見て姫川を急いで回収すると・・・そのまま瓦礫の津波目掛けて突っ込み始めた。
「行けえええええええええ!!」
傷無はそのまま瓦礫の波に入って・・・その間を縦横無尽に駆け上がった。
途中で物が落ちてくるがそう言うのは足場にしつつそのまま上について・・・
アルディアと遭遇してしまった。
「くそが!?」
「はああ!」
アルディアは傷無目掛けて槍を振るい傷無も姫川の刀を持とうとして・・・
2人の間に金色の光が通過した。
それを見ると傷無は・・・こう叫んだ。
「ユリシア!千鳥ヶ淵!!クラウ!!!」
そう言うと『ゼーガペイン』の肩に乗りながら砲撃したユリシアと
『ゼーガペイン』のアタッカーに乗っている千鳥ヶ淵とオペレーターに乗っているクラウを見た。
「集合時間にもう遅れてるけど・・・彼女がそれね。」
ユリシアはそう言って照準を合わせた。
如何やらクラウから聞いたのであろう。
だが半信半疑であったようだ。
「それで、あいつを捕えれば良いのよね。」
千鳥ヶ淵はそう言ってアルディアを見ているとアルディア千鳥ヶ淵を見て
こう呟いた。
「白い魔導装甲・・・・赤い瞳、銀色の髪。」
アルディアは千鳥ヶ淵を見て何やら観察するかのように見ていると・・・
こう聞いた。
「貴方出身地は?」
「日本の東京ヨ。」
今でも戦闘しているねとそう言うとアルディアは少し考えて・・・こう言った。
『女神は踊る。虚無と、死と、皇帝と、そして永久に』
「「「「「?」」」」」
アルディアが呟く詩のようなナニカを聞いて全員が何だと思っていると
こう言った。
「今日はここでお暇しましょっか。」
「・・・どういう意味だそれは」
傷無はアルディアの言葉を聞いて何故だと聞くとアルディアはこう答えた。
「だって、雑魚ばっかじゃ貴方本気出せないんでしょ。」
だからと言ってアルディアは指パッチンすると・・・エントランスの向こうから何かが出てきた。
直径10メートルはあろう巨大な光の球体が渦を巻きながらゆっくりと
傷無達目掛けて近づいて行くが傷無は中にある僅かなシルエットを見て・・・
目を見開いてこう言った。
「ヤバい!あいつを出す気か!!」
傷無はそう言ってクラウに向かってこう言った。
「クラウ!光楯を最大出力で展開!!皆『ゼーガペイン』に
入れーーーーー!!」
その声を聴いて全員機体に入ると・・・球体が破裂して巨大な衝撃波が
襲い掛かった。
『『『『『ウワアアアアアア!!!』』』』』
全員それをによる衝撃で驚き、今度は数瞬して光の欠片が周りに降り注いで
目抜き通りは焔に包まれた。
「大丈夫か!?」
「ええ・・・。」
「何なのよ、今のは・・・。」
「こっちも・・・。」
傷無の言葉を聞いてユリシア、千鳥ヶ淵、クラウがそう答えると・・・
『ゼーガペイン』の警報音と同時に警告が流れた。
『敵機確認!目標は《ギドラ》型と推定‼!』
その警告文を見て傷無はこう言った。
「《ギドラ》型って・・・マジかよ!!」
そう言って目の前にいるのは・・・・三つ首の龍であった。
次回は《ギドラ》型戦です。