ホロ学園の「俺」君物語   作:零円

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登場ライバー
???
大神ミオ


襲撃

 挑発に答えるように地面を蹴った相手は、再度、瞬く間に距離を埋めて見せた。

 対し、地面を後ろに向かって蹴りながら、上体を逸らす。直後、先程まで胸元のあった場所を、鈍色に光る包丁が抜けていった。

 感心してしまうくらい躊躇いなし。仮に、下がるか逸らすかのどちらかをしなければ、胸板に深く、一文字が刻まれていただろう事は間違いない。

 着地後も、足は止めない。重心をやや後ろに構え、倒れる前に足を踏み出しながら、距離を取ろうとするが、相手の方が早い。

 開けた距離はすぐに詰められ、包丁が振られ、突き出される。

 躱しながら、フードの中を覗くが、やはりそこに人肌のような物は見えず、靄のような煙のような、不定の何かがフードを持ち上げるのみ。そもそも俺が触れるのかという疑問もさることながら、表情が分からないというのも問題だ。俺を下に見ているのか、がむしゃらに向かってくるのか。それすら分からない。

 

 ──やりづらい。

 

 心中で悪態をつく。

 数年前、少々やんちゃしていた時期があるから、喧嘩の経験はある。

 その最中にナイフを取り出す者は何人か居たから、刃物を相手にしたことも、一応ある。

 ただ、そういった者達はナイフを脅しの道具と認識しており、持ち出した側が恐怖に顔を引きつらせる者や、ナイフを武器として認識していないのか、俺がそのナイフで血を流した事に驚き動きを止めてしまったり、ナイフを捨ててしまったりする者が殆どだった。

 しかし、やはりというか、何というか。こいつはその大勢に属さない側らしい。

 持っている物が武器である事を分かっているし、相対する俺をどうにかする為の物として使っている。……いや、包丁は調理器具であって武器ではないな。

 

「っと」

 

 とん、と、背中が何かにぶつかる感触。屈みながら視線を上げれば、振られた包丁と塀がぶつかり、文字通り火花を散らしていた。ちょっと引きながら、横に飛びのき、再度距離を取ろうとするが、次の瞬間には追い付かれ、鼬ごっこが続く。

 包丁の攻撃はざっくばらんで兎に角愚直。フェイントや駆け引きのような物は一切無く、まるで子どもが駄々をこねるように振り回すのみ。

 これがわざとなのか、それしか出来ないのかは表情が読めないから不明だが、とりあえず、相手を傷つける事への躊躇は無いようで、包丁の振る速度は速く、下手に受ければ、肉を切られて骨も折られそうだなと、そんな想像が頭から離れず。

 そのせいで、相手の振り始めや振り終わり際に合わせての踏み込みが効かない。

 

 ──やっぱ怖い。

 

 かつて喧嘩の時に出てきたナイフは、十徳ナイフのような折り畳み式のナイフで、その刃渡りは大体掌に収まる程度の軽いもの。多少踏み込みに失敗して腕で受けても、刃がそう深く喰い込む事は無く、肉を切らせて骨を断つ作戦が取れた。

 それに比べ、包丁の重厚感ときたら。俺が使っている安物のステンレス包丁と比べて、何とも鋭そうな刃渡り20㎝。生肉に包丁を振り下ろして両断出来た事は一度も無いが、あれなら出来るんじゃないかと思えてならない。

 

 ──魔法かなんかで切れ味上がっていて、骨ごと輪切りに出来る可能性も無くないし。

 

 幾ら傷が治りやすくなっているとはいえ、切られた腕が蜥蜴の尻尾のようにまた生えてくる事は無いだろうし、胴を輪切りにされたら、その時点で終わり……。

 

「──いっ」

 

 躱し損ねた。右の二の腕に、痛みが走る。思わず、今日一番の力を発揮して、思いきり後ろに下がった。直後、視線の先で、胴のあった辺りを、包丁が通過する。

 

 ──ああ、くそ。バカな想像した! 

 

 もしかしたら、今ので上半身と下半身がお別れしていたかもしれない。

 そう思ってしまったが最後、膝が小刻みに笑い出した。思いきり叩いて止めようとするが、右腕からの痛みにそれを阻まれ。途端、現実が襲ってきた。

 バクバクと心臓が煩い。酸素が薄い。幾ら吸っても、吸えている気がしない。カチカチと歯が鳴る。体が震える。視野が狭い。右腕が痛い。何かが腕を伝っている。

 

『わん!』

 

 気付けするような、タロの一声。次いで、体が後ろに引っ張られる。

 襲撃者の包丁は目前。体の中心、心臓当たりに真っ直ぐ狙いを定めての突き出し。回避しようにも体勢が悪い。

 その矢先、左足が跳ね上げられ、突き出された包丁を蹴り上げた。

 

「……は?」

 

 訳も分からずいると、そのまま、次は右足が跳ね上がり、襲撃者の腹部を捕らえ、蹴り上げる。

 一体何がと視線を下げれば、こそこそと骸骨が俺の影へと戻っていく所であった。

 

「ぐへ」

 

 両足が浮いたせいで、そのまま地面に倒れた。

 視界の内にいる襲撃者は暫く滞空したのち、両足できちんと着地していた。

 攻めてこないのは、包丁を持っていないからか、予想外の反撃をされたからか。

 どちらにしろ、一息つけるのは違いなく、その間に俺は上体を起こした。

 背中側からタロが顔を見せる。俺を引き倒したのはこいつらしい。骸骨は、俺が流血したから自動的に出てきたものだろう。

 

「いてて」

 

 右腕を確認する。袖の一部が切られ、その周囲に血が滲んでいた。

 動かすと痛むが、右腕の動きに問題は無く、多少切り付けられた程度のようだ。

 包丁を蹴り上げた足も問題なく繋がっていて、スニーカーも健在だった。

 

「大丈夫そうだな」

『わん』

「ん? ああ、そうだな」

 

 タロに指摘され見てみれば、相手は丁度包丁を拾い上げている所であった。

 それを見ながら、俺も立ち上がる。

 分かったことは、刃に当たれば即切断される訳ではなく、俺の手足は問題なく相手に当たり、予想外の事が起これば多分驚く。

 

「だったらまあ、大丈夫か」

 

 顔が読めないのはやりづらいけれど、土俵が違うという事は無いらしい。

 其れが分かっただけでも、気持ちは落ち着くし、頭を回せる。

 静かに息を吐きながら、構える。地面を蹴ったのは、再度相手。

 やる事は変わらない。振られた包丁を避けつつ下がる。

 それに加え、脳内マップを思い出し、自分の現在地から一番近い、イナに教えられた罠の場所を探す。

 

 ──ちょっと遠いな。

 

 候補は一つしかなく、そこは現在地からは普段の徒歩なら10分程度。

 避けながら下がりながらの今では、凡その到着見込みすら怪しい。

 いっそ振り返り、追いかけっこの体を成せれば、それこそ数分で到着するかもしれないが。生憎相手の方が早く、振り返った直後、背中をバッサリ切られる未来が見える。

 結局、こうやって下がりながら、躱しながら、牛歩の速度で進むしかない。

 とはいえ、気持ちは幾ばく楽だ。

 躱す以外の選択肢。大振りに合わせてあえて踏み込み受け止める、突き出された腕を取って反撃、のような事も、一応視野には入れられる。

 それこそ……こうやって踏み込んで突き飛ばす、と言ったことも出来るのだから。

 

「ふっ」

 

 振り下ろしの大振り。それに合わせて、一歩踏み込む。

 動き出し前の腕の根元を掴んでとめて、空いた腹部に掌打。

 捻りも加えながら出来うる限りの力を籠め、思いきり押し飛ばせば、想像よりもその体が後ろへ飛んだ。

 思った以上の飛距離に、はて、と胸に疑問を抱く。

 だが、一先ずその疑問を押し込め、俺は数歩跳び退き、十字路に着いた。

 此処を左折し、暫く直進。その後に右折してすぐの場所に、罠がある。

 突き飛ばされた人影が着地するのを見て、慌てて左の道へ飛び込んだ。

 

「タロ、来たら教えろ!」

『わん!』

 

 なりふり構わず距離を稼ぐ為に走る。相手が来たら、振り返ればいい。

 失念していた可能性は……通行人の存在。

 

 ──やばい

 

 向かう先に、こちらへ向けて歩いてくる人の姿を見つけた。

 既に道に入ってしまった。何なら進んでしまっている。

 戻るか、それとも走り抜けてしまうか。

 戻ればそのまま鉢合わせもあるだろうし、襲撃者の狙いは俺の筈だから、多分走り抜けてしまうのが正解だと考える。

 あいつが、第三者に見つかる事を気にするとは思えない。もし目撃者を憂慮するのであれば、炉端でいきなり襲い掛かって来るような事はしないだろうし、目撃者にかまけている間に俺に逃げられたら本末転倒の筈だ。

 だから、そのまま走った。

 気付いたのは、通行人とすれ違おうかという頃合い。

 通行人は俯きがちにスマホを操作しながら歩いていたし、帽子と眼鏡、マスクもつけていたから、遠目では気付けなかった。近づいて漸く、その正体に気が付く。

 それでもそのままスマホを操作してくれていれば良かったのだが、悪い事に、その通行人も足音に気づいたようで、顔を上げてしまう。

 目が合う。通行人が、俺を見て目を丸くした。覚えているらしい。何でいるんだ。

 まあそれでも。無視してくれればそれでいいのだ。このまま走り抜けてしまおう。

 

「待て!」

「何で⁉」

 

 腕を掴まれた。

 

「私の事を無視していこうだなんて、偉くなったもんだな、ああん?」

「ごめんなさい!」

 

 幼少期の癖から即謝罪が口をつく。

 

「でも今それどころじゃ──」

『わんわん!』

「ああ、もう!」

 

 通行人を俺の後ろに追いやりながら、振り返る。十字路に影在り。

 ググッっと、影が膝を曲げるのが見えた。直後、バネの様に跳ね、俺へと向かってくる。

 右腕は掴まれて動かせない。躱すと、そのまま背中側へ追いやった通行人への直撃コース。

 

「手を放して、目を瞑って、耳もふさいで!」

「え? え?」

 

 一応声をかけたが、戸惑うばかりの通行人。

 右手は拘束されたまま。自由なのは左手と両足。

 相手を観察する。

 狙いは真っすぐ、体の中心辺り。振りかざすような素振りは無し。振り下ろしを受けて、輪切りにされる可能性が無い分、幸運かもしれない。

 

「ひっ」

 

 後ろから、声。引きつったそれは、通行人の物だった。

 判断も覚悟も、その声で決まった。

 右足を、微かに引く。左手を前にかざす。短く、一息。

 刃が射程に入った瞬間、その刃を掴む。思いきり握って、止めようと試みる。

 が、

 

 ──やっぱ無理! 

 

 止まらない。当然か。

 掌に滑り止めがあるわけでもなければ、力は相手の方が上のよう。

 掴んでいる間も容赦無く刃は進むものだから、肉が切れ、血が滲み、それが潤滑油になってしまう。

 ただ、それでも。握っている効果が無い訳ではなく、突進速度は確かに落ちて。

 先程と違い、今度は自分の意志で、足を思いきり振り上げた。

 足に感触。ズシリと重い。煙みたいな身体なのに、生意気にも体重があるというのか。

 

「う……らぁ!」

 

 それでもなんとか、気合で足を振り切った。

 結果、襲撃者の身体が屋根を飛び越え、視界から消える。

 

「……はえ?」

 

 明らかにおかしい。さっきから、力が入りすぎている。

 何故かと思いながら、右足を観察してみれば、足に魔力が集まっているのが感じられた。

 

 ──……魔法ってすげー。

 

 正確には擬きではあるが。シオンの言っていた事の一部を、此処に来て漸く理解した気持ちになった。

 同時に、危機感も覚える。ちゃんと練習しないと、何かの拍子に誰かを怪我させるかもしれない。

 こればかりは、流石にシオンにキチンと教えを乞う事にしようと決めながら。

 右腕を折らんばかりに握りしめる、通行人への対処を考えながら、振り返った。

 腕を強く握って来る彼女は、僅かに体を震わせながら体を丸め、俯いている。

 判断の甘さを呪いながら、俺は親しんだ呼び名で、彼女を呼ぶ。

 

「すいちゃん」

 

 星街すいせい。彗星の如く現れたスターの原石にして、俺の昔馴染み。それが通行人の正体であった。

 名前を呼んでも、腕を握る力も、震えも収まらない。

 もう一度、「すいちゃん」と呼びかける。今度はピクリと反応を見せ、すいちゃんは徐に、顔を上げた。

 怯えの色を浮かべるその目に、心中で歯噛みしながら、笑顔で声をかける。

 

「大丈夫? もう、自転車通り過ぎたよ」

「……ぇ?」

 

 か細い声。それから、きょろきょろと、辺りを見渡す。

 

「自転車?」

「うん」

「だ、だって、包丁持って、凄い勢いでこっちに来てなかった?」

「包丁? あ、スマホを持っていたから、それじゃないかな。自転車のライト、切れていたみたいだったし」

「すまほ?」

「スマホ」

 

 無理があるだろうか。だが、包丁を持った狂人が襲い来るよりは、スマホを持って自転車に乗った通行人が通った、という方が現実味もあるだろうし、何とかごり押す。

 

「この辺は暗いし、僕も自転車が来ている事に気が付かなくて、変な態度を取っちゃったから、吃驚したよね。ごめんね、すいちゃん」

「……自転車」

「自転車」

 

 震えが止まる。目から怯えも消えた。徐々に浮かんできたのは、怒り。

 

「……忘れなさい」

「はーい」

 

 腕が解放された。数度開閉し、血の流れを取り戻す。

 一方で、すいちゃんは、わざとらしく額の汗を拭う仕草。

 

「いやー、楽勝だったー」

「……」

 

 何がだろう。俺の腕を、万力の如く締め付ける事だろうか。

 楽勝楽勝と、何か勝ち誇っている間に、タロへは周辺を警戒するように頼んでおく。

 

「それでさ」

「んー? なーにー?」

「すいちゃん、なんでこんな時間にこんな所にいるの?」

 

 現在地は閑静な住宅街。駅への通り道という事は無く、何なら逆方向。

 態々観光に来るような場所でもない。それこそ、帰り道でもない限り、通ることも無いと思うが。

 

「あれ? 姉街と会ったんじゃないの?」

「姉街さん? 先月に一回会ったけど」

「会った時に、聞かなかった?」

「何を? すいちゃんのライブがその日にあったって事は聞いたけど」

「……お前。そういえば、あの日、大事な用があるとかで、私のライブに来なかったんだってなぁ!」

「急に怒るじゃん」

 

 慣れっこだけども。

 

「って、そっちじゃなくて。姉街がこっちに引っ越すって話」

「……ああ、そういえば」

 

 去り際に、この街に引っ越す予定だと、確かに言っていた。

 その際、連絡先も交換したが、あれから音沙汰が無かったし、あの日はあの後、きんつばとフレアさん、ノエルさんと知り合ったり、それからも色々と事件が多かったりと、色々あってすっかり忘れていた。

 

「私も一緒に暮らすから引っ越してきたの。今はコンビニの帰り」

 

 これ、と、片手に持ったビニール袋を掲げるすいちゃん。成程と、頷く。

 

「それじゃあ、なんか人手が必要とかなら連絡してね。ばいばい」

「待ちなさい」

 

 立ち去ろうとしたら、腕を掴まれた。

 

「うら若き乙女に夜道を1人で歩かせるつもり?」

「送ります」

「よろしい」

 

 圧に押され、首を縦に振る。タロの様子を伺うが、大丈夫そうだ。撤退したのだろうか。

 

「早く行くよー」

「はーい」

 

 タロには引き続き警戒して貰いながら、すいちゃんと共に夜道を歩きだす。

 ……それにしても。

 

 ──左手痛い。

 

 ポケットに入れ、ハンカチを握りしめて止血しているが、ズボンに滲みだしかねない。

 すいちゃんと別れるまでは滲まない事を願うしかなかった。

 

 ***

 

 少しだけ、時間は戻り。

 蹴り飛ばされた襲撃者は、数件離れた屋根の棟の端に引っかかっていた。

 正直驚いていた。ただの人間だと思っていた相手である。

 しかし、蓋を開けてみれば、与えた手傷は、擦り傷程度。酷い傷でも左手の物位だ。

 挙句、突き飛ばされたり、蹴られたりといった反撃も受けている。特に、最後の一撃はそれなりに重く、再起動に少し時間がかかってしまった。

 だが、それでも。それだけでしかない。

 重い反撃を受けようが、それが痛痒になる事は無い。時間を掛ければ動き出せる以上、負傷し弱っていく人間と比べれば、襲撃者の有利は変わらない。

 屋根に手をかけると、襲撃者はそのまま棟へと上がり、立ち上がった。

 飛ばされた方を見据えた。時間はそう経っていない。直ぐに追いつける。

 そう考え、動き出そうとした、その矢先。

 とん、と。何処か業とらしい音が背後から届き、襲撃者はそちらへと視線をやる。

 月光を背景に、大神ミオが、そこには立っていた。

 狭い棟に両足を付け、真っ直ぐ立つその姿は、どこを取っても隙が無い。

 

「退くなら、見逃す。戻るつもりなら、容赦はしない」

 

 その言葉を、ミオは容易にこなすであろう事は、襲撃者にも想像が付いた。

 僅かに悩み、襲撃者は屋根の上から虚空へと躍り出た。間を置かず、その姿がコートの裾より出てきた影に包まれ、消える。

 暫し、ミオは周辺を索敵するが、気配は無い。

 それを確認し、ミオはスマホを取り出した。慣れた手つきで操作して、白上フブキへと繋ぐ。

 

「もしもし?」

『お疲れー。どんな感じ?』

「とりあえず退いたと思う。今晩は大丈夫じゃないかな」

『そっか。でも、一応送って貰える?』

「うん、分かった」

 

 言葉を交わしながら、ミオは屋根から跳びあがった。

 滞空ののち、別の屋根に着地。それを繰り返し、後輩の少年が見える場所まで移動する。

 少年の守護霊である子犬のタロが、ミオに気が付き顔を上げた。

 黙っているようにと、人差し指を口元に充てれば、タロは素直に首を縦に振るのを確認し、ミオは少年と、彼と一緒にいる星街すいせいを、屋根の上から見下ろす。

 

 ──驚いた。あのアイドルの子と、幼馴染だったなんてね。

 

 あの子の大ファンであるフブキが知ったらどうなるのだろうかと思いながら、ミオは少年達を追って、屋根を蹴った。

 

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