戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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136話

「それで何処まで伸びた?」

 

「ガンス、2人共もう大丈夫そうであります」

 

数ヶ月後、そろそろ勉強に移らないと入試に間に合いそうにない為そう聞いた所机で突っ伏す2人を後ろにエルザはそう答える

 

「随分と上達したな」

 

「ご主人…ルナ頑張った…」

 

「ああ、お疲れさん切歌もかなり良くなったな。切歌?」

 

よく見ると切歌は机に突っ伏したまま寝ていた

 

「まあ今日くらいは多めに見ても良いか「湊さん」調か悪いが切歌を部屋まで運んでやってくれ」

 

「うん」

 

調は俺の言葉に頷き切歌を背負って部屋まで向かって行った

 

「もう大丈夫そうでありますね」

 

「そうだな」

 

結局の所俺が思って居た通り調のあの態度は不安から来るものだった。だから仲直りも何も調が自分でその不安を何とかしない限り一生悩み続ける事になるだろう

 

「ご主人…」

 

「頑張ったなルナ」

 

俺がそう言ってルナの頭を撫でるとルナは目を細めて直ぐに寝息を立てる

 

「疲れも溜まっていたみたいでありますね」

 

「お前も良くやってくれた。ありがとなエルザ」

 

「わたくしはただルナと切歌の2人を手伝っただけであります。此処まで伸びたのは2人が本当に頑張ったからでありますよ」

 

エルザは俺の隣に座り俺同様にルナの頭を撫でる

 

「ご主人…」

 

「わたくしもそろそろルナを連れて部屋に向かうであります」

 

「ああ、おやすみ」

 

「おやすみなさい」

 

エルザはそう言って調と同じ様にルナを背負って部屋に向かって行った

 

「俺も自分の部屋に行くか」

 

そう言って俺も自分の部屋に向かう

 

〜調side〜

 

「ふぁ〜、あれ?私いつの間に寝ちゃったデスか?「おはよう切ちゃん」調って事は此処は私達の部屋デスか?」

 

「うん、切ちゃん文字の書き取りが終わった途端に寝ちゃったんだよ」

 

私は此処に来るまでの事を切ちゃんに説明する

 

「そうだったデスか、そう言えば最近あまり元気がないけど何かあったデスか?私で良かったら相談に乗るデスよ」

 

「切ちゃん…実は…」

 

私は切ちゃんと湊さんの事を伏せて話をする

 

「成る程、昔から仲の良かった友達が最近出来たお兄さんとばかり仲良さそうにしていて調の事を忘れてる様に感じると」

 

「うん、今までずっと一緒だったのにみな…そのお兄さんと仲良くなってから私よりもそのお兄さんと仲良くしてる時間が増えて」

 

「知らなかったデス、私とアリス以外に調にそんなに仲の良い友達が居ただなんて」

 

(切ちゃんと湊さんの事だよ)

 

私は声に出さずに心の中で切ちゃんに訴える

 

「そうデスね、私もお兄ちゃんが出来たから一緒に過ごすのはお兄ちゃんの方がちょっと多くなってるかもデスね」

 

(切ちゃん)

 

「でも私はお兄ちゃんと一緒の時間も大事デスけどそれ以上に調との時間が凄く大事デスね。だってお兄ちゃんが出来ても調が親友って事は絶対に変わらないデスから」

 

「切ちゃん」

 

「その友達もきっと私と同じデスよ、その子にお兄さんが出来たとしても私にお兄ちゃんが出来ても私とその友達の事を調はお兄ちゃんとその友達のお兄さんよりも知ってる筈デス。だからもっと自信を持って欲しいデス」

 

切ちゃんは笑ってそう言う

 

「うん、ありがとう切ちゃん元気出た」

 

「それは良かったデス、所で調ちょっと一緒に来てもらっても良いデスか?」

 

「?どうしたの切ちゃん?」

 

私は切ちゃんに言われるがまま着いて行く

 

「調ちゃんと居てくれてるデスよね⁉︎」

 

「居るよ切ちゃん」

 

「なっなら何か話して欲しいデス」

 

私は切ちゃんに一緒にトイレに連れて行かされた

 

〜調side out〜




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