理琉と小春が合流してからは、バリケード構築が早いスピードで、更に強力なのが作れるようになった。
胡桃「黒田〜、そこの板持ってきて」
理琉「あいよ〜、えっとあそこの板か」
由紀「はい♪(渡す)」
理琉「おっ、サンキュー」
由紀「えへへ〜」
こうしている間にも各所のバリケードを徐々に強化していく。こうすれば見回りの負担も減るため、かなり楽になるということだ。
小春「黒田、これどこに置けばいい?」
理琉「じゃあそこに置いといてくれ」
小春「了解〜」
雪「日野〜、ちょっとここ手伝って」
日野「あいよ〜」
前々から集めてきた材料を使用してちょっとのことじゃ崩れないように調節する。
慈「じゃあそろそろ休憩しましょうか」
胡桃「おっ、そうだな〜」
由紀「休憩〜、休める」
雪「疲れた〜、日野。癒やして」
日野「へいへい(汗)(ナデナデ)」
雪「ん〜♪」
彼女に言われるまま撫でると、嬉しそうに肩によりかかる。
胡桃「もう、本当のカップルになったな〜」
由紀「雪さん嬉しそう〜」
理琉「小動物見てぇだな」
慈「あらあら〜」
そうこうして、休憩を終えると再びバリケード構築にかかる。一日をほぼ使い各所のバリケードを強化することができ、また一階の教室の一部の窓も封鎖。前よりもさらに侵入されるところを減らす。
雪「疲れた〜」
圭「お疲れ様〜」
美紀「けっこうかかりましたねぇ」
瑠璃「おつかれ〜」
小春「夕飯できてるわよ〜」
日野「腹減った〜‥」
胡桃「あぁ‥」
理琉「さっさと食べようぜ」
由紀「じゃあいっただきま~す(モグモグ)」
悠里「あら♪由紀ちゃん早いわね〜」
こうしていつもと変わらず、夕飯を囲んで食べる学園生活部。理琉と小春も任務に出てからまともな食事のため
美味しそうに食べる。
理琉「うむ、なかなか美味しいなぁ(モグモグ)」
小春「だねぇ(モグモグ)」
由紀・瑠璃「「おかわり〜」」
慈「もう食べたの(汗)」
悠里「ゆっくりかんで食べるのよ〜?」
日野「うめぇ」
胡桃「りーさんの料理は最高だぜ」
雪「ん〜♪(モグモグ)」
ーーー
そしてよる‥、みんなが寝静まった時間帯、屋上には二人の人影が、
日野「そうか‥、そっちも把握できてないのか」
理琉「あぁ‥、世界各国も同様の出来事が発生している、もちろん‥日本全国でも‥な」
やはり日野の思ったおとり、この出来事は世界各国でも発生。どの国もその対処で精一杯で助けを出す余裕がないということ。
理琉「俺達アメリカ軍は世界各国に展開してたから、それぞれの国にいた部隊はそこの救助を手伝うように指示が出されてたんだ。」
日野「だろうな‥、そういえば君が来る前にいた艦隊との連絡は‥」
理琉「難しいな‥ここだと外部との連絡ができん‥
たぶん無線の通信用の中継地点がやられてるんだろう‥」
理琉達が来た艦隊への通信に多少の希望は持ったが、現実は甘くないということを改めて実感させられた。
理琉「まあぁ‥ずっとは続くことはないと思うが‥
いつかは治療薬が出てくると思うがなぁ‥」
日野「今はそれにかけるしかないだろう‥
それまでなんとか頑張るしかないな‥」
ーーー
理琉とわかれ、何か飲もうと生徒会室に向かっていくと
扉が少し開いてランタンの光がこぼれていた。
雪「あっ、日野」
中に入ると、ココアを飲みつつ休憩していた雪が出迎える。机には拳銃があることからこれから見回りに行くのだろう。
日野「見回りか?」
雪「うん、本当は少し寝てから行こうって思ったんだけど‥寝つけなくて‥」
そう言いつつ、ココアを入れて日野に渡す。彼はそれを受け取って隣りに座り飲む。
雪「日野こそ何してたの?」
日野「ん?俺は黒田と話ししてた」
雪「ふぅん(飲む)」
二人は飲みつつ、少々無言になる。静かな部屋にはコップを置く音が響いていた。
日野「この先どうなるのやら‥」
誰に言ったわけでもない、日野が零したセリフに雪が見上げる。
雪「大丈夫‥、この先何かあってもみんながいるから‥」
そう言ってる彼女は、ランタンの光に照らされいつもより輝いていた。
日野「だな‥、俺たちもしっかし頑張らないと」