戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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137話

数日後、遂に私立リディアン音楽院の受験の日が来た

 

「切歌、調ルナ全員忘れ物無いか確認したか?」

 

「大丈夫デスよお兄ちゃん」

 

「私と切ちゃん2人で昨日の内に確認したから後は行って試験を受けるだけ」

 

「るる、問題ない」

 

昨日2人で何かしてると思ったら準備してたのか

 

「パパ、葉月も「葉月ちゃん、湊達はこれから大事な用事をしに行くでありますわがままを言って困らせてしまってはダメでありますよ」わかった、パパ早く帰って来てね」

 

「マスター葉月様の事は私とエルザ様がお相手をしています」

 

俺達が受験に行って居る間葉月の面倒はエルザとユナが見てくれるらしい

 

「出来るだけ早く戻る」

 

俺はそう言って葉月を撫でる

 

「それじゃあいってくる」

 

「「いってきます」」

 

葉月とエルザとユナにそう言って私立リディアン音楽院に向かった

 

「それにしても良かったね切ちゃん読める字が書ける様になって、私最初に切ちゃんとルナの字見たときダメなんじゃ無いかなって思ってたから」

 

「そうだな」

 

リディアンに向かって居る途中にそう言う調に俺も頷く。切歌はかなりギリギリまで苦労して居たが普通に読める字が書けるようになった。

 

「本当に間に合って良かったデスよ」

 

「るる、頑張った」

 

そう言ってルナは握り拳を作る

 

「調も最後の方は俺に聞く事も少なかったしこれなら大丈夫だろ」

 

「うん、ありがとう湊さん」

 

調は笑ってそう言う

 

「それにしてもお前ら2人が字が読めれば大丈夫だったのが本当に意外だ」

 

「お兄ちゃんそれは間違いなく私達をバカにしてるデスね?」

 

「るる、ご主人酷いちょっと傷付いた」

 

「悪かったな普段のお前らを見てたら如何もそう思えて仕方なかったんだ。着いたぞリディアン音楽院」

 

切歌達と話している間にリディアンが見えて来た

 

「ルナとは別室になっちゃったデスね」

 

「そうだな、にしても相変わらず男女の比率がおかしな事になってるな」

 

テストを受ける教室に着いて1つ思った事が男女の人数の差だった。俺の受ける教室に居る男子は指で数えられる程度しか居らず大半は女子だ。仕方ないと言えば仕方ない事なのかもしれない、リディアンが共学になったのは2年前から、それまでは女子校だったのだから必然的に女子が多くなる

 

「そう言えば湊さんは去年まで此処に通ってたのにどうしてまた試験を受けなきゃいけないの?」

 

「俺は留学生って事でリディアンに来てたからな、留学の期間が終わったからまた試験を受ける羽目になったんだ」

 

「そうだったデスか、お兄ちゃん始まるまでのちょっとの間も勉強手伝って欲しいデス」

 

「私も」

 

「ああ、分かった」

 

そう言って俺は試験監督の教師が来るまでの間、切歌と調の勉強を手伝った

 

「いやー、これでしばらく勉強はしなくて済むデスね」

 

「るる、思う存分遊ぶ」

 

「そうだね、でもルナも切ちゃんも勉強についていけなくなったら大変だから少しはしようね」

 

「お前ら余裕だな、もし落ちてたらまた別の学校探すんだぞ?」

 

俺がそう言うと切歌と調とルナの動きが止まる

 

「今はそう言う事言うのやめて欲しいデスよ」

 

「ご主人…今はダメ」

 

「出来る事はやったでもそれで落ちちゃったら…湊さんこの話辞めない?」

 

「俺が言っといて何だがそうだな」

 

俺達は微妙な空気の中歩き始める

 

「湊さ〜ん…」

 

「待って…春香ちゃん…」

 

「ん?なあ今なんか聞こえなかったか?」

 

「私には何も聞こえなかったデスよ?」

 

「私も」

 

「るる、何か聞こえた気がするけど分からなかった」

 

「だよな、まあ良いか」

 

そう言って俺達は帰宅した




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