戦姫絶唱シンフォギア〜雷を纏いし装者〜   作:saint shine

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160話

「退屈デーズ‼︎」

 

「病院食は味がしない」

 

「たく、何で俺まで」

 

翌日、LiNKERの投与をした事による切歌と調の検査入院に加え何故か俺まで検査入院をさせられた

 

「お兄ちゃんLiNKERの複製って難しいデスか?」

 

「ああ、LiNKERのレシピの材料自体は何とか集まって居る。だがそれを人が使える物にするのは至難の業だ。ウェル博士はあんな性格だがかなり腕の良い生化学者だったみたいだな」

 

「私は彼奴のLiNKERにはもう2度と頼りたくないデスけどね」

 

「それでも1番なのはやっぱりドクターの作ったLiNKERって事だよね」

 

調の言う通り俺の作ったLiNKERはウェル博士の作ったLiNKERよりも確かに効果の持続時間は長いがその分ギアの出力が本来の半分くらいに抑えられて居る

 

「それでも私はお兄ちゃんの作ったLiNKERが好きデス。彼奴の作ったLiNKERとは違ってお兄ちゃんの作ったLiNKERにはドクターの時には無かった安心感があるデス」

 

「うん、ドクターはシンフォギアを動かす事を1番に考えてたかも知れない、でも湊さんのは私達の身体の事を1番に考えて作ってくれだ。その分ギアの出力は抑えられちゃってるけどそれは私達の身体に掛かる負荷を抑える為、それに効果の持続時間と私達が湊さんとの特訓から学んだ事で補えてる」

 

切歌と調は笑ってそう言う

 

「そうか、でも出力は問題があるないくら何でも流石に半分は抑えすぎだ。もう少し改良が必要だな」

 

「そう言う難しいのは後々考えれば良いんデスよ」

 

「私達に出来る事なら何でもお手伝いする」

 

「ああ、手伝いが必要な時は頼む。一先ずこれはLiNKERのストックだ。念のために持っておけ」

 

俺はそう言って通信機からLiNKERを取り出して切歌と調に渡す

 

「ありがとう」

 

「ありがとうデスお兄ちゃん!」

 

切歌と調は立ち上がって俺のLiNKERを取りに来る

 

「俺は少し寝るが起こすなよ」

 

「「は〜い」」

 

俺はそう言って目を閉じた

 

〜切歌side〜

 

「切ちゃん」

 

「何デスか調」

 

お兄ちゃんが寝て少ししたら調が話しかけてきた

 

「良かったね湊さんがお兄ちゃんになってくれて」

 

「はい、そうデス調も一緒にどうデスか?」

 

「私は…湊さんで良いかな?」

 

「さいデスか」

 

私は隣で寝てるお兄ちゃんに目を向ける

 

「お兄ちゃんには本当に感謝しても仕切れないデス」

 

「うん、私達の為にLiNKERを作ってくれたり色々助けてもらって」

 

お兄ちゃんは私達の為にLiNKERを作ってくれただけじゃなくて私達に合った闘い方まで教えてくれた。おかげでこの間もクリスさんがやられても相手が引くまで何とか持ち堪えられた。全部お兄ちゃんが居てくれたおかげ

 

「いつかこの恩をお兄ちゃんに返せると良いデスね」

 

「うん、湊さんが困っていた時は私達が力を貸してあげて少しづつ返して行こう」

 

「そうデスね…ふぁ〜、私も眠くなって来たデス」

 

「私も、私達も寝よっか」

 

「そうデスね」

 

そう言って私達もお兄ちゃんと同じ様に目を閉じた

 

〜切歌side out〜




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