いよいよリバーシティ・トロンに乗り込みます。
圭は無事美紀再開できるのか!
そしてあのあと、それぞれの自己紹介やここまでの経緯を説明、今に至る。
日野「なるほどな、つまりその子の親友がまだ残ってるかもしれないから助けに行く途中だったのか」
雪「まあ、そんなとこかな」
胡桃「まあそんな話を聞いたら行かないわけがないよなぁ、どっちみち探索する予定だったし」
慈「私もです」
由紀「賛成!」
悠里「いいわよ」
瑠璃「るーも!」
圭「あっありがとうございます!」
みんなそれぞれ賛成の口を述べ、それに何度もお辞儀をする圭。
日野「そういえば、そっちはどれだけ物資あるんだ?」
ふと思い出したのか、雪に手持ちの物資はどれだけか尋ねる。しかし、彼女はニヤニヤしながら、
雪「それは明日のお楽しみ‥♪ね?」
瑠璃「そうなのだ〜♪」
圭「びっくりすると思いますよ♪」
そう言って、雪・圭・瑠璃が顔を合わせてニヤニヤしているのを首を傾げつつ見る日野達であった‥。
ーそして翌日‥ー
雪「よぉし、出発するぞ〜。」
由紀・瑠璃・圭「はあい〜」
雪の元気な掛け声に反応する三人、しかし日野が待ったをかける。
日野「その前にそっちの物資の確認したいんだが」
雪「っとそうだった、トランクにあるからみんなこっち来て〜。けっこういいもんあるから」
そう言ってみんなをトランクに誘導、集まったのを確認してトランクを開ける。
日野「おいおい、けっこうあるじゃねぇか(汗)
しかもちゃっかり銃火器もあるのか‥」
中身を確認した日野が驚きを顔に出す。いや日野だけではなく、圭・瑠璃・雪の三人以外全員が驚きのあまり固まっている。まあ、元訓練生がこんなもん持ってたらそりゃ驚くわな。
慈「雪さん‥、これ一体どこで‥?」
雪「るーちゃん助けたあとの何日してくらいかな?
事故ってた自衛隊車両から拝借、ドライバーは二人いたけど即死みたいだったよ」
慈の疑問にトランクにかなりある物資を見つめつつ答える。
日野「ただこれはかなりデカイ戦利品だな。
これで行動の幅が広がる」
胡桃「言われてみれば確かに‥」
そうこうして、簡単な物資確認をしてリバーシティトロンへ向けて再び出発することに。
車列は前に雪のセレナ、後ろに日野のクラウン、それに挟まれる形で慈のミニクーパーと並び、乗車メンバーが少し変わり、セレナには雪と圭・由紀、クーパーには
慈と悠里・瑠璃、クラウンは変わらず日野と胡桃。
出発準備を整え、お世話になった見知らぬ家にお別れをしつつ出発、目的地に向けて走り出すのであった。
雪「じゃあナビゲートお願いね?由紀ちゃん」
由紀「任せてよ♪」
瑠璃に変わり助手席には由紀が座り、雪の指示に元気な返事をしつつ地図を見つつ道案内をしていく。途中途中通れない道があるものの昨日よりかはいいペースで進んでお昼にはリバーシティトロンへ到着したのであった。
由紀「到着〜」
車から降りて外の空気を吸う由紀、車は駐車場に停めて
入口の様子を見つつ準備をする。
日野「正面は無理そうだなぁ‥(サブマシンガンの弾薬を消費した雪に自身の弾薬を上げたため、20式小銃に持ち変える日野)」
雪「圭ちゃんの話によれば出るとき非常用入口には奴らいなかったって(サブマシンガンの弾をリロードする)」
日野「となればそこから最上階まで行って順に制圧するって感じか」
雪「そんな感じかな」
胡桃「日野、こっちは準備できたぞ〜」
日野「オッケー、今行く」
準備ができた胡桃に声をかけられ、二人は話を切り上げ向かう。
日野「じゃあ、これからデパート内に突入する
前を俺、真ん中を胡桃、そして最後尾は雪が担当みんなにはその中にいてもらう。んで侵入経路だが圭の話にもあったとおり非常用入口を使って最上階まで行く。
んで助けたあとはは物資回収組を二手に分ける。」
一通り説明を終えて各自の準備ができ次第、いよいよ室内に入ることに。非常用入口をゆっくりと開けつつ中の様子を伺う。
胡桃「どうだ?」
日野「見た感じいないようだな。とりあえず入るぞ」
非常用通路は明かりがついていることから恐らく別の電源設備で動いているようだ。ゆっくりと進みつつ上を目指す。
日野「後ろはどうだ?」
雪「異常なし、逆に気味悪いくらい静か」
日野の確認に後ろを見つつ答える。デパート入口にはあれだけ奴らがいたのに対しここはその真逆、静かすぎて逆になにかあるくらいといったほうがいいだろう。
日野「っと‥、ここで終わりか」
四階まで上がってきたとき目の前の非常用出入り口と書かれた扉を目にしてそう溢す。
日野「雪、胡桃、ちょっと来てくれ。恐らくここから先は奴らもいるはずだ。」
胡桃「制圧だな?了解」
雪「じゃあみんなはここで少し待ってて、何かあったら無線で呼んでくれる?」
慈「了解です、気をつけて」
こうして扉の左に日野、右に雪と胡桃がスタンバり扉の向こうの様子を伺う。
雪「正面は2体か‥」
胡桃「これ見えないところもいるよな?」
日野「いるだろうな‥、だがバリケードは見た感じ破られてない‥。だから上の奴らが降りてきてはないな‥」
一通り見終わった後日野は口を開く
日野「とりあえず前の二体は俺が行く
雪と胡桃は五階の制圧を、奴らが入り込んでなければ
圭の行った通りの人数がいるはずだ。」
雪「了解、任せて
胡桃さん、タイミング合わせていくわよ」
胡桃「胡桃でいいよ、わかった。タイミングは任せる」
そして少し間を開けて
日野「よし‥行くぞ!」
日野の掛け声ともに扉をゆっくり開ける。素早く左右の確認を済ませ、二人にGOサインを出すと弾かれたように出てきて五階に上がる。
日野「正面二体‥まあ影にもいるだろうな‥(20式小銃を狙いつける)」
パァンパァン
サプレッサーで音を小さくしたとはいえ、多少なりとも銃声がなり撃たれた奴らは二体とも倒れる。しかし銃声を聞きつけ柱の影から三体現れる。
日野「やれやれ‥、まあコイツラも制圧すれば問題ないか‥。」
ーーー雪、胡桃site
日野と別れた私と胡桃は五階に登るためのエスカレータを上がりダンボールなどが積み上げられたバリケードに張り付き五階の様子を伺う。
雪「見た感じ左側に四体‥右に三体、数が変わってなければ合計九体いるはず‥。(小声)」
胡桃「んでどっちがどっちを制圧する?(小声)」
雪「私は左側を制圧する、胡桃は右側をお願いできる?(小声)」
胡桃「わかった(小声)」
そして話がまとまり、再度確認して二人同時に飛び出す。
ヴヴヴ
バリケードを超える音に反応したのか左右にいた奴らが振り向きこちらに向かってくる。だが
雪「もう遅い」
やはり奴らは動きが鈍い、近づく前に素早く狙いを定め頭部めがけて鉛玉を撃ち込んだ。撃たれた奴らはニ、三歩不規則に揺れて倒れる。背後で一体ずつ倒れる音とシャベルがヒットする音がする。どうやら向こうも片付けたようだ。でも発砲音に釣られたのか残りの二体が姿を表した。だがこれはこれで探す手間が省けたからオッケーと思い、残りの二体も銃声とともに制圧する。
胡桃「制圧できたか?」
雪「えぇ、銃声につられて残りも出てきてくれたから探す手間が省けたわ」
シャベル片手に聞いてきた胡桃に奴らの死体を見つつ返す。一応確認してから救助対象を探しますか‥。
ーー美紀siteーー
圭「生きていればそれでいいの?」
ここを出ていく際に圭が放った言葉‥、それは何日たった今でも心に響いてる。残された私と犬の太郎丸、いや、太郎丸もどこかに行ってしまい残されたのは私一人だけになった‥。今は孤独な避難生活を過ごしてる、だが少しでも気を紛らわすために授業的なのをやったり
音楽を聞いたりしている。
それでも辛いのは変わらない、でも奴らにやられるよりかは遥かにマシ。そう思って過ごしてる。
美紀「‥圭‥」
ソファーに座りつつ圭の言葉を思い出す。それを思うと枕を抱きしめる強さが強くなっていく。
美紀「あれから助けも来ない‥、このまま奴らになったほうが‥」
終わりのない孤独の避難生活に嫌気を刺してきたとき‥。
パパパ
微かにだがどこかで発砲音が耳に発砲音が聞こえた‥
私は反射的にドアに近づき耳を当てて音を聞き取ろうとする。
「制圧できたか?」
「えぇ、銃声で釣られて残りも出てきてくれたから探す手間が省けたわ」
更には二人の話している声が聞こえてくる。
美紀「‥もしかして‥!」
微かな希望を逃すまいと慌てて準備をする。自身の持ち物などをバックに詰め込み多少の食料も入れる。そしてバックを背負い扉の前に積み上げていたバリケード用のダンボールを退かしてノブに手をかける。
美紀「いない‥よし!」
扉をゆっくり開けて誰もいないことを確認した私は声のする方へあしを向かわせるのであった。
ーー雪・胡桃site
胡桃「確か、事務室にいるって言ってたよな?」
雪「そうね、でもどこにあるのか‥とりあえずそこにパンフレットあるからそれ見ましょうか」
そう言って動こうとしたとき‥
美紀「あっあの!待って!」
背後から突如として声をかけられ慌てて振り向くとそこには巡ヶ丘学院の制服を着た少女が
美紀「えっと‥」
胡桃「びっくり‥ってもしかして直樹美紀か?」
美紀「はっはい、というかどうして私のことを‥?」
どうして初対面なのに私のことを‥、と首を傾げていると雪が付け足す。
雪「あなたの友人に頼まれてここに来たのよ」
美紀「‥友人‥!それって圭のことですか!?」
友人と言われた瞬間美紀は反射的に雪に駆け出し両肩を掴む。
美紀「教えてください!圭は‥圭は生きてるんですか!?(ゆさゆさ)」
雪「おぉ落ち着いて(揺らされる)」
胡桃「おぉい(汗)揺らしすぎて目回ってるぞ(汗)」
美紀「はっ‥!すっすみませんつい‥(ショボン)」
胡桃のフォローで何とか我に返った美紀だが今さっきの行いを思い出したのかしょげる。揺らされ過ぎて半分クラクラしつつも何とか体制を立て直し話を続ける。
雪「とりあえず噛まれてはないわね?」
美紀「はい、部屋から出てませんでしたし」
胡桃「まあ、問題はなさそうだな。とりあえずみんなを呼んで‥「美紀!」」
胡桃がみんなを呼んでこようとしたとき圭が慌てながら上がってくる。恐らく美紀の声が聞こえたからであろう。そのまま美紀に勢いよく抱きつく。
圭「良かった‥生きてて‥グス」
美紀「圭‥私も‥です‥(涙)」
圭「ごめん‥、あんなこと言って‥出て行っちゃって‥。辛かったよね‥?」
美紀「はい‥、でも‥もう大丈夫です‥。だって‥圭がいますから‥(ギュウ)」
圭「うぅ‥(涙があふれる)」
二人が感動の再開をしていると、遅れて慈、由紀、悠里、瑠璃、その後に日野も上がってくる。それぞれ二人の再開を喜んでいた。
日野「警察やってて良かったって思えた瞬間だな」
雪「まあそれは同感かな」
由紀「後輩の再開いいよねぇ〜」
瑠璃「良かったね♪けーねぇ」
悠里「ふふっ」
慈「うぅ(涙)」
胡桃「めぐねぇまた泣いてるよ(汗)」
ワン!
一同「「「んん?」」」
感動の再開の最中突如犬の鳴き声が聞こえ一同が視線を向けるとそこには一匹の犬が
圭・美紀「「太郎丸!」」
太郎丸「ワン!」
太郎丸というか名前が書かれた首輪をしている犬が圭と美紀に駆け寄‥何故か美紀をスルーして圭の方へ
美紀「あ‥」
圭「太郎丸無事だったかぁ〜(汗)(ヨシヨシ)」
太郎丸「わふぅ〜」
スルーされた美紀はフリーズして、圭はその様子を苦笑いで見つつ太郎丸を撫でる。
それから美紀達のいた事務室に一同集まり、自己紹介をすることに
美紀「直樹美紀といいます。圭と同じ二年生で巡ヶ丘学院所属です。よろしくお願いします」
由紀「今度は私からかな?
私は丈槍由紀♪巡ヶ丘学院三年生で学園生活部所属、よろしくね♪
けー君♪みー君♪」
美紀「みー君なんて‥///やめてください‥///」
圭「えへへ〜、なかなかいいじゃない〜。よろしくね由紀先輩♪」
胡桃「由紀と同じ巡ヶ丘学院三年生で学園生活部に入ってる恵飛須沢胡桃だ。シャベル使った戦闘なら任せな!」
悠里「学園生活部部長、若狭悠里といいます。それでこっちが妹の瑠璃です。」
瑠璃「るーちゃんっていうの♪よろしく!」
慈「巡ヶ丘学院国語教師の佐倉慈といいます。現在は学園生活部の顧問を担当してるわ。ふたりともよろしくね♪」
日野「っと次は俺か、元巡ヶ丘警察の巡査をやってた日野裕也だ。現在は訳あって学園生活部に入ってる。」
雪「元巡ヶ丘警察訓練生湯月雪。よろしく♪」
圭「んでこの子が太郎丸、訳あって一緒にここで暮らしてたの」
太郎丸「わふぅ」
一通り自己紹介が終わると、美紀が口を開く
美紀「ところで学園生活部というのは‥」
慈「部活みたいなものかしら、提案は私と悠里さんでしたの。何か目的があったほうがいいって話になって」
圭「へぇ〜、面白そう♪」
賑やかな話し声が室内に響く
外を見ると既に夕方になってきていた。
慈「とりあえず今日は休んで、明日物資を探索しましょうか」
胡桃「了解、じゃあ見回りはあたしと雪、日野で交代でしとくよ」
日野「圭はあまり動けないからどうする?ここで待つか?」
圭「いえ、ずっとこのままでは行けないですから
この5階の探索をします」
雪「じゃあ見回りついでにチェックしとこうか」
胡桃「だな、それなら階ごとに分けるか?
そのほうが効率いいだろ」
日野「戦闘できるメンツが三人いるからそれもありだな。とりあえず明日詳しい行動を考えるか」
由紀「それよりお腹減ったぁ‥」
瑠璃「るーもぉ‥」
美紀「あっそれならそこに非常食がまだ残ってますからそれ食べてください」
胡桃「おっ助かるぜ」
悠里「じゃあみんなで食べながら何か話しましょう」
圭「いいですねぇ♪何話します?」
慈「趣味とかですかね?」
雪「おっいいねぇ」
日野「趣味かぁ」
由紀「みー君もほらほら♪(寄せる)」
美紀「せっ先輩‥//(顔真っ赤)」
瑠璃「るーも♪」
こうして今日の事務室は今までとは違う賑やかな雰囲気に包まれていたのだった。
美紀と圭、そして太郎丸ともに再会できました。
あぁ〜^^百合は尊‥(お玉ゴーン)
美紀「そんなんじゃないです‥//」