異世界転生電ちゃん   作:Lucy.

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筆がノリノリだぜぇ!!
ちょっと説明回チックかも、さほど重要でもないので流し読みでもOKです


3話

「驚かせてすまない。私がこの横須賀鎮守府の提督の伊藤啓蔵だ。」

 

振り返るとそこには、白い軍服を着た20代後半ぐらいの男で、眼鏡をかけた人が良さそうな、中々イケメンな男が立っていた。

 

「て、提督!?どうしてこんなところに?てっきり提督室にいるものかと…」

「いや、新しく着任した子が着たと言う話を龍田から聞いてね、仕事が一段落ついたので迎えに行こうかとおもったのだ。

ところでその子が新しい子かな?」

 

 

2人がこっちを見ている。あぁそうか、挨拶しなきゃな。

 

「い、電です。よろしくお願いします。」

 

一応軍っぽいので敬礼はしておいた。

我ながら簡素な挨拶だったなと思う。しかし、名前以外何もわからんのだ許しておくれ。

 

 

「こちらこそよろしく頼む、電。私のことは提督でも、司令官でもなんとでも呼んでくれ。」

 

司令官。あぁ!司令官か!ぶっちゃけ提督ってどの階級かなと思っていたんだ。司令官なのか、提督って。分かりやすいし、司令官と呼ばせてもらおう。

 

「了解なのです、司令官さん。」

 

ふむ、司令官さん、か。何となくこちらの方が馴染む気がする。これからそう呼ぶか。

 

 

 

「さて、堅苦しいのこの当たりでいいや。

ぶっちゃけ堅苦しいのは苦手でね。僕と話す時は気楽に話してくれていいよ、何せ僕自身が適当だからね。」

 

 

おお、真面目そうな司令官さんがいきなりそんなことを言い出すとは思わなかった。まぁ堅苦しいよりはいいか。

 

「色々話したいこともあるが、これはまた明日にしようか。とりあえず、来たばかりの電のために施設案内でも誰かにしてもらおうかな。僕がしたいところだが、あいにくこれから予定があってね。」

「では私がしましょうか?」

「明石はまず、この散らかり放題な工廠を片付けよっか?これはやばいぞ?自分の部屋兼仕事場なんだからしっかり片付けろよー。」

 

確かにこれはちょっと人の住めるところでは無い。とゆうか住んでるの?これ?

 

 

「わ、わかりました。」

「誰に任せようか?大淀もダメだしなぁ、うーん」

 

 

「何してんの?こんなところで?」

 

工廠の入口から声を出したのは、深緑の服で髪を三つ編みにした女の子だ。

 

「お、ちょうどいいところに来たな、北上。」

「どうしたの?提督」

 

北上というのかこの子。ふむふむ覚えておこう。

 

 

「今新しく来たばかりの電のために施設案内でもしようかと思っていたところなんだ。北上、今暇?やってくれない?」

「いいよー。どうせ暇だしね。」

「助かるよ、じゃああとは頼んだ。僕は提督室に戻るよ。まだ大淀にドヤされちゃう。

またね、電。」

 

そう言うと司令官さんは行ってしまった。

 

 

「改めて、アタシは軽巡、北上。まーよろしく。

とりあえず、工廠以外の全施設ぐるっと周りますかー。」

「はい。なのです。」

 

「ここ工廠は装備の改装や、製造。艦娘の建造等だね。とりあえず次行ってみよっか?

明石は片付けきちんとするんだよー?」

「わかってますよぅ。もう。」

 

そう言い残すと北上は出ていった。

艦娘の建造?あぁガチャみたいなものか。まぁゲームだしな。

 

あ、置いていかれてる、自分も追いかけるか。

 

 

「またね、電ちゃん。」

「はい!なのです」

 

 

 

 

 

 

外に出ると、カラスが鳴いていて、もう夕方になっていた。海が近いので、沈む夕日が綺麗だ。

景色に見とれていると、北上が話しかけてきた。

 

「と言っても、案内するとこなんて限られてるんだよねー。」

「そうなのですか?」

「まぁ4つか5つじゃないかなー」

 

そんなに少ないのか、もっとあるものかと思ったのだが、覚えやすくていい。人の名前ですら覚えるのが大変なんだから。

 

「最初は今目の前に見えてる1番大きい建物から説明しようかな。

あの建物は4階建てなんだけど、主な施設は1階が食堂とドック。2階は来賓室、3階は資料室と図書館と作戦会議室。そして4階が提督室だよ。

まぁ後で提督室とドックと食堂だけ行こうか。」

 

 

「そして、その右に見える建物が間宮さんの甘味処。その隣は居酒屋鳳翔。」

 

 

 

甘味処や居酒屋があるのか。すごいな軍とは思えない。まぁ艦娘というぐらいなのだからみんな女の子なのだろう。甘いものも、お酒も欲しいよなみんな。

 

「甘いものが食べたい時は甘味処に行けば美味しいパフェが食べれるよ。私のおすすめは、いちごパフェ。

酒が飲みたい時は…見た目的にダメかな?お酒は。まぁその辺は提督に聞いてみて。」

 

 

実は俺は甘いものに目がない。糖尿病になるんじゃねえの?って言われるほど食べていた時期がある。

酒はあまり飲んだことがない。成人になった時に1度飲んでみたが、一緒に飲んでたやつにお前は二度と酒を飲むなと何度も言われた。その時何したのかさっぱり覚えていない。まぉあまり行くことはないだろう。

 

「あとは、艦娘寮だねー。ここからは少し歩くよー。」

 

 

 

 

 

 

 

 

歩くこと5分。ほんとに少しだった。

さっきの建物よりはほんのちょっと小さめの建物の前に立つと、北上は説明を始めてくれた。

「ここが駆逐艦寮。1階には談話室とお風呂。入渠とは別の風呂だから気をつけてね、こっちでは回復しないよー。2階からそれぞれの部屋があるよー」

 

入渠?入渠ってなんだ?そういえば天龍も言っていたが…聞いてみるか。

 

「あの、北上さん。入渠ってなんなのですか?」

「え?」

 

北上のにこやかな顔が急にまじめな顔になった。やべぇこれ聞いたら不味いやつだったか?

不安になりながら北上の顔を見つめていると、

 

「まじかぁ、その顔冗談言ってる顔でも無さそうだしねぇー。

んー、ちょっと早いけど提督室に行こっか電。」

「りょ、了解なのです。」

 

 

これ、やべぇやつだったみたいだ。

余計なこと言わなければよかったかなぁ

俺たちは来た道を引き返した。来た時よりも重い足取りで。




とゆうことで、施設案内でした。
書いといてなんだけどあんまり覚えなくてもいいかも。
4話も続けて明日出します。4話の方がもっと説明回してるかも。

UAもお気に入りも2話に比べて倍以上でちょっとびっくりしました!
これからも頑張ります!

感想、誤字脱字などの指摘等お待ちしております!
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