ようこそ高度育成高等学校へ   作:kiarisu

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彼女の能力を説明します!

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↑イメージ画

高度育成高等学校学生データベース
氏名 城崎結唯 シロザキユイ
クラス 1年D組
部活 無所属
誕生日 7月20日

評価
学力 A
知性 B+
身体能力 A
判断力 A
協調性 A

面接官からのコメント
学力、身体能力だけ見れば本当に優秀。
面接の時も堂々と言葉を発していた。クラスのリーダーに匹敵する。だが、過去にも色々と問題があるためDクラス所属とする。

担任からのコメント
クラスをまとめるリーダー役にぴったり。
クラスから男女問わず人気がある。この調子で頑張ってもらいたい。

身長 151cm
体重 33kg
スリーサイズ B65(B)/W52/H69

体はほんとうに小さい。誰でも軽々と持ち上げられるレベル

※目はオッドアイで、観察力、洞察力が優れている。
しかも、それを生かす頭脳を持っているため、心理戦では負けない



#1 夢の世界

ということで始めまーす!

#1 夢のような世界

 

1、日本社会の仕組み

 

綾小路清隆

 

突然だが、ちょっと俺のだす問題を真剣に聞いて、答えを考えて見てほしい。

 

問い 人は平等であるか否か

 

今現実社会は平等、平等と訴えて止まない。

男女の間は常に平等であるべきだと叫ばれ、その差をなくそうと躍起になっている。

女性の雇用率をあげよう、専用車両を作ろう、時には名簿の順番にまでケチをつける。

障害者ですらも差別するべきではないとして『障がい者』と言葉を改めるように世論は働きかけ、今の子供たちは人は皆平等だと教え込まれる。

それは本当に正しい事なんだろうか?と、そんなふうにオレは疑問を抱いた。

男と女な能力も違えば役割も違う。障がい者はどれだけ丁重に表現しようとも障害者であることに変わりはないのだ。そこから目を背けてもなんの意味もない。

 

つまり、答えは否。、人は不平等なもの、存在であり、平等な人間など存在しない。

かつて、過去の偉人が、天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず、という言葉を世に生み出した。でも。これはみんな平等なんだよと、訴えていた訳じゃない。

そう、この有名すぎる一説には続きがあることを皆は知っているだろうか。

その続きはこうだ。生まれた時は皆平等だけれど、仕事や身分の違いが出るのはどうしてだろうか、と問うている。そして、その続きにはこうも書かれてある。

差が生まれるのは、学問に励んだのか、励まなかったのか。

そこに違いが生じてくる、と綴ってある。それが有名すぎる『学問のすゝめ』だ。

そして、その教えは少なくとも2015年年を迎えた現代においても何一つ事実として変わっていない。もっとも、事態はより複雑かつ深刻化しているが。

兎にも角にも·····俺たち人間は考えることの出来る生き物だ。

平等じゃないからと言って本能のままに生きていくことが正しいことだとは思わない。

つまり、平等という言葉は嘘偽りだらけだが、不平等もまた受け入れがたい事実であるということ。オレは今、人類にとって永遠の課題に新たな答えを見出そうとしていた。

 

2、ようこそ、夢のような学校生活へ

 

城崎結唯

 

バスの中で、私は静かに本を読んでいた。

今日は、私が今から通う高校の入学式だった。今、バスの中には、私と同じ制服を着ている人が多い。これから同級生になる。

さて、今のバスの中の状況はこうである。

バスはもうほとんど、いや、ないと言っていいほど席が埋まっている。そこに、見るからにお婆さんがバスへ乗車してきた。

危ないっ、と思って私は席を譲ろうと立つ。

 

「あの!」

 

「ちょっと」

 

私と、大人の人の声が同時に響く。

だけど、大人の人の声の方が強く、みんな私を見てくれない。

 

「席を譲ろうと思わないの?」

 

OL?の方は目の前にいる私と同じ制服を身にまとった男子高校生に言っていた。

なんか、優先席だ、なんだ、とか言っていた。

優先席だからといって席を譲らなくてはいけない。という決まりはもちろん無い。

 

「あの!」

 

まだ話してる途中だけど話しかける

え?という顔をしたOLさんがこっちを向いた

 

「ここでよかったら、座ってください!」

 

笑顔でそういうと、

 

「ほんとうですか!?ありがとうございます!」

 

OLさんと、お婆さんにありがとうと言われた。

 

「いえいえっ!私、近いので、全然大丈夫ですよ」

 

「ありがとうねぇ」

 

そういって、バスは私の目的地まで着いた。

 

「お婆さん、ではm(*_ _)m」

 

「ありがとうございます!」

 

OLさんは、笑顔でそう言って送ってくれ、お婆さんは、手を振ってくれた。

 

「あのー」

 

後ろから声がして振り返ると

可愛い女の子がいた

 

「はい?」

 

「お婆さんに席を譲ってくれたの、あなたですよね?」

 

「はい、そうですが」

 

「やっぱり!友達になってくれませんか!?」

 

「もちろんです!」

 

「ありがとう!私は櫛田桔梗といいます!」

 

「よろしくね!私は城崎結唯!結唯って呼んで!桔梗ちゃん」

 

「よろしくね、結唯ちゃん

一緒に教室まで行かない?」

 

「もちろん!」

 

クラス表を見に行くと、私は1年Dクラス、桔梗ちゃんもDクラスのようだった。

行く途中に、視線がいっぱい集まってたけど多分あれは、桔梗だ。桔梗ちゃん、めっちゃ可愛いからなぁ…。

 

城崎結唯ちゃんもすっごくかわいいです!By作者

 

Dクラスの教室に着くと、ガラガラとドアを開けた

 

私の席は、窓側の後ろから2番目の席かー

うしろのひともう来てるなぁ。はや

私は席につくと、後ろの人に挨拶をしようと思って後ろをむく。

 

「おはよう!私は城崎結唯っていいます!これから、前の席なのでよろしくね!」

 

そういうと、後ろの席の人は挨拶をしてくれた

 

「あぁ。こちらこそ、よろしく。

俺は、綾小路清隆です。」

 

「えっとー、隣の子は?」

 

「さぁ、名前もわからない」

 

隣の人はこれはまた美人な女の子だった

 

「名前教えてください!」

 

「あなた…」

 

名前を教えて欲しくてそう叫ぶと、呟き?が返ってきた

 

「え?」

 

「さっきのバスでお婆さんに席を譲った人だな」

 

綾小路くんがなぜ!?

私は心の中でそう突っ込む。

 

「俺ら。同じバス乗ってたんだ」

 

心を読んだかのようにそういって驚いていると、

 

「別に心を読んだつもりは無い」

 

「な、なんでさっきから分かるの!?」

 

「顔に出てるからじゃない?」

 

そう言ってきたのはこれはまたポニーテールの美女である

 

「え?」

 

「あ、ごめんね

私は軽井沢恵だよー!城崎さん、面白そうでつい‪w

てか、今の話だいたいこのクラスのみんな聞いてると思うけど、大丈夫?」

 

「ふぇっ!?」

 

全員が、聞いている?だと!?

私の印象がバカになったらどうしよう。

 

「いやいやー、それはバカじゃなくて天然だと思うけどなぁ」

 

「えぇっ!?」

 

そういうと、軽井沢さんは大きな声で笑いだした

 

「ごめんごめん‪w。城崎さん、面白すぎ‪w」

 

「そ、そうかな?面白くしてるつもりは無いんだけどな…」

 

「まぁ、まぁ、私のことは恵って呼んで!」

 

「ありがとう!私のことは結唯でいいよ」

 

「うん!これからよろしく!結唯!」

 

「こちらこそ、恵ちゃん!」

 

また、新たな友達ができた。

そんな時に、ガラガラとドアが空く。

入ってきたのは恐らく、いや、確実に先生だ。

 

「えー、新入生諸君。私はDクラスを担当とすることになった茶柱佐枝だ。普段は日本史を担当している。この学校には学年ごとのクラス替えは存在しない。卒業までの3年間、私が担任としてお前たち全員と学ぶことになると思う。よろしく。今から1時間後に入学式が体育館で行われるが、その前にこの学校の特殊なルールについて書かれた資料を配らせてもらう。以前入学案内と一緒に配布はしてあるがな。」

 

そういって先生は資料を配り始めた。

前の人から受け取り、それを後ろへ回す。

この資料は見覚えのある資料だった。

この学校の特徴は大きく2つ。

1つ目は学校に通う生徒全員に敷地内にある寮での学校生活を義務付けると共に、在学中は特例を除き、外部との連絡を一切禁じていることである。

 

2つ目は、Sシステムの導入である。

 

「今から配る学生カード。それを使い、敷地内にある全ての施設を利用したり、売店などで商品を購入することが出来るようになっている。クレジットカードのようなものだな。ただし、ポイントを消費することになるので注意が必要だ。学校内においてこのポイントで買えないものは無い。学校の敷地内にあるものなら、なんでも購入可能だ」

 

ということはこの学生カードがお金になるということ。

使い方を間違えると、ダメなことになるということだ。

 

「施設では機械にこの学生証を通すか、提示することで使用可能だ。使い方はシンプルだから迷うことは無いだろう。それからポイントは毎月1日に自動的に振り込まれることになっている。お前たち全員、平等に10万ポイントが既に支給されているはずだ。なお、1ポイントにつき1円の価値がある。それ意地脳の説明は不要だろう」

 

みなさん、お気づきですか?

今先生は"今月分"の10万ポイントが振り込まれたと言った。

毎月10万円はないだろうなー…。

でも、クラスのみんなは驚いている。

 

「ポイントの支給額が多いことに驚いたか?この学校は実力で生徒を測る。入学を果たしたお前たちには、それだけの価値と可能性がある。そのことに対する評価みたいなものだ。遠慮することなく使え。ただし、このポイントは卒業後には全て学校側が回収することになっている。現金化したりなんてことは出来ないから、ポイントを貯めても得はないぞ。振り込まれた後、ポイントをどう使おうがお前たちの自由だ。好きに使ってくれ。仮にポイントを使う必要が無いと思ったものは誰かに譲渡しても構わない。だが、無理やりカツアゲするような真似だけはするなよ?学校はいじめ問題にだけは敏感だからな。」

 

茶柱先生はそこまでいうと一旦話をきる。

 

「質問はないようだな。では良い学生生活をおくってくれたまえ」

 

茶柱先生は教室から出ていった。

その後、Dクラスはざわめいていた。

すると、恵ちゃんと、その後ろに2人の子が私の前に来てくれた

 

「結唯、この後ショッピングモール行こうよー」

 

「恵ちゃん!と、?」

 

「あ、ごめんね!私は佐藤麻耶!」

 

「松下千秋だよ!」

 

「城崎結唯です!」

 

よろしくって言ってくれたからよろしく、と返す。

あ、そういえば…

 

「みんな!!」

 

そういって私はみんなを引き止める。

 

「入学式までまだ時間あるし、みんなで自己紹介しよ!」

 

「いいんじゃない?」

 

「さんせー!」

 

恵ちゃんに続き、麻耶ちゃんと、千秋ちゃんが賛成してくれた。

 

「じゃあ、私から!

城崎結唯っていいます!みんなと仲良くなりたいです!

気安くファーストネームで呼んでください!

暇な日も多いと思うからどんどん遊びに誘ってくださいね!

ぜひ、連絡先も交換しましょ!これから、3年間よろしく!(*^^*)」

 

そういうと、みんなが拍手をしてくれた。ほんとに優しい!

 

「じゃあ、次は僕だね」

 

そういって立ち上がったのはこれはまた顔が整っていらっしゃるイケメンさん。

 

「僕の名前は平田洋介。中学では普通に名前で呼ばれることが多かったから気軽に名前で呼んで欲しい。趣味はスポーツ全般だけど、特にサッカーが好きで、この学校でもサッカーをするつもりなんだ。よろしく。」

 

「私も、洋介くんって呼んでいい!?」

 

「城崎さん、もちろんだよ」

 

「洋介くんも、結唯でいいよ!」

 

「ありがとう。じゃあ、そう呼ばせてもらうよ」

 

私たちがそんな会話をしてると、私も私もという声が聞こえてくる。元気で優しくてほんといいな

 

その後、恵ちゃん、麻耶ちゃん、千秋ちゃん、その他にも自己紹介をした。

そして、次は

 

「次は私だねっ」

 

そういったのは桔梗ちゃん。

 

「私は櫛田桔梗といいます。中学からの友達は1人もこの学校に入学してないのでぼっちです。だから、早く顔と名前を覚えて友達になりたいと思ってます!私は学校中みんなと仲良くなることが目標です!よろしくお願いします!」

 

桔梗ちゃん、やっぱりかわいいなぁ。しかも、あの胸だし。

私なんか、全然ないし…。

 

桔梗ちゃんの後も色々な人が自己紹介をして、入学式へ向かった。

そして、入学式が終わって恵ちゃん達との遊びに少しだけ顔を出す。

 

「恵ちゃん、ごめんね、私この後用事あるんだ。

またメールするね!その時まだ遊んでたらまた来てもいい!?」

 

「わかった!もちろんいいよー!

また後でね!」

 

みんなにバイバイして、私はショッピングモールから出た。

そして、私が向かった先は職員室。

 

「失礼します。1年Dクラスの城崎結唯です。

茶柱先生に用があってきました。」

 

「私にか?」

 

「はい。」

 

そういって、茶柱先生を呼び出す。

 

「何だ?」

 

「はい。まずはSシステムのことです。

先生は今月分の10万ポイントが振り込まれた。

と言いましたよね?」

 

「そうだな。確かにそう言った」

 

「ということは来月はそうならない。ということですか?」

 

茶柱先生はピクっと眉毛を上にあげる。一瞬だったけど私の目はその一瞬も見逃さない。

 

 

「ほう?さっきまでのお前とは随分差があるんだな?」

 

「いえ?これはクラスのためにやっています。しかも、友達と接する時と先生と接している時、態度が違うのは当たり前ですよ。

それに、茶柱先生、動揺してますね」

 

私がそういうと険しい顔になった。

 

「私からはさっきの質問には答えられないな。」

 

「そうですか。なら次ですね。

先生はこのポイントではなんでも買えると言いましたね?それは間違いないですか?」

 

「それは断言しよう。間違いないぞ」

 

なるほど。

 

「では、これで最後です。

本当に、進学率、就職率100%ですか?

どのクラスにいても限りなく100%といえますか?」

 

また茶柱の眉毛が一瞬だけ動く。

分かりやすいんですね。茶柱先生。今日はこれだけ収穫したのでいいとしましょうか。

 

「私からは言えないな」

 

「そうですか。ありがとうございます。では」

 

そう言って職員室を後にする。

今から向かうべき場所はもう決まっていた。

 

「失礼します。1年Dクラスの城崎結唯です。」

 

そういって向かった場所は

 

 

生徒会室だ。

 

「入れ」

 

さっき、入学式で見た時思ったけど、めちゃくちゃ顔整ってるんだよ。この人。ホントすごいなぁ。

 

「城崎結唯。なんの用だ?」

 

「そんな、警戒しないでください。堀北先輩」

 

「すまない。ちょっと席を外してくれないか」

 

書記の人へそう告げる。

わかりました、と生徒会室を出ていった。

 

「じゃあ、改めて何の用だ?」

 

「学くん、その言い方は酷い。」

 

「別にいいじゃん。」

 

私と、この生徒会長堀北学は中学が同じで生徒会にも入っていたため、仲がいい。

 

※堀北学と、堀北鈴音は違う中学校に通っていた事とします!すみません。

 

そう言うと、キリッとした目で見られる。

ほんと、こういう目こわいっ!!

 

「それで、お前は何でここに?」

 

言い方ひど!学くんは唯一、この学校で私の過去を知っている。まぁ、先生は知ってると思うけど。

 

「Sシステム。答え合わせに来た」

 

「もう分かったと?」

 

「ちょ、その発言、私をバカにしてるよね?こんな、"パズル"みたいなものは、あの人にチェスで勝つことよりも簡単」

 

「そうだな。じゃあ、言ってみろ」

 

「うん。

まずはクラスポイントとプライベートポイント。

多分今私たちは1年だから、3年間全部で今持っているクラスポイントをなくさないようにするんだよね?どんどん増やしていかないといけない。そうしないとプライベートポイントは手に入らない。

どうかな?」

 

「合っている。続けろ」

 

(。_。`)コクと頷き、私は話を続ける。

 

「そのクラスポイントの減る要因は大まか、遅刻、授業中の私語、態度、多分監視カメラが設置してあったのはリアルタイムで生徒を見るから。先生ひとりで授業しながら、生徒のこんなところを見るなんて無理だからね。」

 

話を一旦切る。

 

「監視カメラ、いつ気づいた?」

 

「教室に入った時から。てか、ここ監視カメラ多すぎだよ。視線感じるし…。

詳しくいえば、校門くぐったときから気づいてた」

 

目を開き、その後(¯v¯)ニヤと笑った。

 

「続けろ」

 

私は淡々と話す。

 

「クラスポイントが増える要因は、テスト、そして何か特別試験かな?

それに、多分、テストで赤点とったり、特別試験の内容が悪かったりしたら退学かな?でも、テストでは点を売ることも出来るし、退学者を救うことも出来る。それに、このポイントでクラス替えられるでしょ?」

 

学くんは話を聞いてくれている。そう思って話を続ける

 

「それに、毎月10万はこない。

AクラスからDクラス。Aクラスのみが夢みたいな進学率、就職率100%を叶えられる。それ以下はこの学校の不良品ってことだよね?学くん。私の説明合ってる?」

 

「そうだな。間違ってない。

それより、気になっていることがある。」

 

ん?なんだろ?気になっていること?

 

「何故、俺のところに来た?」

 

「え?」

 

「ここで確認してなんの意味がある?

お前はどうせクラスに、話したりはしないだろ?

なら、担任が話すのを待つのみ。

Dクラスだから?自分がDクラスというのを納得してないからか」

 

「なんでかな」

 

「?」

 

「学くんにはバレちゃうの。なんで?」

 

「お前はまだあの時の傷が癒えてない。」

 

「そうだね。」

 

「私はどうせ、汚い人間だから。

当たり前なんじゃないの?私がこんなことになるのは。汚いんだもん。、仕方ない」

 

「それに、Dクラスに配属されたこと、すごい納得した。

だって汚い私を優秀生とは思わない。私はどっちにしろ、汚くて、1人では何も出来ない不良品なの。」

 

「不安だったのか?」

 

「違う。私はそんなんじゃないっ。幸せなの。今が

なんも怖くない。あんな思いは二度としない。」

 

私は少し強がってそう言ってしまった。

すると、学くんは私が着ている赤いジャケットを脱がした。

 

「学くん…?」

 

「お前の傷が癒えているというなら、腕見せてみろ」

 

!!

 

「それと、横腹だったか?」

 

!!

私はへたり込む。傷はそう簡単には癒えない。

でも、そんなのお構い無しの学くんは私のシャツを捲り上げる。そこから出てきた私の体は…。

 

今も、汚い。




いやぁきついね。
つかれたね。
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