「全機攻撃開始!!」
傷無の言葉と共に各地で配置されたレギオン隊が一斉に《ギドラ》型に向けて
集中砲火した。
そのうちの何発かは『ゼーガペイン』における攻撃なのだが当たった部分が・・・再生し始めたのだ。
すると《ギドラ》型は各建造物の陰に隠れているレギオン隊を見つけて
口を大きく開けて反撃しようとすると・・・今度は首らへんから爆発が起きた。
それは、歩兵隊が建造物の内部に入って攻撃してきたのだ。
然も、ユリシアの攻撃付きでだ。
だがそれでも《ギドラ》型には通用しないのだが傷無はこう続けた。
「撃て撃て撃て撃ち続けろ!集中砲火して最低限奴の火球を出させるな!!」
そう言うと周りで一斉に攻撃してきた。
すると《ギドラ》型の体上部に位置する人型の部分に搭載されている槍が
起動して・・・建造物の陰にいるレギオンや内部にいる歩兵隊を攻撃した。
『グアアア‼!』
「ドわあああ!!」
『ケルベロス4大破!パンサー小隊通信不能!!』
「クソが!胴体にいる人型は俺がやる!!他は奴を集中砲火して
攻撃させるな!」
『ラジャー‼!』
そう言うと《ギドラ》型に搭載されている人型二向けて『ゼーガペイン』が
攻撃してくるがそれを・・・翼が前に出て攻撃を防御すると『ゼーガペイン』が
それを・・・斬り裂いた。
「手前の弱点はこいつだろ!?」
傷無はそう言いながら光銃を格納して光剣を出して翼を斬り裂いた。
ギャオォォォォォォォォ!!
《ギドラ》型は断末魔のような悲鳴を上げて攻撃しようとすると
それをレギオン隊が食い止め始めた。
そしてレギオンが放った弾丸がチャージ中で口を半開きしていたところに
入ると・・・内部から破壊された。
すると傷無はレギオン隊全員に向けてこう言った。
「口を狙え!奴の弱点だ!!」
『全機!ファイヤー!!』
その声と同時にレギオン隊と歩兵隊が一斉に口に目掛けて攻撃した。
すると流石にヤバいと感じたのかどうかわからないが《ギドラ》型は
口を閉ざして再生し始めている翼を無理やり動かして離陸しようとしていると『ゼーガペイン』が光剣を振りかざして敵機の両腕を斬り裂いた。
そして胴体に貫き通して頭部を破壊し、胴体を腕で上からぶち抜いて・・・こう言った。
「クタバレーーーーー!!」
傷無はそう言いながら『ゼーガペイン』の光銃を起動させて・・・内部から
攻撃した。
ガガガガガガと銃声が響き渡って《ギドラ》型の人型が膨れ上がったかと思えばそれが全身に迄膨れ上がりそして・・・破裂しようとすると傷無は全員に向けて
こう言った。
『総員退避ーーーーー!!』
その声と共にレギオン隊は建物の中にいる歩兵隊を回収しながら退避して
暫くすると・・・大爆発が町中を駆け巡った。
『『『『『ウワアアアアアア!!!!!』』』』』
全員はそれに驚いて爆発を耐えた。
そして爆風が巻き起こって周りがきのこ雲で覆われた。
暫くすると・・・通信が来た。
してきたのは・・・。
『こちら、《ゼーガペイン》。残存機全機聞こえるか?』
その音声が続いていると・・・司令部から通信が来た。
「こちら司令部!・・・《ギドラ》型の・・・反応なしを確認!!」
その声を聴いて・・・全員が・・・。
『『『『『いヤッターーーーー!!』』』』』
そう言って歓声を上げた。
これまで厄介であった魔導兵器を倒したという思いが強くあったのだが・・・
ある人間の声が聞こえた。
「へえ・・・あれ倒しちゃったんだ~~。」
「!!アルディアか!?」
傷無はその声を聴いて上空を見上げると・・・既にアルディアがそこにいた。
するとアルディアはこう言った。
「まあ良いわ。《レガリア》諸共魔導装甲を回収してこいつら・・・
皆殺しにしちゃおうかしらってもう着いたのね。」
「グラベル♪」
「「!!」」
傷無とクラウはそれを聞いてアルディアが見ている方向に目を向けると
そこで目に映ったのは・・・。
「嘘だろ・・・」
「なんつう・・・数だよ。」
そう言ってアメリカ軍が見たのは・・・夥しい程の・・・異世界軍の
艦隊であった。
そしてその艦隊の最前列にある船に・・・もう一人のハートハイブリットギアがそこにいた。
軍用機を彷彿させるグレーの装甲を身に纏い、腰回りには大型の砲塔、
背面部には長距離砲を装備したアルディアとそれほど年が変わらない
褐色の金髪の女性がそこにいた。
すると女性がアルディアに近づくとグラベルと呼ばれた女性がこう言った。
「アルディア、本当なんだろうな。あいつがいると言うのは?」
「ええ、そこにいるわよ。」
アルディアはそう言って『ゼーガペイン』の方向に向けて槍を向けると
グラベルと呼ばれた女性は・・・ニヤリと笑ってこう言った。
「成程な。確かにそれならば・・・これだけの戦力を揃えなければならないな」
そう言うと艦隊に向けてこう指示を出した。
「全艦攻撃開始、飛翔している兵器は鹵獲、中にいる人間は無傷で
手に入れたい。」
それ以外は?とアルディアが意地の悪い顔でそう聞くとグラベルはこう答えた。
「殺せ、魔導装甲持ちは手足を引き千切ってでも連れてこい。」
そう言った瞬間に・・・艦隊の砲門がせりあがって砲撃しようとした瞬間に・・艦隊の内2隻が轟沈した。
「「!!」」
アルディアとグラベルと呼ばれた女性たちは何があったんだと思って射線軸状の方向を見て・・・こう言った。
「あれね」
「厄介なものを・・・!」
そう言って目に映ったのは・・・・『ゼーガペイン』で使われる
エネルギーの光が灯されている・・・電子砲がそこにあった。
「グッドタイミングだぜ・・・姉ちゃん!!」
傷無はそれを見てそう言った。
さあ・・・人類の底力を見よ!!