戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜 作:saint shine
「ん〜‼︎朝か」
翌日俺はいつもの様に目を覚ますと隣に葉月とアリスが頭上にシャルが寝ている
「ああ、昨日から此奴が居るんだったな」
「兄に…」
「パパ…」
2人は寝言で俺を呼ぶ
「朝飯にするか」
そう言って立ち上がるとチャイムが鳴る
「誰だこんな時間から…ほ〜い、何だお前か月読」
玄関の前に居たのは暁とマリアの3人でセレナの部屋に泊まって居る月読だった
「セレナに聞いたらご飯は貴方の所で食べるって言われたから」
「セレナの奴起きてるなら来いよ」
「ううん、多分寝ぼけてる。でも何でセレナの部屋にフライパンとかが全然無いのかは分かった」
月読は納得の行った表情でそう言う
「はん…」もぐもぐ
「ん…」もぐもぐ
((誰かと一緒に朝ご飯食べてる時に会話がないとこんなに微妙な空気になるんだ))
俺も月読も互いにあまり他人と話す方じゃない為微妙な空気の中で朝食を食べて居る
「ん…パパ…」
「起きたのか葉月」
「うん…」
葉月は目を擦りながら俺の隣まで来て座る
「パンとご飯どっちにする」
「ご飯」
「分かった」
俺はそう言って立ち上がりご飯とベーコンエッグを皿に乗せて葉月に渡す
「ほら、冷める前に食べろ」
「うん!いただきます‼︎」
そう言って葉月は朝食を食べ始める
「ふぁ〜、おはよう湊君…」
「やっと起きたかセレナ、んじゃ俺ちょっと出かけてくるから」
「うん、いってらっしゃい」
(時々思うけど本当に大丈夫かセレナの奴?まあ朝飯は作ってるから大丈夫か)
俺はそう思いながらリディアンに向かった
「おはようございます」
「おはよう雪音君学校に何が用かしら?」
「はい、これを出しに」
リディアンに向かう途中に先生に会ったので俺は書類を見せる
「分かった、皆んなには私から伝えるわ」
「ありがとうございます」
今日俺がリディアンに来たのは留学終了の書類を渡す為だ
「最後にうちはどうだった雪音君?」
「そうですね」
正直言ってリディアンに来てから色々とあった同じ歳の奴らと勉強して姉さんと一緒の学校に通った
「悪くはありませんでした」
「そう、3年経つまでにまた日本に留学して来る時はうちに来てね。皆んなも先生もいつでも歓迎するから」
俺の予定通りに行けば来年にはまた此処に世話になるだろう。留学生としてじゃなく普通に一般生徒として
「はい、その時はまたお願いします」
「うん、それじゃあ体には充分気をつけてね」
俺は先生の言葉に頷いてリディアンを後にした
「戻ったぞセレナ…焦げ臭」
「湊君…失敗しちゃったよ」
涙目になりながらそう言うセレナに握られて居るフライパンには焦げたベーコンエッグがあった
「朝飯出来てんのに何やってんだよセレナ」
「それがシャルちゃんの分のベーコンエッグが無くて作ってあげようとしてたら焦げちゃった」
ちゃんと全員分作ったと思うんだけどな
「あ…」
そうだ月読が食べたから1人分足りないんだ
「すみません湊様、セレナ様が此処まで料理が出来ない事を知らずに」
「はぁ…もう良いから座ってろ後は俺がやる」
「うん、お願いね」
セレナはそう言うとしょんぼりしながら座って再び朝食を食べ始めた
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