進撃の巨人 RTA Titan Slayer   作:オールF

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心臓の鼓動? 聞きたきゃ聞かせてやるよ(震え声)
日間ランキング入りさせてくれて、ありがとナス! センセンシャル!
はやく薄氷の巨人としこたま硬質化して殺りあいてぇぜ。
あと最後にオールF恒例『謎アンケート』が待ってるぞ
0:24にアンケート作り直しました(やけくそ)
9:23 コメントで指摘いただいた箇所を修正しました。ガバはある。ノープランではない。


トロスト区強襲 -補給施設奪還作戦-

 明日から内地に行けたはずのRTA、は、じ、ま、る、よ〜! 

 まぁホモくんは調査兵団なので壁の外に行くんですけども。

 

 前回のあらすじの前に、コメントでいただいた意見で「戦鎚ってパラディ島にいないから3期までにトロフィー獲得は無理でしょ」「ホモは嘘つき」とありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

知ってた

あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!! (ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!! ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 失礼、取り乱しました。ウーン……コレワァ……。いや、ただの記載忘れだから。当初の目的はパラディ島で完結させる予定ってだけで誰も3期で終わらせるとは言ってない(言った)。しかも、エレンが取り込むから結局パラディ島に来るし(ガバ)。1つ! 1つあるんですよ!? 万が一の逆転方法ってやつが! ただ天才型を無課金で出す以上に確率が低いので望みが薄すぎて嫌になりますが。これはまた空いた時間にでもお話出来ればなと思います。

 

 

 さて、前回はエレンが捕食されたところまででしたね。前線が崩壊して補給施設を巨人に襲われて、104期生がトロスト区で孤立してしまいました! アーナンテコッタイ。トロスト区の住民の避難は完了してるのに、ガスも刃も無くなりかけでみんな壁まで登ることができません。ホモくんの班はホモくんくらいしか仕事してないので登れると思うんですけど、ストーリー上104期生のガスは補給施設までの分しかありません。

 ジャンが「明日から内地に行けたっていうのに」と青ざめてるのを見ながら、補給施設を見遣ります。ちなみにこの時にライナーとベルトルト、アニが3人で話し合っているので、会話に混ざらずとも盗み聞きはしておきましょう。生き証人だったマルコは後々死んじゃいますからね。

 

 

「どうする?」

 

 

「今はダメだ。もっと集まってからだ」

 

 

 ちなみにこの会話、初めて見た時は何がだって思ったんですが、彼らの力を知ればだいたい察しがつきます。もうダメだおしまいだと顔面蒼白のマルコから視線を補給施設へと移します。

 みんなの刃とガスを俺が借りるぞ! が出来ればホモくん1人で補給施設までの道を切り開くことは可能ですが、そうすると切り開いたところでガスがないために補給施設に辿り着けないという本末転倒な事態になるので廃案です。

 ホモくん1人で動いても仕方ないので【時を待つ】を選択して、ミカサの到着までスキップします。すると、愛しのエレンの死を知ったミカサが下手な弁舌でみんなを先導して……ってアレ? なんでこっちに来るんですか? 

 

 

「どうしてエレンを助けなかったの。答えて」

 

 

「み、ミカサッ!?」

 

 

 ありゃりゃ、これは低確率で発生する内乱イベですね。プレイヤーがエレンと同じ班かつ巨人討伐数が一定以上か本来死亡するメンバーが生きてるとエレンも助けられたのではとミカサに詰められるイベントです。本当にありそうなことなのですが、走者としては無駄イベとしか言えません。しかし、嘆いても仕方ないので最善の選択肢を選んでミカサを説得していきましょう。

 

 

「私はアナタより強い。だから住民の避難のために後衛を命じられた。でも、アルミンから聞いた。アナタならエレンを助けられたんじゃないかって」

 

 

「し、仕方ないよ! ホライゾンは私たちの周りの巨人に手一杯で!」

 

 

「そうだぜ、ミカサ!」

 

 

 ミカサの眼力に怯えつつもミーナやトーマスが擁護してくれますが、ミカサは聞く耳持たぬという様子です。生きる理由が死んだとなればこうもなるんでしょうかね(鼻ほじ)。

 ここはパーフェクトコミュニケーションでいきます。とりあえず、謝っとけばなんとかなるやろ(適当)。

 でぇじょうぶ、でぇじょうぶ。世界を破壊するまで進み続ける駆逐系男子だから、あと数分もすれば巨人の胃袋から出てくるし。

 いい機会なので、ホモくんが先導して補給施設奪還を目指しましょう。その際、ジャンを巻き込むことを忘れません。

 

 

「なっ、お前……正気か!?」

 

 

 おう、正気も正気よ。ガスを節約して屋根を駆ければ補給しなくても壁の上に行けるってんならこんなクソみたいな賭けはしなくていいんですけどね。しかし、ジャンの友好度は十分。必ず彼も付いて来てくれます。

 

 

「クソっ、どうなったって知らねぇからな!!」

 

 

 それでこそジャンボです。またおふくろさんの味を食べるために一緒に生きようや。

 

 

 

 ###

 

 

 

 こんな地獄なら訓練兵団になんて入るんじゃなかったと、生きててこれほど後悔したことは無い。5年間巨人の襲撃がなかったからって油断してたのは認める。でも、それが明日には内地に行ける今日ってことはねぇだろ!? 巨人が俺たちの都合なんて知らないのは当然さ。けど、けどよ、こんなのあんまりってやつだろ!? 

 しかもオマケに補給施設は巨人に囲まれて近付くことも出来ねぇから、残りのガス量じゃどう頑張っても壁に登れやしねぇ。あぁ、つまらねぇ人生だった。涙も出てこねぇ。顔を上げれば、俺みたいな顔したやつが何人もウヨウヨしてやがる。

 せっかく、ここまで生き残ったっていうのに壁を越えられないんじゃこうなるのも当然か。見ればあのライナーですら、ガスが底を突きそうでどうするかをベルトルトやアニと話し合ってる様子だ。後ろのマルコの顔から察するに絶望的なんだろうな。

 あの死に急ぎ野郎のせいで、俺は無理やり脚を動かしてここに来た。いや、ここに来たのは俺の意思だ。エレンの言葉はあくまで判断材料だ。逃げ出すことも出来たさ。けど、そんなことしたら、俺のこれまでの3年間を否定することになっちまう。それは他の誰でもない俺が許せねぇ。でも、今の状況は逃げ出した方が良かったと考えるくらいには……最悪だ。

 

 

 なのによ、ホライゾン。なんでテメェは、まだ生き残れる可能性に賭けてるような顔をしてやがるんだ。何考えてやがる。一番巨人に対して憎悪を燃やして、訓練兵の中でも特に努力を重ねて、俺の次に好成績で卒業したやつが死んだんだぞ。しかも、お前はその時、そこにいたんじゃねぇのか! 

 

 

『───────は? お前、今、なんて』

 

 

『エレンが死んだ。しかし、ガスと刃の残量から考えた結果、敵討ちは出来なかった』

 

 

 人形みたいに動かなくなったアルミンを抱えてホライゾンがやってきた時は驚いたさ。エレンの班のやつは、エレン以外が生きてて、全員地獄を見たって顔だ。たった1人を除いて。

 他の奴らもガスは減ってるみてぇだったが、刃や隊服に血の跡はなかった。アルミンは巨人に飲み込まれかけたせいか、身体がヌメヌメしてるそうだが。ホライゾンは、言うまでもなく巨人からの返り血を浴びて服が所々どす黒い赤に染まってるし、ブレードも残り1セットしかない。きっとコイツはエレンやアルミン以外のやつら、ミーナやトーマス、ナックやミリウスを救けたんだろう。なのに、エレンは助けられなかった。ミーナとトーマスが言うには"仕方なかった"ってやつらしい。

 エレンは脚を食われて動ける状況じゃなかったし、ホライゾンも3体の巨人を1人で相手にしていて助けに行けなくて当然だったそうだ。それでも、どうしてか俺には助けられたんじゃないかと思えてならねぇ。過大評価とか期待じゃなく、ホライゾン・モルガンなら助けられたんじゃないかって思っちまうんだ。これは俺の押しつけだ。だから、本人には言わなかったし、言う気もねぇ。でも、やっぱり今も諦めてないアイツの目を見たら、なんとかなるんじゃねぇかって気がしてくる。

 

 

「ミカサ!?」

 

 

 誰かが呼んだその声に思わず顔を上げる。

 

 

「お前、後衛のはずじゃ!?」

 

 

 まずい……! 一番今この場に来ちゃいけないやつが来ちまった……! ミカサはアニの方へと向かうと、私情を挟んで申し訳ないと断りをいれてからエレンの班を聞き出す。

 

 

「……エレンは見てないけど、ここにはホライゾンとミーナとか、あとはあっちにアルミンがいるけど」

 

 

 自分は知らないと暗にそう言ったアニに、ミカサは「ありがとう」と言葉を残して未だに顔を上げることが出来ないアルミンの方へと向かっていく。しばらくすると、アルミンから話を聞いたのか血相を変えたミカサが戻ってきた。そして───────。

 

 

「どうしてエレンを助けなかったの。答えて」

 

 

「み、ミカサッ!?」

 

 

 ホライゾンの胸ぐらを掴んだ。それには周りにいたミーナが驚きの声を上げる。俺もミーナが何も言わなかったら、声に出してただろう。けど、掴まれた方は特に驚いた様子もなく「何かな」とミカサの眼圧に真正面から向き合ってやがる。

 

 

「私はアナタより強い。だから住民の避難のために後衛を命じられた。でも、アルミンから聞いた。アナタならエレンを助けられたんじゃないかって」

 

 

「し、仕方ないよ! ホライゾンは私たちの周りの巨人に手一杯で!」

 

 

「そうだぜ、ミカサ!」

 

 

 ミカサに怯えつつもホライゾンを庇う2人だが、当の本人には聞こえてない様子だ。ミカサはホライゾンの言葉を待ってる。そのホライゾンはため息を吐くと「すまない」と謝罪を口にした。

 

 

「私の目の前にいる巨人で手一杯だった。これは私の弱さが招いたことだ」

 

 

 だが、ホライゾンはミカサの目を見ながら続けた。

 

 

「エレンは決して弱くなかった。巨人の胃袋に入る寸前だったアルミンを助けたと聞く。最後まで自分ではなく友のために心臓を捧げた彼を嘆くことを、私は許さない」

 

 

 話は終わりだと無理やりミカサの手を払ったホライゾンは何を思ったのか俺の方に近づいてきた。おい、なんだよその目は。やめてくれよ。

 

 

「補給施設を取り戻すぞ。ジャン、力を貸してくれ」

 

 

「なっ、お前……正気か!?」

 

 

「無論だ」

 

 

 力強く頷いたホライゾンに、俺の中で迷いが生じる。このクソみたいな状況をどうにかするには、このままじっとしていても解決しない。そんなのはとっくの前から分かってる。でも、でもよぉ……! 

 

 

「クソっ、どうなったって知らねぇからな!!」

 

 

「……それでこそ私の友人だ」

 

 

 差し伸べられた手を掴んで立ち上がった俺は、ホライゾンの隣に立つ。

 

 

「で、どうやってあそこまで行くんだ」

 

 

「行くだけなら難しくはない。最短距離かつ全力でガスを吹かすだけだからな」

 

 

「は?」

 

 

「無論、巨人が襲ってくるだろう。しかし、奇行種でない限り、最大速度の立体機動に追いつける巨人はいないさ」

 

 

 だから、そこは運次第だなと爽やかな笑みを崩さずに言うホライゾンに俺も口角が上がってしまった。

 

 

「なんだよ……要するに博打かよ? 死んだらシャレになんねぇぞ?」

 

 

「そんなことは百も承知だ。だが、我々は兵士だ。死ぬ覚悟は3年前から出来てると思っていたが?」

 

 

「……バカ言うなよ。俺はお前と違って憲兵団志望だ」

 

 

 まぁそれも、内地にまで巨人が来たら豪勢で優雅な暮らしどころじゃねぇってのは……今日よくわかったよ。

 

 

「聞いていいか?」

 

 

「何かな」

 

 

「お前、志望は?」

 

 

 聞かなくてももう既にわかってる事だが、一応だ。昼ももう過ぎちまったしな。

 

 

「それは互いに生き残れたら伝えよう」

 

 

 そう言って奴は項垂れてその場に留まってる同期たちを賭けに参加させるべく、刃を天へと掲げた。

 

 

 

 ###

 

 

 はい〜。同期を死地に追いやったクズ野郎がこちらになります。まぁ、動かなきゃあそこでゲームオーバーだったからね。原作通り、ミカサやジャンが動くのを待つのも良かったんですが、ミカサとの悶着がチャートに無い事態だったので、強行突破させていただきました。

 

 

「何人、死んだ……? 俺たちの合図で何人……」

 

 

 そんなこと考えてないでホラホラ、補給班なのに仕事を放棄したクズどもいますぜ旦那! ジャンが殴りかかって言い訳を始めた補給班を助けるためでなく、状況を聞くために割って入ります。下に何体の巨人が入ったんですかね? 

 

 

「わ、分からない……俺たちは2体目が入ってきてからここに上がってきたから……」

 

 

 うーん、となると原作通りの数いってるかいってないかですね。この場合は、アルミンの作戦を採用となるので彼の到着を待ちましょう。そろそろ、こちらを覗き込んで来た巨人が吹っ飛ばされる頃合いですが。

 

 

「な、なんだ!?」

 

 

 噂をすればなんとやらです。今回もちゃんと助けてくれたね。えらいえらい。

 巨人が巨人を殴るという前代未聞の事件に視線が釘付けとなってる間に、ミカサとアルミンを抱えたコニーがやってきます。3分くらい短縮出来ましたね。外の巨人が巨人だけを狙う奇行種という話をコニーから聞いて、好奇心を抑えられないライナーを見てからガスや刃の補給分がある1階の制圧作戦に移ります。

 ホモくんは成績上位者なので、立体機動なしで巨人のうなじを削ぐ係です。誰がやってもリスクは同じというのはアニの言う通りなんですが、コニーとサシャが失敗するんだし、ホモくんも失敗しちゃダメですかね? ダメ。そっかァ……。

 まぁ、数々の試走と死線をくぐり抜けてきた私が失敗することなんてないんですけど(揺れない精神力)。これによって、補給施設の奪還に成功です。施設外で奇行種が暴れてる間に補給を完了して屋外へと出ましょう。

 

 

「おい、なんだありゃ……共食いか?」

 

 

 ジャンの言葉に耳を傾ければ、奇行種が他の巨人達に喰われそうです。どうするかという選択肢が現れます。数は6m級より低いのが3体。あとは奇行種程でないにしろ10mは楽に超えてます。合計で5体。

 ミカサ、ライナー、ベルトルト、アニとホモくん、1人で1体ずつ殺ればいけるか……? (いける)

 

 

「ハァ!? 正気か!? あの奇行種を助けるってのか!?」

 

 

「俺は賛成だ」

 

 

「ライナー!?」

 

 

「……私も」

 

 

「私もあの巨人には興味がある」

 

 

「アニ!? ミカサまで、冗談だろ……?」

 

 

 やっぱりジャンは普通の感性なんですねぇ。戦士組は初めての手がかりなので興味津々のようで、ホモくんの提案に賛成のようです。ミカサも助けられたためか乗ってきました。

 

 

「せっかく、助かるんだぞ!? ここで危険を冒すリスクがどこにある!?」

 

 

 どこにもないけど、あの巨人を食われる事の方が人類にとっては大きな損失だから。ジャン以外満場一致になったところで、ライナーの合図で一斉に斬りかかります。巨人達は奇行種に夢中なので、同時に倒してしまえば反撃を気にしなくていいのです。これが1人で5体とかになると、流石に反応してくるので、ここは経験値よりも時間と安全性を重視します。

 無事に奇行種を助けることが出来ました。しかし、奇行種は力尽きてしまいます。けれども、その中からは……? 

 

 

 今回はここまで! ご視聴ありがとうございました。




ミカサからの評価が無から悪になりました。そんくらいでぇ?
ちなみにアルミンからの評価は変わってません。まぁ、自分の弱さが原因だから仕方ないよね。

誰をヒロインにするかで悩んだけど、進撃はカップリングが完結されてるからなあ。ミカサはエレン。アニはアルミン。ユミルはクリスタ。ペトラはリヴァイ。サシャはニコロ。ハンジはソニーとビーン。
ここはライナーかジャンだな……!
それはそうと二ファ可愛いよね。

ヒロイン(迫真)

  • ライナー
  • ジャン
  • ミカサ
  • サシャ
  • ピーク
  • アニ
  • ベルトルト
  • ザックレー(やけくそ)
  • アルミン
  • エレン
  • エルヴィン
  • ハンジ
  • ユミル(そばかす)
  • ユミル(奴隷)
  • クリスタ
  • マルロ
  • ヒッチ
  • ガリアードさん(くるみ割り人形)
  • キース(やけくそ)
  • ペトラ

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