一層に学園生活部がピンチになっていきます
ー地下1階ー
バババ!!!
地下通路に響き渡る複数の銃声、そして通過入口付近では雪菜が軽機関銃片で射撃していていた。もちろんこの狙いは圭と雪である。
雪「ちっ!これじゃあ埒があかない‥!!」
89式で応戦している雪だがやはり相手が軽機関銃相手なだけあって思うどおりに行かないのが現実であった。
圭「あれだけの連射でも正確に制御ができるなんて‥」
雪の反対側の遮蔽物に隠れるようにHK416で射撃しつつ雪菜の技量に、驚きを隠せずにいる圭。
雪「どうにかしてあいつの銃を壊さないと‥‥」
あの軽機関銃を破壊できればこちらのものだが、それは向こうもわかっているのか、壊されないような立ち回りをしていた。
雪「でも一人じゃ‥、圭!」
圭「はっはい!」
突如として呼ばれて一瞬反応が遅れるがすぐに返事をする。
雪「ちょっとアイツを倒すの手伝ってくんない?」
圭「‥もちろんです!アイツには一度逃げられてますから!一度返さないと気がすみません!」
ー3階生徒会室前ー
3階では二人のランダル兵士相手に、胡桃を筆頭に由紀、悠里の3人が防衛していた。そして太郎丸と瑠璃は生徒会室の奥側で隠れてる。
バババ!!!
胡桃「弾幕が厚い‥!!」
M4で射撃しつつ、相手の弾幕の厚さに痺れを切らしかけてる胡桃、それに同じくM16で射撃している悠里が付け加える。
悠里「相手はかなりの手慣れね‥‥!うまいこと牽制してきてる‥!」
由紀「クルミちゃんどうする‥!?」
悠里の横でMP5を使用しつつ由紀が胡桃に指示を問う。
胡桃「とりあえずここで応戦するしかない‥!!
なんとかみんなが戻ってくるまでなんとか耐えるぞ!」
二人「「うん!」」
ーそして二階購買室前ー
日野「クソたっれぇ!相手しづらいったらありゃしねぇ!」
20式で応戦しつつ、相手の手慣れた射撃に苛立ちを見せている日野
理琉「あぁ!コイツラやけに手慣れてやがる!元戦場で戦ってきた兵士出身か!?」
DE(デザートイーグル)で反撃しつつ理琉も相手の立ち回りに驚きを隠せずにいた。
慈「でも‥!この人たちをどうにかしないと‥生徒達が‥!」
MP7で射撃しつつ慈は自身の生徒たちの安否を気にしていた。
小春「ですがこれを突破となるとかなり厳しいです‥!ここは無事を祈るしか‥!」
護身用に基地から持ってきたグロック17で撃ちつつ
自分達も動けない状況を付け足す。
理琉「だがここで撃ち合ってもジリ貧になるだけだぞ!」
日野「‥!!」
四人はこの状況を打破するための方法を脳内で必死に思考を巡らせているのであった‥。
ー屋上ー
美紀「この‥っ!?」
なんとか隙を見つけて攻撃しようとした美紀だが、AC130の機銃掃射を受けて先程から攻撃できずにいた。
ーダメだ‥居場所はわかるのに狙いをつける前に攻撃される‥どうすれば‥ー
射撃精度がいい彼女でも所詮は素人、なので照準なしでの狙撃は、かなりの高難易度であった。
美紀「‥でも‥アイツを倒‥「美紀!!」圭‥?」
どうにかして倒そうと考えてたとき、太ももにつけていた無線機から圭の声がする。
圭「良かった‥無事みたい‥」
美紀の声を聞くと安堵の表情を浮かべる圭、そんな彼女の無線越しには銃声が聞こえ緊迫した雰囲気に包まれているのがわかる。
美紀「こっちは‥なんとか‥そっちは?」
圭「こっちも同じよ‥‥、今はなんとか持ってる感じ‥‥」
美紀「やっぱりか‥そっちも気を‥っあ‥‥」
圭に、対して無事を祈る言葉を贈ろうとしたとき目に入ったものを見て固まる。彼女の、視線の先にはいつの間にか目の前でホバリングしている攻撃ヘリの姿が‥
圭「どうしたの!?美紀!ねぇ!」
無線越しでも異常を感じ取ったのか圭が必死で呼びかけるが、声が震え、返すのがやっとだった。
美紀「‥圭‥ごめ‥ん」
ドゴォォォん!
その言葉の直後、ヘリ搭載の対戦ミサイルが放たれ、
美紀がいた場所が爆炎に包まれる。それを確認するとヘリは離脱して行く。
「こちらコブラ,スナイパーの排除に成功」
「よくやった、これで屋上の設備の破壊ができる」
美紀がいた場所の宙には虚しく無線機が飛び回っていたのであった‥。
圭「美紀!返事して!美紀!」
無線機に必死で呼びかける圭だったが、応答はない‥あるのは砂嵐だけであった‥。
圭「そん‥な‥」
あまりのショックの大きさにへなへなとへたり込んでしまう。だが丁度雪が雪菜の軽機関銃を破壊することに成功したため、問題はないと思われた‥。だが‥
雪菜「‥(ニヤ)」
雪に撃たれているのにも関わらず、圭の隙に気づき
手榴弾を投擲する。
雪「っ!?圭!」
雪が気づいて声を上げるが‥ショックのせいか動けずに手榴弾を見つめるしかできなかった‥。
圭「ぁ‥」
手榴弾を見つめていた彼女の目に写ったのは、今までの過去の思い出であった‥
圭「‥美紀‥私‥ダメかも‥ごめんね‥」
そう彼女が美紀に対しての謝罪を口にした直後‥雪が庇うように圭を手榴弾から離す。
圭「っ!?雪さ‥!」
それではっと、我に帰るが直後手榴弾が爆発。その衝撃波で雪は壁に叩きつけられる。
雪「っあ?!」
圭「雪さん!」
アサルトライフルを拾い、雪菜に牽制射撃をしつつ駆け寄る。
圭「どうして‥!!」
圭の疑問に、なんとか意識を保ちつつ視線を向ける。彼女の服は爆発の影響でボロボロになっていた。
雪「そん‥なの‥、警察官として‥市民‥を守るんだから‥当たり‥前でしょ‥?」
圭「でも‥だからってここまで‥」
雪「それより‥あなたは‥早く‥逃げ‥な‥(ガク)」
なんとか意識を保っていた雪だが、力尽きて意識を失う。それをしばらく眺めていた圭だが‥近づく足音に反応する。
雪菜「あら‥案外楽だったわねぇ。それでどうする?
あなただけでも命は助けてあげるわよ?」
通路奥から聞こえてくる雪菜の声に‥怒りを覚えつつ
銃を握る。
圭「その言葉‥そっくりそのまま返してあげますよ!」
そう言い放ち、雪菜目掛けて突撃をかましていく圭であったのだった。それを見てさらに笑みを深くする。
雪菜「どうして人間って、抗えない力相手でも諦めが悪いのかしら?まあいいわ。あなたも苦しみに染めてあげる。」
ー生徒会室前ー
現状は先程と変わらないものの、相変わらず敵の攻勢が激しく、持ちこたえるのが精一杯な状況であった。
由紀「これじゃきりがないよ‥!!」
悠里「いずれこのままじゃ弾切れするわよ!」
由紀と、それに付け加えるように弾倉の確認をしている悠里が、発する。
胡桃「どうすれば‥っ!」
なにか打開策はないかと考えていた胡桃だが、相手が取り出した筒状の武器を見て再び声をあげる。
胡桃「RPG!!」
その言葉を聞いて再び由紀達はしゃがむことに成功したが、声を出した胡桃は反応が遅れ爆風に巻き込まれる。
胡桃「ぁぁ!?」
由紀「クルミちゃん!?」
吹き飛ばされて倒れ込んでる胡桃に急いで駆け寄る由紀
負傷具合を見つつ悠里が分析する。
悠里「爆風で、軽い火傷‥‥それに衝撃で身体が一時的麻痺起こしてる‥」
恐らく戦線復帰は難しいという判断で由紀と瑠璃に指示を出す。
悠里「あなた達は胡桃さんの手当を!そこに救急箱があるから!その間あいつらは私が相手をする!」
由紀「うっうん!わかった!」
瑠璃「りーねぇは!?」
悠里「‥私は‥大丈夫だから‥‥」
心配する瑠璃に、そう言って再び入口へ戻りランダル兵士を牽制する野であった‥。
ー屋上ー
あのミサイルが着弾した付近で、倒れ込んでる美紀の姿が‥近くには転がっでるバレットも
美紀「‥‥っ‥」
先程から意識を失いそうになりつつもなんとか振り絞り保っている状態。まあ無理もなかろう、ミサイル攻撃を受けて生きてるだけかなり幸運だ、
ー‥力‥が、‥入ら‥ない‥死んじゃう‥の‥かなー
一瞬そんなことを何度も思いつつも、何度も振り払う。
ーいや‥諦める‥もんか‥‥生き残ら‥きゃ‥ー
ー地下ー
圭「くっ!(受ける)」
先程までお互い激しく銃撃戦をしていたのだが弾切れのため名崩しに近接戦になりつつあった。
雪菜「甘い!」
圭「!?(慌てて避ける)」
しかしこの状況をどう見ても運動神経抜群で近接戦になれている雪菜が完全有利。今のところなんとか保っている圭だがいつ崩れてもおかしくない。
圭「ハァ‥ハァ‥」
だがやはり素人の圭が長時間戦えるはずもなく徐々にバテていく。それに伴い動きにブレが出てくる。
圭「この‥!(右ストレートパンチ)」
雪菜「ふっ!(華麗に受け流しつつ鋭い蹴り)」
圭「っ!?(なんとか腕で受けるものの蹴れられた反動で少し飛ばされる)」
雪菜「隙あり!」
圭「なっ!?」
しかし弾き飛ばされた隙を雪菜は見逃さず一気に距離を詰めてくる。
圭「あっ‥」
当然圭も気づいたが、疲労で反応が鈍り動きに対応できていない。圭が最後に見たのは、笑みを浮かべつつ近づいてくる雪菜の姿であった‥。
現状
屋上組
美紀';瀕死
生徒会室組
胡桃;ダウン
それ以外健在
購買室組
全員健在
地下組
雪;ダウン
圭;健在