書きました。
あれから傷無達はそれぞれ別ルートから合流して北部にある空軍基地に着いた。
「傷無、大丈夫かしら~~?」
ユリシアが傷無に向けてそう聞くと傷無達は手を振って答えた。
そして『ゼーガペイン』を着陸させると千鳥ヶ淵はこう聞いた。
「ねえさ、こんな所に来てどうするの?何にもなかったわよ?」
そう言うと傷無は周りの様子を見てこう言った。
「奇妙だと思わないか?」
「何が?」
傷無の言葉を聞いて千鳥ヶ淵がそう聞くと傷無はこう答えた。
「戦闘がなかったにせよだ、俺達が見回った時にもだったけど戦闘の跡どころか『レギオン』のパーツが一欠けらもなかったんだ。」
「それがどうしたのよ?」
「確かに気になるわね~~。」
ユリシアは傷無の言葉を聞いて確かにと思っていた。
何もなかったにせよ、レギオンが戦闘を起こした時に出来る弾丸の山や残骸などが一つも見当たらなかったのだ。
それが無いと言うのは・・・可笑しい事なのだ。
何せ『レギオン』は全世界に配備されている最もメジャーな兵器であるにも
関わらずにだ。
「それじゃあ・・・一体皆何処に」
「ここにいるぜ。」
「「「「!!!!」」」」
傷無達はその声を聴いて目を見開いて戦闘態勢に移行すると
目の前にいたのは・・・。
「まあ待てよ、アタシは味方だ。」
金髪の髪をホーステールにした女性であった。
「君は?」
傷無は何時でも攻撃できるような態勢のまま聞くと彼女はこう答えた。
「おいおいおい、構えるなって・・・まあ無理かもしれねえけど
あの『三つ首』をそこのジャパニーズガールから救ってやっただろ?」
「『三つ首』って・・・『ギドラ型』の事!?」
「へえ、あれってそう言う呼称何だな。教えてくれてサンキューな。」
「あ!」
千鳥ヶ淵は迂闊な事を言ってしまった事に慌てているが傷無はこう聞いた。
「君があのメッセージを送ったのか?」
傷無はそう言って『ゼーガペイン』の肩にある・・・小さな何かが
取り付いていた。
すると女性はこう名乗った。
「初めましてだな。アタシは『レイン・ミューゼル』。
ここ『グアム異世界解放軍』のメンバーだ。」
宜しくなとウインクしてそう言った。
「解放軍・・・。」
傷無達は『レイン・ミューゼル』に着いて行って着いたのは・・・。
「ここって整備室か?」
傷無はそう言って周りを見ていた。
周りにあるのは整備に使われる工具であったり武器であったりと様々であった。
そんな中で『レイン・ミューゼル』は工具箱からリモコンを取り出すと
それを幾つか押すと・・・ガチャッと言う音と共に階段が姿を現した。
「こいつは隠し階段か!」
「そうだぜ、こいつを使って兵士を、レギオンは格納庫から下に下げて、
民間人はこっちで作ったシェルターにある非常口を使って『ウマタック』って言う
南西にある村の地下で暮らしているぜ。」
そう言うと『レイン・ミューゼル』はその階段に入って来いよと言って
案内した。
暫くは電気が無くて懐中電灯を頼りに進んでいた。
そして暫くすると・・・ある扉が目に入った。
『レイン・ミューゼル』はその扉を開けると開けた先に広がっていたのは・・。
「「「「ウワアアアアアア・・・・・」」」」
多数のレギオンや武器、そして兵士が交代で寝ていた。
すると『レイン・ミューゼル』は全員に向かってこう言った。
「皆起きてくれ!大事な話がある!!」
全員はその声を聴いて起きて聞いてみた。
「ここにいるにのは日本のギガフロートの連中だ!ついさっきまで上で
戦っていたハートハイブリットギアメンバーだ!」
それを聞くと全員は・・・。
『『『『『『おオオォォォォおおおお!!!!!!』』』』』
全員勢いづいた。
何せグアムにはハートハイブリットギアチームがいなかったからだ。
そして『レイン・ミューゼル』は傷無とクラウも紹介した。
「そしてこの2人は『レギオン』よりも高性能な兵器を扱っている精鋭だ・・・所でお前ら誰だっけ?」
『レイン・ミューゼル』は傷無とクラウに向けてそう聞くと
傷無とクラウはこう答えた。
「日本、異世界抵抗軍!『飛騨 傷無』!」
「同じく、異世界抵抗軍『クラウシェル・アスフォード』!」
2人はそう言って敬礼すると兵士の一人が・・・こう呟いた。
「日本って・・・まさか今でも戦っているって噂の!?」
そう聞くと傷無達はこくりと頷くと・・・更にヒートアップした。
『『『『『『ィよっしゃアアアアアアア!!!!!!』』』』』
全員が勢いづくとこう続けた。
「ついにこの時が来たんだ!!」
「日本の抵抗軍が来てくれたんなら怖いものなしだぜ!!」
全員がそう意気込んでいた。
これまで小規模な戦闘とはいえ倒せなかった異世界軍を倒せれるのだと思うと
勢いが止まらないのだ。
「結構皆さん元気でしたね。」
「まあね小規模でも異世界軍の連中を倒せなかったからな。」
猶更だねとそう言うと傷無はこう続けた。
「解放軍・・・そんなのがあったのか?」
「多分ここだけじゃなくて世界中にいると思うよ。主に置いて行かれた連中が
中心となってね。」
そう言うと傷無は確かにとそう思っていた。
日本と同じように戦っているのだ。
例え『ゼーガペイン』が無いと言っても。
力なく倒れ、朽ちても・・・守りたい物の為に戦っているのだ。
そんな中で傷無は『レイン・ミューゼル』に向けてこう聞いた。
「なあ、『レイン・ミューゼル』。一つ良いか?」
「?」
「俺達はある電波を追ってここに来たんだが・・・何か覚えはないか?」
そう言うと『レイン・ミューゼル』は暫くして・・・こう答えた。
「そういやあ、少し前にハートハイブリットギアと一緒にいた女を見たな。」
「それって何時ですか!?」
クラウがそう聞くと『レイン・ミューゼル』はこう答えた。
「確か・・・昨日ぐらいかな?」
「傷無。」
「ああ。」
傷無とクラウは恐らくと思っていると『レイン・ミューゼル』は携帯電話を
取り出すと操作しながらこう言った。
「あの時俺見張りしていてな。その時に撮ったんだ。」
ほれと言って写真を見せると・・・傷無の目が見開いた。
「・・・嘘だろ?」
「傷無?」
クラウはどうしたんだろうと思って見てみると映っていたのは・・・。
白衣のような上着を羽織り、黒髪の長髪をした・・・怜悧によく似た女性。
「・・・母さん。」
『飛騨 那由多』その人であった。
次回は・・・何故母がいたんだ?