久しぶりすぎて何処で止めたっけな……ってなったらエレンがホモくんを連れ戻そうと決意したところだったのでその続きからです。
冒頭と感想欄にあるアニとヒストリアの子供云々は、ホライゾンがどっか行く前にアニとヒストリアと子作りしてて子供できてて……みたいな話で「パパどんな人なの?」的な話を子供にされるというものでしたが、アニはともかく、ヒストリアとはそんなタイミングないなと思い直して書き換えました
ライナーとベルトルトの脳破壊はR18版で見れますのでそれで補完してください
友達を連れて戻る。
そんな母さんにも言ったことないことを言ってオレはシガンシナ区に建て直された家を出た。
向かう先は決まっていた。
オレとミカサがいるなら、もう1人絶対必要なやつのところだ。
「エレンにミカサ……? どうしたの今日は休みでしょ?」
巨人もいない。
攻めてくる敵国の人間もいなくなった平和な世界でアルミンはハンジさんのところで研究員をしていた。
研究しているのは無垢の巨人の行動メカニズムとか、9つの巨人の存在意義……あぁ、なんだったか。
始祖はともかくとして、他の8つの巨人がどのような意味を与えられて生まれたかを考えているらしい。
巨人がいなくなった今、そんなことを考える必要はないだろうと多くの人は言っていたが、ハンジさんとアルミンはそうは思っていないらしく、熱心に研究を続けている。
「あぁアルミン悪いんだが仕事抜けられないか?」
「えっ?」
そう聞いたオレにアルミンはミカサを連れていることから何かを察してくれたんだろう。
ただちゃんと言葉で聞きたいのか、今度はアルミンから問いかけてくる。
「どうだろう、理由が理由ならハンジさんも許してくれるだろうけど」
「友達を連れて帰りたいんだ」
2年間帰ってきていない、オレの友達。
オレにとってそいつは英雄で、頼りになる同期で、ユミルの呪いから解き放ってミカサやアルミンと過ごせる時間をくれた。
一生をかけても返しきれない恩をくれたやつだ。
けど、そんな幸せな時間にオレは違和感を覚えていた。
いや、それは他の奴らも同じなのかもしれない。
ジャンはあいつの武勇伝を新聞社に寄稿するために色んなやつから話を聞いて回っていたが「一番聞きてぇヤツに聞けねぇんだよ」と愚痴を零していた。
コニーは巨人にされてしまった母親を元に戻してもらえて、一緒に暮らしている。
だが、その戻してくれた友達にお礼が言えなくて、そして背が高くなった姿を見せられないと嘆いていた。
サシャはユミル……ヒストリアのそばに居る方のユミルの誘いで近衛兵になった。
おかげで食べ物が食い放題と喜んでいたが「あの人とも一緒に食べたかったですね……」と寂しそうにしている。
そして、アルミンも心の隙間を埋めるかのように研究に勤しんでいるのは、アイツが帰ってくるための手段を探しているからだとオレは思っている。
「その友達ってさ、ボクが尊敬しているヤツかな……真面目で紳士的かと思ったら巨人の前では変態な」
「ああ、巨人の前ではイカれたことばっか言うしする変態野郎だ」
そんな変態を互いに尊敬して、帰ってきて欲しいと思っているオレたちは一体何なのだろうか。
そう思っていると、後ろにいたミカサが1歩前に出てきた。
「私も、帰ってきて欲しい。じゃないとエレンとアルミン、あんまり笑ってくれないから」
マフラーを握りしめながら、ミカサが瞳を少し潤ませてそう口にする。
それを聞いたアルミンとオレはかなり驚いた。
「ミカサがエレン以外でそんな顔するなんて……明日は雷槍の雨かな……」
「そんなにオレたち笑ってなかったか……?」
「ホライゾンには何度も助けてもらった。彼がいなかったら、私たちはこうして話せていなかったかもしれない」
ミカサの言葉に、オレも何度も助けられたなと思い出す。
オレ1人じゃライナーには勝てなかった。
というか、オレ何もしてないな。
壁の穴塞いでからはほとんど何もしてねぇ。
ライナーもベルトルトも、獣も車力もほとんどホライゾンの手柄だ。
「そうだな、だからさ……今度はオレたちが助けに……って、助けを求めてはい無さそうなんだが」
言っていて助けに行くのとは違うなと笑ってしまう。
多分、アイツは空の上かどっかで始祖の巨人と戯れている方が楽しいだろうから。
「けど、アイツが居ないとオレ、寂しいんだ」
なんでだろうなと震える声で吐露すると、アルミンが手を引いて歩き出す。
「行こう! ボクもミカサもおんなじ気持ちだよ!」
「ま、待て! 行くって、どこに行くんだよ!」
研究施設を出て、行き先も言わずに走り出したアルミンにオレは声をかける。
そして、振り返ったアルミンは悪そうな顔で笑って言った。
「決まってるだろ! ボクらの友達、みんなでホライゾンを連れて帰るんだ!」
「みんなって?」
ミカサが問いかけると、アルミンはあろうことかガッツポーズを取って言い切った。
「ジャンにサシャ、コニー……トーマスやミーナ……ヒストリアは難しいかな……あと、アニとライナー! ……ベルトルトは……流石に来てくれなさそうだな……」
トーマスとミーナは調査兵を辞めて、駐屯兵団としてトロスト区の警備をしている。
2人ともホライゾンに助けられたことがあり、その恩を返せていないと言っていたから、声をかけたらきっと来てくれるだろう。
アニたちマーレの戦士はホライゾンの最後の頼みとヒストリアの恩赦で、5年間の強制労働が義務付けられている。
しかし、壁を破壊し、島に混乱をもたらしたアイツらへの風評は新聞社の出しているホライゾン伝説とやらのおかげでそこまで悪くない。
島を蹂躙しに来たはずが、巨人に興奮を抱く魔王に見つかった哀れな戦士として紹介された。
身体をズタズタに切り刻まれて、心も蝕まれ、生きるという地獄を背負わされていると同情の目を向けるやつもいる。
当たらずも遠からずと言ったところだが、そう見えるようにジャンが気を回したのか、ホライゾンがそうなるように意図的に四肢を切り落としたり、食事や排泄行為の世話をしてやったのかは分からない。
けれども、アニはなんでか知らねぇけどホライゾンのことがまだ好きらしく、ベルトルトのアプローチを見もしないらしい。
ホライゾンは極限状態で優しくされたから、行き違いの好意で、自分がいなくなれば別の男を好きになるって言っていたが……なってなくないか?
ライナーの方はヒストリアをホライゾンに盗られたと兵長の前で騒いだらしく「寝てから言えクソ野郎。巨人は鎧でも心は薄氷か?」と罵声を浴びせられて大人しくなったらしい。
別にホライゾンはライナーからヒストリアのこと盗ってねぇだろとオレは思った。
ただ、ホライゾンに対してはヒストリアが幸せに生きられていることで感謝しているらしく、強制労働させられている施設の近くにあるホライゾン像とヒストリア像に祈祷を捧げているのを兵長が見たと言っていた。
ベルトルトの方は逆に石を投げに行きそうな勢いだったが、アニに蹴られ、ライナーに「今、お前は何をした? 命の恩人の名誉を冒涜したのか?」と詰め寄られたそうだ。
ユミル曰く、アイツはアニが捕らわれたと聞いて錯乱したせいで無抵抗でダルマにされた挙句にアニを盗られたから嫌ってても仕方ないと言っていたが……別にホライゾンが悪いところなくねぇか……?
そんな1人1人にホライゾン繋がりのエピソードがあるやつの名前を上げていくアルミンに、オレとミカサは目を合わせると頷き合う。
「わかった、じゃあオレはヒストリアのとこに行ってくる。あそこならサシャとユミルもいる」
「私はアニのところに行ってくる。多分、ライナーとベルトルトもいると思う」
「じゃあボクはジャンとコニーだね。他にも見かけたら声をかけてみよう」
3人で建て直されたシガンシナの街を駆け抜けていく。
その様子はまるで、調査兵団を目指す前のような……
そんな風に、とても懐かしいような気がした。
ちょくちょく感想を貰っていたので続きを書かせていただきましたぁん!
ホモくんいないと平和だなぁと思っていたら、まああんな台風みたいなやつ居なくなったら寂しいんじゃないか。
しかも一応は生きてるわけだし、会って話せるなら話したいわなということで……。
同期組をピックアップしましたが、兵長や団長、ハンジやモブリット、ミケさん達も思うことはあるので声をかけたら来てはくれると思う
てか104期訓練兵ほとんど死んでないどころか、調査兵団アニ戦以降死んでないのか……?名有で死んだのマルコだけか……なんか悪いことしたな……。
と振り返っていて思いました。
投稿時期は不定期で、いきなり湧いてくる作品ですがRTAの終わりの先、物語の終わりまで書こうとは思っているので何卒シロナガスクジラのごとく首を長くして待っていただけたらと思います!
チェケラァ!
返せる感想はパパッと返しました。
返せてない人はすまない……もう眠いんだ……静かにしていてくれ……(クズ)
スクールカースト編
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書いてくれ、必要だろ
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若人から青春を取り上げよう
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どちらでも可