がっこうぐらし!ー絶望、そして希望ー   作:三坂

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今回は圭&美紀視点です。


二十七話 生きる

地下区域

 

圭「っ‥‥」

 

あれからどれほど時間がたったのだろうか‥、雪菜の攻撃を喰らい意識朦朧としつつもなんとか、気を保つ。

 

雪菜「あら、しぶといわねぇ。大人しく寝てればいいのに」  

 

圭の意識に気づいたのか、じわじわと近づいてくる雪菜

 

圭「‥あ‥んた‥なんか‥に‥くたば‥」

 

雪菜「よっと(ガス)」

 

圭「ぁ‥‥」

 

何か言いかけたが雪菜がさらに一撃を入れたことで意識を失いかける。しかしなんとか踏ん張ることに成功する。

 

雪菜「ったく‥面倒くさいわねぇ‥。どうして勝てないってわかっているのにしぶといのかしら?」

 

雪菜にはどうしてそこまでしぶとく抵抗するのかわからかった。強大な力に勝てるはずもないのにと思い、

 

圭「そ‥んなの‥」

 

ヨロヨロとしつつもなんとか立ち上がり雪菜をにらみつつ

 

圭「‥大‥切‥な‥仲‥間が‥っ!」

 

どうにか力を振り絞り隠していた煙幕弾を放つ、直後当たりが真っ白に包まれる。

 

雪菜「煙幕‥!?」

 

突然の出来事にさすがの雪菜も想定外だったのが少し混乱しつつ周囲を見渡す。

少しして煙幕が晴れると先程までそこにいた圭の姿がいなくなっていた。

 

雪菜「一枚やられたわね‥逃げられた」

 

自分の失態に、少し舌打ちをしつつも切り替えて探すことにしたのであった。

 

 

屋上

 

美紀「‥圭‥」

 

あれから少ししてなんとか起き上がることに成功した美紀はヘリに気付かれないようにバレットを回収しつつ遮蔽物へ身を隠す。校内からは激しい銃撃戦音が響き渡ってくる。

 

美紀「‥とりあえず‥銃に異常なし‥あれだけの爆発で壊れてないのは奇跡‥だね‥」

 

バレットに異常がないかチェックして、少し安堵の表情を浮かべている。

 

美紀「‥とりあえず反撃手段はまだある‥あとは‥」

 

そう思いつつ上空を見上げる。

 

美紀「あの攻撃機と‥ヘリ‥この2つをどうにかしないと‥でも‥こっちが動けばどちらかからすぐに攻撃される‥‥」

 

どうにか対抗しようと策を巡らせるがなかなかいい案が思いついてこない。

 

美紀「‥それに‥少し‥怖い‥今度こそ死んじゃうんじゃないか‥それに‥圭と会えなくなるかもしれない‥」

 

先程のことや圭のことを思いつつ、彼女の頬に涙が流れている。しかしすぐに腕で吹きつつ決心の表情を浮かべる。

 

美紀「いや‥、やるんだ‥!みんなが‥頑張ってるのに‥!‥弱音なんて‥吐いてる暇じゃない‥!」

 

普通の人ならここで折れてもおかしくなかった。しかし美紀は折れなかった。そして再び彼女は策を練り始めるのであった。

 

ー再び地下へ視点を戻しー

 

圭「はぁ‥はぁ‥」

 

なんと煙幕で振り切ることに成功した圭は、地下区域の一室に隠れていた。

 

圭「ひとまずは‥ふり‥きれた‥」

 

壁に沿ってへたりつつ、少し表情が緩む。がすぐに切り替わりどうするか考える。 

 

圭「‥どうやって‥倒そう‥。普通にぶつかっても‥」

 

あらゆる方法を考えていた圭だが、相手が雪菜であるためどれも現実的な方法が思いつかない。

 

圭「頭脳も‥神経も、あっちが上‥どうしたら‥」

 

徐々に表情が暗くなっていくが、あるものを見てはっとなる。

 

圭「あれ‥は」

 

そして手を伸ばしてとったものは地下区域の地図であった。それをまじまじと見つめているとあるものに気づく。

 

圭「‥‥これしかない‥‥いや‥これに賭けよう‥」

 

 

そして、圭はその部屋にあるもので何かゴソゴソと作業をするのであった。

 

 




次回はいよいよ反撃の狼煙が挙げられます。
生きるため、学園生活部は一大反抗作戦を開始します!
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