キィン-ーーー
…此処は何処?
目が覚めると自分の身体が動こうとするが変なコードが自分の身体に突き刺さって空中にぶら下がっていて動く事ができない。
何故コードが刺さっているのかわからないがとりあえず刺さっているコードをどうにかしなければ動くことすらできない。なら…
…スカッ
…あれ?おかしいな。届かない。
この距離なら手を伸ばせばすぐに届くはずなんだけど伸ばした手も空をきり、自分の腕を見ると腕の形が人間の腕ではなく機械的な4本指の獣の手のような形になっていた。
…なんだ…コレ!?なんで俺の腕がこんな形になってんだ!
自身の腕を見て困惑し、動くがコードによってまともに動くことができず、逆にそれが慌てている彼の心を落ち着かせるには十分な時間を稼ぐことができた。
…フゥ。とりあえずコレを引きちぎって!
シュバッ!ブチィ!…
うぉ!なんかでた!ってか落ちあぁ…!
どうにかして伸ばそうと手の甲からレーザーの様な光が飛び出しコードをきれいに切り裂いて切り裂けたと思ったら自分は吊るされていたことを忘れていて自分を支えていたものが無くなればその体は重力に従いそのまま地面に落ちていく。
頭から地面に金属同士がぶつかり激しい音を立てて地面に着地(激突)するがむくりと起き上がり彼の身体には幸いにも痛みは感じる事はなかったがそれとは別に違う疑問が出てきた。
…今落ちた時、金属音がした気が…
辺りを見渡せば更にいろんな情報が入ってくる。
立ち上がって歩く見えるのは自分より大きな机、大きな器具、大きな鏡、そしてそれに写る…小さい銀色の機械の獣のような形をした自分の姿だった。
なんだ…コレ!俺の身体…どこに行ったんだ!?
自分の姿を確認してしまいパニック状態に入ってしまうがパニックに入った直後、自分の身体から煙が噴き出し冷気が彼の身体を冷やしていく。
…冷たい。冷却装置なのか…もしかして俺。
ロボットになってる。でもいったいなんで…と思っているとあるものが目に止まった。それは先程自分がいた所にある書類だった。
四本指でもある程度は動かせた、見ていくと色んな国の言葉で書いており英語で書かれているとこが多く、ところどころ焼け焦げていたり見づらい部分はあったが文字になっているすらすらと読むことができる…翻訳機能のおかげかもしれないが。
パラパラと書類を見ていくと一つの項目を見つける。それは日本語でこう書かれていた。
【もし、彼が…機龍が目覚めたときその時は我が子のように接したいと思う】
書類1
「彼は…の制御装置である」