戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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10話

8年前…フランス、今思うと俺と彼奴の出会いは最悪だった

 

「ねえ、そこの君」

 

「何だ」

 

そいつは突然俺の前に現れた

 

「どうしたの皆んなと遊ばないの?」

 

「別にお前には関係ないだろ」

 

「む〜、そんな言い方無いと思うんだけどな〜」

 

そう言って頬を膨らますそいつは年上の筈なんだが自分よりも幾つも年下に見えた

 

「何見てるの?」

 

「俺が何を見てようが俺の勝手だろ」

 

「へ〜、そっか〜、隙あり‼︎」

 

そいつはそう言って俺の持って居たロケットを奪う

 

「さ〜て何が入ってるのかな?」

 

「触んな!返せよ!」

 

「ふふん、返して欲しくば力ずくで取り返してみたまえ」

 

そう言ってロケットを開ける

 

「これって…「そら!」わわっ!」

 

俺はそいつの肩によじ登りロケットを取り返し飛び降りるとそいつは尻餅をついて転ける

 

「痛た、もうびっくりするじゃない‼︎」

 

「元々はお前が俺のロケットを取ったのが原因だろ」

 

「何を〜‼︎」

 

俺が走るとそいつも俺を追いかけて来た

 

「此処まで来れば「大丈夫だと思った?残念でした」何の用だよ」

 

「まあまあそう警戒しない、ねえそのロケットの中の写真の子って君だよね?」

 

「だったら何だよ」

 

「もう1人の女の子が誰かわからないんだよね。もしかして君の彼女さんだったり?」

 

そいつは笑いながら俺に聞いて来る

 

「違う、俺の姉さんだ」

 

「そっか、君のお姉さんと何かあったの?事情があったなら聞くよ?」

 

その当時の俺はそいつに今まであった事を全て話した

 

「そっか、ねえ1つ提案しても良いかな?」

 

「何だよ提案って」

 

「私が君のお姉さんの代わりになっても良いかな?」

 

それが俺とリュー・クリスティアの出会いだった

 

「夢か…随分と懐かしい夢を見たもんだな」

 

もしかすると昨日の立花の件があったから彼奴の夢を見たのかもな

 

「外に出たのは良いが何すっかな」

 

これ以上は寝れず外に出たがまだ8時過ぎ土曜だから学院も休みこうなると本当にする事がないな

 

「いっその事本部にでも行くか「雪音君?」小日向か立花はどうした」

 

「響はこの間のレポートがまだ終わって無いから今日もやってるよ」

 

立花の奴まだ終わって無いのか

 

「そうか、じゃあな「待って」何だよ」

 

「雪音君、少し話さない?」

 

「話す?何をだよ」

 

「響の事」

 

小日向は真剣な表情でそう答える

 

「立花の事かまあ別に良いぞ」

 

「ありがとうそこで話そう」

 

小日向が指を指す方にはファミレスがあった

 

「んで、立花の事って何を話すつもりだ。大方彼奴が昨日話してた2年前のライブってのが関係してんだろうけどな」

 

「うん、その事と関係あるんだ」

 

小日向が話したのは立花がライブに行く事になったきっかけだった

 

「成る程な、立花をあのライブに誘ったのはお前だったのか。そんでもってそこにノイズの襲撃に加え立花が大怪我をしたと」

 

「うん、響が何とも無いって言うから安心してたけどまさかあんな事になるなんて」

 

立花の様な適合方法は極稀だ今までその方法で適合した奴を立花以外に俺は知らない

 

「ねえ雪音君、響のあれって本当に取り除けないの?」

 

「ああ心臓付近に複雑に組み込み過ぎて居る上に数が多い現代の医療技術では確実に無理だ」

 

「やっぱりそうだよね「だが不可能な訳じゃ無い」そうなの?」

 

確かにあれを取り除くのは無理だ。だがそれは手術で摘出するならばだ

 

「此奴を手に入れる事が出来れば話は別だ」

 

俺は小日向に1つのシンフォギアを見せる

 

「これは?」

 

「シンフォギア神獣鏡だ。このシンフォギアの放つ光には聖遺物由来の力を無力化させる事が出来る」

 

「つまりそれを使えば響の中の聖遺物の破片も…」

 

「ああ、除去出来る可能性は十分に考えられる」

 

「それじゃあ!「それは無理だ」え?」

 

小日向はこれを手に入れればと思ったんだろうがその考えは甘い

 

「此奴は米国のFISが管理して居る。今はまだ迂闊には手を出せない状況だ」

 

「そっか、ありがとう雪音君。でも響が助かるかもしれないって分かっただけでも嬉しいよ」

 

「そうかよ」

 

「うん、あれ?響からだ、どうしたの響『未来‼︎レポートが終わらないよ‼︎手伝って!』もう仕方ないな〜響は、今から帰るから待ってて」

 

そう言って小日向は立花からの電話を切る

 

「それじゃあ雪音君また学校でね」

 

「ああ、そうだ小日向今日の17時30分からのニ課でのミーティングには遅刻しないよう立花に言って置いてくれ」

 

「分かった、響に伝えとくね」

 

そう言って小日向は帰って行った




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