進撃の巨人 RTA Titan Slayer   作:オールF

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ライナー「え、あのメンツに勝てる方法があるんですか!?」
ぼく「(いまの)エレンは親父より弱いから勝てるぞ」


心臓を捧げよ -鎧の巨人-

 デデドン!(絶望)

 ライナーとベルトルトが巨人化してしまいました。あーあー、これも精神的にライナーを追い詰めたみなさんのせいです。謝罪してください。だが、私は謝らない。

 さて、ここから鎧の巨人、超大型巨人との2連戦になります。巨人戦は今のところ2連勝中なので、これをキープしてクライマックスシリーズ(Final)に臨みたいところですね。タイム的にはここで倒して余裕を作っておきたいので……別にアレらを倒してしまっても構わんのだろう? ということで、補給と嘘をついて超大型の圏内から離れていましたが……最大火力では来ませんでしたね。ジークが瀕死なのでしないとは思っていましたが。これならミケさん達にも距離を取って貰う必要はありませんでしたね。ライナーが来るまでベルトルトは一旦放置と言っていたので、ベルトルトの周囲には……誰も、いませんでした……(死亡者ゼロ人) 誰一人として死ぬことはなかったですぅ……はい。

 なので、調査兵団は誰一人欠けることなく壁内の平和を打ち破った悪魔たちを討伐することができます(これから死なないとは言ってない)。超大型はあらかじめ身体の部位を切り落としていたおかげで顕現できたのは上半身のみのようです。って、原作通りやん!

 まぁ、壁の上で全身出すのは自殺行為だし多少はね? 原作のようにライナーが悪質タックルからの咆哮をしない限りはエレンを奪取されることはないのでまずは鎧の巨人から仕留めましょう。

 しかし、リヴァイ班とホモくんで女型を仕留めた関係でエレンゲリオンは今回が初めての巨人戦になります。しかも、怒り心頭というデバフという名のバフがかかっていて、こちらの声が届きません。なので、1発殴られて頭が冷えるまで待ちましょう。ビールビール! 冷えてるか〜?

 

 

 バッチェ、冷えてますよ〜。エレンの頭が冷えたところでパパっと近づきましょう。その時に鎧の膝裏を斬ることを忘れてはいけません。ホモくんがおじさんとベルトルトを無力化したことで戦士たちからのヘイトは溜まりまくっているので、エレンに指示を出す暇をくれるか分かりません。ゴジータ4になるのを邪魔してきた一星龍みたいになられると困るので、バチコリ切り落としましょう。

 

 

ヨシ! 

 

 

 これをすることで他の兵士たちに関節の内側にはダメージが通ることを周知させることが出来ます。ちなみに鎧の巨人の相手ですがミカサ入りリヴァイ班とホモくんとなっております。勝てんぜお前は(強者の余裕)エレンも復拳派パンチ使えたら鎧の装甲も一撃だったかもしれないんですが、彼は今は普通の巨人なので仕方ありません。トドメは譲ってもらう代わりに〜気持ちよく倒してもらおっかな。

 

 

 

 ###

 

 

 5年前壁内の平和を終わらせた2体の巨人を前に兵士たちは早々に動き出した。調査兵団の中でも精鋭が集まったとされるリヴァイ班は巨人となったエレンと共にライナー・ブラウンこと鎧の巨人の撃破へ。リヴァイ班に次ぐ能力を持つとされるミケ班はベルトルト・フーバーが巨人となった超大型巨人への対処に当たった。このような非常時の場合、混乱を避けるため指揮系統は各班の班長に任されるが、今回は巨人に対しての観察眼と知識に優れるハンジに一任されていた。

 

 

 

「総員戦闘用意!! 超大型巨人を仕留めよ!」

 

 

 人類の仇そのものの存在、それを討ち取ることが出来れば調査兵団の名が上がるだけではない。超大型巨人のせいで家族や友人を失った者からは復讐の相手であり、これまで果敢に巨人に挑んで散っていった者を知る兵士たちからすれば、まさに最大の敵であった。

 普段相手にしている大きさの巨人に比べて超大型巨人は鈍く、大振りの攻撃にさえ警戒していれば、どうということは無い相手であった。しかし、他の知性巨人が特殊な力を持つように超大型巨人の能力はただ大きいだけではなかった。ミケ班、ハンジ班が超大型巨人のうなじへとアンカーを突き立てた時、超大型巨人の頭部が高熱を放った。

 

 

「総員一旦引け!!」

 

 

「熱ッ」

 

 

 高熱の蒸気を繰り出して身を守り始めた超大型巨人に早くも数人の兵士が火傷を負わされる。

 

 

「また消えるつもりか!?」

 

 

「いえ! 様子が変です!」

 

 

 シガンシナ区やトロスト区に現れた時は壁を破壊した後に瞬く間に姿を消した超大型巨人であったが、今は骨格を保ったままロウソクのように熱を発し続けていた。このままあの蒸気で身を守られると蒸気の勢いに押し返されて立体機動装置のアンカーが刺さらず、攻撃を加えることが出来なくなっていた。

 

 

「ハンジ、どうする?」

 

 

「どうもしない。待つんだ」

 

 

 ミケから指示を仰がれたハンジは的確に指示を下していく。負傷兵は104期生のところまで後退。動けるもので超大型巨人を取り囲む。いつまで身体を燃やし続けられるのか見物であるが、そうは言ってられないとハンジはアルミンにこう告げた。

 

 

「いいか? 彼らを捕らえることはもう出来ない。殺せ、躊躇うな」

 

 

 そう言われてアルミンは頷くことも、声を出すことも躊躇った。正体がどうあれライナーもベルトルトも同期として共に同じ屋根の下で訓練兵団を共にした仲間だからだ。先程、ミカサがライナーを仕留めきれなかったのも、普段はエレンだけのことを考えていても心のどこかで同期の仲間を大切に思っていたからだろう。

 確かに2人を捕まえることはもう出来ないかもしれない。「でも」とアルミンは今は姿を消している男のことを考える。2体の知性巨人をダルマ状態にして捕らえた男のことだ。彼ならば、2人を殺さずに引きずり出してくれるかもしれないと思考が過ぎる。

 

 

「ミケ達はそのまま超大型巨人の周囲に散って。予定通り消耗戦で行く」

 

 

 考え込むアルミンを他所に、ハンジはミケへ指令を飛ばす。超大型巨人は50メートルの壁から顔を出せるほどの大きさだが、今回はあらかじめ1人の兵士にうなじから下を切り落とされていたためか、あるいは壁の上での変身だったためか巨人化できているのは上半身のみである。身体の重さを支えるためか、あばら骨を壁にくい込ませてバランスを保つ姿に普段ならばスケッチを取るところだが、人類の敵の出現にそんなことはしていられないとハンジは思考を切り替える。

 トロスト区襲撃時の報告書によれば、超大型巨人の動きは鈍いものの高熱の蒸気を発する攻撃を用いるため不容易に近づくことが出来ない。しかし、蒸気を発せられるのは筋肉の集まった部分のみに限られており、指先や頭頂部であれば蒸気によってアンカーが阻まれることがないのではという記載があった。

 だが、下半身がないにしても超大型巨人の頭頂部まで立体機動装置からアンカーを伸ばすことは出来ない。

 

 

「アルミンと1班は私についてこい! 鎧の巨人の相手だ!!」

 

 

 エルヴィンの目論見通り、104期生の中から裏切り者、壁内人類に仇なす者が2人も現れた。しかも、その2人は5年前に姿を見せた超大型巨人と鎧の巨人の中身だ。女型の巨人のようなイレギュラーがいる可能性も考えれば、これで終わりとは言い切れないが、最初の賭けには勝つことが出来た。だが、真の勝負はここからである。敵の狙いはエレンの奪取。加えて、捕らえたジークの奪還、知性巨人を2体も無力化したホライゾンの殺害も視野に入れているだろう。

 

 

 

「巨人同士の戦いか……エレンに勝ち目はあると思う、アルミン?」

 

 

「……分かりません」

 

 

 エレンになくて、ライナーにあるもの。それは身体を覆う堅牢な装甲である。鎧の巨人と呼ばれるだけあって皮膚を覆う装甲は硬く、女型の巨人のものと同等かそれ以上だと考えれば、今の調査兵団が持つ兵器では突破出来ないだろう。だが、硬質化した部分にもアンカーが刺さることから貫通力に優れた槍と装甲を中から破壊できる爆発物のような物を用意できれば優位に立てたかもしれないとハンジとアルミンは考えたが、如何せん時間もない上、壁内人類にそれを実現できるほどの技術力がなかった。

 今ある戦力は敵と同じく知性を持った巨人の力と調査兵団の中でも精鋭と呼ばれる兵士たち。

 

 

「まずはあの鎧を破る方法を見つけないと──────」

 

 

 と、ハンジが言いかけた時、壁内の大地では仰向けに倒れ伏したエレンの姿があった。

 

 

 

「エレン!?」

 

 

 エレンはライナーの手の中で巨人化することで、意図していなかったと言え片手を吹き飛ばすことに成功した。そのまま、怒り任せに右ストレートを放ったエレンであったが、硬い皮膚を持つ鎧の巨人には通じず、そのままカウンターを受けて吹き飛ばされてしまった。

 

 

(クソが……あのクソ野郎……)

 

 

 怒りにまだ頭が支配される中、エレンが思い返していたのは訓練兵時代のことだ。兵士だ責任だの吠えてた奴が、対人格闘の訓練で手加減していやがったと、先程のカウンターでわかった。

 

 

 

(てめぇ相当強ぇだろ……身体が動かねぇよ……)

 

 

 ライナーは本当に優秀な奴だったとエレンは思っていた。どんな訓練もしっかりやればいつかはこの人類の役に立つと彼は言っていた。どんな時でも冷静に大局を見て、自分より仲間のことを1番に考えるやつだと思っていた。

 

 

 

(オレもお前みたいに強くなれたらいいな……とか思ってたっけ……)

 

 

 もう今ではそんなことを思うのはやめてしまった。なぜなら、ライナーは自分たちの敵なのだから。倒れたエレンへと鎧の巨人が近づくのを阻止しようとリヴァイはエルド達を引き連れて鎧の巨人を囲むも、うなじには常に女型の巨人のような硬質化した部分があり、他の部位に関してもそれは同様で、無闇に攻撃を加えるのは得策ではないと無言を貫いていた。

 そんな中、エレンのところには行かせないとミカサが斬りかかるも刃はいとも容易く弾かれてしまう。打つ手がないと歯噛みした時、その兵士は閃光のように飛び込んできた。

 

 

 

「会いたかった、会いたかったぞ!!」

 

 

 一閃。刃の通らないと思われていた鎧の巨人であったが、膝裏から血を噴き出して、背中から地面に倒れ込む。大地に伝わってきた震動とその声にエレンは起き上がると、横目で自分の肩に乗った兵士を見た。

 そして、リヴァイはホライゾンの攻撃した箇所を見て「なるほど」と呟くと、班員へと指示を下す。

 

 

「お前ら、関節の裏だ。奴も全身を鎧で覆ってたら動けないらしい」

 

 

 起き上がろうとする鎧の巨人にリヴァイは顔へとアンカーを撃ち込むと、手始めに視力を奪った。

 

 

「エルドとグンタは肘の裏、ペトラとオルオは膝の裏を削れ!」

 

 

「「「「はい!!」」」」

 

 

「根暗は俺に合わせろ!」

 

 

「……ッ、はい!」

 

 

 これで少しは時間が稼げるかとエレンとホライゾンの方を見る。たった数分の間に鎧の巨人の突破口を見つけ出した目に、エルヴィンが期待するだけの事はあるとリヴァイは鎧で覆われていない箇所を見つけると優先的に削いでいく。女型に意図的に再生する部位を選択する力がある話から、再生にかかる時間を1分ではなく30秒だとすれば、休む時間もない。

 

 

(その間にコイツを仕留める方法を見つけ出せよ、変態共)

 

 

 刃と人員の数から稼げて3~4分。それまでにハンジとアルミン、そしてホライゾンに突破口を見つけてもらわないと超大型巨人を相手にする前にこちらが尽きてしまう。しかし、ホライゾンは既に突破口を見つけているらしく、エレンに言葉をかけていた。

 

 

「リヴァイ班がやつの動きを封じてくれている。全ての関節裏を削いだところで勝負をかける。いいな、エレン」

 

 

 巨人は言葉を発せない。返事代わりに頷いたエレンにホライゾンは「よし」と微笑みを返すと、エレンの肩から離れた。

 

 

(……お前も相手が悪かったな、ライナー)

 

 

 女型の巨人(アニ)が倒されるのを見ていたエレンはライナーに向かってそう吐露した。人類最強の兵士と呼ばれる男とその男が率いる精鋭に加えて、104期生トップの実力を持つミカサを相手取っているのだ。ライナーが今何を考えているのか、エレンには分からないが、もし自分が相手にすると考えたら絶対に勝てないだろうなと思った。オマケに巨人相手なら恐れ知らず、負け知らずなホライゾンが類まれな思考力と実行力で追い詰めてくるのだ。

 

 

「ははは! 脇下から股下までがら空きではないか!」

 

 

(ホント、ホライゾンが味方で良かったぜ……おかげで……お前をこの手でぶっ殺せるんだからな)

 

 

 鎧で覆われていない関節の接合部を的確に切りつけていくアッカーマン2人とホライゾンの前に鎧の巨人は為す術なく切り刻まれていく。

 

 

(……なんだ、これは)

 

 

 一方で視界を奪われ、回復しようと思えば、その上から更に白刃で斬り付けられるという無限ループにライナーは言葉までも失っていた。腕や足に力を入れようにも、脇や太ももから下に力が入らない。視力が奪われてすぐの頃は肘や膝くらいだったのに、今では手足がない感覚に苛まれていた。

 

 

(戦士長も、ベルトルトもこんな感覚だったのか)

 

 

 手足がなくなっても普通に生えてくる。はっきり言って異常な身体であるが、逆にそれが為されないというのも異常な話だ。巨人化の力を手に入れてから、初めてのまともな戦闘。ライナーの予想では勝算の方が上であった。どんなにリヴァイが強かろうと、アルミンやホライゾンが知恵を巡らせようとも、堅牢な装甲で覆われた自分は倒せないという算段であった。ベルトルトも身体から放熱し続けることで身を守る力があり、そこに闇雲に飛び込んでくれれば何もせずに一網打尽にできたというのに。認識の甘さを今更痛感させられて、ライナーは歯噛みした。

 

 

「頭髪までは硬質化出来ないのか……まぁ、しても意味が無いか」

 

 

(これも全部、てめぇのせいだ……!)

 

 

 頭の上で自らの髪をスパスパと切ってはため息を吐く男をもっと早く殺しておくべきだったと、ライナーはホライゾン・モルガンへと殺意を向けるも、手足も動かせない自分では殺すことが出来ない。

 だがそれはあちらも同じ。兵士たちが切りつけているのは鎧で覆うことの出来ない部分のみだ。弱点であるうなじはまだ守れる。

 

 

「身持ちが固いな! だが……エレン!」

 

 

 ライナーはまだ余裕があると、持久戦に持ち込めば勝機はあると思った時、もう彼は詰んでいた。ホライゾンの合図で、エレンは走り出すと脇下から腕を、太ももの付け根から脚を切り落とされたことによって無抵抗になった鎧の巨人へと突っ込んでくる。

 

 

(あぁ、ほんと、お前馬鹿だよ)

 

 

 抵抗する力のなくなったライナーのうなじの装甲を関節技で叩き割るのはとても簡単だった。ビキビキと音を立てて亀裂の入った装甲は、エレンが全ての力を込めると1分も待たずに割れてしまった。そこへすかさずアンカーが突き刺さり、鮮血が舞う。

 

 

「ライナー、君の負けだ」

 

 

 獰猛な微笑みから一転して、哀愁漂う表情でそう口にしたホライゾンによって、鎧の巨人は討ち取られた。

 

 

 

 

 ###

 

 

 

 どうするのが、どうするのが正解だった? 

 

 

 うなじを守る鎧が破砕されて、そこへ突き刺さったアンカーの感触で俺はもう死を悟った。壁を壊した俺がこのまま生かされるわけが無い。

 死の間際、頭に駆け巡るという走馬灯というのはこういうものなのかと俺の頭ん中にこれまでの人生が雪崩のように流れてくる。

 エルディアの血が、悪魔の民族、ユミルの血が流れているというだけで自分は祝福されなかった。誇り高きマーレの戦士になろうと努力するも、認められるのは忠誠心だけで、他の能力は同世代に比べると劣っていた。それでも自分の力で戦士になれたと思ったのに、ある仲間からかけられた謝罪と、あの日に告げられた言葉で自分が正当な評価で選ばれたわけではないことを知った。

 そして、マルセルが食われて、俺は、俺は……マルセルになった。みんなの兄貴分で、冷静に大局を見極めることの出来る存在になることを誓ったんだ。アニに気持ち悪いと罵られても、ベルトルトに忌避の目で見られても、俺は止まれなかった。

 ポルコに合わせる顔がなかった。俺を庇ってマルセルが食われたのだと言うのが怖かった。何の戦果も上げられずにマーレに帰れば、俺が用済みになるのが怖かった。失望した母の顔を見るのが怖かった。そして、あの父親の顔を見るかもしれないと思ったら、俺は故郷に帰れなくなった。

 帰ろうと言うアニを抑えて、俺たちはここまでやってきた。壁を打ち破って、壁の中に紛れて、壁の中のヤツらと苦楽を共にした。戦士候補生の時に訓練を受けていたおかげで、俺たちは壁にぶち当たることなく卒業し、成績上位者になった。当然だと思っていた。

 しかし、いつからだろうか、自分が戦士なのか、兵士なのか分からなくなったのは。

 

 

『オイ、何で……マルコが……食われてる……』

 

 

 あの時か? それともこの訓練兵になった時か?

 

 

「ライナー、君の負けだ」

 

 

 なんで、なんでお前がそんな顔してる。笑えよ。さっきみたいに嬉々として巨人を殺すみたいに、笑ってくれよ。そんな顔されたら、俺は、俺は……もう、お前らと、戦えねぇじゃねぇか……! 

 アニ、ベルトルト、ジーク戦士長、ピークさん……マルセル……ポルコ、マガト隊長……母さん、ガビ……もう、俺は、ダメだ。

 

 

「こ、ころひて、くれ……もう、死に、たい……」

 

 

「ダメに決まっているだろう」

 

 

 掠れた声で口にした言葉は口に突き刺された刃と共に振り払われた。

 

 

「死ぬな。生きて、その罪を償え」

 

 

 償え……? 償えるのか。この俺に。家族を、仲間を、友を、自分さえも裏切ってきた俺にまだできることがあるのか……? そんなのあるわけない。……あるわけないだろ。

 

 

「ベルトルトを連れてくる。話はそれからだ」

 

 

 ホライゾンの姿が遠のいていく。力を使い果たしてしまって、もう再生するので精一杯で、力が入らねぇ。行くな、頼む。ベルトルトは、ベルトルトだけは、俺みたいに生かさないでくれ。あいつが、きっと、1番、苦しんでいるだろうから。こんな地獄はもう、終わらせてくれ……! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




鎧の巨人 討伐 ホライゾン・モルガン
討伐補佐 エレン・イェーガー リヴァイ兵士長 ミカサ・アッカーマン その他リヴァイ班4名
死亡者 なし
討伐タイム5分52秒(鎧の巨人変身後〜うなじが切られるまで)

タイマンならライナー勝てたと思いますけどね。

一問一答(大嘘)
ガビのこと知らなくね?→ガビの姓見やがれ
パピーに会いたくないとか言ってたっけ?→会いに行ったら悪魔呼ばわりされたんだぞ! 会いたくないに決まってるだろ!
ライナーどうなったの?→だるまになって、口に白刃刺されてモブリットに引渡し
ジーク何してるの?→鎧に向かう前にリヴァイにうなじから下斬られて昏倒
アニ何してるの?→起きたら世話してくれる3人(ホモ、ハンジ、二ファ)が居なくて首傾げてる
ベルトルトは?→燃ゆる

次回は三人称視点とベルトルト視点かな〜

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