本編では語られないホロ学設定解説:世界編
前提として、本編にてノエフレの世界を異世界と語っていて紛らわしいので、俺君の住んでいる世界を世界A。そこ以外の世界を総じて『他世界』と称して説明します。尚、作中は俺君の一人称なので、異世界という単語がここでの他世界と同義として使われたり、ノエフレの世界の名前として使われたりするので気を付けてください。
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・世界A
基本的に人間の世界で俺君の出身世界。科学は発達しているがその分超常能力とは無縁で、フィクションの産物と考えられている。そのため他世界から色々と流入しているのだが、気が付いていない。
・魔界
魔界という名前だがおどろおどろしい事は特になく、『魔物の世界』ではなく『魔法の世界』を略して魔界。魔法文化の発達の過程で、同一種族が複数の種族に分かれたり、ある魔法を極めた結果、別の種になったといった事が短いスパンでは数年、長いスパンでも数百年に一度起こっていたりするため、多種多様な種族が共存している。そのため、世界観に統一性が無く、石造りの街並みもあれば、深い森の中にツリーハウスを作って住んでいたりと、様々。
世界Aとは同一の財布に入っている別の小銭の様な関係。基本交わることは無いのだが、きちんとした技術があれば行き来は出来る。とはいえ世界Aにはその技術は無いので、基本的には魔界の民が勝手に来て、好き勝手やって、勝手に帰っている。その勝手は魔界から渡れるようになった数百年前が最も酷く、悪魔祓いや魔女狩りなどが流行ったのが正にその時期。
その後、単純に世界Aが好きだったり、好き勝手はしたいけど、やり過ぎるのは良くないよねという魔界の民が集まった組織により、事態は沈静化。現在に至っている。本編ではちょこ先がこの組織に在籍している設定であり、俺君の世話を焼くのは、この組織に在籍しているからというのも理由の一端。
・幽世
日の昇らない夜の世界であるそこは、魑魅魍魎百鬼夜行の跋扈する世界ではあるが、白上家を始めとした十家の元で、基本問題なく生活している。
生活水準のレベルは江戸末期から明治の初めにかけたあたりだが、これは科学の流入を可能な限り遮断する為高い生活水準を求めていないのと、自分達が表側でもまだ馴染めていた頃への懐古の情からくるもの。
白上家の令嬢が科学の恩恵を受けてバリバリのゲーマーな事は、民草へは知られていない。
世界Aとは小銭の表と裏の関係。基本交わる事は無いがふとした拍子に行き来できる程度には近く、神隠しに会った際の行き先は大体此処。ちなみに、神隠しから戻ってくる確率は3割程。大半は死に、運が良ければ助けられる。救われたのち、そのまま定住する者もいるので、帰還率3割。
・異世界
最近流行の異世界転生などとほぼ同義で使われる意味での、異世界。剣と魔法のファンタジーワールド。
魔法と言っているが魔界の魔法とは別技術。世界A視点では区別がつかないのだが、一応同音異義語である。魔法についての詳しい説明は、第二回本編で語られない設定集にて。あるかは不明。
魔界同様に種族は多いのだが、森に隠れ住んだりしていない限りは、村ならあぜ道に木製の家。首都など大きな街は欧米の建築様式近い石造りの町と、統一感はある。
大きな街ならインフラや下水道技術などは世界Aから持ち帰られた考え方を取り入れていて生活水準は低くないものの、皇族や貴族のような特権階級、あるいは選民思想的な考え方があるため、生活格差は大きい。
世界Aとは最も関係が遠く、別の財布に入っている小銭同士という関係。本来であればお互いに一切感じあう事は無く、触れ合うことも無かった。にもかかわらず、某ドラゴンが本気を出した結果、両方の財布に穴が開き、繋がったのである。どういうことなの。
最後に、『なんで魔界や幽世には名前があるのに、異世界には無いの?』がありそうなので解説。
結論から言うと、異世界に関しては『表現する言葉がそれ以外存在しない為』である。
魔界については、かつて悪魔祓いや魔女狩りが流行った折、『このような者達が集う世界があるに違いない』という考えから『魔界』という名前が、世界Aにて付けられた。
幽世についても、神隠しから帰還した者などが、魑魅魍魎の世界を見たという発言があり、『そのような者達の集う世界があるのだろう』という考えの元、『幽世』という名前が同じく世界Aにて付けられた。
しかし、異世界については、世界A視点ではその存在があくまで想像上に過ぎず、現状でそう言った世界を実際に見たという者が居ないため、名付けられることが無かった。
更に、異世界。他世界を観測出来るようになったとはいえ、世界Aの探索プロジェクトは複数国家の合同プロジェクト。自分達の住む世界の名前より自国の名前の方が大事なので、そもそも世界の名前を考えようという発想は無かった。
尚、この設定が作中で活かされることは、多分無いのである。