その先見たものとは‥
あの激闘から数日達、ある程度雪達が回復来てきたのを確認してから校内の状況整理をすることになった。
胡桃「うへぇ‥、こりゃ酷い」
屋上でボロボロになった太陽光パネルを眺めつつ参ったという表情になる。それから菜園の様子を確認している悠里の方へ視線を向け
胡桃「りーさん、そっちはどうだ?」
悠里「だめねぇ‥、こっちも派手にやらてる。るーちゃん、そっちはどう?」
瑠璃「こっちもダメ〜‥、野菜の原型が留めてないよ‥」
悠里と瑠璃が見ている菜園も攻撃をうけ、畑や野菜にもかなりのダメージが入っていた。
胡桃「全く‥、勝てたとはいえ‥とんでもない置き土産貰ったなぁ‥‥」
頭をポリポリかきながら再びボロボロの太陽光パネルを見つめる胡桃であった。
3階生徒会室横の教室、いまは食料保管庫になっている
部屋では、慈と由紀がチェックをしていた。
由紀「これはこうで‥‥、めぐねぇそっちはどう?」
慈「こっちも大丈夫そう、生徒会室に攻撃が集中したお陰で嘘みたいにこの部屋は無傷‥」
整理しつつ、室内に視線を映す慈。隣のボロボロの生徒会室とは比べ物にならないくらい無傷なこの部屋、胡桃達にヘイトが向いていたのが災いしたのか、この部屋には流れ弾も確認されなかった。
慈「食料問題は大丈夫そうね‥あとは‥」
由紀「だねぇ‥」
二人は部屋から顔を出してボロボロの廊下を見つつため息をついていたのだった。
一階のある教室では雪や理琉、日野や小春がランダル兵の遺体を空き部屋に集め、確認をしていた。
理琉「最終的に校内に来たのは6人‥‥」
雪「それと、地下貯水槽室内で自決したやつ含めると7人か‥‥日野、墜落した奴らはどうだった?」
日野「近くまで行って確認したが、原型はほぼとどめてなかった。あれじゃ生き残ってるやつはいないな」
小春「まあ、派手に燃えてたからねぇ‥」
墜落したヘリと航空機の確認にいった日野と小春は、互いに首を振っていた。
日野「とりあえず、こいつらどうする?」
理琉「どこかのタイミングで火葬しねぇとな‥‥
奴らとして復活されても困るし‥」
小春「ですね‥、あっ貯水槽に放置している遺体はどうしますか?」
雪「あれは放置でいいでしょうね‥、スイッチは壊れてるから開けられないし、もし奴らで復活しても出れないから大丈夫でしょう」
外の教職員の駐車場では、美紀や圭が被害状況の確認を行っていた。
圭「それより美紀大丈夫なの?もう動いても」
美紀「うん‥♪大丈夫回復してきたし、リハビリも必要かなって思って‥、それより圭の方も大丈夫なの?」
圭「大丈夫‥っていったら嘘になるかな‥(汗)
まだ完璧じゃないけど‥、美紀と話せるってなったら大人しくしてられなくて‥♪」
美紀「圭‥」
圭「えへへ♪」
圭の笑顔を見ていると自然と涙が出てきて、慌てて拭き取る美紀。そして彼女も笑顔になっていた。
圭「私達の車は無事か〜、あれだけの戦闘でよく無傷だったねぇ」
美紀「だね‥、一台くらい廃車覚悟してたんだけど‥」
表の駐車場の確認をしたあと、裏庭に止めていた車の確認をしにきた二人。戦闘の影響で多少汚れているが
3台とも走行には問題なさそうだ。
つか
圭「でも、けっこう汚れてるねぇ〜」
美紀「確かに‥、というかそれ以前にパンデミック後からろくに外の清掃してなかったかも‥」
圭「そうだ♪せっかくだし、掃除しようよ。この際だし」
美紀「悪くはないですね‥♪じゃあ掃除道具とってきます♪」
圭「私は洗剤とってくるね〜♪」
そしてその日の夜、一同は攻撃をあまり受けていない職員室に集まり、被害状況の確認をしていた。
胡桃「まずはあたしからだな。屋上の設備は貯水槽以外壊滅。菜園も太陽光パネルも使い物にならない。」
慈「食料は問題はないです‥。しかし、太陽光がやられてるとなると‥ここも長くはいられないかと‥。現在は非常用発電機の電力でなんとか機能しています‥。」
日野「とりあえず見回りも異常なし。奴らが侵入してこなかったのは幸いだったな‥。」
理琉「各銃の予備マガジンもまだまだ余力はあるが‥やはりアサルトライフル系のマガジンの消耗が激しいなァ‥。どこかで余分に回収しないと‥。」
雪「やれやれ‥、とんでもない置き土産喰らったもんだよ‥‥」
小春「となれば‥新たな拠点を考えないとね‥」
小春の意見に一同は頷く。巡ヶ丘高校の設備が使えないとなると、ここに長くはいられない。となれば新たな拠点を探さないといけないが‥
美紀「あっ、それなら」
そんな中、さっきまで静かに聞いていた美紀が手をあげ
、ある書類を持ってくる。
圭「これって‥」
悠里「職員用緊急避難マニュアル‥」
美紀「はい、実はここにあることが書かれていたのを思い出して」
そう言いつつ、あるページを開いてみんなに見せる。そこには巡ヶ丘市内の地図が描かれており巡ヶ丘高校の位置にはバツ印が書いてある。そしてそれと同じようなバツ印が他にも2箇所あるのも確認できる。
日野「このバツ印‥‥まさか」
美紀「そうです。これは恐らくランダルがここ巡ヶ丘高校と同等の設備が置かれている建物の位置で間違いはないかと‥」
理琉「つまり、この2箇所にここと同様の設備があるかもしれないってことか‥」
慈「‥(地図を確認して)、となればこの2箇所のどちらかに向かうのがいいですね‥。ここだといずれジリ貧になりますし‥」
胡桃「だな‥、それにもしかしたら他に生き残りがいるかもしれないし」
由紀「私も賛成!」
こうして、特に反対意見は出てこず満場一致でこの2箇所のどちらかに向かうことになったのであった。
悠里「でも、行くならどっちにするの?」
ふと思った疑問を一同に聞く悠里
美紀「えっとですね‥距離的には‥
聖イシドロス大学のほうが近いですね」
地図とにらめっこして、聖イシドロス大学と書かれた場所を指差す美紀。
雪「じゃあ決まりね、大学ならここと同等の設備があるでしょうし、もしかしたら私達と同じ生存者が居るかも」
慈「私も賛成です。可能な限り近いほうが何かといいですし」
由紀「私も!」
胡桃「あとはそこの生存者が有効的な人間なことを祈るほかないな‥もうドンパチは勘弁だぜ(汗)」
理琉「マァそんときは制圧すればいいぜ(」
小春「また物騒なことを‥(汗)」
こうして一同は、拠点を写すために、身支度を整えるのであった。