戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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133話

「ん…朝か此奴また来たのか」

 

翌日俺が起きると隣で切歌が寝ていた

 

「おい切歌起きろ」

 

「ん…ふぁ〜、おはようデスお兄ちゃん…」

 

「おはようじゃないだろ、何で居るんだよ」

 

調は切歌が何度も寝ぼけて俺の所に来る為2段ベットの上を切歌に使わせる事にした。だから寝ぼけて来る訳はなくわざとだ

 

「じっ実はデスね、昨日の夜エルザに永遠と文字を書かされて居たからかそれが夢に出て眠れなくなったんデス」

 

「それと此処に来るのに関係性が見当たらないんだが」

 

「それはデスね、お兄ちゃんと一緒に寝てたらその夢を見なくなったんデスよ。その後また起きて自分の部屋に戻って寝たらまた同じ夢を見てこれはお兄ちゃんと一緒じゃないと寝られないって思ったから此処で一緒に寝てたデス」

 

よく分からないがエルザの文字の書く練習は切歌にとって夢に出る程の事だったらしい

 

「取り敢えず調が起きない内に戻れ「私なら起きてる」起きてたか調」

 

「うん、切ちゃんが居ないって思ったらそんな事情があったんだ。私の隣に来れば良かったのに」

 

知ってるって事は調の奴結構最初の方から居たな

 

「調の隣でも試してみたんデスよ、でもダメだったデス」

 

「じ〜」

 

「なっ何デスか調」

 

「切ちゃんは私の隣より湊さんの隣に居る方が落ち着くんだ」

 

「ちっ違うデスよ調‼︎確かにそうかも知れないデスけどこれは違うデスよ‼︎」

 

切歌はそう言って部屋を出て行く調を追いかけて行った

 

「朝から元気な奴だな」

 

「パパ…おはよう…」

 

「起きたか葉月」

 

「うん…パパお腹空いた」

 

「起きて朝飯にするか」

 

「うん‼︎」

 

俺と葉月はそう言ってリビングに向かう

 

「調〜、機嫌を直して欲しいデスよ」

 

「湊さん私ご飯が良い」

 

「分かった、葉月はパンとご飯どっちにする」

 

「ご飯‼︎」

 

切歌が調を宥めてる中俺は調と葉月のご飯と昨日の残りのカレーを皿に入れる

 

「熱いから気をつけろよ」

 

「うん!」

 

「ありがとう」

 

調と葉月が食べ始めたので俺も自分の分を準備する

 

「調〜」

 

「湊さん洗い物は私がやる」

 

調は露骨に切歌を避けてそう言う

 

「そうか、じゃあ頼む」

 

「うん」

 

エルザ達も起きて来て全員が朝飯を食べ終わると調は洗い物を始める

 

「何かあったでありますか?」

 

「まあ彼奴らの中で何かあったのは事実だろうな」

 

何があったかは知らないが

 

「ぐす、調が全然私の事を見てくれないデスよ」

 

「あれは俺達から見てもお前の事を避けてる様にしか見えないな」

 

まさか調が此処まで切歌を避ける日が来るとはな

 

「一先ず今日の所は辞めとけ余計に避けられるだけだ」

 

「はい」

 

切歌はあからさまに落ち込んで返事をする

 

「なあ切歌、この後ゲーセンにでも行くか」

 

「ゲーセン‼︎行くデス‼︎調も一緒に行かないデスか?」

 

「……」

 

さっき辞めとけって言ったばかりだろ

 

「俺と葉月とお前で行くぞ」

 

「分かったデス」

 

そう言うと切歌は落ち込みながら自室に向かって行った




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