本家とは少し違い、日野が加わった学園生活部
どんな活動が待っているのか!
由紀「実はね〜、部活動を作ろうと思うんだ〜」
日野、胡桃「「部活動??」」
ある日の朝、朝食を終えて雑談していると突然由紀が提案を出して、それに驚く日野と胡桃。しかし慈と悠里は知っていたのか特に驚いていない。二人が困惑していると慈が補足説明をする。
慈「こんな状況だから少しでも何か楽しめることがあったらいいかなって思って」
悠里「何か目的があったほうがやりがいがあるでしょ?」
胡桃「まあ確かに言われてみればそうだな
何もないよりかはあったほうがいいよな、私は賛成」
日野「俺もだな、なんか面白そうだし」
由紀「でしょでしょ♪」
慈と悠里の説明を聞き、納得の表情を浮かべる二人。それに嬉しそうにうんうん頷く由紀
日野「となると、部活動名とかいるんじゃねぇか?」
胡桃「あっ確かに」
由紀「フフ‥!そこはもう考えてるのだ!」
部活名をどうするのかという疑問が上がるが、そこは考えてましたと言わんばかりにドヤ顔になる
悠里「まあ正確には佐倉先生が考えたんだどね〜」
由紀「あぁ言わないで〜(汗)」
しかししれっと悠里が暴露して、由紀がそれに慌てふためく。
胡桃「んで何にしたんだ?」
慈「学園生活部とかいいんじゃないかと思って」
日野「学園生活部か‥、学園で生活してるからそれにかけた感じか?」
慈「そんなところね」
胡桃「悪くはないな」
悠里と由紀が戯れている間に話を進める三人、何とかじゃれ合いを終えた由紀が口を開く。
由紀「ね♪いいでしょ?」
胡桃「だな、じゃあ決まったら次は部員届けの紙を書くのか?」
慈「えぇ、そうよもう持ってきてるから今から書けるわ」
胡桃「顧問はめぐねえとして‥部長はどうするんだ?」
慈「そこは悠里さんに任せてあるわ」
胡桃「この中で一番適任だしな、異議はないぜ」
由紀「私も賛成〜」
部活についてあらかた決まって来た最中日野が手を上げる。
慈「ん?どうされました、日野さん」
日野「いや‥、俺の部活での立ち位置はどうなるんだろうって思って」
日野のふとした質問に四人が確かにという感じに顔を見合わせる。
日野「俺はここの卒業生じゃないからなOBは無理があるし‥、年齢で行くと大学生ぐらいになるから部員も厳しいかなって思って」
言われてみれば‥、という雰囲気に一瞬なるものの慈がその雰囲気を変える。
慈「私は別にOBでもいいわよ〜」
胡桃「私もだな、細かいとこは置いといても大丈夫だろ」
悠里「いいんじゃないかしら〜」
由紀「うん〜♪」
日野「じゃあお言葉に甘えてOBで入部させてもらおうかな〜」
そうこうして、ここに学園生活部の設立と日野の参加も決定したのであった‥。
ーそしてお昼‥ー
今日は特に予定がなく、今後計画していた校内の制圧もあれから購買部だけから二階全般の制圧も済み、見回り以外は自由時間になっていた‥。
「‥暇だ‥」
使われてない教室が部屋になっている彼は特にすることがないため、銃の手入れや携帯などで情報収集をしていた。
「とは言っても‥情報系統はもう全滅か‥」
パンデミックから既に4日が過ぎ、今まで何とか入手できていた情報は完全に途絶えていた‥。恐らく情報を発信するメディアや機関がほとんど壊滅したのが要因だろう。今上がってるのはニ、三日前の情報ばかりで最新の情報は乗っていなかった‥。
「これじゃ、救助は期待できないな‥。というか向こうの精一杯だろうし‥」
やれやれとため息をつきつつ、画面を閉じて窓から外の様子を見る。グラウンドなどには相変わらず人間だったものがうろついていた。
空いた時間があればこうして奴らの動向を観察しているのだ。少しでも生きる知恵を増やすために‥。
「奴らの特徴としては‥階段に弱い、単純な音でも釣れる、頭と首を攻撃すれば活動が止まるということか‥。それと生前に沿って行動してるみたいだな」
基本的に奴らは生前に沿って動いており、登校時刻になれば学校に来て、下校時刻になれば帰宅するという生活リズムが残っていた。それは会社員も同様で出勤時刻になれば駅に集まり、帰宅時刻になれば帰っていくと同様の動きを持っていた。そのため夜になると活動が鈍くなり下手すれば朝までじっとしているやつもいる。
「生前に沿っているなら‥、学校が休みの日は少なるなる‥、となれば車を回収するなら休みの日だな‥。」
そう思いつつ、時計を見るとそろそろ見回りの時間が来ていた。
「っとそろそろ交代か‥」
そうこぼして、MP5を手に取り見回りの交代に行くのであった‥。
ーー
それからいろいろしているうちに夕方になり、夕飯を食べるために一同は生徒会室に集まる。
ちなみに今日の夕飯は栄養バランスを考えお味噌汁など、屋上菜園で取れた野菜中心の献立となっていた。
日野「久々の味噌汁だ〜」
由紀「これでご飯があればいいんだけどねぇ〜
(モグモグ)」
胡桃「贅沢言うなよ〜、って言いたいけどそれは同感するよ」
慈「ここには米がないから遠征に出たときに可能なら集めないとね‥」
悠里「ですね‥ここだと手に入らないものとかもありますし‥」
それぞれ口にしつつご飯を食べ終え片付けをする。それが終わると明日の日程について話すことにした。
日野「とりあえず明日、一階の制圧と移動用の車をもう一台確保するために慈の車を回収する。明日なら学校は休みという扱いになるはずだから奴らはそこまで少なくないだろう‥。その隙きを狙って一気に片付ける。」
日野の提案に頷く一同
胡桃「とは言ってもどうやって制圧するんだ?
いくら休みだと言っても奴らは何人かいるぞ」
日野「それについては問題ない。対策はある」
ふと出てきた胡桃の疑問にあっさりと答えつつ
近くにおいていた紙袋を漁り、とあるものを持ち出す。
胡桃「これは‥」
悠里「キッチンタイマー‥?」
持ち出されたものはキッチンタイマー、その名の通り音がなるタイマーで、家庭科室にあったのを回収したものだ。
日野「奴らが音につられやすいのは検証済みだ、石ころの音でも釣られるんだ。こいつを使えばあっさり誘導できるだろうな」
胡桃「それはわかってるんだが‥どうやって誘導するんだ?」
日野「それはみんなに協力してもらうよ。」
ーーーー
そして翌日‥2階には学園生活部のメンバーが揃っていた。
日野「何、難しいことはないさ。まず、こいつを紐にくくりつけて‥」
キッチンタイマーを紐にくくりつけるがあえて途中で外れるように細工する。
日野「よし、こうすれば遠くにこいつを飛ばせることができる。由紀、君にこいつを遠くに投げてもらおうかな」
由紀「了解!ちなみに投げるところはどこらへん?」
日野「えっと‥あのへんか、あんまり校門とかに近いと外に出にくくなるから」
由紀「フフン〜、任せてよ!」
日野「慈、車の鍵は」
慈「ここにあります(見せる)」
日野「わかりました。胡桃、一階の制圧は任せた
俺は外の車回収を手伝ってくる。」
胡桃「ほいよ、りーさん。一階制圧のとき背後とかの確認頼めるか?倒せなくてもいいからさ」
悠里「わかったわ」
日野「よし、俺の合図でそいつを思いっきり遠くに投げてくれ。」
由紀「オッケ!」
日野「慈は私の後ろにいてください。制圧が完了したら車に乗り込んで」
慈「了解です」
由紀「じゃあ行動開始!」
ーーーー
一同「お疲れ様〜!」
そして夕方の生徒会室は一段とにぎやかになっていた。
結果として由紀のぶん投げたタイマーはいい感じに少し離れた体育館近くの駐輪場屋根に落下。と同時にタイマーが作動して、それに一階、グラウンドにいた奴らがあっさりと釣られ移動したタイミングで、両者行動開始。
音に釣られなかった奴らは日野と胡桃によって物理的にご退場させられるのであった。その後無事車を回収することに成功して、車は日野が止めていた車がある職員用玄関前に移動。今はそこで静かに置かれている。
同時に一階の制圧もできて。ロッカーや机などを利用して頑丈なバリケードを作成することに成功した。
机には外の自販機から持ってきた飲み物がたくさんあり
多少なりとも豪華になっていた。
胡桃「いやぁ、ナイス由紀だったよ。お陰で楽に制圧できた。」
由紀「えへへ〜、そうかなぁ//(少し照れる)」
悠里「由紀ちゃん大活躍ね♪」
日野「やっぱりみんなで共同作業をすればだいぶ捗るな」
慈「そうねぇ、これなら遠征にも行けるわ」
それぞれ楽しそうに夕飯や飲み物を飲む一同。やはり移動手段を確保したのが大きいのだろう。気持ち的にも余裕が生まれたようだ。
胡桃「そういえば、さっき日野自分の車から何を撮ってきてたんだ?」
飲み物を飲みつつ、あの制圧後日野が何かを取りに行ってたのを思い出して質問する。
日野「あぁ、これ、トランシーバーだよ。もう一個車にあったのを思い出したから取りに行ってたんだ」
そう言いつつポケットから取り出したのは既に彼が持ってるのと同じトランシーバー
日野「全員で遠征するなら慈さんの車には乗りきれないだろうからこれをお互い持っとけば別れて乗車しても会話できるだろ?」
胡桃「そうゆうことが〜」
日野「そゆこと」
そうこうしているうちに日が暮れ
それぞれ寝る準備をする。
日野「じゃあ明後日ぐらいから行動開始ってことでいいのか?慈」
慈「そうね、まだまだ食料は残ってるけど今後の天候がわからないから早めに行動したいわね」
胡桃「そうなると明日から早め早めの準備をしないとな」
由紀「郊外遠足〜」
悠里「なんか違うような気がするけど‥(汗」
日野「じゃおやすみなさい〜」
慈「おやすみなさい〜」
由紀・悠里・胡桃「「おやすみ(なさい〜)」」
そうしてそれぞれの部屋に戻っていくのであった‥。
なんかうちのめぐねえ凄く頼りになるんですが(
気の所為ですよね(
慈「酷いですぅぅぅ!(涙目)」
前言撤回
凄くカワイイ