いろいろ買い漁った重症患者です
今回は謎の修羅場(?)が発生します。
結局俺は鹿角家に泊まることになった。
初日からいきなりお世話になってしまうとは。
「改めて・・・永人。おかえり。」
「お、おう。ただいま理亞。大きくなったな。」
「むぅ・・・もう子供じゃない。」
この反応も全く変わってない。
昔も子ども扱いしたらおんなじような感じだったっけ。
「永人もだいぶ変わったね。」
「俺?変わってないよ。昔から。
東京の空気に飲み込まれそうになったけどな。」
そんな話をしていると、聖良が帰宅した。
「まったく、母さんったらいつも突然なんだから・・・。」
「おかえり聖良。」
「あ、永人。ごめんなさい、母さんが突然・・・。」
「大丈夫だよ。
実はまだ家具とかとどいてなくてどうしようか考えてたんだけど、
ちょうどよかったよ。」
ここに泊まるのも5年ぶりだしすごく安心できる。
「今晩はいろいろなお刺身を買ってきたのでみんなで食べましょう。
では、用意してきますね。」
聖良は台所へと去っていった。
「・・・あれ?そういえば雪さんの姿が見えないな・・・?」
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(聖良Side)
まさか永人が泊まることになるなんて。
はりきってたくさん買っちゃったけど、永人お刺身苦手な奴あったかしら・・・?
「?そういえば母さんは・・・?」
母さんの姿が見えない。
こういうときは決まって置手紙が置いてある。
「・・・やっぱり。」
『今晩はお友達の家にお邪魔してきます。
3人で楽しんでください。 母より。』
「母さん・・・。」
久しぶりだからって気を使ってくれたのかしら?
まぁ私的には嬉しいんですけど。
母さん、ありがとうございます。
「ん?裏にも何か・・・。」
『P.S 母さんがいないからって永人君襲ったりしちゃだめよ?』
「な・・・!///」
もう!母さんってば!///
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リビングで理亞と過ごしていると電話が鳴る。
「永人、電話なってる。」
「ん、母さんか。」
電話の主はわが母親。
『もしもし永人?無事についた?』
「あぁ。なんとかね。無事2人にも会えたし。」
『聖良ちゃんと理亞ちゃんね?2人とも元気にしてた?』
「いやぁ、それが今いろいろあって鹿角家にお邪魔してるんだ。」
『あらそうなの。久しぶりに3人で過ごすのね。
・・・永人、襲ったりしたらお母さん許しませんからね?』
「っ・・・!///んなことしねぇよ!」
「・・・いつでもウェルカム///」
理亞にも聞こえちまってるじゃねぇか。顔赤いし。
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そして30分後。
「理亞ー、永人ー。夕飯の準備ができましたよー!」
俺と理亞は夕食へ向かう。
夕飯はお刺身です。
「永人、何か苦手な奴はありましたっけ?」
「いや、だいたいは食える。ていうかあじの刺身って珍しいな。」
「あがったばかりの新鮮なものをいただいてきたんですよ。」
「北海道の魚・・・おいしい。」
ぶっちゃけあじとかさばの光物は好きだったりする。
寿司屋ではそればっかり食べる時もあるし。
「では、久しぶりに3人そろって・・・」
「「「いただきます」」」
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3人で思い出話などをしながら夕飯を終えた。
「永人、ちょうどお風呂が沸いたのでよかったら先にどうぞ?」
「いいのか?俺が先で。」
「永人はお客様・・・。当然。」
「私は洗い物をするので後からで。」
「ならお言葉に甘える。」
俺は風呂場へと向かう。
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(聖良Side)
「さて、かたづけますか。」
永人が風呂に入ったのを確認し、私は片づけに入る。
・・・が。
「・・・理亞?どこへいくつもりですか?」
「ギクッ・・・!」
理亞はタオルを持って部屋から出ようとしていた。
「そのタオルで何をするつもりですか?」
「・・・昔みたいに背中流してあげようと思って。」
「待ちなさい、もう高校生です。いけません。」
うちの妹が怪しいお店の店員さんみたいな発想になっています。
助けて永人。
「姉さま、これくらいの勢いでいかないと永人は多分落ちない。」
「うぅ・・・でも・・・。」
そうだとしても流石に・・・
少し想像してみる。
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「え、永人?」
「ん?どうした聖良?」
「そ、その・・・お、お、お、お背中流しに来ました!!」
「お、おう・・・!///」
「す、すこし狭いかもですが・・・///」
「・・・悪い聖良・・・!」
「え?」
「こんなの我慢できるわけないだろ!!///」
「え、えぇぇぇぇ~!!///」
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「いけませんいけませんいけません!!!!そんなこと!!!!」
それは非常にいけません!!!
でも、永人だったら・・・///・・・っていやいや!
「わ、私たちももう子供じゃないんですから、安易な考えでそんなことを
してはいけま・・・って!いない!」
私がトリップしてる間にいってしまったのね!
「え、永人が危ない!待ちなさい理亞~!!」
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「ふぅ~。やっぱ風呂はいいなぁ。」
やっぱり風呂は日本人の体に染みるな~
ガサガサ・・・
「ん?」
なんだ?ドア越しに音が聞こえる。
聖良が洗濯物でも回収しに来たのか・・・?
と思っていると。
バン!
ものすごい勢いでドアが開かれる。
「り、り、り、理亞!!??」
現れたのはバスタオルを巻いた理亞だった。
「背中流しに来た。」
「い、いやいやいやいや、それはいろいろとまずくないですか!!??」
「大丈夫、昔からやってる。」
今と昔では状況が違うよ状況が!!
「大丈夫、痛くしないから・・・!」
怖い怖い怖い!セリフが完全に痛いことするやつ!!
助けて聖良!!
「理亞!」
「せ、聖良!助けてくれ!!」
「もう大丈夫ですよ永人!さぁ理亞、すぐに出なさい!」
「嫌だ。このまま一緒に入る。」
さっきは背中流しに来たとか言ってたのに自分も入る気かこいつ!!??
いろいろとピンチ!どうする俺!?
「永人はお客様です!お客様にご迷惑はかけてはいけません!」
いいぞ聖良!とにかく理亞を風呂から出してくれ!
いろいろと俺の体がもたない!(どこがとは言わないが)
「・・・分かった。」
「分かってくれましたか。」
「背中流すのは諦める。だから普通にお風呂入る。」
全然分かってねぇ!!??
「せ、聖良・・・」
「理亞!なんでそんなわがまま言うんですか!
永人が 迷惑してるでしょう!?」
「早い者勝ち。」
何が!?そして話がかみ合ってないぞ理亞!?
こうなれば俺がとる行動は一つ。
「お、俺出るわ!!」
逃げる。
俺はダッシュで風呂から脱出した(もちろん隠すとこは隠して)
「あ、永人・・・」
「永人!」
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(理亞Side)
「・・・永人・・・」
「理亞、すこしやりすぎです。後で謝っておきなさい。いいですね?」
「・・・うん。ごめん、姉さま・・・。」
「永人は出てしまったので、理亞、先に入りなさい。」
「うん・・・。」
いきなりこんなことするのはさすがにやりすぎたか・・・
なんだか悪いことしちゃったかな。
でも、ここまでしてもあいつ絶対気づいてないっぽいし。
私はこんなにも永人が好きなのに。
「永人には私からも話をしておきますから、反省はしておいてくださいね?」
そういうと、姉さまは台所へ戻っていく。
にしても、さっきちらっと永人の裸見たせいでムラムラしてきた。
永人はもうこっちには来ないだろうし、
姉さまはまだ洗い物残ってるだろうし・・・。
・・・すこし致して上がろう・・・
「ん・・・。」
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(聖良Side)
「はぁ・・・まさか理亞があんな行動に出るなんて・・・。
本当にすみません永人。」
「ま、まぁあいつ悪気はなかったろうし・・・。」
「でも、私たちも高校生です。さすがにあれはやりすぎです。」
昔のように彼と過ごしたいのは私も同じですが、
やっていいことと悪いことは分かります。
「聖良。」
「はい?なんですか?」
「お前は変わらないな、昔から。」
不覚にもすこしドキッとしてしまった。
「突然どうしたんですか?」
「ダメなことはダメとはっきり言うそういうところ。
昔とおんなじだ。」
彼は懐かしむように言う。
そういえば昔は悪乗りする理亞と永人をよく叱りましたっけ。
「とりあえず、俺はあんまり気にしてないし、お前も気に病まないでくれ。
せっかくの可愛い顔が台無しだぞ?」
「かわっ・・・!///コ、コホン。わ、分かりました。貴方がいいのであれば
大丈夫です。では、洗い物片づけてきますね。」
永人、貴方も変わってませんよ。
さらっとそういうことを言うところ。
自分で書いててなんだこりゃと思うほど
妄想を詰め込みました笑
次回は永人くんをめぐって姉妹が争う?