あの後傷無とクラウは里見に教導官拝命着任についてを聞いた後幾つか
戦闘があった後、傷無とクラウはゼーガペインmarkⅠと共に向かう為に
ギガフロートと往復する際に使われる最新鋭の小型潜水艦で向かう事となった。
この潜水艦は最新技術をふんだんに投入された潜水艦で防音、防諜、
ステルス航行等が使われている。
小型と言ってもゼーガペインを格納するには十分な程広いので何とか
輸送できるのだ。
そして傷無とクラウを見送ろうと・・・全員が集まってきた。
「態々来なくていいのに。」
「何言ってんのよ?貴方の人柄でこんなに人が来たんだから少しは
喜びなさいよ。」
「確かにそうですね。」
そう言うのはゼーガペインmarkⅢのパイロットでもある「更識 楯無」と
整備士の一人の「布仏 虚」である。
そしてこちらもこう続けた。
「・・・頑張ってね。」
「応援してるね~~。」
そう言うのはmarkⅢのオペレーターでもある「更識 簪」と
「布仏 本音」である。
そして他の人間からも出迎えがいた。
「ここまで盛大に見送るんだ。向こうの連中を徹底的に扱けよ!傷無」
そう言うのは物資管理を主とする御子神の親友「真田 勝人」
「うむ、お主等がいたからこそ皆ここにおるのだ!精進せよ!!」
そう言うのは自警団に入っている「一条 葵」
「子供たちの事は任せて頑張ってよ!!」
そう言う小柄な少年はマジシャンでもある「プリンセス 暁」こと『暁 真人」
「怪我人の事は任せておいて、48時間以内なら死んでも治しておくから。」
そう言う白衣を着た女性・・・いや、少女は医療部隊に所属する「神崎 桂音」
「ええと・・・頑張って。」
そう言う暁と同じくらいに小柄でベレー帽を付けている少女はアズズと同じ
知能指数を持っている開発部所属「大橋 林檎」
そしてそれを聞いて暫くすると・・・こう声が聞こえた。
「アズズ!ほら傷無とクラウが行っちゃうよ~~!!」
「うっさい!ウチはもう少し寝たいのに~~!!」
「アズちゃん。ほら、もうすぐだから。」
そう言って現れたのはアズズを入れて3人。
アズズを連れてきたのは黒髪をポニーテールにしている和風な服を着た少女。
もう一人は小柄でピンクの髪を両端で結んだ・・・巨乳の少女。
「あれ?『宮古』に『園香』じゃないか!?態々アズズ連れてきてくれて
サンキューな!!」
傷無はそう言って二人にお礼をした。
宮古、本名「六車 宮古」は料理の腕が一流であるため調理班にいる。
園香、本名「沖田 園香」は戦死した「沖田 歳三」の娘でもあり姉は
先の戦争で戦死している。
すると宮古がカバンからある物を出した。
ソレハ・・・。
「これって・・・弁当か!?」
「ピンポーン!何せ船の中だから大体が保存食だろうと思ってさ!!
最初の朝、昼、晩位は作ったからクラウと食べてよ!!」
「ありがとうな。宮古」
「(*´σー`)エヘヘ。」
傷無はそう言って宮古の頭を撫でているとアズズがある物を出した。
ソレハ・・・。
「USBメモリ?」
「ああ、こいつの整理で寝不足だからな。お前らの機体設定と量産するに
あたっての注意と光装甲に関する論文をまとめてるからちゃんと
向こうの連中に渡しとけよ。」
アズズはそう言いながら眠気眼でこうも言った。
「まあ、アンタらなら大丈夫かもしれないと思うけど・・・気を付けろよ。」
そう言うと園香が子供たちと一緒にある物を傷無とクラウに渡した。
ソレハ・・・。
「これって・・・俺達の人形?」
「うん。皆で作ったお守りだよ。傷無とクラウが無事に戻ってきますようにって願いを込めて作ったんだ。」
ああ、あとねと言ってもう一つ渡された。
ソレハ・・・。
「これって・・・お酒?」
「うん・・・弥生お姉ちゃんがね、向こうで戦勝した時に呑んどけって。」
「・・・俺ら未成年だぞ。」
「本人曰くね・・・。」
ーー戦場を経験している時点でお前はもう大人だ!!
「だって・・・。」
「・・・相変わらずだね・・・。」
「お姉ちゃんが本当にすいません。」
クラウの言葉を聞いて園香は賺さずに謝った。
そして傷無はまあ取り合えずだなと思って入れると里見がグラスを傷無と
クラウに差し出した。
そしてそれに・・・お酒を入れてきた。
「「ちょっと待て!!」」
「良いじゃねえかよ。・・・もしかしたらこれがお前らと飲める最後の酒に
なるかもしれねえしさ。」
そう言いながら里見は日本酒を注いでおくと全員に向けてこう言った。
「これから二人は俺らの下から離れるが逃げるんじゃない!
ここを去った者たちが生き残り、ここに帰ってくるために力を付けさせるために
出立する!!」
「根性の別れになるって言ったがそうはならねえように俺らも頑張るから・・・元気でな。」
「「ハイ!!」」
それを聞いて傷無とクラウはグラスに入っている酒を一気飲みして里見に返すと里見は大声でこう言った。
「君たちに大和の加護があらんことを!!」
そう言って敬礼して・・・全員がそれに続いた。
そして傷無とクラウは潜水艦に乗る前に手を振ってから乗船して・・・そのまま行ってしまった。
「頑張れよ。」
里見はそう言って見送ると・・・警報がなった。
「総員戦闘配置!!」
『『『『『了解‼!!!!』』』』』
それを聞いて全員が出動した。
帰ってくるであろう仲間の場所を守るために。
等々・・・第1巻に入ろうとしている。