戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

145 / 390
143話

「おい、風鳴司令昨日話してた奴連れて来たぞ」

 

「そうか、ん?佳奈子君じゃないか随分と久しぶりだな」

 

「弦十郎さん?こんな所でどうしたんですか?」

 

やっぱり風鳴司令と鳩木は知り合いだったのか

 

「佳奈子この人知り合い?」

 

「うん、お父さんとお母さんの幼馴染でお父さんは前の仕事の同僚だって」

 

「全く、清吾郎の奴は口外は厳禁だと言ったんだがな」

 

どうやら鳩木と風鳴司令は父親と母親経由で仲良くなったらしい

 

「司令、エアリアルを纏って居たのは佳奈子ちゃんで間違いない様です」

 

「そうか、君がグレンデルの装者か俺は風鳴弦十郎、此処の責任者をして居る」

 

「神無月春香です。宜しくお願いします」

 

神無月はそう言って風鳴司令の手を取って握手を交わす

 

「それで湊さんさっきのあれって一体」

 

「その事については俺から話そう」

 

そう言って風鳴司令はシンフォギアについて話し始めた

 

「と言うのが君達の使っているシンフォギアについての大まかな説明だ。何か質問はあるか?」

 

「はい‼︎」

 

「何だ春香君」

 

「あの…全然分かりません」

 

その言葉は以前に櫻井了子にシンフォギアの説明を受けた響が放った言葉と同じだった

 

「済まない、俺は説明があまり得意ではなくてな」

 

「実際の所はノイズに抵抗する事の出来る武器だと思えば良い」

 

「成る程、分かりましたありがとうございます湊さん」

 

俺は最優先の説明だけ済ませる

 

「弦十郎さんお父さんは此処でどんな仕事をして居たんですか?」

 

「清吾郎は以前此処に居た櫻井了子と言う聖遺物研究家のアシスタントをして居た」

 

「アシスタント」

 

「ああ、娘がいない俺の代わりに凛子君と2人して翼の相談なんかにも色々のってくれて頼りにして居た」

 

「翼?もしかしてそれってあの風鳴翼の事ですか‼︎」

 

神無月は興奮しながらそう聞く

 

「ああ、そうだ凛子君と一緒に佳奈子君の世話も何度かした事がある」

 

「良いなぁ佳奈子、そんな身近で翼さんを見た事あるなんて」

 

「そうだったんだ」

 

「まあ佳奈子君も小さかったからな覚えてないのも無理はないだろう、清吾郎と連絡を取れるか佳奈子君」

 

「はい、多分ですけど」

 

鳩木はそう言って父親に連絡を試みる

 

「あ、お父さん私だけど…うん、色々あって今は弦十郎さんの所に居るの、分かった弦十郎さんに代わるね。弦十郎さんお父さんが弦十郎さんと話がしたいそうです」

 

「ああ、湊君彼女達が協力するかどうかの意思確認を頼む俺だ清吾郎」

 

風鳴司令は鳩木から携帯を受け取りそう言って別の場所に向かって行く

 

「だそうだ、俺は強制するつもりはない、あくまで決めるのはお前達だどうする?」

 

「私は…「私やります」佳奈子」

 

神無月の言葉に被せる様にして鳩木はそう言う

 

「何処まで出来るか分からないですけど私も父の様に誰かの為に何か出来る人になりたいんです」

 

「そうか、神無月はどうするんだ」

 

「私もやります」

 

「2人共やるって事で良いんだな」

 

「「はい‼︎」」

 

2人の目から覚悟が見て取れる

 

「分かった、これを持っておけ」

 

俺は2人にホログラム通信機を渡す

 

「これは」

 

「俺が作った小型のホログラム通信機だ、電子マネーとしても使えるからコンビニなんかでも使えるぞ」

 

「凄いよ佳奈子!こんなの凄そうなの貰っちゃったよ‼︎」

 

「ありがとうございます湊さん」

 

「此処に居る装者は全員持ってるんだお前達だけ持ってなかったら緊急時の連絡が取れなくなるだろ」

 

俺はそう言って鳩木と神無月から視線を逸らす

 

「助かった佳奈子君、それで湊君2人はどうすると言って居るんだ?」

 

「ノイズと戦うだとさ」

 

「そうか、2人共今日此処で俺から聞いた事は清吾郎と凛子君以外には誰にも話してはいけない。この事が悪さをする人間に聞かれれば家族や友人に危険が及ぶ可能性がある。君達が本当に大事にしたいなら誰にも話さない事をお勧めする」

 

「「分かりました」」

 

風鳴司令の言葉に2人はそう返した




感想や評価お願いします
誤字や脱字の報告もあると幸いです
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。