魔装学園H✖R(ハートオブレガリア)   作:caose

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 ここからは現在の戦線による影響です。


現状の説明

「話は既に指令から聞いている。父がこちらに対して圧力を加えたことに

対して・・・申し訳ない。」

 司はそう言って食事を机において・・・土下座しようとしてきた。

 「「「「いやいや、待て待て!!」」」」

 それを見た傷無達は流石に公衆の面前とはなと思いそれを

何とか阻止しようとするも司は断固として譲ろうとしなかった。 

 「いや、謝らせてくれ!それどころか踏みつけても殴ってもいい!!」

 「いや、お前殴ってもどうしよもねえし!!」

 「それに殴るんなら司じゃあなくてお前の親父だろうが!!」

 司の言葉を聞いて傷無と一夏がそう答えた。

 そしてクラウと箒はこう続けた。

 「そうだよ。貴方には何も悪いことないじゃない。」

 「それどころか皆を守るために四方八方手を尽くしているではないか。」

 そう言うと司の後ろから・・・声が聞こえた。

 「そうだぞ、アンタが謝っても何も解決しないからな。」

 そう言うのは白髪のウエーブがかかったセミロングのサイドテールをした少女。

 「駒込 アズズ。」

 人類最高の知能を誇っておりとある少女と共にゼーガペインの開発を仕上げた

天才である。 

 そして彼女も開発班として司令部によく足を運んでいる。

 「アンタがよくやっているのはウチだって知っているし悪いのは

アンタの親父。」

 「まあ、ここでボコボコビされてもウチには何の得にもならないしな。」

 「駒込・・・。」

 司はアズズを見てそう言うと・・・クラウと箒がこう言った。

 「もう、アズズったら。素直じゃないよね。」

 「ああ、心配しているとか素直に言えんものなのか?」

 「聞こえてるぞお前ら!!」

 アズズは二人に向かってそう言うと傷無は司に向かってこう言った。

 「まあさ、確かにお前の親父には色々と言いたいけどそれをお前に向けるのは

お門違いってもんだぞ。」

 「俺達は仲間なんだ。仲間として助け合わなくちゃあいけねえだろ?」

 「飛騨・・・済まない。」

 「こう言う時はありがとうだろ?」

 「ああ・・・ありがとう。」

 司は傷無に向けてお礼を言ってから席に着くと傷無は司に向けてこう聞いた。

 「然し備蓄はあとどれくらいあるんだ?」

 そう聞くと司は直ぐにこう答えた。

 「直ぐには支障はないと思うが弾薬や医療品がギガフロートから

来られなくなると持って2年。」

 「その間にゼーガペインシリーズを何機製造できるかで今後の戦闘に大きく影響しちまうな。」

 司に続くかのようにアズズがそう言うとクラウはアズズに向けてこう聞いた。

 「アズズ、ゼーガペインシリーズはそれまで大体何機できるの?」

 そう聞くとアズズは空に向かって算盤を弾くかのような感じ・・・こう答えた。

 「今のままの生産だとしたら大体2年で・・・7機だな。」

 「!・・・それだけなのか・・・?」

 箒はその言葉を聞いてそう聞き返した。

 何せ2年で7機となると1年で厄3機までしかできないからだ。

 するとアズズはこう返した。

 「当たり前だろう?機体を作ってもパイロットの育成に短期訓練。

ゼーガペインシリーズの光装甲は物理学を応用して出来てるから

大量生産するとなると間に合わせのここじゃなくてもっと真面な機材が整っている場所じゃないとだめだな。」

 そう言うとアズズはこう続けた。

 「今は製造ドッグに2機ほど開発してるけどあれは元々倉庫に死蔵されてた

予備パーツをくみ上げた奴だから1から作るとなるとそれだけかかるな。」

 そういう意味であった。

 例え造ったとしても使う人間がいなければ只の置物になれ果ててしまうからだ。

 然も貴重な資材で作るだけあって間に合わせでは無理だと考えているのだ。

 それにとアズズは5人に向かってこう続けた。

 「今あの船のメンテと武器の補給でそれどころじゃないからな。

だから合間合間にするとなるとそれくらいになるって事だ。」

 そう言ってアズズは食事を再開して他の皆も再開した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして夜。

 傷無とクラウはゼーガペインmarkⅠのコックピットにて就寝していた。

 もし何があってもいいように全員は機体の近くかコックピットに寝るように

言われているのだ。

 無論整備士たちも交代交代で寝ていた。

 そんな中で起きていた傷無はクラウを見ていた。

 最初は憔悴して、泣くこともしなくなり無表情であったクラウも

ここに避難している子供たちや頑張って働いている大人達を見て少しずつであるが笑顔を取り戻して今や笑えるようになったのだ。

 そんなクラウを見て傷無は少し笑顔になってこう呟いた。

 「ギガフロートか。」

 苦い思い出数多く残る場所。

 そして何よりも・・・肉親でもある母と姉がそこにいる。

 自分が乗船していない事を知ってどう思っているのかは最初は分からなかったが通信が回復して最初に・・・姉を見た時に怒られたのを思い出した。

 

 

 

 

 

 

 

 《今まで何をやっていた!!》

 

 

 

 

 

 

 最初はどうしてそこにいるとかナゼ乗っていなかったのかをきつく言われたが

最後には自分の意思を尊重させてくれたのだ。

 無論、自身のハートハイブリットギアが変貌したことについては

何も言っていない。

 別れば今すぐに来いとか言われそうだと確信しているからだ。

 然しもし向こうに行けば間違いなくまた実験だなと思っているため

言いだせなかったのだ。

 然し向こうに行けば遅かれ早かれと思うが自身はゼーガペインの教導官として

向こうに行くからと思っているから大丈夫であろうと思っていた。

 そして傷無はクラウの手を触れて・・・こう言った。

 「大丈夫、大丈夫だ。」

 そう言うとクラウの手が・・・傷無の手を握り返した。

 「クラウ?・・・・」

 傷無はクラウを見て起きてるのかと思っているとクラウは目を瞑ったまま・・・こう言った。

 

 

 

 

 

 

 「パパ・・・ママ・・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 そう言った途端にクラウの目から・・・涙がこぼれ落ちた。

 

 

 

 

 

 

 「クラウ。」

 傷無はそんなクラウを見て涙を指で拭うとこう言った。

 「大丈夫、俺は離れないから・・・離れないから。」

 そう言いながら傷無はクラウを優しく抱きしめた。

 偶にだがこう言うのがあるので傷無はクラウを抱きしめてから就寝することがあった。

 そして傷無も夢の中に・・・入っていった。




 エロよりも・・・純愛の方は良いなあ。
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