がっこうぐらし!ー絶望、そして希望ー   作:三坂

42 / 59
バイオハザードシリーズ全般を通して、物語の重要位置に君臨し続けたアンブレラ。こんかいはそのお話についてです


第四十一話 アンブレラ

 

 

 

由紀「そういえばさ、アンブレラってどんな企業なの?」  

 

 

大学での生活に慣れてきたある日、ふと由紀がそんなことを口に出す。    

 

 

胡桃「そりゃ、製薬会社を装って裏で生物兵器の研究開

発してる組織だろ?」

 

由紀「そうじゃなくてさ‥!どうゆう経緯でできたのか気になるな〜って思って‥」

 

日野「まあたしかにな〜‥アンブレラっていうのは聞いたことあるが詳しいとこまではよくわかんねぇな‥」

 

風「それならさ、いい機会だしアンブレラについておさらいしてみる?資料ならたくさんあるし」

 

トーコ「ふっふっ‥そうくればボクの出番だね♪」

 

 

どこから湧いてきたのか突如桐子が姿を現してホワイトボードを用意する。

 

 

 

トーコ「っというわけで〜、みんな揃ったことだし‥!今日は世界的製薬企業のアンブレラについて話し合おうと思うよ〜」

 

風「資料ならここにたんまりあるからこれ見てくれてもいいわよ〜」

 

アキ「唐突だな‥(汗)」

 

トーコ「まあまあいいのいいの〜。んで何かないかな〜?」

 

慈「ええっと‥世界的に有名な製薬企業として1966年に設立された会社ですね‥。それから製薬業界ではトップの成績を誇り、世界中に支部があるみたいのようです。あっここ日本にも何社かありますね」

 

胡桃「でもその裏では国際条約で禁止されている生物兵器の開発、研究をしてるっていう悪徳企業なんだよな‥。その子会社的なのがランダルコーポレーションっていうのは知ってるぜ」

 

理琉「まあなんでわざわざこんなことをしてまでするのかっていうのは想像つくぜ。コソコソやってちゃ研究なんでできるわけがない。だから敢えて製薬企業として有名になることで人の目はそっちに行く。それを利用して堂々と隠れながら研究、開発ができるって寸法さ‥」

 

悠里「それで量産化ウィルスの研究を担当しているのはランダルコーポレーションみたいですね‥。なんでも‥T-ウィルスって呼ばれてるらしいです‥」

 

雪「んでその会社を最初に立ち上げたのは名門貴族のオズウェル・E・スペンサーっていうひとみたいね。なにやら始祖花からRNAウィルス、「始祖ウィルス」を研究で見つけて、それを生物兵器に転用するとから始めたみたい」

 

圭「自分達で最初から作ったわけじゃないんだね」

 

小春「でも、それが見つかってからアンブレラの陰謀ははじまったってことね‥」

 

日野「そりゃ、世界トップの企業なんだ。今まで培ってきた技術を生物兵器の研究、開発に利用するなんて朝飯前のはずだぜ」

 

アキ「だよねぇ‥‥それだけの技術があるんだから‥」

 

美紀「というか‥生物兵器を製造してどうするんでしょうか‥?」

 

風「一番考えられるパターンとしては闇マーケットでの販売かしら?」

 

慈「闇マーケット‥」

 

風「そっ、闇マーケットで売ってお金にしようってことよ。それに買った相手も好きなことに生物兵器を使うことができる‥。たとえ‥悪用しようが‥」 

 

由紀「‥思ってた以上ヤバい組織なんだね‥‥」

 

理琉「ヤバイというか‥‥アンブレラの一部職員や上官が頭おかしいだけだからな‥‥(汗)」

 

トーコ「んで‥生まれたのがアイツらってこと?」

 

 

そう言って桐子の指差した先には大学の敷地外をうろつく彼らの姿が‥‥

 

 

日野「アイツらの厄介なことは音に敏感ってことなんだよな‥数体程度ならさばけるが、あれが何百体来られたらやられる自信しかないぜ‥」

 

雪「おまけに一度噛まれたらお終い‥‥あとは彼らの仲間入りするか自決の二択しか方法はない‥」

 

胡桃「ったく‥面倒なやつ開発してくれたもんだよ‥‥アンブレラは‥」

 

鶴乃「でもそれが何かの拍子で漏洩して‥それをアンブレラ社は隠蔽しようと‥」

 

美紀「下っ端のランダルに指示して私達を始末しようとした‥」

 

小春「戦闘ヘリまで導入してたからね‥アイツらの本気度が垣間見えたよ‥。まっギリギリとはいえなんとか撃退できたけどね」

 

理琉「‥だが撃退できたからって安心はできねェ‥。ランダルの精鋭兵を潰したとアンブレラの奴らが知れば俺たちは要注意人物になってるのは確実だろうな‥。となれば‥どこかでアンブレラと一戦を交えるだろう‥‥最悪の事態を考えると‥」

 

慈「‥やっぱりそうなりますよね‥‥。前はなんとか撃退できましたけど‥、今度は本当に危ういかもしれません‥。教師として‥学園生活部の顧問して‥皆さんを失いたくありません‥」

 

 

慈の重たい雰囲気に思わず暗くなってしまう一同。いや‥そうなるのも無理はない。ランダルでさえ手こずったのにさらにその上のアンブレラとなれば高校での戦い以上の激戦になりかねない。‥最悪誰が帰らぬ人になってしまう可能性が‥‥、そんな空気が一瞬漂わせていたがある人物が切り裂く。

 

 

鶴乃「大丈夫だよ‥!!きっとみんなで力を合わせればなんとかなる!!」

 

 

鶴乃の口から出た言葉に思わず視線を上げて彼女に視線を向ける。

 

 

鶴乃「あんまり難しいことはわかんないけど‥、それでも‥!みんながいるんだもん!みんがいればどんな相手だって勝てるよ‥!きっと!」

 

トーコ「鶴乃ちゃん‥」

 

鶴乃「実は私好きな言葉があるの、やってみなけりゃわからない!出たとこ勝負でもいいじゃない!」

 

瑠璃「‥怖くないの‥?つーねぇ?」

 

鶴乃「怖くない‥って言えば嘘になるかな‥(汗)確かに私も怖い‥。せっかくあえたみんなと離れ離れになるのは嫌だし‥」

 

胡桃「‥だったら尚更‥」

 

鶴乃「でも!それを言い訳になんて私はしない!私は最強女子高生!!由比鶴乃!私は強いからか―――っ!!」

 

 

ものすごく明るくて表裏のない彼女、一見怖いものなど無いように見える。しかし蓋を開けてみれば鶴乃も恐怖と戦っている一人。だがそれを感じさせない明るさを振る舞っていた。

 

 

理琉「‥へっ‥、そうだよな‥。確かにそうだ」

 

 

鶴乃の言葉に釣られるように理琉も席を立ち、

 

 

理琉「こんくらいでくたばってちゃ、この先やってられないぜ!!俺たちは学園生活部!!みんなといりゃどんな困難だって負けはしないぜ!!」

 

日野「だな‥!一人ではできないこともみんなで強力しあえれば誰にも負けねぇよな‥!」

 

雪「たとえそれがランダルだろうがアンブレラだろうが‥罠だろうが‥そのまま轢き潰すだけよ!」

 

美紀「私だって簡単にやられる筋合いはありません!!学園生活部の維持を見せてあげます!」

 

風「えぇ!」

 

圭「もちろん!」

 

瑠璃「りーねぇは私が守る‥!!」

 

悠里「ふふ‥♪頼もしくなっちゃって‥♪」

 

胡桃「シャベルと私がいれば最強だぜ‥♪」

 

小春「よっしゃ!!燃えてきた!!」

 

トーコ「やれやれ‥、ボク達は本当あの子に助けられっぱなしだね‥」 

 

ヒカ「‥私達も‥頑張らないと‥」

 

アキ「ヒカの言うとおりだ、年下があんなに頑張ってるのに年下がなにもしないでどうする‥!」

 

 

 

 

由紀「よぉし!学園生活部!!ファイト――――っ!!」

 

 

 

 

 

一同「「「おぉ――――っ!」」」

 

 

由紀の掛け声とともに部屋には一同の元気な掛け声が響き渡るのであった‥。   

 

 

 

そんな賑やかな穏健派とは別に武闘派のテリトリーでは‥‥

 

 

?「戻ったぜ」ガチャ

 

 

武闘派のメンバーがよく集まる部屋にニット帽を被ったボウガンを持っていふ高上聯弥、そしてバールを持ち帽子を被った城下隆茂が戻ってくる。

 

 

タカヒト「戻ったか‥どうだった?」

 

レンヤ「バリケードも異常なし、それに侵入もなかったよ‥‥」

 

タカヒト「そうか‥とりあえず身体チェックするからそこで立ってろ。」

 

タカシゲ「やれやれ‥相変わらず念入りだな‥。感染したらこんなとここないっての‥」 

 

アヤカ「あら?最悪私がトドメを刺していいのよ?」ニヤ 

 

タカシゲ「イヤ‥ケッコウデス」

 

 

そんなことを話しながら貴人の身体チェックを受ける高上と城下、それを篠生がチェックシートに記録する。  

 

 

タカヒト「よし‥異常はなさそうだな‥。」

 

タカシゲ「あったりまえだ‥。俺らだってそんなヘマしねぇんだから‥」

 

シノウ「お疲れ様‥レン君」ボソ

 

レンヤ「あっありがとう‥」ボソ

 

タカヒト「そういえば、穏健派の奴らは最近どうしてる?」

 

 

雑談の最中、ふと穏健派のメンツが気になったのか貴人が篠生に聞く。

 

 

シノウ「どうと言っても‥とくに変わったことはないですね‥。いつもと変わらないように感じます‥」

 

タカヒト「そうか‥」

 

アヤカ「でも定期的にする夜の見張りを担当する人が毎回変わってるわね。前はあの変わった服の子が毎回してたのに」

 

タカシゲ「そりゃ、人が増えたんだからそうだろうよ。する人を毎回分けてたほうが負担が減るしな」

 

タカヒト「とりあえず‥穏健派の動きには逐一把握しておけ‥それで何かあればすぐに報告しろ」 

 

シノウ「‥はい」

 

アヤカ「わかったわ」

 

 

タカヒト「それとこれは穏健派の奴らとは関係ない話なんだが‥」

 

レンヤ「関係ない話‥?」

 

タカヒト「あぁ、どうもここ最近この辺をうろつく怪し

い人影がチラホラ見るんだ‥」

 

タカシゲ「どうせ彼らじゃないのか?」

 

タカヒト「彼らならこんな報告はしねぇよ‥。明らかに人の動きをしてた‥。そんで大学の敷地内をチラチラ見てた‥」

 

シノウ「それは怪しいわね‥‥」

 

タカヒト「あぁ‥だから穏健派と平行してその怪しい奴もチェックしておけ。それで侵入してきたのなら速やかに拘束しろ‥。抵抗するな‥殺ってしまっても構わん」

 

アヤカ「りょ〜かい‥♪(ニヤリ)そうなったらどういたぶってあげましょうか〜」

 

 

こうして話し合いが終わり各自解散、それぞれの部屋へと戻っていくのであった。

 

 

シノウ「ねぇ?レン君」

 

レンヤ「ん‥?どうしたの?」

 

 

篠生の部屋に来たときにふと彼女に声をかけられて足を止める聯弥。

 

 

シノウ「実はね‥?新たな生命育んだんだよ‥♪」

 

レンヤ「新たな生命‥ってことは‥妊娠したのか‥!?」

 

シノウ「うん‥♪レン君との新たな生命‥♪」

 

レンヤ「‥おめでたい‥ことだな‥♪」

 

シノウ「レン君がお父さんになる日が来るなんて思わなかったよ‥♪」

 

レンヤ「ボクもさ‥♪」

 

 

夕日に照らされてた二人はどこか輝いて見えるのであった。新たなる生命を育み、一層に愛が深まっていくのであった‥。

 




レンヤとシノウが結ばれましたな〜


そして鶴乃の根強いキャラに助けられた学園生活部。
いよいよ本格的に動き出します!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。