なぜ彼女は理琉の言葉に反応したのか‥
風「‥え?」
理琉口からからまさかの言葉か出てきたことに思わず表情が固まる風。いや、彼女だけではない。ここにいる一同も同じようになっていた。
胡桃「どうゆうことだよ!理琉!!説明してくれ!」
雪「そうよ‥!いきなりそんなこと言うから驚いたじゃない‥!」
しかし、我に帰った雪と胡桃が理琉に説明をするように求める。すると彼はテーブルの上にある新聞をおく。
理琉「コイツが風の部屋に置いてあった」
美紀「これって‥‥」
その新聞の内容に視線を向けると、そこには大々的にアメリカ中西部の都市ラクーンシティで発生した悲惨的な事故。一夜にして10万人近い市民がなくなるという記事が表面全体に乗っていた。
慈「この記事は見たことがあります‥。確か一夜にしてたくさんの人が原因不明の事故で亡くなった悲惨な事故ですよね‥」
理琉「表向き‥はな」
圭「それってどうゆう‥‥っ!?」
なにか言いかけた圭だが理琉が言ってることが何となくわかったのか目を大きく見開く。
理琉「圭が何となくわかったみたいだが、その通りだ。このラクーンシティで発生した悲惨な事故。コイツはアンブレラ社が引き起こしたバイオハザード(生物災害)なんだよ‥!」
日野「生物‥災害!?」
理琉「原因はいまいちわかってないが‥地下研究所から何ならかの理由でウィルスが地上漏れて感染が爆発的に広がった‥って見つけた書類には書いてあった。」
小春「まさか‥すでにパンデミックが起こってたなんて‥」
悠里「そんな‥‥」
瑠璃「りーねぇ‥」袖を掴む
理琉「元々普通のラジオ局に勤めてた人間がなんでこんなもんを調べる必要があるのかと思ってな‥。まさかと思って聞いてみたらこの感じだとドンピシャだな‥」
風「その情報はもしかして‥」
理琉「あぁ‥、悪気はなかったんだが‥偶然覗き見してしまってな‥。興味本位で調べてみたら見つけたんだ‥」
由紀「そうだったんだ‥」
風「流石はアメリカの特殊作戦群隊長‥、勘が鋭くて思わず鳥肌が立っちゃうよ‥」
美紀「‥ということはまさか‥」
風「えぇ‥彼のゆう通りよ‥。私は元々ラクーンシティに住んでいたことがるの‥。‥と言ってもあのラクーン事件が起こる前にここに移住してたんだけど‥」
雪「‥この事件を知ったきっかけは‥?」
風「最初は私も他の人と同じようにラクーン事件悲惨な事故だと思ってたわ‥。でも‥そんなある日‥一人の人物が訪ねてきたの‥」
ー遡ること数年前前‥ラジオ局内の客室にてー
風「こちらにどうぞ♪」(客室に案内する)
?「お忙しい中すまない、俺はレオン・S・ケネディ。君が犬吠埼風だな?」
風「えぇ♪そうです♪それで‥私になんのご用何でしょうか‥」
レオン「君はラクーンシティを知っているか?」
風「ふぇ?ラクーンシティは私が育ったアメリカの都市ですよね?確か今は1998年に起こった事故で立ち入りが制限されているという話を聞きますが‥」
レオン「そのラクーンシティで君にどうしても伝えたいことがあるんだ‥」
風「伝えたい‥こと‥」
レオンの言葉に思わず疑問の表情を浮かべる風。少しすると彼の口から飛んでとないことが‥
レオン「‥実はラクーンシティは悲惨な事故なんかじゃない‥。アンブレラ社が引き起こした生物災害なんだ‥」
風「‥え‥、確か‥アンブレラ社って‥ラクーンシティの発展に貢献した製薬会社ですよね‥」
レオン「あぁ‥表向きはな‥、その裏では世界で禁止されている生物兵器の開発を行っていたんだ‥。あのラクーンシティも例外ではなく‥地下研究所で開発が行われた‥」
風「‥‥」
風は最初本当なのか疑っていた。しかしレオンのこれでもかという真剣な眼差しを見てこれは嘘じゃないというのは一瞬でわかった。
レオン「俺はその生物災害を肌で体験した‥‥そして命からがら戦術ミサイルが着弾する前にラクーンシティから脱出できた‥。いや‥俺だけじゃない‥同じように生き残った僅かな人も生き延びることができた‥。それから‥生き残ったメンツ‥そしてアンブレラ社の裏の顔を知っている人達で打倒アンブレラを掲げて世界各地に飛んで回っている。」
風「でも‥どうして私なんかに‥」
レオン「君はラクーンシティ出身の人間だ‥。たとえあの生物災害にあってなくても‥俺は君を必要とする。協力してくれないか‥?」
風「‥‥わかりました‥故郷が消えた理由がそうとなれば黙っていられません‥。やりましょう‥!」
レオン「本当に助かるよ‥なんてお礼をしたらいいか‥」
ーそして時は戻り‥ー
風「‥ということです」
小春「そうだったんだ‥」
風「えぇ‥その人がラクーンシティの真実を教えてくれなければ今の私はいないと思います‥」
雪「それから‥アンブレラ社について調べ始めたのね?」
風「そうですね‥。あれから私は休みの日などを利用してアンブレラ社について様々な情報を探り始めました。そこからアンブレラ社は裏では様々な生物兵器を製造‥開発しているということ‥。その子会社‥ランダルコーポレーションの本社ビルがここにあるということを知りました‥。そして巡ヶ丘市はランダルコーポレーションの支援を受けて発展したということも‥」
胡桃「まるでラクーンシティとアンブレラの関係にそっくりだな‥」
風「えぇ‥‥でも突き止めたところで確定的な証拠がない‥。それにこの巡ヶ丘市はランダルコーポレーションにほとんど癒着しています‥。それを言ったところで誰も信用してくれないでしょう‥」
慈「‥‥‥」
それから少しの間無言の状態が続いたがそれを由紀が打ち破る。
由紀「ふーさんの言ってること‥信用する!!」
風「ふぇ‥!?ふーさん‥!?」
あだ名で呼ばれたことがない風、更に会って間もない由紀からそんなふうに呼ばれたことに思わず目を見開く。
胡桃「あ〜気にしないでくれ‥(汗)コイツは知り合った奴はだいたいあだ名で呼ぶから」
小春「ここにいるメンバーはほとんど制覇してるもんね〜」
風「そっそうなんだ‥(汗)」
胡桃「だが、犬吠埼さんの言ってることは私も信用するぜ」
圭「私も!!」
慈「‥正確には信用せざる負えないんだけどね‥(汗)」
風「‥どうゆうことですか‥?」
美紀「‥実は高校を拠点にしてたときアイツらに始末されかけたんです‥」
風「アイツら‥ってことは‥ランダルコーポレーションに!?」
理琉「そうだ、いやそれだけじゃない。俺の部隊を壊滅されるようにしたのもランダルの奴らだ‥」
雪「‥わたしも‥自衛隊の父をソイツに殺されたし‥私自身も何度も殺られそうになった‥」
風「‥‥」
悠里「でも‥みんなで協力してなんとか撃退することに成功したんだけど‥校舎のライフラインが戦闘で使い物にならなくなっちゃったんです‥」
小春「‥だから新たな新天地探してこうやって旅してるってところかな?」
胡桃「聖イシドロス大学ってとこだっけ?緊急避難マニュアルに印つけられたから今そこを目指してる感じだ」
風「‥大変な思いされたんですね‥」
理琉「確かに大変だったな‥でも‥こうしてみんなといれることをオレは嬉しく思ってる。」
慈「えぇ‥!!それに‥たどり着けなかった人達のために‥!そんなことで負けるつもりはないですから‥!」
雪「父さんの仇を取る‥!んでアイツらに一発でかいのブチかましてやるわ‥!」
風「‥みんな‥」
話を聞かなくともわかる。彼らは様々な苦労を経験しているのだと‥、しかしそんな辛さを感じさせないような真剣な眼差しを見て人間というのは成長するんだなっというのを感じさせられる風であった。するとそんな中由紀が風の元へやってくる。
由紀「そうだ‥ふーさん!」
風「ん?」
由紀「せっかくだし私達とこない?」
風「ふぇ‥?」
由紀「だってここに一人でいるよりもずっと楽しいし‥なにかあれば助け合うことだってできるんだよ♪ね?みんな?」
そういって視線を向けた由紀の先には、彼女の意見に頷くように頭を動かす学園生活部が‥
胡桃「相変わらず由紀はこうゆうときいいことを言うじゃねぇか‥♪」
美紀「由紀先輩の言うとおりです‥♪一人はできないことみんなといればできるようになります‥♪」
圭「だね‥!」
雪「それに、風さんがいればこれから先の奴らの情報収集で役に立ちそうですし‥♪」
日野「多いほうがなにかといいからな〜」
瑠璃「うん〜」
太郎丸「ワン!」
悠里「無理にとは言いませんが‥ぜひ‥!」
慈「私からもお願いします‥!」
小春「私も!」
理琉「今からだってやり直しは聞く、アイツらの悪事を暴いてその先に来れなかった人達のために頑張ろうゼ‥!」
みんなからの温もりのある言葉をかけられて思わず泣きそうになってしまう風。しかしなんとかこらえて笑みを浮かべ
風「えぇ‥♪そうさせてもらうわ‥♪‥これからよろしくね‥♪」
こうして‥学園生活部に新たに犬吠埼風が加わり、一層に賑やかに包まれるのであった。
一同の説得のもと新たに犬吠埼風が加わり
賑わいを見せ始めてた学園生活部
しかしランダルコーポレーションそして巡ヶ丘市の関係を知ることになってしまった‥。これから先どうなるのか‥