布団草子   作:スナ惡

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困ったものです


急にまた書きたい欲求が

 文章を書きたい欲求が数年ぶりに沸いている。

というか数年に一度しか沸かない。

そういう意味では私は物書きに向いていないんだと思う。

2005年ごろは毎年、年の瀬が近づくと文章を書いていた。

暇だからだ。

除夜の鐘をききながら何かしらのクライマックスを書くのが好きだった。

そう書きながら、そんなにちゃんと習慣化していたのか思い出そうとするが、記憶があやふやでいけない。

年越しで書いた文章のタイトルだけでも思い出してみる……が思い出せない。

そもそも当時の執筆環境がmixiだったのもよくない。

なんとなくあらすじは覚えている。

オタクが弾圧された世界で、オタクが謎の格闘技を身に着けて蜂起する話。

あとはノートに名前を書かれた人間が脱糞するゲスノートを手に入れた主人公の話……そっちは「ゲスノート」だった気がする。

 

そんな話は置いておいて、何が書きたいかというと、木星の話が書きたい。

木星の中に開放型の核融合炉を投下して、木星を無理やり赤色矮星化(要は恒星化)する話だ。

木星は自発的に輝くのは無理だが、木星の中には核融合の燃料になる物質はある。

それを無理やり「点火」して木星を輝く星に変えてしまうという理屈だ。

そうすると木星の衛星は「温暖な星」へと姿を変える。

木星の周りにあるいくつものラグランジュ点のコロニーも同じ恩恵を受ける。

不完全ではあるが、木星の衛星はテラフォーミングされる。

一方、木星の恒星化は木星の衛星の運航に不可逆のダメージを与える可能性がある。

氷に覆われたエウロパなどは表面の氷が融解することで質量が減少するだろう。

木星の衛星は相互に引力でつながっているため、木星の衛星軌道のバランスそのものが崩れる可能性がある。

テラフォーミングにしても、水が豊富な木星のいくつかの衛星では、思ったように生物群をコントロールできない可能性がある。

要は何が起こるかなんて予測できないめちゃくちゃリスキーな方法なので、あっという間に頓挫する計画だろう。

なので、その計画はテロリズムの手に落ちる。

ということで木星を恒星化しようとするテロリストと、それを阻止しようとする人々の戦いが起きるわけだ。

このプロットを思いついた私はAIに簡単なあらすじを聞いてみた。

あらすじはそのままではとても使えない雑なものだったが、木星を恒星化する計画名を「ルミナス計画」と名付けたのはなかなか良い。

ということで木星圏を舞台にルミナス計画を断行しようとするテロリスト達との戦いをえがいた作品が、私の頭の中で徐々に形作られてきている。

これは困ったものだ。

タイトルはどうしよう……「ガニメデの少年」……はすでにあるんだよなあ

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