戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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148話

「大丈夫か鳩木」

 

「はい、大丈夫です」

 

俺と鳩木のギアは色が白に変色している

 

「それが君の…いや、君と佳奈子の奥の手と言う訳か」

 

「ああ、時間も限られてる一気に攻め込むぞ」

 

「はい!」

 

《疾風》

 

鳩木はそう言うと緑のエネルギーを複数に分散させて放つ

 

「ふぅ、スピードも出力も先程とは比べ物にならないな「それは鳩木だけじゃないぞ」そんな事は分かっているさ!」

 

そう言って鳩木父は大剣を受け止める

 

「君の実力しかと見せて貰った、だが俺とてまだ子供に負ける訳にはいかない、ましてや娘に負けたとあっては父親としての立場がないからな」

 

「そうかよ、だがそれも何時迄持つんだろうな」

 

《雷鳥天翔斬》

 

俺は後ろに飛んで両手に携えた大剣のアームドギアから雷を放出し自身を雷を纏う鳥と化させ鳩木父に突進する

 

「ふっ‼︎」

 

鳩木父は横に飛んで避けるが俺は軌道を変えて鳩木父の方に向かって行く

 

「悪いな佳奈子、先ずはお前から倒させて貰う」

 

「負けませんよ父さん」

 

《疾風ノ舞》

 

鳩木の周り一帯に複数こエネルギーの矢が具現化され鳩木が1つのエネルギーの矢を放つと全ての矢が鳩木父に向かって行く

 

「まだまだ甘いぞ佳奈子!」

 

そう言って鳩木父は拳で砕きながら鳩木に向かって行く

 

(鳩木の攻撃で彼奴の移動の速度が落ちてる今の内に)

 

俺は上空に飛び鳩木父の真上から急降下する

 

「成る程な、これが佳奈子の狙いだったか」

 

鳩木父が嵌められた事に気付いた時には遅く鳩木父は直撃を避ける事は出来ないと理解し動きを止め俺の攻撃が命中した

 

「何とか勝てましたね」

 

「ああ、大丈夫かお前」

 

「ああ、しかし俺もまだまだ鍛錬が足りない様だな」

 

鳩木父は天井を見ながらそう言う

 

「シンフォギアを纏った装者とあれだけやり合えれば上出来だろ、それ以上を目指すとかお前は神にでもなるつもりかよ」

 

「ははは!そうなのかもな、今日は俺の我儘に付き合って貰って済まなかったな」

 

鳩木父はそう言って立ち上がる

 

「これからも佳奈子の事を頼む」

 

「俺に出来る範囲でフォローはしてやるよ」

 

「それで良い」

 

そう言って俺達はトレーニングルームを出る

 

「見せて貰ったぞ湊君、まさか清吾郎に勝つとはな」

 

「清吾郎君も楽しかったんじゃないかしら?此処まで体を動かしたのは久しぶりでしょ」

 

「ああ、彼処まで体を動かしたのはニ課で毎日の様に弦と賭けをしていた時以来だな」

 

その賭けの内容が異常に気になるがまあ今は良いだろう

 

「それで湊君、先程のあの力は一体」

 

「悪い、まだ完成しきった訳じゃないんだ」

 

「湊さん、これお返しします」

 

「ああ」

 

俺は鳩木から部品を受け取り端末に収納する

 

「完成したらその時に話す。もう暫くの間待ってくれ」

 

「分かった、引き留めてしまって済まない」

 

「別に構わない」

 

そう言って俺はその場を後にした




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