ホモくんの元ネタがバレたので初投稿です(ちゃんと金髪白人にした理由はあります)
夜に投稿できなかったから昼にします。あと女性の部位の話が多く出てくるので繊細なノンケと過激なホモの方は閲覧注意やで。
エレン・イェーガーは困惑していた。訓練生時代から目標としてきた人物の本性を初めて目の当たりにして。立体機動訓練ではジャン・キルシュタインとほぼ同率でトップ。いや、訓練の評価基準がうなじを完璧に削ぐこととセットならばホライゾンの方がかなり上手だろう。巨人を殺す技術に関しては104期生トップのミカサにも劣らない。この評価はエレンだけでなく、キース・シャーディス教官も抱いていたものである。
巨人に対する憎悪や恐怖が一切無い稀有な人間。また向上心も持ち合わせており、現状に決して満足しない姿勢をキース以外の教官たちも高く評価していた。また生活態度も良く、誰よりも早く起き上がり、誰よりも早く寝る。食事も黙々と食べて、大きなトラブルを起こしたという話も聞かない。それでいて、筆記成績はトップにしてエレンの幼なじみ、アルミン・アルレルトと並んでいるのだ。もし、ホライゾンも雪山訓練に参加していれば、ライナーとベルトルトを抜いて2位にまで上り詰めていたかもしれない。
性格も悪くなく、頼れる同期で非の打ち所がない完璧な同期というのは彼のことを言うのだろうとエレンは思っていた。
「ふむ、今までの巨人には乳房は無かったのに君にはある! 何故だ! 私、気になります!」
はじめて彼の巨人殺しを目撃するまでは。
トロスト区攻防戦では彼と同じ班になったが、初陣のためエレンも少なからず周りが見えていない節があり、証拠に視覚外から現れた巨人に片足を持っていかれている。けれども、ホライゾンがトーマスを襲った奇行種を殺した時の事は今でも覚えている。トーマスの肩を踏み台にして、口を開けて飛び込んできた奇行種からトーマスを少し遠ざけていた。その後は無言で巨人のうなじを切り裂いていたはずだ。
「全ての生命は女性からやって来る。つまり、君が全ての巨人の母なのかな!?」
だが、今はどうだろうとエレンは碧い瞳を獰猛に輝かせて女型の巨人の腹部を切り裂いて、その中身を確認しようとする"変態"を見た。彼の奇行はリヴァイ兵士長自らが選出した巨人殺しのエキスパート達も遠巻きにドン引きしながら見ていた。
「オイオイなんだよあの新兵……」
「知らないわよ。オルオ、アンタ何とかしなさいよ」
「いや、オルオには荷が重い。エルド」
「無理だ」
オルオが悪態づき、このままでは女型が殺せないとペトラがそのオルオに女型か新兵の対処を任せようとする。それをグンタが制して現時点でリヴァイ班の指揮を任されているエルドに丸投げしようとしたらすぐに首を振られた。4人とも動く気がないという状況を見てエレンは刃を抜く。俺がなんとかしないとという死に急ぎ精神の発揮である。
「性器がないのに、乳房はある。妙だ。しかも、立派なものだ。中の人間もさぞかしご立派なものがついているんだろうなぁ!!」
ついでに言うとだんだん女型の巨人が可哀想になってきたからというのもある。巨人にセクハラを感じる心があるかは分からないが、彼の発言を聞いたペトラの視線の温度がかなり下がったように男性陣は感じた。なんなら女型の視線も潰されているのに鋭くなったように感じる。
現在の女型はホライゾンにより両目を念入りに潰され、口や喉元は再生しつつあったがまた切り刻まれて使い物にならなくされていた。これなら首の筋肉を裂いてうなじを狙えるのではと構えたエレンだったが、ホライゾンの認識外で振りかぶられた右手を見て叫んだ。
「危ない!!」
「心配は無用だ」
振りかざされた右手にアンカーを突き刺し、そのまま手首を切り裂いたホライゾンは余裕の笑みを浮かべながら、最後の攻撃に移る。
「その左手を死んでいった仲間への最後の手向けとしよう!」
ちなみに死んでいった仲間にホライゾンと知己の人間はいない。女型にとっては完全なとばっちりである。しかし、左手を狙われてしまうと残る攻撃手段は蹴りとタックルしかなくなる女型は左手に意識を集中させて硬質化を図るもホライゾンの刃が彼女の左手を切り裂くことはなかった。
「……やはり、同時に2箇所を硬質化することはできないようだな」
両手のうなじを守るガード、さらに硬質化という手札もホライゾンのブラフにより違う箇所に使ってしまった女型はいとも簡単に首の筋肉を切り裂かれ、うなじを守るものが一切なくなってしまう。急いでうなじへと硬質化を移したところで時すでに遅く。
「これでフィナーレだ!」
女型が硬質化を移すよりも早く、うなじから中身を引きずり出したホライゾンは勝利の雄叫びを上げた。その雄叫びにエルド、グンタ、オルオ、ペトラは仲間の仇を取った勇敢かつ変態的な兵士に初めて敬意を抱いた。しかし、女型の中身の顔を見たエレンのみ、その顔を悲壮感に支配されていた。
「なんで……なんでだよ」
頼む、誰か、分かるように説明してくれと口をパクパクさせた。ホライゾンが抱えるポニーテールに結んだ金髪、目付きと雰囲気が鋭く、鷲鼻な女性にはとても見覚えがあった。
「……お前も巨人だったのかよ、アニ」
裏切られた怒りと信じたくないという対立する感情に苛まれて、エレン・イェーガーの初めての壁外調査は幕を閉じた。
###
フィニーッシュ! はい、ターゲットカメラを左手に向けつつ、フェイントで首の筋肉を裂いてそのままうなじをドーン! 完璧な流れですね。美しい。これを芸術と言わずしてなんと申しましょうか。
しっかり女型の挙動を読みつつ、巨人の弱点を潰していく。これこそタイタンスレイヤーに相応しい姿ではないでしょうか。途中から先輩方からの加勢が止まってしまったのは予想外でしたが、残りの刃を使い果たすことで難を逃れました。
さてさて、これまで散々会ったこともない仲間たちを殺したのはどこのどいつだい。……と、顔を見てみると……なんだって!? アニちゃんじゃなイカ!
知 っ て た
対巨人戦だと、イキイキした表情でアニ特有の格闘術を見せてくれるのでわかりやすいんですけど、立体機動戦だと冷めた瞳と金髪くらいしか一致するところがないので判断に困るところです。
固まっていたリヴァイ班の皆様がよくやった新兵とこちらにやってきたところでアニの両腕と足を切り裂いておきましょう。これで今日一日は再生に手一杯で巨人化出来なくなります。まーた、周りがドン引きしてますけど気にしません。
「オイ」
「リヴァイ兵長!」
あ、見せ場を奪ってしまった人類最強の方が来てくれました。ペトラが迎えて、現在の状況を知らせているようです。その間に時間を無駄には出来ないので、アニの口に猿轡のように布を括りつけて喋れないようにしておきましょう。
「な、なぁ、なんで、アニが……」
「なんだエレン、知り合いなのか?」
エレンの挙動不審な態度に兵長が反応しますが、エレンが応答するまでにかなり時間がかかるので、ホモくんからアニが同期であることと憲兵団所属であることを報告しておきましょう。
「ほう……。新兵よくやった。褒めてやるよ。さっきはビビらせちまって悪かったな」
び、ビビってないわい! まぁ、ホモくんの精神力は太すぎるからマジでビビってなかったんですけど。女型の脅威も無くなったので馬を回収して、本部へと帰還しましょう。
しかし、アニを仲間の近くに晒すと取り戻そうとその場で連戦になる可能性があるので、後列の死体回収の荷馬車に混ぜ混ぜして、周りから見えないようにリヴァイ班で囲む形ですね。ちなみに考案者はホモくんではなく、団長と兵士長です。2人が言わなかったら僕から言ってるとこでした。
なお、エレンは原作やアニメと比べるとやや遅れてやって来たミカサと並んで馬で走っています。多分、エレンが巨人化した時の咆哮がなかったのでこっちに来れなかったんでしょう。どうやって戻ってきたかは知りませんが。
見事に女型討伐を果たしましたが、まだひとつ面倒な仕事が残っています。ディターという兵士が幼馴染の亡骸を回収できないことに憤って、まさかの独断でもう1人の幼馴染と回収してくるという勝手な行動に出ます。そのせいで巨人を引き連れてくるというものです。まぁ、今回は死体の数が少なくリヴァイ班は死んでないですし、しかも兵長とミカサがガスとブレードの消費が少ない状態で近くにいるので簡単に切り抜けられます。けれども、イライラタイムには変わりないです。ホモくんはガスもブレードも使い果たしたので、アニの見張りのために荷馬車に乗ってます。戦闘には参加出来ないので、イライラタイムが終わるまで次回以降の話をしましょう。
試走通りなら、団長はアニを捕まえたことを一般兵には報告しません。さらに104期生にアニの味方がいるとして、ストヘス区での女型戦時と同じように私服で彼らを隔離します。それまでにアニから仲間の話が聞ければ、速攻でカタがつくのですが、どんなに好感度が高くても上手くいった
ただ、ストヘス区での戦闘がなくなったのでタイム短縮には大きく近づきましたね。またリヴァイ班が全員生き残ったのもオールF的にポイント高いです。次は現時点ではまだ鎧の巨人と爆発兵器の超大型巨人になりますが、先に顎を狙いましょうかね。ミケ班入りすれば戦闘に介入できる余地はありそうですし。
おっと、ここで兵長とリヴァイ班、ミカサによって追いかけてきた巨人達をあらかた倒せたようです。もう全部アイツらだけでいいのでは?
これで第57回壁外調査はおしまいです。お疲れ様でした!
###
壁外調査が終わって、3日。調査兵団団長、エルヴィン・スミスは今回の壁外調査の結果を書類にまとめ終わり、座っている椅子の背もたれに体重を預けると天井を仰いだ。
調査兵団の第57回壁外調査の際に出現した、女性の形をした巨人。その正体はエレンと同じく人間であった。その人間は第104期訓練兵団卒業、卒業後は憲兵団に所属していたエレンの同期、アニ・レオンハート。これまで現れた巨人が男性型だったのに、彼女の巨人は完全な女性型であった。
女型の巨人と遭遇し、生還した兵士から調書を取るとアルミン・アルレルトから興味深い話が聞けた。他の巨人と違い、知性を持っているような節があり、人間を捕食することはなく、自分に襲い掛かってきた人間や目的を邪魔する人間しか殺さない。また普通の巨人と異なり、巨人を呼び寄せる能力を持っていることから、5年前に超大型巨人と鎧の巨人がシガンシナ区を襲撃した際、大量の巨人を呼び寄せてシガンシナ区に侵略させたのはこの巨人ではないかと彼は推測していた。
またその時同席していたライナー・ブラウンには不審な様子がいくつか見られた。やたらと女型の巨人の行方を詮索するような発言が多く、エルヴィンに対しての警戒心も見られた。女型の巨人の捕獲に失敗したことは口外しているが、その中身が憲兵団の宿舎に戻ってきてないとなれば、仲間からすれば心配になることなのだろう。
「大柄な割には肝が小さそうだったな、アイツは」
「声に出ていたか」
いつの間にか部屋に入ってきていたリヴァイは「ノックはしたがな」と立体機動の装備をつけたまま室内の横掛けの椅子に座り込む。また入ってきたのはリヴァイだけではなく、長年調査兵団で苦を共にしたミケやハンジの姿もあった。どちらも巨人の襲撃に備えてリヴァイと同じく装備済みである。
「来るまでに不審な人物の姿はなかった。今なら何を話しても大丈夫だ」
「部屋の周りにはゲルガーとかモブリットも付けたしね」
これで超大型や鎧の中身、あるいは他の知性を持った巨人の仲間に聞かれる心配はない。それを確認せずに独り言をペラペラ喋っていたエルヴィンにリヴァイからの睨みが入るも彼は気にせず「そうか」と頷くと姿勢を正した。
「アニ・レオンハートの方はどうだ、ハンジ」
「あぁ、彼女からの聞き取りは指示通り私とホライゾンで行ってる。でも、ホライゾンに何を言われたのか……」
「どうした?」
頬をかいて誤魔化すハンジにエルヴィンが首をかしげる。言い淀むハンジに横からリヴァイが口を出した。
「俺の班の奴によると、あいつはそのクソ女にデリカシーに欠ける話をたくさんしたそうだ」
巨人に対してなので、デリカシーもクソもないだろとリヴァイは考えていたが、班内唯一の女性であるペトラはかなり気持ち悪く感じたらしい。何を言ったんだろうと気になって聞いたであろうハンジが言うのを躊躇うほどかとミケは珍しく驚いていた。
「なるほど、それで話がよく聞けてないと」
「うん。私1人だと話が進まないし、彼と2人きりにすると……その、女型の中の子がね。怯えてるのかと思ったら、よく分からなくてね」
「なんだ。何が言いたい」
「うーん、巨人の時の彼女には興味があったみたいだけどね。人同士の話だと、逆みたいでね」
ハンジの発言にその場に居合わせた男性陣のうち、巨人との戦闘中のホライゾンの様子を知らない2人は「まぁ、見た目がいいからな」と頷いたが、前述のように班員から話を聞いていたリヴァイは「悪趣味だな」と顔を顰めた。
「まぁ、一応、彼女の戸籍情報はニファに洗ってもらってる。今は彼女が話さなくてもわかる情報から調べてるよ」
「分かった。引き続き頼む」
ハンジからの報告が終わり、次はミケからの話だとエルヴィンは視線をハンジの隣に座る鼻の利く兵士に向ける。
「104期生の隔離の手筈は整っている。エルヴィンの言う通り、俺の班で監視の任に就く」
「頼む。リヴァイ班も近くの小屋で待機を頼む」
エルヴィンの申し出にリヴァイは腕を組みながら分かったと了承する。既にライナー・ブラウンの不審な言動でアニ・レオンハートの仲間が104期生に潜んでいるのは分かっている。少なくても超大型と鎧の2体が潜んでいるとなればあと1人だ。その1人とライナーを地下に閉じ込めて巨人化させられなくして無力化すればいい。
「そういえば、ホライゾンはどうする? そこの奇行種と同じで人間性には問題があるが、腕は確かだ」
「奇行種ッ!? どこ? どこ!?」
奇行種という言葉だけでここまで興奮できるやつも珍しいと思いながらミケがハンジを落ち着かせると、エルヴィンの方へと目を合わせる。ミケもまたリヴァイの言うことに同調しており、彼のこれからが気になるらしい。
「一応、彼は104期生の立場で、104期生の中から敵をあぶり出してもらうため非装備でライナー達と共に隔離される立場に立ってもらう」
ホライゾンにはもう了承を取っており、装備は非常時に備えてリヴァイ班とミケ班に1つずつ預けておく予定である。
「彼の観察眼は大したものだ。きっと我々の力になる」
またエレンは引き続きリヴァイ班預かりで、追加の護衛としてミカサ・アッカーマンをつけることが決定した。訓練兵団主席卒業者であり帰還途中には、リヴァイ班に引けを取らないほどに巨人を掃討している。信頼性に関しては、エレンと同郷であり、エレンに対する執着からリヴァイが人類の敵ではないと判断した。
アルミン・アルレルトもその知識と観察眼、判断力などからハンジ班に入れることが提案されている。
「あの馬面はどうする?」
「ジャンか。彼は憲兵団にエレンの代わりに行ってもらう」
どこに女型の仲間が潜んでいるかわからないため、女型を捕獲したことはエルヴィンが信頼出来ると見込んだ人物のみに限られている。憲兵団にはエルヴィンの同期のナイル・ドークがいるが、彼は些か頭が固いため報告するのは後の方がいいだろうとみなした。そのため、女型の巨人捕獲失敗にあたり、エレンの憲兵団引き取りが決定したので代わりに影武者としてジャンに行ってもらうというわけだ。
「ということはつまり」
「あぁ。エレンの引渡しは明後日。それまでに104期生の中に潜んでいるであろう女型の仲間を炙り出す」
駐屯兵団に潜んでいる可能性はエルヴィンとハンジの話し合いで潰えた。あとは憲兵団だが、輸送中のエレンを襲いに来ればわかる話だ。護衛には武装した憲兵団がいる。エレンがジャンと分かれば情報抹消のために殺される可能性はあるが、敵を見つけだすための犠牲と考えれば仕方がないとエルヴィンは考えていた。
そして、大穴の調査兵団。エルヴィンはこちらに鎧と超大型の中身が潜んでいると確信し、今回の104期生隔離に至ったのだ。
「俺たちはお前の判断を信じる」
「あぁ、そして俺は俺を信じたお前たちを信じる」
共に、何があっても心臓を捧げようと4人は頷きあった。
地下のアニとホライゾン
「胸、大きい方が好きなの?」「いや、別に」
「は?」「ん?」
みたいな感じでいつも通り。流石に戦闘直後で牢屋に入ったばかりの時はアニがずっと睨んでた。
「悪かったね、胸小さくて」「何故謝る? いいじゃないか。私は嫌いではないが」
「は、は、はぁっ!?」「ん?」
中身がアニと分かっても、対巨人モードではないホライゾンは普通に接している。
「私、その、し、し、しょ…………だから。子供とか、その産んだことは……」「司書? 子供? 何の話だ?」
「……アンタいい加減にしないと襲うよ」「おお、怖い怖い」
これを間近で聞かされるのは調書をとるハンジとモブリットである。
「話す気がないのなら構わないさ。ところでどうして君にだけ乳房があるんだ? やはり君が特別な巨人だからか?」「そういえば、巨人には消化器官がないが、人が巨人化してもそうなのか? あと叫び声は上げれるのに喋れないのか?」「それと無知性の巨人は君が産んでいるのか? む? なぜ 怒る。ははは、怖いな」「ホライゾンデリカシーに欠けすぎだぞ!!」
と、仲間の話とは関係の無い話の方が多いが、ハンジも興味があるのでモブリット以外止めるヤツがいない。
巨人にたいしてセクハラは
-
存在する
-
存在しない
-
わからない