600族Lv80で手持ちを埋めてるようなトレーナーもいるしポイヒどくみがまもグライオン使いもいる。ミミッキュは剣の舞で攻撃を弾いて化けの皮を温存してきたりする。つまり任意のタイミングで使える弱体化前化けの皮。しかも化けの皮を使う頃には攻撃ランクも上がってる。
バイウールーから敗走した後ワイルドエリアエリア駅の出入口にいる人に手持ちを全員回復させてもらい、駅の出口から少し離れたワイルドエリアの中でも特に安全らしい場所にテントを貼って一夜を過した。
そしてこれからどうするかだけど最優先はレベル上げ、次に特殊方面のわざを開拓。そして裏特性とか特技の習得。というわけで入り口から誓い開けた場所にテントを貼ってルカリオ立ちを全員ボールから出す。
全員の育成方針を考えつつ既に案があるポケモンにはそれを伝える。
「まずルカリオは今両手で撃ってる威力のを片手でも撃てるようになるのと1発の威力が下がってもいいから両手で交互に連射できるようになるのが目標。連射のイメージはボスゴドラに聞いて」
はどうだん片手撃ちのイメージはミュウツーで連射のイメージは野菜の王子。後者は負けフラグだの生存フラグだの言われてたけどサザンドラのきあいだま連射を見た感じ格上に使わなければ結構有用そうだからあり。
「メタグロスは物理攻撃にサイコパワーを上乗せするか攻撃の後にサイコパワーで追撃出来るのが目標。わざの後に全体攻撃のイメージ。あとこれは出来そうならでいいんだけど体の周りにサイコパワーで常時バリアを貼れるようになるのも目標」
サイコパワー追撃は空間を震えさせるイメージ。成功すれば反撃兼範囲攻撃になる。バリアは単純に防御面の強化、ルカリオとクチートみたいに攻撃全振りじゃないから。
「クチートはバイウールーに使ったわざを完成させるのが目標。あとメガシンカ状態での技術、これはルカリオと直接攻撃無しで組手するのが良さそう」
あれを完成させれば切り札になりうる。あとかくとうタイプ特有の身のこなしも大事。サイトウさんに師事出来たら良かったんだけどジムチャレンジ中だからさすがに無理。
「ギルガルドとボスゴドラは互いに攻撃と防御を繰り返して攻撃の仕方とダメージ許容量の引き上げ、あとボスゴドラはストーンエッジの岩を的として出して。壊れたら補充もね」
とりあえずメインアタッカーのルカリオとクチートは攻撃面、メタグロスは攻防両方の特殊技術、ギルガルドとボスゴドラのタンク組は耐久度と攻撃力の強化が第1目標。
「僕はルカリオの近くにいるから何かあったらこっちに来てね」
そして僕は何をしようかな。
うーん、すぐ思いつくことも無いしこうてつじまで教わった波導の修行でもしようか。
波導について教えてくれたゲンさん曰く極めればポケモン達との意思疎通がより正確にできるようになる上、人によっては相手ポケモンの動きも予測できるようになるらしいしね。
あと副産物として生身の人間でも劣化版はどうだん位はできるようになるって言ってた。一種の生命エネルギーみたいなものらしく、異能系の中でも数少ない最低限の素質さえあれば後天的に使用できるようになるものの一つらしい。
まぁこの世界ではそんな人も時々いる中級異能トレーナーの1種としか扱われないんだけど。うーん、やっぱり魔境。
波導の使い方は使い手によってイメージが違うみたいだけど僕のイメージは栓とホースと蛇口。まず栓を開くイメージで波導を生み出して次にホースに流すイメージで体内を循環させる。そして蛇口をひねって水を出すイメージで両手の掌の間に波導を放出する。
放出された波導が朧気で不定形な塊から徐々に球状に変わっていき、手のひらサイズよりも一回り小さな球体が完成した。
「ハッ!」
的になって砕けた岩の中で手頃な大きさのものを狙って波導を放つ。しかし岩に向かって飛んでいく途中で形が歪み始め、岩に当たる前に霧散した。
うーん、やっぱり放出は上手くいかない。それと波導を引き出すのをもう少し早くできるようにしたい。理想形は波導を常に体内で循環させっぱなしにしてる事だけどそれもまだ無理。とりあえずあと数発撃ったらポケモン達の様子を見に行こう。
まずルカリオ、片手ではどうだんを形成する所までは出来ている。けどそれを撃つとさっきの僕みたいに途中で霧散していた。連射はまだ時間がかかるかもしれないけど片手撃ちができるようになるの自体は案外早そう。
次にメタグロス、岩から離れて拳を振るうとその後離れた岩に小さな傷がついた。傷を大きくして範囲を広げられれば完成形。
バリアは時々ボスゴドラに岩を粉砕して飛ばしてもらうことで練習してるみたい。一応停止した状態で飛んでくるものに集中すれば自分に当たる前にサイコパワーで止めることに成功していた。
けど動きながら無意識下でそれを熟すのが最終目標だからルカリオよりは先が長そう。
3番目はクチート、手持ちポケモンの中では1番成長が早い。バイウールーに使ったのと比べるとさすがに勢いは弱いけど安定して炎を大顎に纏わせてる。
今も目に見える速度で熱量と勢いを上げてそれを安定させてまた熱量と勢いを上げるのを繰り返して炎の顎を大型化させていっている。
このまま行けば1番最初に特技を完成させるのはクチートになりそう。
そして最後はギルガルドとボスゴドラ。互いに技を出し合ってそれをそのまま受けたりタイミングを合わせてキングシールドを使ったりすることで技の使い方やダメージの許容量を鍛えている。
ギルガルドとボスゴドラを見ていると、いきなり後ろから衝撃が加わった。一瞬倒れそうになったところを何とか耐えてその原因に目を向けるとクチートが肩に手をかけてぶら下がっていた。後ろに手を回して抱えて前に持って来ると、僕の首に両手を回して大顎の舌で頬をぺろりと舐めてきた。
「わっ、クチート?」
そして突然頬を舐められて驚くと今度は胸頭をグリグリと押し付けてくる。
はぁー、クチートは可愛いなぁ・・・・・・。
いや本当に。クチートは前世からの推し。推しポケアンケとかタグをする時は1匹限定の時も複数匹書ける時も変わらず必ず書くレベルの推し。メガシンカ対応ポケモンとしてクチートの名前があるのを見つけた時には狂喜乱舞した。
出会って最初の頃は近づこうとすると顎を開閉させて威嚇してきたりしたけど今ではあっちから寄ってきてくれるようになって・・・・・・あぁ、うちのクチート可愛い。好き。
首に手を回したままで頭を押し付けてくるクチート、抱え方を変える。今までは下から抱える感じだったけど僕からクチートの背中に手を回して抱きしめるようにし、その状態で背中から芝に倒れ込んだ。
そしてその状態でクチートと戯れながら他のポケモン達についても考え始める。見回して改めて思うけどはがねタイプはやっぱり最強で最高。
なんかメジャーなタイプによく弱点を突かれるだの技の威力が全体的に低いだのと言ってる奴がいたけどストーリーならガラルみたいにチャンピオンの切り札がほのおタイプじゃない限り基本的に安定感抜群だし、対戦ならタスキで耐えてからメタルバーストとかいしあたまで反動ダメージを無視してもろはのずつきとかあるからそこそこ強いと思うんだけど?
それに対戦ガチ勢なら弱点タイプ対策は当たり前でしょ。僕はまだ出会えてないけどエンペルトとかヒードランみたいな弱点タイプのほとんどの弱点を突けるタイプとかはがねタイプの弱点を突けるはがねタイプもいる訳だし。
さてと、ちょっとした鋼語りという名の前世の愚痴みたいなのはここで終わりにしてと。クチート以外の手持ちポケモン達のことも考えていこう。
まずルカリオはイケメン過ぎて嫁枠と言うより相棒枠。同じ個体を使い続けてるわけじゃないけどダイパ時代からお世話になってるポケモン。一応ガラルでルカリオナイトを探して無かったらジムチャレンジが終わった後にでもカロスに渡ってメタグロスとボスゴドラのストーンと並行して探しに行こう。
メタグロスは性別不明だけど今のところみんなのまとめ役って感じ。進化してからダンバルやメタングの時と比べて大人びている気がする。僕がはがねタイプ好きになったきっかけのポケモン。メタングになって以降は僕を乗せてくれたりする。何も言ってないのにサイコパワーのバリアで風圧を防いでくれたりして気遣いのレベルが高い。
ギルガルドは忠誠度が高い騎士タイプ。でも搦手に躊躇が無い。地面を切りつけて砂埃を飛ばすくらいはやる。フォルムチェンジ前提とはいえ硬くて高火力って言う優秀なうちのタンク役。前世でも初めて見た時にデザインのカッコ良さに一目惚れした。
ゲーム版では僕が死んだ後に弱体化来てもおかしくないレベルの強さだった個人的に厨ポケクラスのポテンシャルだと思う1匹。
ボスゴドラは兄貴分兼悪友みたいな感じ。他と違って最終進化までした状態で手持ちに加えたけど他のポケモンとの関係性は良好。ギルガルドと並ぶタンクにして裏特性のデメリットが理由で最後の切り札的な感じでもある。ゲットした時は手持ちもアイテムも何でもありって言う本当の意味で総力戦だった。しかも結局倒しきれずに捕まってくれたから最後まで本気じゃなかったって言うね。
改めて全員について考えてみるとやっぱり各々の個性がある。それにしてもうちの子達は皆いい子。
さてと、6匹目どうしようかな。エンペルトがいればデザイン的に好みな上はがねタイプが苦手にしてるタイプの対策にもなるから入れるのは確定なんだけど。
生息数が多いのだとナットレイかジバコイルか、ドータクンも悪くないけどメタグロスどタイプが被るのがちょっと優先度が下がる理由になる。トリックルームははがねタイプの特徴的に悪くないんだけどね。
現実化したことである程度の素早さ差はアニメ版みたいにわざの使い方とか立ち回りで対応できるからゲーム版と比べてトリックルームの必要性が薄い。
とりあえず皆の課題が形になるまで僕は何気にワイルドエリアでも電波が届く有能スマホで戦術の勉強したり合間合間で波導の練習していよう。
そして皆の課題が形になったらまたワイルドエリアのポケモンたちに挑んで主を探すことにしよう。波導はルカリオくらい使い慣れてないと人間が多用するには負担があるから連続使用しないようにしないとね。
特に放出系はそれが顕著だから基本的には劣化版はどうだんでも一度使ったら時間を空ける必要があるらしい。まぁゲンさんに言われたことをそのまま実践してるだけだけど。
ふむ、なるほど。片っ端からサイトを開いて見て言った感じ、この世界でメジャーな戦術は何となくポケモンゲームの対戦実況動画を見てた時に聞いたことがあるようなものが多い気がする。
中でも記事が多かったのが、交代を主軸に相手のポケモンに対して有利な手持ちを押し付けて行くサイクル戦。単体で強力なポケモンを揃えて交代無しなら最強の対面構築。耐久力が高いポケモンに妨害わざやどくどく、定数ダメージわざ、回復わざを覚えさせてひたすら耐えながら相手を削りきる受けループの3種類。
特に最後の受けループは運用案にポイズンヒールグライオンにどくどくだまを持たせてわざ構成がみがわり、まもる、どくどく、じしんっていう聞き覚えがありすぎるやつだった。世界が違ってもやることは同じか。
あと各戦術の難易度は低い順に対面構築>>受けループ≧サイクル戦らしい。やっぱり相手が何を出してくるか、交代をするか否かみたいな読み合いが発生するサイクル戦がいちばん難しいみたい。
でも手持ち全てを限界まで育てあげてて生半可なポケモンなら1匹で全抜きできるって言うゲーム版主人公みたいな人以外の強者にとってはサイクル戦がメインらしい。
強者って言うのがどのくらいの人のことを指してるのかは分からないけど死ぬ少し前に初めてガチ勢の巣窟ことレートに潜り始めようとしてたレベルでエンジョイ勢だった僕にとってサイクル戦メインはかなり辛い。
一応今のところは対面構築タイプで戦えてるけどサイクル戦とかバトルの定石なんかももっと勉強しないとなぁ・・・・・・最低限は師匠に座学と実戦の両方で教えて貰ってたとはいえ最低限で勝てるとは思えないし。
その後戦術について書かれたサイトの中で特に参考になりそうなものをメモにコピペし終えたところでボスゴドラが呼びに来た。そのままボスゴドラについて行くと既に全員揃っていて、少し離れたところには的のようにボスゴドラの出すストーンエッジの巨石が置いてある。
それに全員やる気に満ちてるみたいだし課題がもう終わったのかな?2、3日くらいかかると思ってたけど予想よりかなり早い。1番やる気があるのはクチートだと思ったけど皆同じくらいやる気があったみたいだ。
それから全員が1匹ずつ交代で成果を見せる。
まずルカリオは両手で形成してた時より少し短いくらいの時間で片手ではどうだんを作り出すと、さらにそれを掌より小さく圧縮して放った。そして岩に当たる直前に圧縮されたものが元の大きさに戻り着弾地点を大きく削った。
これ小さいから余裕って思って最小限の動きで回避しようとするポケモンに刺さりそう。いきなり当たり判定が大きくなるのは初見殺しに向いてると思う。
そして片手ではどうだんを撃った後両手に片手で軽く持てる程度のサイズのはどうだんを作り出すと跳躍し、両手を岩に向けた状態で前後に動かすと両手で撃つ時より少し小さなはどうだんが連射され、それら全てが岩に直撃したことで的として使われた岩が粉々に砕けた。
次はメタグロスだけどメタグロスの的だけほかより遠い。どんな風になったのか見るのが楽しみ。
先天性異能トレーナー・・・・・・主に超能力者やN様のようにポケモンと完全に会話を成立させることが出来る人。
後天性異能トレーナー・・・・・・主に波動使い。たまに先天性はどう使いもいる。悪の組織とかがたまにやってる強化洗脳トレーナーはこっち。所謂戦闘マシーンタイプ。
この作品では波導はだいたい生命エネルギーと同じようなもの。それを活性化させたり純粋なエネルギーとして体外に流出させたりして活用する。生命エネルギーと同系統なので使いすぎると倒れるし最悪命の危機。先天性はどう使いより後天性はどう使いの方がはどうの容量は少ない。
ちなみにゲンさんは先天性だけどスモモとかコルニは後天性。そしてゲンさんのルカリオは一対一でアイテム、トラップ(ステロとか)無しならシロナのガブリアスとも互角に戦える。
あとコルニのルカリオは使うわざ全てに波導を纏わせることで威力を引き上げてるしスモモのルカリオは先読みの精度が高い。ジムリルカリオはジムチャレンジャー相手の場合基本的にこれらの技術は使わない。